沿志奏逢3

No タイトル 作詞 作曲 編曲 原曲、備考
1 ハートビート 松本素生&河野丈洋 河野丈洋 Bank Band GOING UNDER GROUND
2 ステップ! 忌野清志郎 忌野清志郎 Bank Band RCサクセション
3 若者のすべて 志村正彦 志村正彦 Bank Band フジファブリック
4 慕情 桑田佳祐 桑田佳祐 Bank Band サザンオールスターズ
5 明日のために靴を履こう 山口洋 山口洋 Bank Band ヒートウェイブ
6 緑の街 小田和正 小田和正 Bank Band 小田和正
7 月夜のハイウェイドライブ 仲井戸麗市 仲井戸麗市 Bank Band 仲井戸麗市
8 Drifter 堀込高樹 堀込高樹 Bank Band キリンジ
9 有心論 野田洋次郎 野田洋次郎 Bank Band RADWIMPS
10 Reborn 五十嵐隆 五十嵐隆 Bank Band Syrup16g
11 奏逢〜Bank Bandのテーマ〜 櫻井和寿 小林武史&櫻井和寿 Bank Band オリジナル曲 配信シングル
小林武史のソロインスト曲「手紙」に櫻井による歌詞とメロを足した改作カバー

Brass Arranged by 小林武史&山本拓夫
Strings Arranged by 小林武史&四家卯大

リリースデータ

2010年6月30日 初登場2位 売上13.8万枚 Consepted & all Songs Selected by 櫻井和寿
Produced by 小林武史
TOY'S FACTORY

メンバー

Vocal & Guitar 櫻井和寿
Keyboards 小林武史
Guitar 小倉博和
Bass 亀田誠治
Drums 河村"カースケ"智康
Saxphone&Flute 山本拓夫(1,2,4,5,6,8,11)
Trumpet&Flugelhorn 西村浩二(2,5,6,8,11)
Percussion 藤井珠緒(2,4,5,6,11)
Cello 四家卯大(1,2,4,5,6,8,10,11)
Violin 沖祥子(1,2,4,5,6,8,10,11)
Violin 田島朗子(2,6,10,11)
Viola 菊地幹代(11)
Strings 四家卯大ストリングス(1,2,4,5,6,8,10,11)
Chorus 登坂亮太(1,2,3,4,5,6,8,10,11)
Chorus イシイモモコ(1,2,3,4,5,6,8,10,11)

Bank Band3rdアルバム。2年5ヵ月ぶりのアルバム。09年に配信限定でリリースされた「奏逢〜Bank Bandのテーマ〜」を収録。これは小林武史のソロアルバム『WORKS T』収録のインスト曲「手紙」に櫻井が歌詞を追加しメロディーも新たに加えた曲。配信時にはStudio Live Ver.とされていて今作ではこの表記は無いが同じバージョンのようだ。これ以外には10曲のカバー曲を収録。バンドメンバーはギター・ベース・ドラムは前作で新たに参加していた小倉博和、亀田誠治、河村"カースケ"智康が固定メンバーとなり、1stアルバム時の固定メンバー3人は入れ替わる形で完全離脱した。Saxphone以降のメンバーはバイオリンの伊勢三木子が田島朗子に交代になった以外は前作と同じ。大ヒットしていた西野カナ『to LOVE』の2週目に及ばずに初登場2位となり、累計売上は前2作の半分以下となった。

今作を最後にBank Bandとしての新作リリースは停止したがap bank fesは2012年まで開催された。2013年は2年前の2011年に発生した東日本大震災の復興にすべての力を注ぐためとして休止を発表。そのままap bank fes公式ページの更新は停止し、2014年は改めての休止発表も無くap bank fesは開催されなくなった。オフィシャルTwitterも2014年3月を最後に更新を停止。ap bank関連の音楽活動は全て停止状態となったが、大元であるap bank自体は稼働し続けていた。2016年にはReborn-Art Festivalという新プロジェクトが立ち上がり2017年夏の開催を発表。そのプレイベントとして2016年は「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」を行う形で新たにap bank fesが復活した。これに伴いBank Bandも復活し、6年ぶりとなる久々のオリジナル新曲を配信リリースした。

今作では若手のミュージシャンの曲、00年代の新しい楽曲を多く取り上げているのが最大の特徴。新しい楽曲が多いせいか比較的勢いのある楽曲が多く、躍動感のあるアルバムになっていて前2作よりも構えずに聞ける。カバーというとどうしても歌い手がリスペクトする自分より上の世代の曲を選曲しがちで、今作のように若手をどんどん取り上げるのは珍しい。GOING UNDER GROUND、フジファブリック、RADWIMPS辺りがカバーされるというのも新鮮だし、3作の中では最も気に入った作品となった。一方で小林武史のストリングス病が悪化してきたのか本格的にストリングスの無駄遣いも気になってきて、なんか必要が無いところでも常に鳴っているような感覚が前2作より強い。使用頻度だとそんなに変わらないものの、前2作ではバラード系の楽曲中心で優しく寄り添うように使っていたのが今作は割と勢いのある曲が多いのにガンガン鳴らしているせいだろうか。「ハートビート」とか「有心論」はそんな壮大にしなくてもメンバー表記上位5人のメンバーの演奏だけで十分じゃないかと思うんだけども。

沿志奏逢 3  

印象度★★★★☆

2015.11.25更新

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