crimson

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 ○○○○? 織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎  
2 Nostalgia 相川七瀬・織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎 10thシングル 最高7位 売上21.8万枚
3 さよならを聴かせて 相川七瀬 上邑博・織田哲郎 織田哲郎 8thシングルC/W
4 眠れない夜 相川七瀬 織田哲郎 織田哲郎  
5 Night Wave   織田哲郎 織田哲郎 Instrumental 「Bad Girl」の前奏
6 Bad Girls 相川七瀬・織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎 8thシングル 最高5位 売上20.1万枚
7 fragile 織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎  
8 Velvet moon 相川七瀬・織田哲郎 ホリエアキラ ホリエアキラ・織田哲郎  
9 たまんない瞬間 相川七瀬・織田哲郎 織田哲郎 ホリエアキラ・織田哲郎  
10 彼女と私の事情 相川七瀬・織田哲郎 織田哲郎 織田哲郎 9thシングル 最高6位 売上23.5万枚
11 優しいうた 相川七瀬 織田哲郎 織田哲郎・武内基朗  

リリースデータ

1998年7月8日 初登場1位 売上73.8万枚 Produced by 織田哲郎 motorod(avex trax)

相川七瀬3rdアルバム。前作以降の3シングルを収録。今回はC/Wは1曲のみの収録となった。表記は無いが「Nostalgia」はシングルでは普通に演奏が終了していたが、エンディングがピタッと止まるアルバムバージョンで以降ベスト盤でも今作のバージョンが採用されている。次のシングル「Lovin' You」C/Wに「○○○○?」がライブ音源で収録された。前2作に続いて織田哲郎が全面プロデュースを手掛けており、All Guitars&Bass:織田哲郎Keyboards&Computer Programmingも武内基朗、ホリエアキラが一部参加している程度でほぼ全面的に織田哲郎。シングルが3作とも20万程度に落ち着き、今作も前作から半減となり、ミリオン割れとなったが、3作連続での1位は獲得した。

前年までの物凄い勢いから一転して「Bad Girls」以降はトップ10ヒットというレベルに留まり一気に存在感が薄れていったのを記憶している。「Nostalgia」こそ起死回生の1曲だったと思うけど、シングル曲のインパクトにおいてこれまで以上のものが出せなくなってきた感じはあり、一気に下り坂なイメージになってしまった。実際に織田哲郎はこの時期からハードワークが響いてかなりメチャクチャな状態で体を壊しながらも止まらずに進んでいるような状態だったようだ(00年にスペインで強盗に襲われて声帯が歪められて以前のような高音が出せなくなった事件についてもあれのおかげで止まる事ができたから感謝していると後に回想するほど)。しかしなんだかんだ徐々に疲弊してきた感じがうまい具合にRed(赤)より深みを増したcrimosn(深紅)として奇跡的なバランスで成立しているのが今作といった印象。こねくり回したような楽曲が増え、曲間がシームレスで繋げてあったりとこれまでよりもトータル色が強く、暗さが増して売れ線っぽさが減退したもののそのおかげで前2作より飽きが来ない。初期からの流れの中では最後にして1つの到達点のようもであり、個人的にはオリジナルアルバムでは今作が1番かなと思う。

B00005ED9L

印象度★★★★☆

2016.3.20更新

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