「untitled」

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Green Light AKIRA,JUNE Christofer Erixon,Josef Melin 石塚知生  
2 つなぐ paddy Peter Nord,Kevin Borg Peter Nord,佐々木博史 52ndシングル 最高1位 売上43.5万枚
3 「未完」 JUNE Josef Melin 佐々木博史  
4 Sugar HIKARI iiiSAK,HIKARI iiiSAK  
5 Power of the Paradise paddy nobby ha-j 50thシングル 最高1位 売上47.6万枚
6 ありのままで Atsushi Shimada,MiNE Christofer Erixon,Joakim Bjornberg,
Atsushi Shimada
Atsushi Shimada  
7 風雲 IROCO-STAR Erik Lidbom,Simon Janlov metropolitan digital clique  
8 I'll be there Goro.T Fredrik "Figge" Bostrom,佐原康太 佐原康太,
metropolitan digital clique
51stシングル 最高1位 売上43.9万枚
9 抱擁 ORI Victor Sagfors,Peter Boyes,
Caroline Gustavsson
吉岡たく  
10 Pray IROCO-STAR,村松裕子 Erik Lidbom,wonder note Erik Lidbom  
11 Komei Kobayashi 久保田真悟,
KOUDAI IWATSUBO,佐々木久美
久保田真悟  
12 彼方へ RUCCA TAKAROT,iiiSAK TAKAROT,河合英嗣  
13 Song for you 市川喜康 Simon Janlov,wonder note,Kevin Charge,
Erik Lidbom,SHIROSE,山下康介
山下康介  

Rap詞:櫻井翔(3,9,11)
Brass Arrangement:Masato Honma(11)
Gospel Chorus Arrangement:佐々木久美(11)

通常盤のみDisc 2
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 バズりNIGHT 多田慎也 A.K.Janeway,多田慎也 A.K.Janeway 相葉雅紀、大野智、櫻井翔
2 夜の影 Funk Uchino MLC,Soma Genda Soma Genda,Captain B 松本潤、二宮和也、大野智
3 UB ASIL Samuel Waermo,Stefan Ekstedt,Didrik Thott 佐々木博史 相葉雅紀、二宮和也
4 Come Back 田中直 田中直 田中直 松本潤、櫻井翔
5 カンパイ・ソング halmelnuts Kehn Mind 河合英嗣  

Rap詞:櫻井翔(4)
Brass Arrangement:Tomoki Kikuya(5)

リリースデータ

2017年10月18日 初登場1位 売上81.4万枚 Producer:Julie K. J Strom

メンバー

相葉雅紀
松本潤
二宮和也
大野智
櫻井翔

嵐16thアルバム。前作未収録だった「Power of the Paradise」以降の3シングルを収録。次のシングル「Doors〜勇気の軌跡〜」は3週間後にリリースされたため、今回はアルバム未収録になったシングルは無い。今作には06年の『ARASHIC』以来ソロ曲が収録されていない。初回盤は「「未完」」のPVとメイキングを収録したDVD付。通常盤には初の試みとなる2〜3人ずつのユニットによる4曲と5人で歌う「カンパイ・ソング」の5曲を収録したDisc 2が付属する。シングルはついに売上50万枚を割り込むようになったが、今作は前作とほぼ同等の売上を記録した。

シングルにしても安定していいんだけど過去の曲の印象を越えていくことが無くなっていく感じになってきた…がアルバムもまあ適度にカッコよく、頻度は減ったが永遠の若者代表みたいなキャッチーさも見せ、運が良ければサクラップも聞ける…といういつもの嵐。99年デビューで1stアルバムが01年なのは少し遅かったが以降『All the BEST! 1999-2009』を出した09年以外の全ての年にオリジナルアルバムを出し続けており、これは1stアルバムが4年早かったが何年か空きが生じてきたKinKi Kidsのオリジナルアルバムの枚数もついに上回ったほど。さすがにこれだけ出し続けるとやることもなくなってくるし、大量の楽曲がすっかり忘れられていってしまったり、ライブでもその時のツアー1回ポッキリの披露なんて曲もかなり出てきているのでは。なので確かに次から次へといい曲の乱れ打ちで安心安定高品質な1作ではあるけどここまでくるともういつもの嵐にしか思えなくなってきてしまうのも仕方ないことかもしれない。そろそろ毎年出すのではなくてじっくり制作する体制に移行してもいいのかなとも思うけど…。

ここ最近はふわっとしたコンセプトを掲げてきていたが今作はこれといったコンセプトを設けずタイトルを『untitled』、リード曲を「未完」とするなどあえて何も掲げない事をコンセプトとしているように感じるが、もう1つ新たな試みとしてラストの「Song for you」を組曲にしているのが目玉となっている。10分を超える大作だが、実際には作曲者が他の曲以上に乱立しているように全く違う何曲かを合体させて作詞で統一を図った感じの曲。新しいし壮大さを感じるものの、長いといえば長いだけでもあり難しいところだ。ただソロ曲を本編収録するようになってからキツキツの収録時間が長年続いていたので、今作ではこの長い組曲を入れても本編が13曲、60分ちょいにシェイプアップされているのは良かった。

また今回ソロ曲が無いが通常盤では2,3人ずつのユニット曲を収録。特に組み合わせの妙のようなものは感じられなかったが、本編よりも振り切った路線の曲をやっている上に、締めの「カンパイ・ソング」はライブのアンコールを盛大に盛り上げて締めるような宴会ナンバーなので5曲のカラーがそれぞれハッキリしていてより聞きやすかった

「untitled」(通常盤)  初回盤  

印象度★★★☆☆

2017.12.14更新

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