Awa Come(初回盤)

No タイトル 作詞 作曲
1 ここだけの話 橋本絵莉子 橋本絵莉子
2 キャラメルプリン 高橋久美子 橋本絵莉子
3 青春の一番札所 高橋久美子 橋本絵莉子
4 雲走る 高橋久美子 橋本絵莉子
5 あいかわらず 高橋久美子 橋本絵莉子
6 セカンドプレゼント 福岡晃子 福岡晃子
7 My Sugar View 福岡晃子 橋本絵莉子
8 また、近いうちに 福岡晃子 橋本絵莉子

Strings Arrangement:チャットモンチー(6)

初回盤のみDVD
No タイトル 備考
1 ここだけの話 video clip Video Clip
2 徳島レコーディング オフショット 45分に及ぶ徳島のスタジオでのレコーディングメイキング映像

リリースデータ

2010年10月27日
2016年2月24日(Forever Edition)
初登場6位
初登場154位
売上4.6万枚
売上0.06万枚
Ki/oon Records

メンバー

Guitars,Vocals 橋本絵莉子
Bass,Chorus 福岡晃子
Drums,Chorus 高橋久美子

チャットモンチー2ndミニアルバム。C/W集『表情』から7ヶ月、新作としては1年7ヵ月ぶり。2010年5月〜6月に開催されたツアー「顔 to 顔 ツアー」終了後すぐに6月半ば〜7月半ばまで地元徳島県に滞在し、地元のスタジオ「STUDIO TORIGORO」でレコーディングされた。デビュー作『chatmonchy has come』と同時期に制作されていた未発表の4曲、現地で制作された4曲の新曲で構成されている。リード曲「ここだけの話」にはアニメ『海月姫』OPタイアップに起用された。初回盤は「ここだけの話」Video Clipとレコーディング時のオフショットを収録したDVD付。シングル・アルバム含めてチャットモンチーにとって初のDVD付仕様となった。2015年デビュー10周年を記念したリマスタープロジェクトとして2015年時点での最新作『共鳴』以外のアルバム5枚、ミニアルバム2枚をBlu-Spec CD 2化してオリジナルをリマスターしたDISC-1&当時のライブ音源で構成したDISC-2の2枚組Forever Editionとして発売。第1弾は2015年に前半4作が一斉発売された。後半3作は2016年2月に発売された。オリジナルのマスタリングは原田光晴が担当しているが、Forever EditionのリマスターはGreg Calbiが担当している。今回入手したのはオリジナル盤。

今作は地元徳島のスタジオでレコーディングされている。具体的にはレコーディングだけでなく、ミックスも現地で行われ、現地スタジオのエンジニアが担当(一部東京から来たエンジニアも起用している模様)。ただミックスは以前から使用している都内のスタジオも一緒に併記されているので、現地でやってからさらに東京でやり直すなどしているようだ。マスタリングはソニーの阿部充泰が担当しているので完全に東京で行われている模様。

地元録音のせいか全体にリラックスした雰囲気が漂う。チャットモンチーの尖った部分や荒々しい部分よりも、ほんわかした部分が前に出ている感じ。しばらく新作が出ていなかった状態で、しかも突き詰めに突き詰めた『告白』の次がこれだと相当面食らうところではある。ただデビュー以来かなり突っ走ってきていたのでここでリセットというか、自分たちのペースを取り戻す意味でも必要な作品だったのかなと思う。他の作品と違って気負わずに聞けるし、なんだかあまり印象に残らない部分も無くは無いけど、この都会じゃ出せない空気感は今作最大の魅力だ。

一方で亀田誠治を招いた際も導入しなかったストリングスを初めて導入してみたり(プロのストリングス隊ではなく地元の鳴門教育大学の女学生4人が演奏している)、福岡晃子が初めて作曲まで担当していたり、「また、近いうちに」は故郷への現在の思いをさらっとギター1本で歌った短い弾き語りだったりといった新たな挑戦もリラックスした雰囲気の中でやっているのがいい味を出している。そして2010年当時は公表されていなかったが、2013年に橋本が妊娠を発表した際に初めて2010年に入籍していたことを公表している。詳細な時期は不明だがまさに今作はその年に発表された唯一の新作となる。「ここだけの話」とは当時非公表だった入籍の事を暗示していたのかどうか、この曲は2013年以降により意味深になった。

初回盤DVD
「ここだけの話 video clip」も徳島で全面制作されていてユニークな内容。「徳島レコーディング オフショット」はかなりゆる〜い雰囲気でレコーディングに真面目に取り組む姿もあるにはあるけど、その合間のメンバーのリラックスした様子の方を中心にしている。ボーカルの橋本さんは思っていた以上にほんわかしていて、あまりアイドル的に売り出していなかった割にはけっこうかわいさに魅かれたファンも一定いたのも納得。単にゆる〜いだけではなく、楽器のセッティングも自分たちでやっていたとか、地元のスタジオでレコーディングしたとか、スタジオの経営者とは旧知の仲であるとか、通常の作品とは異なる状況で制作した事など今作の制作意図と雰囲気を把握する上では意外と必須な映像でもあると思う。これ見ないでクレジットも見ないで(クレジット見てもスタジオの名称やエンジニアの名前がいつもと違うとかTechのクレジットが無いとか細かいことが分かるリスナーなんてほとんどいないだろうし)音だけ聞くと、今作なんか微妙じゃね?だけで終わりかねないし。

Awa Come(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  Awa Come通常盤   Awa Come (Forever Edition)2016年Forever Edition

印象度★★★★☆

2015.12.7更新

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