B'z The Best “Treasure”

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 BLOWIN' KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 10thシングル 最高1位 売上176.2万枚
2 恋心(KOI-GOKORO) KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 11thシングル『ZERO』2nd beat
3 TIME KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 10thシングル両A面曲
4 Liar!Liar! KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 23thシングル 最高1位 売上79.4万枚
5 ねがい KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 16thシングル 最高1位 売上149.9万枚
6 愛しい人よGood Night... KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 7thシングル 最高1位 売上35.3万枚
7 Pleasure'98〜人生の快楽〜 KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 8thシングル『LADY NAVIGATION』2nd beat「Pleasure'91〜人生の快楽〜」 改題新録音
8 ミエナイチカラ〜INVISIBLE ONE〜 KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 19thシングル 最高1位 売上123.6万枚
9 もう1度キスしたかった KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 5thアルバム『IN THE LIFE』収録曲
10 FIREBALL KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 21thシングル 最高1位 売上75.5万枚
11 Real Thing Shakes KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 20thシングル 最高1位 売上114.1万枚
12 MOTEL KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 15thシングル 最高1位 売上131.6万枚
13 いつかのメリークリスマス KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 4thミニアルバム『FRIENDS』収録曲
14 RUN-1998 style- KOHSHI INABA TAK MATSUMOTO 6thアルバム『RUN』収録曲 新録音
        シークレットトラック 無音の後に1コーラスの「HOME」アコースティックVer.

※B'zはシングルタイトル曲を1st beat、C/Wに当たる2曲目以降を2nd beatとしている。

リリースデータ

1998年9月20日 初登場1位 初動250.0万枚、売上443.0万枚 Room Records

メンバー

Vocal 稲葉浩志
Guitar 松本孝弘

B'z2ndベストアルバム。『Pleasure』に続く作品で『Pleasure』収録の14曲を除いた全曲を対象にしたファン投票に基づいて上位14曲を収録。投票1位は「恋心」だったとされており、後に100位まで公開されたが収録順はバラバラとなっている。「BLOWIN'」、「ミエナイチカラ〜INVISIBLE ONE〜」、「Real Thing Shakes」、「MOTEL」がアルバム初収録「Pleasure'98〜人生の快楽〜」「RUN-1998 style-」は新録音で収録されている。また14曲目終了後にシークレットトラックとして当時の最新シングルだった「HOME」のアコースティックバージョン(1コーラス)が収録されている。

デザインは前作を踏襲しての銀色仕様だが、金色の前作は指紋がベタベタつきやすい素材だったのに対して今作は指紋がつきにくい素材に改良されている。前作同様に作詞作曲以外の一切のクレジットが無いが、リマスターはされている。

前作同様に各地のCD屋でイベント開催、初回特典はB'zのヒストリーブック付属、2次出荷分には全4色のトランプがついた。さらに発売時点では全順位は非公開となっていてファン投票20位の曲を指定された10曲の中から当てたらB'z人形プレゼントという応募ハガキが封入されていた。人形は10万体用意していて10万人を越えた場合は抽選になるとしていたがほぼあてずっぽうで1/10の選択肢は難関正解者が5万人程度だったため、不正解者5万人からも抽選を行う結果となったという。前作に続いて自身2番目の大ヒットを記録。また前作同様に特典商法による複数買いの影響で前作共々早くから中古市場で大量に投げ売りされる事態となった。

08年のULTRAシリーズ2作リリース後は今作のみの収録は「Real Thing Shakes」「BLOWIN'」(シングルバージョン)となった。2013年のシングルコレクションリリースによって今作でしか聞けない曲は無くなったが、今作用に新録音されている「Pleasure'98〜人生の快楽〜」、「RUN-1998 style-」は現在も今作でしか聞けない

前作に入らなかったシングル、人気アルバム曲やC/W(2nd beat)で構成されているが、今作の方がややここまでの10年の中では中期以降の曲が多めで若干だがロック色も強め。まああくまで2作目のベスト盤という気分で聞いたら案外今作の方が気に入ってしまった。当時友人同士で「Pleasure」と「Treasure」どっちが好きかという話になると今作を挙げる人が多かった。みんなリアルタイムで聞いていたというよりこの2作のベスト祭りでB'zを聞いたという世代だったんだけど、そういった新鮮な感覚で聞いた時に今作の方があまり知らなかったけどこれけっこういい曲じゃん!みたいな発見が多かったせいかもしれない。

ファン投票による2番目のベストアルバムという立ち位置では個人的には今作を越えるベストアルバムはないと思う。14曲もの大ヒット曲を先に出してそれ以外から選曲してもこのクオリティというのは半端なく、今でもB'zの数あるベストアルバムの中で1番好きな1作だ。

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印象度★★★★★

2018.3.2修正

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