マイブレイク編

「2010年自分の中でブレイクしたと思う歌手に投票する」アンケートです。
そのため、新人だけではなくベテラン勢や毎年のランクインも数多くなっております。

ポイントは投票者の1位〜5位までに、6ポイント〜2ポイント
6位以下、次点等含め、記載していただいた残りの歌手は全て1ポイント
さらに同率ポイントの場合は実際の投票者数が多い方を上にしています。
ポイントも人数も同じ場合は同順位、順不同で並べています。
2009年とルールは全く同じです。

順位 アーティスト ポイント 人数
1位 AKB48 106 22
2位 放課後ティータイム 80 18
3位 サカナクション 55 14
4位 西野カナ 36 10
5位 神聖かまってちゃん 29 6
6位 Girls Dead Monster 27 8
7位 フジファブリック 25 5
8位 moumoon 24 5
9位 少女時代 22 6
10位 いきものがかり 22 5
11位 WEAVER 21 5
12位 19 5
13位 水樹奈々 19 4
14位 fripSide 18 4
15位 school food punishment 17 5
16位 世界の終わり 17 4
17位 andymori 15 3
18位 miwa
KARA
14 4
20位 スピッツ 13 3
21位 愛内里菜 12 2
22位 秦基博
SKE48
11 3
24位 やくしまるえつこ 11 2
25位 スフィア
植村花菜
10 3
27位 豊崎愛生 9 3
28位 JUJU
flumpool
THE BAWDIES
9 2
31位 ゴールデンボンバー 8 3
32位 ノースリーブス
azusa
高橋優
8 2
35位 MONKEY MAJIK 7 4
36位 福山雅治
奥華子
7 2
38位 ももいろクローバー
フラワーカンパニーズ
たむらぱん
6 2
41位 山下達郎
川本真琴
のあのわ
中嶋ユキノ
People In The Box
上木彩矢
Fat Prop
坂本冬美
Mr.Children
DEEN
defspiral
植田真梨恵
中島卓偉
Jonsi
BUCK-TICK
スパンクル
6 1
57位 Galileo Galilei 5 2
58位 UVERwolrd
森友嵐士
JASMINE
DOES
Violent is Savanna
斉藤和義
スネオヘアー
Spangle call Lilli line
クラムボン
堀江由衣
ヒルクライム
阿部真央
XA-VAT
阿澄佳奈
BREAKERZ
LUNA SEA
GARNET CROW
UP-BEAT
5 1
76位 SMAP
霜月はるか
Acid Black Cherry
EXILE
abingdon boys school
マイケルジャクソン
稲葉浩志
WORLD ORDER
humbert humbert
supercell
藍坊主
Jeepta
LiSA
ポルノグラフィティ
雅−MIYAVI−
OKAMOTO'S
COCTEAU TWINS
凛として時雨
美元智衣
Korn
福原美穂
オックス
4 1
98位 ウルフルズ
キンモクセイ
GOING UNDER GROUND
ASIAN KUNG-FU GENERATION
関ジャニ∞
GLAY
LOVE PSYCHEDELICO
ムック
舞花
Half-Life
BLACKMORE'S NIGHT
神谷浩史
Chicago Poodle
Fanfarlo
LADY GAGA
3 1
113位 LiA 2 2
114位 倉木麻衣
SOUL'd OUT
黒崎真音
FUNKY MONKEY BABYS
Superfly
WANDS
HARCO
三枝夕夏 IN db
the telephones
eastern youth
KAT-TUN
渡り廊下走り隊
YUKI
SPYAIR
Decameron
flumpool
doa
シド
オフコース
2 1
133位 BIGBANG
Crush Tears
alan
THE SPLATTERS
ZYYG
PSY・S
DEEP FOREST
Dali's Car
CUNE
wyse
SPEECIES
Futon
Sting
Black Sabbath
Do As Infinity
SIAM SHADE
RAZZ MA TAZZ
ザ・タイガース
ザ・テンプターズ
PERSONZ
MALICE MIZER
TUBE
The Rolling Stones
1 1

この「マイブレイク大賞」は第1回では開催していないので今回が3回目。人によって基準がやや違っている感もあるけど定義上は「この1年で自分の中でブレイクしたアーティスト」である。今年も最もレベルが跳ね上がったのがこのマイブレイク大賞である。全部門通して初となる100ポイント越えを達成した。08年こそ50ポイント台で1位だったが、09年は盛り上がらず20ポイント台で1位だったのだが…。

面白い傾向もあり、楽曲やアルバムでさっぱり上位に入っていなかったり、そもそもランクインすらしていないアーティストでも大量票を集めたり、余裕で上位にランクインしたりするというものがある。そのためどういう意味なのかが非常に読みにくい結果となっている。また楽曲、アルバムと違って5アーティストピッタリかそれ以下にする人がほとんどだったため、6位以下1ポイント投票はわずか3人である。

1位AKB48
文句なしダントツの100ポイント越え。09年27ポイント7人で1位獲得に続いて2年連続の1位獲得。2年連続とはいえポイントも人数も桁が変わっておりとんでもない事になっている。さらに09年は1位を獲得しながら肝心の楽曲部門でほとんど入っていないというねじれ現象が発生していた。いわばブレイクへの予兆みたいな感じだったが、今回は本格的にブレイクしたといえる。

2位放課後ティータイム
こちらも過去3年間でダントツ2番目となる80ポイント越えを達成。こちらは楽曲、アルバムでも猛威がそのまま結果につながったということになる。ちなみに09年は5位(18ポイント4人)だったのでやはり2010年になって一気にドカンと来たようだ。

3位サカナクション
楽曲部門で9位と26位、アルバムでは惜しくも17位となっていたが、この部門では圧倒的なポイントを集め、人数でも2部門を軽く上回っている。08年29位(6ポイント1人)、09年32位(6ポイント2人)より大躍進。この場合、翌年以降にいい作品を出せば楽曲やアルバムでもさらに上位が狙えるところまで熱が高まってきているということだと思われる。

4位西野カナ
09年2位(24ポイント5人)より躍進したものの順位は下がった。今年はアルバムでの24位が最高で楽曲では2曲に数人が入れた程度に落ち着いており、楽曲は09年と変わらない感じで、アルバム部門では伸ばしたものの(09年はまさかのアルバム投票ゼロからのマイブレイク2位)相変わらずこの部門でのみ強さを見せた。特に、これ!という1曲が出ていないもののアルバムも通して、アーティストとしてはかなり好きな人が増えてきたということか。

5位神聖かまってちゃん
初登場。6人で29ポイントなのでかなりの高ポイント付与によるランクインである。アルバムでは数人の投票ながら10ポイント越えをしたりと聞いた人にはかなりの衝撃を与えたと思われる痕跡があるのでその結果だろうか。

6位Girls Dead Monster
楽曲、アルバム共に7人投票が最多だったがここでは1人増えてこの部門ではトップ10入りとなった。

7位フジファブリック
09年64位(4ポイント1人)から大躍進。08年にはアルバムで10位に入りながらマイブレイクに投票は無く、09年はそもそも作品自体にも票が入らなかったが、今回はボーカル志村氏が亡くなったことで本格的に注目を集める結果になったようだ。

8位moumoon
「Sunshine Girl」が小ヒットした2010年、この曲自体は65位(7ポイント2人)、アルバムでも54位に1人投票で入っているのみだが、この部門では5人で24ポイントとかなり効率よい動きを見せている。

9位少女時代
突如のゴリ押しK-POPブームはいかにも作り上げたメディア主導だけに反発が強く、いうほど流行ってないねじれ現象に陥る…と思ったら1ヵ月くらいで多くの人がハマっていたという珍しいメディア主導の「作られたブーム感」から白けずに本当にブームになった成功パターンとなった。その結果がここにも出ているということか。KARAも18位に入っている。

10位いきものがかり
08年6位(18ポイント5人)、09年4位(19ポイント4人)に続いてじわじわ上昇で唯一の3年連続トップ10入り。ベスト盤の大ヒットもあってとくに2010年に大ブレイクした印象もあるが、このサイト的にはもうとっくにブレイクしていて07年からアルバムでトップ10入りしているし、マイブレイクでも毎年一定数の人がハマっていくという流れになっているようだ。今回も伸びたとはいえ、この2年に比べて格段に…というわけではないようだ。一気に来るのではなく一定数じわじわ人気を獲得していくというのは理想的にして難しい。

けっこうほかの部門に比べて数人で高ポイントっていう集中傾向も強かった感じがする。その中でも上位が特にずば抜けてドッカンドッカン入って行ったのが印象的だった。09年のAKB48や西野カナの前例があるように、次の年にさらに伸びるアーティストの予言のような意味もこもっている感じがするが果たして2011年この中から更なる躍進を見せるアーティストが出るのか。期待したいところだ。

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