ABBA +2

No タイトル 作詞作曲 備考、日本でのシングル
1 Mamma Mia B.Andersson/S.Anderson/
B.Ulvaeus
4thシングル
2 Hey,Hey Helen B.Andersson/B.Ulvaeus  
3 Tropical Loveland B.Andersson/S.Anderson/
B.Ulvaeus
5thシングルB面
4 S.O.S. B.Andersson/S.Anderson/
B.Ulvaeus
3rdシングル
5 Man in the Middle B.Andersson/B.Ulvaeus  
6 Bang-A-Boomerang B.Andersson/S.Anderson/
B.Ulvaeus
 
7 I Do, I Do, I Do, I Do, I Do B.Andersson/S.Anderson/
B.Ulvaeus
3rdシングルB面
8 Rock Me B.Andersson/B.Ulvaeus  
9 Intermezzo No.1 B.Andersson/B.Ulvaeus インスト
10 I've Been Waiting For You B.Andersson/S.Anderson/
B.Ulvaeus
2ndシングルB面
11 So Long B.Andersson/B.Ulvaeus 2ndシングル
+2(01年リマスター盤追加収録)
12 Crazy World B.Andersson/B.Ulvaeus  
13 Medley:
Pick a Bale of Cotton/
On Top of Old Smokey/
Midnight Special
Trad 11thシングル『Summer Night City』B面
アメリカの古いカントリーナンバーのカバーメドレー

リリースデータ

1975年4月21日(オリジナルLP)
2001年9月12日(+2)
2007年3月21日(4thとの2枚組セット)
2009年1月21日(紙ジャケSHM-CD)
2012年9月19日(SHM-CD)
2015年6月3日(<デラックス・エディション>+3)
2016年11月23日(紙ジャケSHM-CD)
ポリドール→ユニバーサル

メンバー

Agnetha Faltskog
Bjorn Ulvaeus
Benny Andersson
Anni-Frid Lyngstad

ABBA3rdアルバム。「Waterloo」が世界的にヒットした後、イギリスやアメリカでは1発屋扱いされて苦戦が続いていたが「S.O.S.」、「Mamma Mia」が大ヒットしたことで1発屋イメージを払拭させたという。80年代末期にCD化された際は前2作がまだCD化されていなかったため前2作から代表的な5曲が追加収録された仕様だった。97年に再発された際はここに現在のボーナストラック2曲を加えたため『+7』だったが、01年のリマスターの際には重複している5曲が削除され『+2』となった。05年のアルバムBOX『The Complete Studio Recordings』リリース時、2014年にDVDも付属したデラックス・エディションとして発売された際は『+3』に進化したが、いずれも限定盤であり、2016年の紙ジャケSHM-CDでの復刻の際は01年音源の『+2』で発売され、現在も01年リマスター『+2』が標準になっている模様。今回入手したのは01年盤。今作には20世紀洋楽特有の珍妙な邦題のついた楽曲が無く、単にカタカナ表記が邦題となっている。

「Mamma Mia」や「S.O.S.」が超有名曲となり、ABBAとしてもポップグループとして確固たる地位を築いた重要作という位置づけになるようだが、やはり個人的にも「S.O.S.」が思い出深い。これは01年のドラマ『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』主題歌として印象深く、ABBAとの出会いの1曲だったというのもあるけど、改めてとてつもないポップナンバーだなと思う。色あせない普遍性はもちろんのこと、「S.O.S.」の完成度はさらにそれ以上のものがあるような…。ポップな中にもロックだったりレゲエだったり曲調も多彩でアルバムならではの面白さもある。充実の1作。

B00005KAPF01年リマスター盤  B00VXMULW614年デラックスエディション  B01LVXOVW52016年紙ジャケSHM-CD盤 

印象度★★★★☆

2017.2.6更新

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