メモリアル・コレクション

DISC No. タイトル 区分 オリジナル発売日
1 安全地帯TRemember to Remember 1stアルバム 1983年1月25日
2 安全地帯U 2ndアルバム 1984年5月1日
3 安全地帯V〜抱きしめたい 3rdアルバム 1984年12月1日
4 安全地帯W 4thアルバム 1985年11月24日
5 プルシアンブルーの肖像 サウンドトラック 1986年8月1日
6,7 安全地帯X 5thアルバム(2CD) 1986年12月14日
8 安全地帯Y〜月に濡れたふたり 6thアルバム 1988年4月10日
9 安全地帯Z〜夢の都 7thアルバム 1990年7月25日
19 安全地帯[〜太陽 8thアルバム 1991年12月11日
11,12 メモリアル・コレクション・ファイル アルバム未収録曲集 初収録

リリースデータ

1996年10月2日 100位圏外 キティ

メンバー

Vocal 玉置浩二
Guitar 矢萩渉
Guitar 武沢侑昴
Bass,Piano 六土開正
Drums 田中裕二

安全地帯、全曲集BOX。正式な解散も休止も特に宣言が出たわけでなかったが、アルバムは91年の『安全地帯[〜太陽』、シングルでは93年の『ひとりぼっちのエール』を最後に安全地帯としての活動が無くなり、94年にはギターの武沢が脱退を発表したことで安全地帯の活動は完全に停止状態となり、玉置浩二のソロ活動に残ったメンバーが関わる形となっていった。活動が止まってからもベストアルバムなど企画盤のリリースが続く中で玉置浩二が「田園」で安全地帯を越える大ヒットを記録。その直後に今作がリリースされた。ここまでの全オリジナルアルバム8作+サントラ盤『プルシアンブルーの肖像』、加えてこれら9作に未収録のシングル楽曲をまとめて新規編集した2枚組『メモリアル・コレクション・ファイル』の全12枚組となっている。1stアルバムは元々ナンバリングが無く『リメンバー・トゥ・リメンバー』というタイトルだったが今作では『安全地帯TRemember to Remember』というタイトルに変更された。以降は単独の再発盤でもこの表記となっている。

『メモリアル・コレクション・ファイル』の最終ページにマスタリングエンジニアの名前のみ表記されているため少なくとも『メモリアル・コレクション・ファイル』は新規にマスタリングされている(リマスター)ものと思われるが各オリジナルアルバムにも施されているかは不明。

2010年の活動再開時に合わせてリリースされた『安全地帯BOX 1982‐1993』は今作をSHM-CD化し(新規リマスターはしていない)、新たにベストセレクションライブDVDを加えたものとなっている。02、03年のソニーでのアルバム2枚は含まれておらず、収録範囲は今作と同じ。現在どちらも廃盤となっている。

ライブ音源であるという理由で「ひとりぼっちのエール」のC/Wである「あの頃へ」のライブ音源のみ未収録となっているが、デビューから93年までの全スタジオ音源がバージョン違い含めて全曲収録されているのでとりあえずデビューから長期休止に入る前までの楽曲を一気に聞きたい場合は手っ取り早いBOXだ。また安全地帯のアルバムはCDで何度か再発されているが、SHM-CD化されてもリマスターはされていなかったので古い盤を取っても新しい盤を取っても音に差が無いようだ。そうなると96年発売の今作でも2010年のSHM-CD化された新規BOXでも音自体は同じ。以上の理由から今作を選択した。

休止前にリリースした曲は全部入っているので後追いでは便利なアイテムだった。ただベスト盤でのイメージから、渋めの大人のロックを展開しているバンドという「ワインレッドの心」や「恋の予感」イメージが強かったんだけど、ロックバンドっぽいのは最初の頃、及び最後の方にちょこっと出てくる程度で全体に渡ってしっとりバラードナンバーが非常に多かった。前述の二大ヒットナンバーよりも3番目のヒット曲である「悲しみにさよなら」を思いっきりおとなしくしたような楽曲がメイン路線になっており、アルバム単位での良さはあまり感じることができなかったのが正直なところ。

ただベスト盤を先に聞いた段階ではヒット曲数曲程度しか印象に残っていなかったが、BOXでオリジナルアルバムを全部聞いたことで、各シングル楽曲、ベスト盤選出の多い楽曲に関してはより鮮明に印象に残るようになったのは良い効能だったなと思う。

メモリアル・コレクション  

印象度★★★★☆

2016.10.1更新

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