BREAK OF DAWN

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 BREAK OF DAWN D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治  
2 Standing on the hill D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治  
3 Oasis D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治 3rdシングル 最高25位 売上7.7万枚
4 Another D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治  
5 心の地図 D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治  
6 Heart D・A・I D・A・I D・A・I 2ndシングル 最高56位 売上0.7万枚
7 Raven D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治 4thシングルC/W
8 Welcome! D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治  
9 Painful D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治  
10 Tangerine Dream D・A・I D・A・I D・A・I 1stシングル 最高58位 売上0.6万枚
11 Yesterday&Today D・A・I D・A・I D・A・I/亀田誠治 4thシングル 最高10位 売上15.6万枚
初回限定ボーナストラック
12 散りゆく夕辺 D・A・I D・A・I   2ndシングルC/W アコースティックバージョン
13 Oasis D・A・I D・A・I   3rdシングル アコースティックバージョン

リリースデータ

2000年3月23日
2005年2月16日(紙ジャケ)
2008年11月10日(HQCD)
初登場3位 売上32.0万枚 Produced by MAX松浦 avex trax

メンバー

長尾大
伴都美子
大渡亮

Do As Infinity1stアルバム。99年9月デビュー。ここまでの4シングルを収録。3rdシングル「Oasis」が化粧品CMタイアップとしてOAされブレイクの兆しを見せ、4thシングル「Yesterday&Today」は月9ドラマ「二千年の恋」主題歌に起用され、トップ10ヒットを記録。一気に知名度が上がり、今作はトップ3入りを記録した。元々は作曲家として成功していた長尾大を中心としたユニットという構想からスタートしたようで、長尾のペンネームである「D・A・I」がバンド名の由来になっていると思われる。他アーティスト提供の際の「D・A・I」は長尾大1人のことを指し、このバンドにおいても当時はそう思われていたが、後にDo As Infinityにおいては「誰が書いてもD・A・I」表記だったと明かされている。作曲に関しては基本的に長尾大の単独とされているが、作詞はスタッフ、伴、大渡が主に手がけていたと明かされている。またメンバークレジットに担当楽器が書かれていない。メンバー以外の楽器担当者は「Additional Musician」としてクレジットされているが、長尾と大渡の担当楽器であるはずのギターに3人も外部ミュージシャン名がクレジットされている。初回盤はスリーブケース入り、表記されていないボーナストラック2曲収録。このボーナストラックは05年の紙ジャケ、08年のHQCD盤には収録されていないが、1度解散した時点までのアルバムを網羅した『Do The Box』収録の際にはしっかり収録されている模様。

Do As Infinityはスタート当初カッチリ決まって始まったバンドでは無かったんだろうと思うけど、今作は特に長尾大ありきのユニットでボーカリストとギタリストを連れてきた、といった感が強い。サポートギターが3人も入っているので、当時は大渡の重要度もあまり高くなさそうだし。この時点で長尾大は既に実績を積んでおり、エイベックスの中ではトップクラスの作家となっていた。そんな人のグループだけに楽曲のクオリティは確かだ。またダンスミュージックのイメージが強いエイベックスにおいてロックサウンドを軸にしているのが珍しい。伴都美子の投げやりっぽい歌声といい、やや暗めの世界観も異色。エイベックスという先入観が無ければもっと違う支持もつかめたんじゃないかと思うけど、これは特に亀田誠治をサウンドプロデュースに招いた効果が存分に出ている感じ。亀田誠治が参加してない最初の2曲はアコースティック色が強いが、これはデビュー前後の時期に路上ライブを連発していた影響だろうか。それにしても「Yesterday&Today」は当時は暗い曲だとしか思っていなかったけど(ドラマもミレニアムの熱に浮かされていたのか某国工作員の恋愛とか設定がぶっ飛んでいて1度も見なかった上に、確か視聴率も散々で時には「あいのり」に抜かれ月9を越えたとして「あいのり」の宣伝材料にされる始末だったような)、改めて名曲だったんだなと思った。

B000059HTQ  B00078RQGG05年紙ジャケ盤  B001IAPDJE08年HQCD盤 

印象度★★★★☆

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