対談レビュー第20弾 Beautiful Dreamer×unnamed Stories〜永遠の明日へ〜
GLAY シングルレビューX1(クロスワン)

柊朱雀->お久しぶりの対談レビューです。
MOMA->GLAYはお互い単独でやったことがあるんですが、パワーアップ版という感じで。
※朱雀さんの当時のものは既に消去、MOMAのは単独41回目を見てね!
柊朱雀->ちょうど高校時代に書いたやつ放置だったのでやり直したかっ・・・高校時代から4年経ったんで感想もだいぶ変わってるだろう、と。
MOMA->
当時1,2行で終わっていた後半がどれだけ変わったかがポイントになるでしょう。
柊朱雀->GLAYといえばMOMAさんの単独全シングルレビューの走りでもあるアーティストですねぇ。
MOMA->そういえばあのスタイルではGLAYが初でした。今載ってるのは15周年ベストに合わせて09年に1回追記したやつですね。
柊朱雀->初めてBD来た時に見かけて、それに影響されて俺もやったのを思い出しました。今はお蔵入りですが(笑)
MOMA->
GLAYのセールス全盛期は小学校後半〜高校前半だったので思い出深いです。
柊朱雀->個人的には全盛期と、中学時代にバラベスから本格的に聴き始めた稀有な世代です。
柊朱雀->全盛期は…幼稚園〜小学校低学年時代かなぁ…?
MOMA->周りのみんなも聞いていたのでリアルに
"共有していた"感があります。ビーイング系はサイト始めるまでほとんど共有できなか
柊朱雀->
GLAYラルクの二頭時代ですよね。
MOMA->熱い時代でしたね。数字で残ってる記録もすさまじかったし。
柊朱雀->ライブ動員では今でもスタジアム開催できるレベルですし凄まじいと思います。
MOMA->それでは早速振り返っていきましょう。
柊朱雀->いきましょー!

1st RAIN
94年5月25日

YOSHIKIプロデュース

柊朱雀->アニメ映画『ヤマトタケル』主題歌。にして異色のX JAPANのYOSHIKIプロデュース
MOMA->作詞:YOSHIKI、作曲:YOSHIKI/TAKURO、編曲:YOSHIKI。まあ…YOSHKIですね
柊朱雀->ピアノ弾いてるのもYOSHIKI
MOMA->ただこれTAKUROが作った
原曲「Julia」とメロディーはほぼ同じなので作曲の並びがYOSHIKI先なのは納得がいかない(笑)
柊朱雀->全体的なThe ヴィジュアル系!な雰囲気はまさにYOSHIKIと言われたら違和感無いですね。当時にTERUも超ヴィジュアル系な風貌だったみたいですし…。
MOMA->GLAYの曲としては少し浮くけど、単独で聞けばいい曲だと思います。アレンジも美しさ を感じますしね。
柊朱雀->10万枚売れてデビューにしてはスマッシュヒットだったようですが、何故かベストの類にはことごとくスルー されたので、09年の15周年ベストまでは1stアルバムを入手しないと聴けないレア曲でした(笑)
MOMA->けっこう後追いで聞いたんだっけかな。インディーズ盤だとGLAYアレンジでほぼピアノだけだったりもして。
柊朱雀->確かシングルVer.には雨の音が入っていて、アルバム収録Ver.は厳密にはそれが入ってないんですよね。
MOMA->らしいですね。8cmシングルはさすがに持ってないので分かりませんが、ただでさえ長いのにさらに長いのか…。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->15周年ベスト以降聞く機会が増えて段々好きになってきました。ただ、やっぱり長ぇ…。
柊朱雀
★★★☆☆->GLAYシングル原点にしてある意味最も異色作。最後の張り上げ以外はけっこうカラオケでも歌いやすいです(笑)

収録アルバム:
シングルバージョンアルバム未収録(冒頭に雨の音が入っている)
インディーズアルバム『
灰とダイヤモンド』(GLAY単独アレンジバージョン)
1stアルバム『
SPEED POP
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜
3rdC/W集『
rare collectives vol.3』(原曲「Julia」のライブバージョン)


2nd 真夏の扉
94年6月15日

シンセの音が…

柊朱雀->続いては土屋昌巳プロデュース。アニメ版の『ヤマトタケル』OPでした。
MOMA->
唯一GLAYに所属した正式ドラマーAKIRAが叩いているシングルですね(笑) AKIRAはメジャーデビュー時点で辞めててもう次のメンバーに交代していたはずなんだけど(汗)
柊朱雀->当時のドラマーはNOBUMASAでしたが、結局GLAYのドラマーは最後まで正規メンバーとして固定しませんでした(笑) 4人組ロックバンドとしては珍しい形態のような。
MOMA->メジャーデビューでAKIRAからNOBUMASAに交換したんですけど、音源は全てAKIRAかスタジオミュージシャンのもので。
NOBUMASAが参加した音源は1曲も無いっていう(汗) ライブ要員だったんでしょうね。1stアルバムには参加してないくせにしれっとメンバーとして写っていますがそれが最後でした。
柊朱雀->そんなわけで前作と変わってロックです。
MOMA->『灰とダイヤモンド』収録版とけっこうアレンジ変わってて土屋さんがけっこう手を入れた感じです。
柊朱雀->シンプルに楽器の音が際立って聴こえるのと、随所のシンセが妙な存在感(笑)
MOMA->このシンセ、ダサくないですかね(汗) どうもこの音色が気になって気になって…。
柊朱雀->The 80'sな印象はありますねぇ…(汗)当時のアニメタイアップっぽい感じはするかもしれませんが。
MOMA->ウォッオッオッ ウォッオッオッ ウォッオッオッオッ オープンザニューゲイツ♪の連呼は最後ちょっとしつこいけど耳に残ります。
柊朱雀->というか全部聴き終わったら何年経ってもそこしか記憶に残らなそんな荒削りな部分も目立つとはいえ、この初期2枚は09年ベストまで1stアルバムでしか聴けなかった不遇の作品ですね。
MOMA->今回改めて聞いたら
サビの「歴史の徒花〜」の部分が凄くGLAYっぽいなぁと気づきました。とはいえやはり初期2作は以降とはちょっと違う感じはしますね。
柊朱雀->次回作から欠かせないプロデューサーに出会ったからでしょうかね、やっぱり。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->ウォッオッオッの印象しか無かったところ、「歴史の〜」の部分がいい事に気づいて少し印象が良くなりました。シンセの音色を変えて再録音してほしい!
柊朱雀★★☆☆☆
->GLAYの現在まで続くロック路線の原点にはなっていたと思います。今リメイクするとだいぶかっこよくなる…かも!

収録アルバム:
インディーズアルバム『
灰とダイヤモンド』(GLAY単独アレンジバージョン)
1stアルバム『
SPEED POP
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


3rd 彼女の“Modern…”
94年11月16日

初期GLAYの勝負曲

柊朱雀->「3枚目が勝負曲」と意気込んだら最低売上を記録してしまいましたが、ここで現在にかけて欠かせない佐久間正英プロデューサーが担当開始。メガヒットベスト『REVIEW』にもここから収録されたので一気に知名度上ですね。
MOMA->あのベストで一気に知名度上がりましたからね。とにかくノリがいい!
柊朱雀->ウーバイブル彼女の過激!ウーモダンな彼女の!刺激! クセになりますね。あと、Aメロの「真夜中にTERUで確かめる」って何だ…とちゃんと歌詞読むまでずっと思ってました(笑)
MOMA->2010年の再録バージョンでS・D・RをTERUが歌ってないのが残念でした。なんだあのしょぼいコーラスは!?
柊朱雀->確かライブでは観客に歌わせていたんじゃありませんでしっけ。
MOMA->久しく歌ってなかったからそのまま歌わなかったのか…。
柊朱雀->佐久間さんが関わったからでしょうか、一気にバンドサウンドが引き締まったような気がします。
MOMA->あと『灰とダイヤモンド』版からはそのままブラッシュアップした感じで、土屋さんとは対照的なんですよね。
GLAYがこれから佐久間さんを選んだのが分かる気がします
柊朱雀->売上では撃沈しましたが、次への分岐点としては正しくの「勝負曲」でしたね。
MOMA->結果的に現在も重要なレパートリーになりましたし、ベストドカ売れで知名度獲得も出来ましたしね。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->90年代前半までのこれぞロックバンドっていうイメージに沿った曲かな。
柊朱雀★★★★☆
->BOφWYを意識した感は感じました。やっぱりGLAYはこの曲から!というイメージは今でも強いです!

収録アルバム:
インディーズアルバム『
灰とダイヤモンド』(GLAY単独アレンジバージョン)
1stアルバム『
SPEED POP
1stベスト『
REVIEW〜BEST OF GLAY〜
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜
3rdC/W集『
rare collectives vol.3』(ライブバージョン)
4thC/W集『
rare collectives vol.4』(再録音)


4th Freeze My Love
95年1月25日

スリリング

柊朱雀->最高19位。バラエティタイアップでしたが後にドラマOPテーマにも。
MOMA->スリリングな曲調で。意外と他にないような。
柊朱雀->スローでスリリングに聴かせていく曲は他に無いですよね。サビの「Freeze My Love♪」もキャッチー。ここ最近だと中二病ソングとか言われそうですが…(笑)
MOMA->『REVIEW』で初めて聞いて全く知らない曲だったけど前作同様にすぐ覚えました。聞き手を掴んで離さないキャッチーさがあります。
柊朱雀->それがデビュー以来のロングヒットに繋がったんでしょうねぇ。
MOMA->ここら辺まではV系っぽさも感じます。まあ見た目もまんまV系でしたけど。
柊朱雀->次回作からまた雰囲気が変わっていくので、ここら辺までが
初期GLAYというイメージ。1stアルバム期という意味にすると次回作も含まりますが。
MOMA->1stアルバムだけ今ではさっぱり聞く気がしないんだよなぁ…(苦笑) 2nd以降の飛躍が凄すぎて。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆
->"いつものGLAY"の範疇には入らないカッコ良さがあります。
柊朱雀
★★★☆☆->この中二っぽさが今になって改めてイイなと感じました(笑)
MOMA->中二っつーかこの頃はこういうのがカッコいいロックだったんだよ!

収録アルバム:
1stアルバム『
SPEED POP
1stベスト『
REVIEW〜BEST OF GLAY〜
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


5th ずっと2人で…/GONE WITH THE WIND
95年5月17日

初期の名バラード&実は両A面!

ずっと2人で…
柊朱雀->ブレイク前の名バラードですね。
MOMA->シングルカット。1stアルバム収録のオリジナルバージョンだけ最後フェードアウトするっていう。『REVIEW』発売後、
90年代末期に数年にわたって新曲に混ざってカラオケランキング上位に居座っていたのが印象的です。
柊朱雀->よくミスチルが「抱きしめたい」ならGLAYはこの曲と例えられてましたね。7分越えはかなり長いですが引き込まれっぱなしの名ウエディングバラードです。
MOMA->やっぱ『REVIEW』聞いて最初に新発見した名曲はこの曲!っていう認識は周囲でもありましたね。カラオケでも歌ってたし。他の曲より音が高くないんですよ(笑)
柊朱雀->サビラストで張り上げたりしないですもんね(笑)切ないし力強いメロディー、バンド+ストリングスが絶妙。
MOMA->当時は長さを全く気にせずに名曲だ!って言ってたけど、改めて7分越えを認識してもサウンドの絶妙さもあってあまり長さを感じませんね。最近は曲が長いとすぐ気になるんですけど、この曲が気にならないのは思い出補正なのか時間を感じさせないだけの名曲なのか。冷静な判断は不可能です(笑)
柊朱雀->インディーズ時代にTAKUROが書き上げた「RAIN」に次ぐ2作目のGLAYバラードということで、この頃から本当にメロディーメイカーだったんだなと思いました。
MOMA->さらっとアルバム曲だったってのが凄いですよね。
柊朱雀->シングルカットされたのがもう運命的だったとしか。

この曲の評価は…
MOMA★★★★★
->初期の名曲というかもうオールタイム名曲
柊朱雀★★★★★
->GLAY泣きメロ列伝(?)の始まり。

収録アルバム:
1stアルバム『
SPEED POP』(最後フェードアウトする)
1stベスト『
REVIEW〜BEST OF GLAY〜
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
バラードベスト
WHITE ROAD-Ballad Best Singles-
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜

GONE WITH THE WIND
柊朱雀->…両A面だったの?(2009年ベスト盤発売時)
MOMA->03年のC/W集に普通に入ってて、アルバム収録がそれだけでしたからね。正直全く覚えてなくて…(汗)
柊朱雀->でも一応、GLAYシングルでシンプル爽やかソングってのも初めてだったんじゃないでしょうか。
MOMA->1stアルバムまでよりは2ndアルバム以降の雰囲気はありますね。
柊朱雀->しかしこれC/W集まで一切アルバム未収録だったんですね。何故A面起用だったのか…。
MOMA->NHK-BS2で放送されたアニメのOPに起用されていたとかなんとか…。
柊朱雀->アニメ『バイカーマイス』のオープニングテーマ(Wiki引用)、GLAYの初期シングルって地味にアニメタイアップが多いのな。
MOMA->しかしベストに収録したのでA面扱いだったのを思い出したのかと思いきや、
現在の公式にはA面としての表記が無ぇ…(涙)
柊朱雀->
な ん と 不 憫 な … 。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆->悪くは無いけどA面と並べるとやはり弱い…。たぶんC/W「ACID HEAD」の方が人気ありそうだけど、それよりかはこういう爽やかな曲の方が好きです。
柊朱雀★★★☆☆
->爽やかな隠れたC/Wの良曲。…あれ?
MOMA->やはりC/Wというポジションが似合…

収録アルバム:
1stC/W集『
rare collectives vol.1
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


6th Yes, Summerdays
95年8月9日

Yes,Summerdays
ブレイクの兆し

柊朱雀->カメリアダイヤモンドCMソングで20万枚ヒット。宝石のCMソングがヒットの花道とはTHE 90年代…。
MOMA->売れたわりには『REVIEW』にも『DRIVE』にもスルーされたので2ndアルバムを後追いで聞くまで知らなかった…。となるとあれ?20世紀の間には知らなかったかも…?
柊朱雀->これも2009年のベスト盤出るまでちょっとしたレア曲でしたよね。
この曲の印税でTAKUROは実家の借金返したとか大きいエピソード付きらしかったのに…。
MOMA->ただ正直あまり好きな曲じゃないんですよね。そんなに盛り上がるわけでもないし、聞かせるわけでもないし…(汗)
柊朱雀->個人的には初期のロック路線よりかっこよさが大きくブラッシュアップされたなと感じました。イントロがかっこいい。
MOMA->確かに初期をブラッシュアップした感じではありますね。メンバーの急成長と佐久間さん効果が大きかったのかな。
柊朱雀->全盛期より派手ではなく、あくまで「土台」的な感じはありますけど。うまく更なるブレイクへの足掛けにはなったのかなと思います。
MOMA->ここから凄い事になっていく予兆は感じますね。

この曲の評価は…
MOMA
★★☆☆☆->『REVIEW』『DRIVE』に入っててもたぶんそんなに好きな曲にはなってなかったと思う。
柊朱雀
★★★☆☆->モダンに続くGLAYロックの「原点」…な立ち位置なのかな。

収録アルバム:
2ndアルバム『
BEAT out!
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


7th 生きてく強さ
95年11月8日

GLAY王道の始まり

柊朱雀->清々しいほどに爽やかな応援歌!
MOMA->GLAY王道が始まった!って感じです。これが前作の半分以下しか売れなかったってどういうことだよ…(汗) 
柊朱雀->後から人気がついてきた、という印象です。いきなり方向性が変わって困惑したファンもどれだけいたのかと(苦笑) しかし名曲。04年の中越地震や、11年の東日本大震災の時にも応援歌として再びピックアップされまいましたね。
MOMA->前向きさがやはりいいですよね。
柊朱雀->「悲しみ響くあの日にはもう戻らない」に背中を押されます。
MOMA->これまでのロックバンドっぽい歌詞よりはストレートな方がやはり幅広く響くよなぁ。『rare collectives vol.4』での再録版は変わらない良さを感じる反面、せっかく再録するならもう少し何か変えても良かったんじゃないかという気もしなくもない(笑)
柊朱雀->「ずっと2人で…」からGLAYにこういう路線への布石はあったわけですが、本格的に新たなGLAY王道幕開けになりましたね。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆
->黄金期の始まり。ここからの90年代GLAYは本当に凄い。
柊朱雀
★★★★☆->シンプルなバンドサウンドがこれまた胸に響く名応援歌。

収録アルバム:
2ndアルバム『
BEAT out!
1stベスト『
REVIEW〜BEST OF GLAY〜
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜
4thC/W集『
rare collectives vol.4』(再録音)


8th グロリアス
96年1月17日

グロリアス
I sing my dream forever

柊朱雀->初トップ10入り、60万枚近くの大ヒット。前作に引き続いた爽やかソングですがここまでヒットの差が…やっぱ90年代CMソングってすげーわ
MOMA->この曲はちゃんと聞く前から聞き覚えありました。たぶん発売時期からしてもスキー場でもたくさんかかっていたのでそういう場で耳に入っていたのでしょう。
柊朱雀->10代を振り返る青春ソングになっていますね。眩しい。
MOMA->こういう青春過ごせてなくてもひたすら
眩しい。10代が遠ざかるほど眩しさを増す名曲です。
柊朱雀->「Glory days Glory days♪」がこれまた青春万感でたまらないんですよね。こんな青春送りたかったぜ(対談当時大学4年生の発言)
MOMA->こんな風に10代を回想出来るような20代送りたかったぜ(対談当時28歳の発言) I sing my dream foreverともあるように20代半ばになっても
なお夢を追い続けていた当時のTAKUROとGLAYだったから書けた曲だと思うんですよね。
柊朱雀->ま、まあ青春に年齢は関係ないですから
(某2013月9ドラマより引用)  頂点に上り詰める前のGLAYだからこそ…ですか。
MOMA->ブレイク以降はもっと痛みを伴った歌詞が増えますしね。当時の年齢でこのタイミングじゃないと生まれなかったんじゃないかなぁと思うようになった今日この頃。
柊朱雀->そういう意味では、今GLAYが自身を振り返るにも欠かせない名曲なのかな。
MOMA->40代のGLAYが歌うとまた当時とは違いますよね。10代も相当遠ざかったわけですし。それでも
いつまでも眩しいんだろうなぁ、10代もこの曲も。発売時にTAKUROがちょうど25歳くらいかぁ…。
柊朱雀->俺もまた10年後ぐらいに聴いたらまた違う響きに聴こえるのかもしれません。

この曲の評価は…
MOMA
★★★★★->名曲としか言いようがない。10代の輝きを回想する曲でこれ以上の眩しさを放つ曲は無い
柊朱雀★★★★★
->「思い描いていた理想の青春」を感じさせてくれる極上の青春ソング。聴くだけで眩しい青春を体感できる。

収録アルバム:
2ndアルバム『
BEAT out!
1stベスト『
REVIEW〜BEST OF GLAY〜
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


9th BELOVED
96年8月7日

青春の大名曲

柊朱雀->ドラマ主題歌で更なる大ヒット。もうこれは…大名曲
MOMA->小学6年生秋の修学旅行のバス内で同級生がカラオケしてたのが印象的(個人的)。ちゃんと聞いたのはもう少し後だけど、同級生が歌った時に聞いたことあったから耳には入っていたのでしょう。
柊朱雀->高校時代GLAYファンの友人がカラオケでいつも歌ってたのが印象的(個人的)。高校時代の時点で超後追いだったわけですが、そういう事もあって印象深くはありますね。
MOMA->
歌いたくなるんですよね、この曲は。実際にはキーががががが(涙)
柊朱雀->普通に歌おうとしたらラストサビの「あなたを愛しTERU♪」の部分が…。
MOMA->いやその前に「どんなときぃぃもぉ〜♪」で沈む
柊朱雀->サビで翼を広げるように高らかに歌うTERU氏のPVも当時の代名詞的存在になりましたね(笑)
MOMA->サビ前半の歌詞が実に素晴らしい!
柊朱雀->「やがて来るそれぞれの交差点を迷いの中立ち止まるけどそれでも人はまた歩き出す♪」のちのアルバム曲の「pure soul」と並んで青春葛藤二大金字塔ソングだと思います。
MOMA->「夢から覚めた」っていうのもね、学生を終えた後にああ学生時代は夢の中にいたようだったなと思う瞬間があって妙に納得したっつーかなんつーか。
柊朱雀->イントロのギターからも過ぎ去る青春の切なさを感じますもんね。
MOMA->あのイントロもいいですね。全体的にサウンドも絶妙だと思います。派手すぎず地味すぎず。
柊朱雀->シンプルなバンドサウンドが響いていた頂点だったんじゃないかと思います。この後からはかなり壮大になっていくイメージなので…。
MOMA->どんどんでかくなって大物感が出てきますからね。それがまだ無い上昇気流の中でしか出せない最高の輝きだと思います。3rdアルバムも傑作でした。
柊朱雀->アルバムもタイトルが「BELOVED」でしたね。あれは最高傑作かも。

この曲の評価は…
MOMA
★★★★★+1->これ以上は無い最高傑作。個人的歴代名曲でも5本の指には入る。
柊朱雀
★★★★★->ぐうの音の出ない超名曲なのですが、思い入れ補正を考えてマイベストGLAYソングとは一つ差をつけておいて。

収録アルバム:
3rdアルバム『
BELOVED』(アルバムバージョン)
1stベスト『
REVIEW〜BEST OF GLAY〜
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
バラードベスト
WHITE ROAD-Ballad Best Singles-
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜
3rdC/W集『
rare collectives vol.3』(ライブバージョン)


10th a Boy〜ずっと忘れない〜
96年11月11日

さっぱりめ

MOMA->アルバム1週前という超先行シングルでした。
柊朱雀->『REVIEW』には収録されなかったという悲哀のエピソードを持ちますが…さっき「もっと壮大になっていく」とか書いておいてアレですが
パッと聴き地味ですね(おい)
MOMA->前2作と合わせて青春3部作みたいな感じですが、けっこうさっぱりしているんですよね。
柊朱雀->肩を下して聴ける隠れ名曲なのですが。エヴァーグリーンなアルバムの作風にピッタリな、先行シングルには当にうってつけの曲でした。
MOMA->アルバムの名曲でも良かった気はするんですよね。シングルになってなかったらなかったでもったいないとか言うんでしょうけど(笑)
柊朱雀->3rdアルバムはシングル級の名曲揃いでしたからね。実際C/Wでカットされた「春を愛する人」とか、「都忘れ」とか。
MOMA->そんな中だとこの曲でさえ地味な方になってしまう…というのが凄い…。
柊朱雀->このアルバム自体が大ブレイクへの前哨戦だったんですからもっと凄いですけどね。
MOMA->ここまでにしか無い煌めきみたいなものはありますよね。さっきも書いたけどこの後ってもっとでっかい存在になるから。
柊朱雀->等身大な最高の煌めきが『BELOVED』にはありましたね
MOMA->だからこそ傑作なんですよね。

この曲の評価は…
MOMA
★★★☆☆->地味だけど味わい深い。
柊朱雀
★★★☆☆->街中で聴くとノスタルジーに浸れそうな。この時期のGLAYに興味を持ったら迷わず『BELOVED』を!

収録アルバム:
3rdアルバム『
BELOVED
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
バラードベスト
WHITE ROAD-Ballad Best Singles-
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


11th 口唇
97年5月14日

意外にも(!?)ロックな曲で更なるブレイク

柊朱雀->初のO社1位獲得。
MOMA->SMAP「セロリ」をぶち抜いて1位取ったのでしばらく嫌ってた奴がいるらしい(お前だよ)
柊朱雀->今までメロディアス系で途端にブレイクしていったのでこんな真逆のロック路線で更にヒットしたとは思いませんでした。
MOMA->勢いなんですかねぇ。意外な大ヒットでした。
柊朱雀->一応メロディー…というか歌謡ロック調だったとはいえね。それにしてもやっぱりこれまでの青春路線とは何だったんだって勢いでもありますが(苦笑)
MOMA->まあこれもGLAYの1つの基本線ですからね。
柊朱雀->このヒットがGLAYロックでもヒットシーンでイケる、と完全に根付かせたのかもしれませんね。
MOMA->しかし
C/W「春を愛する人」の方がやっぱり好きだ!
柊朱雀->あれがシングルカットでもC/WってのがやっぱGLAYってすげーわ。
MOMA->そういや『THE GREAT VACATION VOL.2』で突如としてピアノイントロが追加されてましたがあれって何なんですかね…?あんま繋がってないような…。
柊朱雀->よくわからないアレンジでしたね。いっそ再録すれば更にかなりかっこよくなってたかもしれなかったのに…。

この曲の評価は…
MOMA
★★☆☆☆->圧倒的なメロディーのインパクトはありますが…この手の曲調だと今では他にいい曲あるし、やはり今でもそんなに好きな曲ではないです。
柊朱雀
★★★☆☆->GLAYロックの中ではもっと他に好きな曲が多くあるかなぁ、っていう。ライブに行くとガラッと感想変わるのかもしれませんが(笑)

収録アルバム:
1stベスト『
REVIEW〜BEST OF GLAY〜
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜』(ピアノイントロ追加)


12th HOWEVER
97年8月6日

超大名曲

柊朱雀->超  大  名  曲。
MOMA->前作でGLAY嫌いになったんだけど(SMAP抜いたからという中1らしい理由)、聞いた瞬間に
掌返しして初めてGLAYをレンタルした超  大  名  曲。
柊朱雀->俺も確かこれが初レンタルですね。
これは当時からやたら聴きまくってた記憶があります。
MOMA->
おいおまえ い く つ だ よ ?
柊朱雀->当時幼稚園年長 執筆当時大学4回生の…22歳です…。たぶんマジで当時6歳が聴く曲じゃない(笑)
MOMA->翌年に何か変なドラマの主題歌に起用されましたが、関西コンビの標準語がおかしすぎるという評判だけは見てないのによく覚えている…。
柊朱雀->略奪愛!前作ドラマの「ストーカー」は怖いドラマだった記憶がありますが、こっちの方は。伝説のギャグドラ…
MOMA->ビデオ化すらされていないので合法的には確認しようがないっていうね(苦笑)
柊朱雀->主題歌の印象薄すぎて中学になってから「あれ、そうだったの?」って(笑)
MOMA->この曲の大ヒットと『REVIEW』のすさまじい大ヒットはとんでもない印象を残していますが、主題歌としての記憶は…うん…。一応
GLAYが音楽担当でサントラ出てるけどソフト化されてるのそれだけだし…。
柊朱雀->当時の日本売上記録を塗り替えたベスト盤『REVIEW』が発売されたのはこの後でしたっけ。ここから青春路線を極めていたGLAYが、一気に壮大にスケールアップしましたね。
MOMA->10月ですね。ロングヒットで伸ばしていたのでこの曲の売上も『REVIEW』発売でだいぶ喰われたんじゃないかと。無かったら最高ヒットになってたかもしれませんね。
柊朱雀->グイグイと惹き込まれますもんね、メロディーもアレンジもボーカルも。
MOMA->みんなやたらカラオケで歌いたがったけど例外なく
2番ラストで墜落していくのであった…。
柊朱雀->あれオク下げずに歌い切れる人いるのかってばよ…?
MOMA->
大人になった僕たちは己の力量を悟りこの曲に挑むことさえしなくなったのであった…。
柊朱雀->「ウ〜ウ〜ウウウ〜♪」のコーラスで撃沈という声もありますね…。
MOMA->あれは歌わなくていいんですよ、コーラスだから!
柊朱雀->思わず曲に入り込んでやらかしたら自爆した柊朱雀という人の証言です(苦笑)
MOMA->急にオクターブ下にしてごまかす奴とかはいましたね。「今告げようぉ〜(高音ギリギリ) 誰よりも愛してるとぉぉ〜(超低音)♪」みたいな。
柊朱雀->今で言う(?)ウルトラソウッ!に通じる流れではありますね(笑)
MOMA->
歌えないのに歌いたくなる歌ってしまう、それほどの力を持った名曲だったということで。
柊朱雀->この曲の凄さはレビュー書き始めて数年経っても書き表せないです。
MOMA->でもカップヌードルの替え歌はなぁ…「誘惑」とかでやってほしかったよなぁ…(汗)
柊朱雀->あれからMステで紹介される度にVTRの子どもが「カップヌードルの人らだー!」って言ってるけどそれほど今の子達には「HOWEVER=カップヌードル」で浸透したのかな…(遠い目)
MOMA->ちゃんと原曲を聞いてください。感動的な名曲なんです。

この曲の評価は…
MOMA★★★★★
->これほどの急スピードでここまで上り詰めるとは…本当に凄かった。
柊朱雀
★★★★★+2->正直語り表せない。思い入れ補正で一番好き…というか、人生で一番好きな曲です。

収録アルバム:
1stベスト『
REVIEW〜BEST OF GLAY〜
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
バラードベスト
WHITE ROAD-Ballad Best Singles-
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜
29thシングルC/W、3rdC/W集『
rare collectives vol.3』(inspired by HIGHCOMMUNICATIONS)


13th 誘惑
98年4月29日

ロックなGLAYの代表曲

柊朱雀->2枚同時リリース!
MOMA->またしてもSMAP(夜空ノムコウ)をぶち抜いて今度は
年間1位(O社のみ。プラネットやCDTVではSMAPが1位)
柊朱雀->今となってはSMAP「夜空ノムコウ」の方が曲の知名度ありそうですけどね。
MOMA->「口唇」で更なるブレイクを果たしたのそうですが、今回も
ロックなGLAYの方がさわやかなGLAYより支持されたってのが意外でした。
柊朱雀->チャート上位に居座っていたハードロック系がB'zしかいなかったので新鮮だった…とか?そういやこの頃は正にGLAYラルク時代ですか。
MOMA->この曲のPVでGLAYが回転したらラルクも「HONEY」で数ヶ月後に回転して、1年後にはLUNA SEAも「TOIGHT」で回転したという(笑)
柊朱雀->そして10数年後にまさか
放課後ティータイムも回転したとは… PVもよくわからんかったですがカッコよかったっすね。
MOMA->当時の感覚としてはこのカッコ良さにみんなしびれてた感じでした。
柊朱雀->曲の方も畳み掛けるように突き進んでいって本当にカッコいいですし。
MOMA->8センチシングルが全面プラケースっていうちょっと変わった形式だったのも思い出深い。買ったわけでは無いんだけど借りパクしたシングルが部屋の片隅でホコリ被ってた(笑)
柊朱雀->借りパクした上にホコリ被らせないでくださいよ(笑)

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆
->圧倒的な「SOUL LOVE」派でした。再録版もカッコいいけどロックなGLAYに関しては全盛期過ぎた頃にも引けをとらないカッコいい曲があると思うんですよね。
柊朱雀
★★★★☆->リアルタイム数年後の中高時代は問答無用にかっけぇ!ってたけど、それは変わりはしないけど今はもう少し他に好きな曲があるかも…。

収録アルバム:
4thアルバム『
pure soul
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
3rdベスト『
THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』(再録音)
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


14th SOUL LOVE
98年4月29日

GLAYのイメージってこっちじゃなかったのか…

柊朱雀->2枚同時リリースでO社2位でしたが、初動70万枚は歴代最高記録らしいです。
MOMA->歴代最高の2位シングルということですね。
柊朱雀->「誘惑」とは真逆変わって超爽やか路線
MOMA->
もう絶対こっちの方がダントツで売れると思ってた(笑)
柊朱雀->物凄くにこやか仲良しなPVが深く印象的ですね。
MOMA->TVでよく流れてたTERUがカメラ前にメンバー呼びこんでにこやかに歌っているシーンをよく覚えてます。
柊朱雀->全シングル中一番GLAYの仲の良さを体現したPVだと思いますね。
MOMA->PVのおかげでそういう印象は強いですね。
柊朱雀->キーはともかくとして(笑)カラオケでも歌いたくなる爽やかさですし。
MOMA->なんか歌いやすそうだな〜と思って手を出すとまあ…うん…案の定な事になるわけですけども(経験者)。
柊朱雀->こころのぉままにぃ〜♪(ゲホォッ… 勢いも最高で『pure soul』もオリアル最高ヒットでしたが、『REVIEW』の後では売上高いも低いもあったもんじゃない(苦笑)
MOMA->「pure soul」とか超名曲もありましたが当時の評判はそこまででも無かったですかね、あのアルバムは。
柊朱雀->これ以降もGLAYはシングルの印象がかなり強いイメージが…。
MOMA->アルバム聞いたの数年後
50円で買った時なんだけど、「YOU MAY DREAM」「I'm in Love」「pure soul」は発売当時プロモーションで流れてるの聞いただけで記憶してました。シングル2曲の割に意外と知ってる曲あったなぁっていう印象のアルバムですね、『pure soul』は。
柊朱雀->『DRIVE』にも「I'm in Love」「pure soul」は収録されてましたもんね。
MOMA->まあだから『pure soul』の印象がそこまででもないのは前後のアルバムが良すぎるからっていうのはあるかも。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆
->春から初夏にかけてリリースタイミングも絶妙でした。何で25万枚も差がついてしまったんだ…。
柊朱雀★★★★☆
->PVはマイベストNo.1。楽曲的にはやっぱりここが一番勢いありましたね。

収録アルバム:
4thアルバム『
pure soul』(アルバムバージョン)
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
バラードベスト
WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』(アルバムバージョン)
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


15th BE WITH YOU
98年11月25日

公式ライナーに小振り扱いされたけど名曲

柊朱雀->ドラマ『タブロイド』主題歌。
MOMA->ドラマ見てないですが「あなたに会えた事〜♪」って聞いた瞬間にすげぇ名曲キタコレ!と興奮した記憶が。
柊朱雀->あなたに会えたことォ〜♪のサビがインパクトある…というか、この曲は全てを持っていきますね(笑)
MOMA->ところが『DRIVE』初回特典の公式ライナー
「GLAY真心系楽曲の中では小振りかな?と感じた」とか書かれててショックを受けました(笑) 「ステージから放たれるこの曲は「HOWEVER」よりも広がりがあった…」とかフォローはされてるんですけどね。
柊朱雀->なんとストレートな(笑)ただ「SOUL LOVE」から続くと計らずともそう思ってしまうかも…。
MOMA->個人的にはGLAY98年最後にして最高の曲だとか1人で盛り上がってたので、あれ?そういう扱いの曲だったの?って(苦笑)
柊朱雀->その「GLAY真心系楽曲」としては最高地点のような勢いはありますね。
MOMA->メロディーだけでグイグイ引っ張る力がありましたね。改めて聞くと確かにサウンド面はそんなでもないので小振り発言も少しは分かる気はしますが。
柊朱雀->バラードベストで聴いた時にサビは1発で覚えました。SOUL LOVE、Blue Jeanと並んでこの曲がバラードかよ!?というひと時のツッコミは置いておくとして(苦笑)
MOMA->確か『HEAVY GAUGE』で再録音、『DRIVE』で最後のサビの音程が違ってて、バラベスだと最初にTERUのブレス音が入ってるんでしたっけ。
柊朱雀->バラベスはさりげなく入ってましたね。シングルVer.が収録されたのは15周年のグレバケですか。
MOMA->そういうことになりますね。『DRIVE』で音程が違ってた時が1番ビックリしました。ネットも無い時代ですから友人間で大いに話題に(笑)
柊朱雀->
あれ?何かバージョンアップ?してんぞ!?って(笑)
MOMA->それとこのシングルはC/Wが宗教みたいで怖かった記憶がありますね(汗)
柊朱雀->A面はこんな爽やかなのにトラウマ級ですね…。
MOMA->C/Wでの実験が一気に増えていってGLAYのC/Wにはしばらく期待しなくなった(苦笑)

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->98年末の空気をよく思い出す1曲です。他にもいろいろヒットはしていたんだけどこの曲の印象が凄く強い。
柊朱雀★★★★☆
->好きな曲ですが、確かに他の爽やか路線よりサビ一発で突き抜けていく印象が…。

収録アルバム:
5thアルバム『
HEAVY GAUGE』(再録音)
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST』(最後のサビの音程が違う)
バラードベスト
WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』(冒頭にブレス音が入っている)
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


16th Winter,again
99年2月3日

Winter,again
冬の決定版!最大のヒット作!

柊朱雀->JRのCMソング。最大ヒット
MOMA->これまでの最大ヒット作だった「誘惑」と僅差でした。この曲はけっこう前からCMでかかってて前評判が凄かった。発売がちょっと遅かったんですよね。
柊朱雀->真冬の歌なのに春が到来する2月に…。もう少し早かったら「だんご三兄弟」抜いてたんじゃないかって説が。そもそも「だんご三兄弟」がいきなり突然に破格すぎましたが。
MOMA->発売前には
もう年間1位確実だとか言われてたんですよね。ところが初動は95万越えて凄かったので200万余裕かと思いきや、思ったほど伸びずに1ヶ月後に「だんご三兄弟」に話題を全部持っていかれてしまった…。さらにいきなり現れた謎の女子高生(宇多田ヒカル)にも抜かれてしまったっていう。
柊朱雀->しかしとはいえ世間からはまだギリギリ価値が残っていた頃の
レコード大賞に呼ばれて大賞を受賞したんですよね。
MOMA->しましたね。見た記憶が全く無いんだけど…(汗)
柊朱雀->GLAYがレコ大って全然想像できねぇ…。曲の方は言わずもがな大名曲ですね。
MOMA->期待通りの大名曲でした。発売前から凄い期待でその期待に見事に応えてくれました。
柊朱雀->最大ヒットの文字通り最大の風格があったと思います。それこそ当時の世代なら誰でもわかる
神格オーラが。
MOMA->吹雪いているPVから室内PVに途中で差し替えになるという謎の事態も(笑)
柊朱雀->TERUの顔面どあっぷのイメージが凄く強いです、雪原PV(笑)
MOMA->あの
異常なドアップのせいでケンカになって差し替えになったというのが定説ですが…。ネットのない当時は勝手な情報が錯綜してました。俺の周囲ではカメラが壊れてTERUのアップだけになってた説が有力で(笑)
柊朱雀->ひでぇ(笑)
MOMA->あのアップは確かに頑張ってる他のメンバーかわいそうなんですけど、やっぱ雪原Ver.の方が曲に合ってるよなぁ…。
柊朱雀->恥ずかしながら室内Ver.あんまり記憶ありませんでした。冬の代表曲としては…雪原一択になりますよね。

この曲の評価は…
MOMA
★★★★★->最全盛期文句なしの名曲。
柊朱雀
★★★★★->破格の圧倒的風格。にして、「誰もが知ってるGLAY」はここらが最後だったかな…。

収録アルバム:
5thアルバム『
HEAVY GAUGE』(2番の歌詞「動けないと」が「動けない」に変わっている再録音)
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
バラードベスト
WHITE ROAD-Ballad Best Singles-
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


ビデオシングル サバイバル
99年5月19日

サバイバル


















                [VHS]
CDシングルチャートで扱われた今では幻のビデオシングル

柊朱雀->ビデオシングルなのにCDチャートに登場して1位。
MOMA->
ビデオシングルってなんだー(なんだー)
柊朱雀->ビデオ作品がCDの年間15位にも君臨するっていう。
MOMA->CDが付属していたわけではなく、VHSだけなんですよ。アニメーションのPVとライブ映像が2つ入ってたんですけど。何故かこれがシングル"CD"チャート入りしたと。CDTVもそれに準拠してました。ところが同年に「LOVEマシーン」のビデオシングルも出てますが、当然ビデオチャートのみ。本当にこの1作だけで。
柊朱雀->まあ今でもミュージックカードがこんな世界を愛するためにCDチャートに登場する時代 先鋭な企画でしたが、曲自体はいつもの爽やかロックGLAYでしたね。
MOMA->当時は何か普通にGLAYだからいいかとか納得してましたが、ネットが普及してたら握手券並に叩かれてたかもしれないっすね(汗) あと当時ビデオシングルは音楽業界初の試みみたいに扱っているメディアが多かったですが、ラルクがブレイク前の初期にとっくにやってたってのは少し後に知りました
柊朱雀->曲の方は爽やかさとロック具合が融合したような。
MOMA->滑舌あんまりよくないのに 凄い早口なサビが印象的。
柊朱雀->カラオケではあそこが歌えたら気持ちいい(笑)アルバムでは違うバージョンでしたよね。
MOMA->タイトルが英語になり、
「放れんだ」を「はなれんだ」と読み間違えていたのが正しい読み方「ほうれんだ」に直ってます。アルバムの方がシンプルにロックっぽいかな?
柊朱雀->アルバムの方がワイルドな印象がありますね。
MOMA->当時は大名曲の後だったからイマイチ評価が良くなかった記憶がありますけど、個人的にはじわじわ好きになっていった曲です。
柊朱雀->後追いだったので『DRIVE』で普通に並べて聴いた勢なのですが、この曲は確かに流れるように好きになっていった感はありますね。
MOMA->すぐ飽きそうだと思ってたんですけど飽きないんですよ。
柊朱雀->圧倒的な風格をまとっていたこれまでとはまた違う良さがありますね。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆
->今ではすっかり好きな曲に!
柊朱雀★★★★☆
->案外爽やかさとロックが絶妙に融合したシングル曲って少ないような…?

収録アルバム:
ビデオに収録されているアニメーションPVとライブPVは共に『THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜』初回盤AのPV集でDVD化
5thアルバム『
HEAVY GAUGE』(表記が「SURVIVAL」の再録音バージョン)
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


17th ここではない、どこかへ
99年8月25日

月9主題歌!…だったけど…?

柊朱雀->月9ドラマ『パーフェクトラブ!』主題歌。福山雅治が劇中歌&挿入歌提供やってたのに何故か主題歌はGLAYだった…。
MOMA->劇中音楽担当者にも福山の名前が入ってるし、福山名義でサントラ2枚も出したし、何より挿入歌の松本英子の「squall」のロングヒット(年内に福山もセルフカバー)の方が印象的でしたね。ドラマはあまりにつまらなくて1話で見るの辞めました(汗)
柊朱雀->月9ブーム過ぎ去って…って頃でしたかね。
MOMA->
GLAYとドラマ主題歌って何かいつも相性が悪かったり、合ってなかったり、コケたりするんですよね…。けっこうドラマ主題歌やったのにミスチルとかB'zみたいに大ヒットドラマには結局当たらなかった…。今作も前作はビデオだから例外としてGLAYがミリオン割れっていう印象が…。
柊朱雀->ドラマ自体は観た事ないんですが、曲は良いですよね。今までと違って青春からの旅立ちを歌っていて。旅立ちを表すような開放的なバンドサウンドがまた。
MOMA->当時はちょっと勢い落ちてきたかな?とも思ったんですが、歌詞の良さもあってけっこう好きな曲です。
柊朱雀->「子供のままでは生きていけないと」「変わりゆく他人を遠くに見ては時代の息吹に身をさらす」って、ディーンと来ます。まさにもうすぐ学生を終了する年頃なので…。
MOMA->アーティスト違(汗) 曲中でも「胸を焦がす」だけなんですけど
「ここではないどこか」なんてのは結局無いんですよねぇ。どうしても思い描いてしまうのだけど。
柊朱雀->計らずも航海に出た時は探そうとしてしまいますね
MOMA->I sing my dream forever Iwish will be happy lifeとか歌ってた頃と比べるとやや達観した空気が漂いますね、この曲は。ほろ苦く痛みが伴うというか。
柊朱雀->そんな考えさせられる名曲なのに『DRIVE』未収録。なんでや!
MOMA->投票結果では19位だったので曲数的に入るはずだったのですが入ったのは17位まで…GLAYファンの友人曰く「TAKUROが好きじゃないから入れなかった」。本当かよ…?
柊朱雀->な、なんと個人的な…?この曲もグレバケに入るまで『HEAVY GUAGE』を聴く他ありませんでしたね。
MOMA->あれリミックスされてますからね。最後のサビ前の「愛を語れない〜」のところでアコギが聞こえるか聞こえないかってところが分かりやすいかな。
柊朱雀->
20万人動員ライブやったりとここがライブ的な盛り上がりでも最高地点でしたね。
MOMA->あれは凄かったですねぇ。もう音が遅れて聞こえちゃう規模だから観客の揺れがウェーブしてるんですよね。
柊朱雀->今でもスタジアム開催できるレベルではあるのですが、いつ映像観ても圧巻です。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->当時はミリオン割れ=落ち目の空気でした。実際ちょっと一段落ちる印象だったんですけど、段々歌詞が沁みてきて好きな曲になりました。
柊朱雀★★★★★->初めて聴いた時から年を重ねる度に曲の良さ…というか、意味がわかってきました。

収録アルバム:
5thアルバム『
HEAVY GAUGE』(Album version)
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


18th HAPPINESS -WINTER MIX-
00年1月1日

HAPPINESS
WINTER MIXとは一体何なのか…?

柊朱雀->『HEAVY GUAGE』からのリミックスでシングルカット
MOMA->ドラマ主題歌になったのでシングルカットしたわけですが、またしてもドラマの方がコケた…。
柊朱雀->それでもシングルの方はヒットはしたんですね。
MOMA->月9主題歌でもミリオン割れだった前作から一転してシングルカットで50万近く売れたから当たった方じゃないでしょうか。あと
ここからマキシシングル
柊朱雀->ウィンターバラードですが、これまでより壮大というか重たい空気を感じます。
MOMA->『HEAVY GAUGE』が重苦しいアルバムでしたからね。
レコード大賞受賞するかで揉めて1度は解散が決定したらしいですし。
柊朱雀->確かにそんな終末感は…あるかも。
MOMA->世紀末&ミレニアムによる混沌とした空気も重なってなんかあんまりタイトル通りのハッピネスな感じはあんまりしないかも。
柊朱雀->暗い海のような中からの微かなHappiness…っていうイメージ…かな?
MOMA->「なりはしないだろうか…」っていう言い回しが何とも煮え切らないというか。「…」までついてるし。
柊朱雀->
バラードベストに入ってなかったからDRIVEでの後追いでした。
MOMA->そういや何でバラードベストにスルーされたのか…。まさにバラードベストのためのバラードシングルじゃないですかこれ。
柊朱雀->前作と今作はベスト難が出てますね(苦笑)
MOMA->で、そろそろ本題に…。
WINTER MIXって、ど こ が 違 う の …?
柊朱雀->メンバーでもそれはよくわからない
MOMA->当時から
「コーラスの大きさが違うらしい」とかGLAYファンの友人でさえ「らしい」止まりで誰も断定してくれなかった(笑)
柊朱雀->そもそもWINTER MIX自体アルバム初収録されたのはグレバケですからね、比較できるファン数が多かったのかどうかも(笑)
MOMA->どこまでバラードとするかにもよりますが、「ずっと2人で…」以来のバラードで、次が「逢いたい気持ち」や「ホワイトロード」と定義するなら、GLAYバラードの中ではかなり印象的なシングルだったなぁ。
柊朱雀->GLAYのドバラードシングルって案外珍しいんですね。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->当時からかなり印象が強い曲。冬の名バラード。夏には合わないかも…。
柊朱雀★★★☆☆->年始の寒さに聴いてみたくなりそう。

収録アルバム:
5thアルバム『
HEAVY GAUGE
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜』(WINTER MIX)


19th MERMAID
00年7月19日

MERMAID
今後のGLAYを示唆

柊朱雀->一気にハードで攻撃的なGLAYに!
MOMA->20世紀のGLAYというより、
21世紀以降のGLAYを先行
したような曲。実際『DRIVE』ではなく『ONE LOVE』に入ったり、15周年ベストでも次回作までがVol.2なのに飛ばされてVol.1に入ってたり。
柊朱雀->『ONE LOVE』に中核になる曲なのでとDRIVEから外されましたが、その名の通り象徴する一曲ですね。ダイナミックでカッコイイ。
MOMA->なんかハードなだけでイマイチだなぁ…と最初は思ってたんですが、聞き込んだらけっこう好きな曲になりました。以降そういう曲が多いですね。
柊朱雀->『ONE LOVE』自体がハードでボリュームたっぷりなアルバムだったので、これまでより一気に聴く人を振り分けた感じはします。「口唇」「誘惑」が好きだったファンにはまさに待望のシングルだったと思いますが。
MOMA->この頃まではまだ勢いで売れてましたけどね。
チャートの盛り上がりも熱かったです。
柊朱雀->
GLAY、ラルク、サザン対決

MOMA->2週目以降サザンが圧倒して2組を超えたわけですが、実は
ミリオンまで突破したこの週発売の最高セールスは14位にいる方
だったという熱いドラマでございます。
柊朱雀->
風の中のすばる女帝…
。でもここら辺から完全に後追いですねぇ。これまでリアルの記憶があった方がおかしい年齢なんですが(笑)
MOMA->俺はこの辺が1番鮮明ですね。翌年以降は周囲で終わったムードが強くなるんですが…(汗)この時点でも凄い初動型になっちまったなみたいな感覚で。
柊朱雀->さすがに当時9歳が聴くにはハードすぎたのか。
MOMA->あと初回盤がロング紙ケースで何か入っているかと思えば
発泡スチロールと厚紙だけという仕様で買った友人が迷惑がってた(笑)

柊朱雀-> 特典:発砲スチロール&厚紙…。
MOMA->発売から少しして1枚だけ店で見かけた時もサイズが他と合わないので邪魔そうに転がってて何ともいえない気分に(苦笑)
柊朱雀->違う意味でアメイジーング!なシングルだったんですね…(笑)
MOMA->年内いっぱいこの仕様でのリリースが続きました。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->現在は「口唇」や「誘惑」に戻れないくらい進化したロックなGLAYの金字塔という印象に変わりました。
柊朱雀★★★★☆->この手のシングルでは一番ハードでアグレッシブだったと思います。この曲が好きなら『ONE LOVE』もマチガイナイ

収録アルバム:
6thアルバム『
ONE LOVE
3rdベスト『
THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜


20th とまどい/SPECIAL THANKS
00年8月23日

とまどい/SPECIAL
 THANKS
GLAY最後の青春を歌った両A面シングル

とまどい
柊朱雀->恋愛ドキュメンタリーバラエティ『未来日記』TV版テーマ曲。
MOMA->サザンと福山が凄くて、TUBEも久々にヒットした後ですね。タイアップ効果はだいぶ弱ってましたが
GLAY最後のミリオンを達成。このタイアップでは次のユーミンは…うん…。空前絶後の大ブームになっておいて飽きられるまでも本当に光の速度でした。
柊朱雀->世代的には『未来日記』といえば特殊能力な日記で殺し合いゲームを繰り広げる某漫画タイトルのイメージですが(笑)
MOMA->連ドラが当たらなくなってきて「あいのり」とかこの「未来日記」とか
素人を使ったドキュメント的な恋愛モノが受けた時代だったんですよ。
柊朱雀->
青春っぽいGLAYもこの曲でいよいよ最後でしたねぇ。
MOMA->GLAY最後の眩しい青春ってイメージですね、この曲は。
柊朱雀->発売時期的にも過ぎゆく夏の切なさみたいなものを感じるような。
MOMA->最初はどこがサビだか分からねぇ!とか思ってたんですが気がつけば全部いい!に変わっていました。気づいたのは翌年以降GLAYが変わってからですね。ああこれがGLAY最後の青春だったんだなと。
柊朱雀->トータルのメロディーで聴かせる良さはありましたね。このシングルの後に『DRIVE』が発売されましたし一区切りだったんだろうな。
MOMA->「グロリアス」〜「a Boy」の頃と違って振り返っている若き日々が確実に遠くなってる感じがします。そこにあの頃には無かった寂しさと切なさがあるというか。
柊朱雀->今までよりだいぶ小難しい印象はあります(汗)
MOMA->全体通してみるとぼんやりしててよく分からないですけど「今はもう聞こえない波の音よ」とか「誰にも言えない夢の続き」を「もう二度と揺り起こすことも無い」とか「空を走る放物線 今でもみんな憶えているかな?」とか節々に切なさが感じられます。
柊朱雀->「ここではない、どこかへ」以降この手の歌詞は痛みがどこか伴って聴こえますね。

この曲の評価は…
MOMA★★★★★->遠ざかっていく青春を感じる名曲。当時のメンバーの年齢に近づくほどにこの切なさが沁みてきて気がつけば★5楽曲に。
柊朱雀★★★★☆->他の青春系GLAYソングに比べてかなりわかりにくい…まだ若いんですかね。

収録アルバム:
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST』(Jet the Phanom)
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


SPECIAL THANKS
柊朱雀->『未来日記』劇場版主題歌。恋愛ドキュメンタリーに劇場版?!
MOMA->
あんだけ大当たりすれば勢いで映画も作れちゃうよね!VHSでもDVDでも一切映像化されてないのとこれといった興行記録についてwikiとかに記載されていないのと、ブームが急速に去っていた時期に公開されたということでお察しください
柊朱雀->
あっ…(察し) 曲の方は本格バラードで。
MOMA->こっちは本当に夏の終わりと一緒に
青春期にも別れを告げるようなイメージです。
柊朱雀->サビでの転調が盛り上がって好きです。『DRIVE』以降変わっていくGLAYを改めて振り返ると、青春期からの決別のシングルだったのかも…。
MOMA->そういう印象が強いですね。当時は「とまどい」と一緒でこっちの曲もはっきりしないサビだなぁとか思ってたんですけど、やっぱり聞き込んでいくうちに好きな曲に。
柊朱雀->こちらはバラベスに入っていたのでちゃんと聴き始めた時から知ってました。つい惹きこまれる迫力がありますね。
MOMA->これ以降のミディアム系はもう少しモヤモヤしているのでここまでグイグイ引き込まれる曲は無いかも…。
柊朱雀->タイトルといい
これがラストシングルでも違和感なかったレベル
MOMA->大きな区切りになったシングルでした。
柊朱雀->事実上のGLAY第一期ラストシングル…でしょうか。
MOMA->初回特典はロングケースで発砲スチロールだけどな…(ボソッ)あとこれ品番とかも確か同じだったので今ではあんまり知られてないですけど1曲目入れ替えたバージョン「SPECIAL THANKS/とまどい」もあります。通常盤と合わせて当時は珍しい4種発売でした。もちろんC/Wは同じ曲です(笑)

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->夏の向こうには戻れない夏と夢がある。もうそれらが向こうにあるんだと戻れない事を意識した時に青春が終わのかもしれません
柊朱雀★★★★☆->迫力のバラード。カラオケで歌えるとかっこいい。

収録アルバム:
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
バラードベスト
WHITE ROAD-Ballad Best Singles-
4thベスト『
THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜


21st Missing You
00年11月15日

Missing You
20世紀を締めくくる激動バラード

MOMA->『DRIVE』2週前の先行シングル。次のGLAYも提示したいという事で『DRIVE』にも収録され、21世紀への橋渡し的な立ち位置といったところでしょうか。
柊朱雀->発砲スチロールはこれがラストでしたか(いきなりそこかよ)
MOMA->前2作と違って今作の初回盤は1度も見たことがありません。店にも迷惑がられたのかベスト先行で売れないと思ったのか異常に出荷絞ったんですよ。本当に存在したのかさえ当時は謎だったくらいで、GLAYファンの友人ですら(『DRIVE』は予約していたけどこっちは予約してなかったので)1度もロングケースを見ることがなかったと言ってました。
柊朱雀->『DRIVE』のDISC.2ラストに収録されてましたね。「I'm in Love」と曲順入れ替えてほしかっ…。
MOMA->当時はそう思ったんですけど、次のGLAYを提示したかったからDISC-2ラストは絶対だったんでしょうね。
柊朱雀->今思うとそうなんでしょうね。15周年ベストでも後期の方のVol.1に収録されていましたし、グレバケの区分けもかなり拘っていたんだなと思います。
MOMA->ストリングスとバンドサウンドが共存したとにかく激しい曲ですが…改めていいですねこのアレンジ。もちろん曲も。
柊朱雀->この曲も「SPECIAL THANKS」に負けじとグイグイ進んでいきますね。ボーカルが若干埋もれ気味かな…?と思ってしまったけど。
MOMA->バックが相当激しいですからね。
柊朱雀->GLAY最大のスケールなんじゃないかと。
MOMA->
猛吹雪って感じで。猛吹雪っていうと個人的にはこの曲か冬のせいにして温めあう某曲かですね。
柊朱雀->両者とも曲調は全然違いますけどね(笑)
MOMA->シリアス部門ではもうダントツでこっちで(笑) 歌詞に載ってない最後の英語詞、なんて言っているんだ?って当時仲間内で話題になったけど…今はネットで一瞬で答えが出てしまうんだなぁ(遠い目)。
柊朱雀->ポルノの「ヒトリノ夜」のラスト英語に似たようなものがありますね。そして「Missing you 歌詞」で検索して真っ先に西野カナが登場するのも時代か…。
MOMA->Snow is fallingじゃなくてSlowlyだと思ってたもんなぁ…。ゆっくり雪が降ってる的な意味で。文法的に意味通らないんだけど(笑)
柊朱雀->ていうかよく解読するよねぇ…。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆->こういう圧倒的な引きの強さがこれ以降無くなったのも確かだなと思います。20世紀最後の名曲
柊朱雀★★★★☆->この曲と「とまどい」「SPECIAL THANKS」が入ったオリジナルアルバムがもし作られていたらそれは凄い事になっていたんじゃないかって。

収録アルバム:
2ndベスト『
DRIVE-complete BEST
3rdベスト『
THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜

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