The 7th Blues

DISC-1
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
LOVE IS DEAD 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
おでかけしましょ 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
未成年 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
闇の雨 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
MY SAD LOVE 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
Queen of Madrid 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
ヒミツなふたり 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
Strings Of My Soul   松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫 インスト
赤い河 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
10 WILD ROAD 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  

 

DISC-2
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
Don't Leave Me 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫 14thシングル 最高1位 売上144.4万枚
Sweet Lil' Devil 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
THE BORDER 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
JAP THE RIPPER 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
SLAVE TO THE NIGHT 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫 1stシングルC/W「ハートも濡れるナンバー〜stay tonight〜」全英語詞リメイク
稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
破れぬ夢をひきずって 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
LADY NAVIGATION 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫 8thシングル 全英語詞リメイク
もうかりまっか 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  
10 farewell song 稲葉浩志 松本孝弘 松本孝弘、明石昌夫  

リリースデータ

1994年3月2日 初登場1位 売上163.0万枚 Produced by 松本孝弘 BMGルームス

メンバー

Guitar 松本孝弘
Vocal 稲葉浩志

B'z7thアルバム。初の2枚組オリジナルアルバム。2012年現在もB'zの2枚組オリジナルは今作のみである。シングルは先行シングル「Don't Leave Me」1曲のみ。他には1stシングルC/W「ハートも濡れるナンバー〜stay tonight〜」と8thシングル「LADY NAVIGATION」のリメイクが収録されているが、前年リリースされていた最大のヒット作「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」と「裸足の女神」は未収録。BOXに2枚組(ブックレットは2冊)ケースが入っている仕様で定価は5500円と高額だったが、難なく初動だけでミリオンを達成し、3週連続1位を獲得した。ただし100位以内登場週数は16週にとどまり、これまでの作品の中ではダントツに少なく、7月には100位圏外となった。2枚組のオリジナルアルバムとしては現在も歴代最高売上記録を保持している。

B'zの2人が自身のルーツを全面展開した意欲作であり、これまでのように自分たちの音楽性と売れ線との兼ね合いをほとんど考えずに好き放題にやっている。シングル3曲のうち1曲しか収録しなかったこともそうだが、その1曲をDISC-2に回して、DISC-1を全部新曲で固めた辺りからしても挑戦的だ。この頃は2人とも長髪だった。ベース明石昌夫とドラム青山純との生のバンドサウンドを軸にしてキーボード、ホーン等を加えて全体的に生音志向。ハードロックという括りにはなると思うんだけど、全体通してブルージーな空気が漂っており、ポップ色や明るさが皆無のため、この94年は次のシングル「MOTEL」まで含めて暗黒時代と呼ばれてもいる。ただ暗黒時代という言葉だけ聞いて後追いで聞くと、意外とそこまでヘビーではない。けっこうホーンアレンジが効いた曲が多く、エレキギターでひたすら押しまくるわけではないので00年代以降に比べると意外と多彩に聞こえる。個人的にあまり好きな曲は無いが、完成度という意味では相当高いと思う。「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」と「裸足の女神」は正直この作風の中では入る余地が無い。逆に次のシングル「MOTEL」はハマっていると思われ、もし今作に入ればさらにグッと締まるのではないかと思う。何はともかくB'zを聞く上では好き嫌いは抜きにして1度は聞いておくべき作品なんじゃないかと思う。00年代以降、この頃から聞いていたリスナーにとってはB'zはマンネリだと言われていた理由が当時は分からなかったがこの頃の作品ごとの変化を聞いているとそういう声が増えていったのは分かる気がする。

またリメイクされた2曲のうち「SLAVE TO THE NIGHT」は原曲自体が大した印象にない曲だったのと、あまりに激変しているので最早別の曲である。「LADY NAVIGATION」は相当ブルージーな激渋ナンバーに変貌。放置されたままだったシングルバージョン(この時点でアルバム未収録)との落差が凄い。そしてその後に控えている「もうかりまっか」は今作唯一のお遊びナンバー。何故か関西弁全開で「まさお(仮名)が借金ふみたおしてとんずらこいてもうたらしいわ」とか「田中はん(仮名)はメシの食いすぎで腹をこわしてホスピタル」、終盤は「もうかりまっか」を連呼するなどふざけた内容。普段なら笑うところだがこのアルバムの空気の中では突然何が起きたのか分からずフリーズする。

THE 7th BLUES  

印象度★★★★☆

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