原始的・世紀始な日記’05 残暑

2005年9月(前)

9月後半はこちら

9月15日(木)

ようやく残暑のあるべき形になってきた

・オリコンデイリーチャートに異変が起きた。

1位関ジャニ∞
2位浜崎あゆみ

なにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!

一体何が起きたというのか。関ジャニ∞って前作6.2万枚程度だよ?浜崎はここんとこは15万前後は安定して出していたはずだ。

ただデビュー曲の時は関西限定で3.8万枚の後、全国発売で8.5万枚も出したことがある。今回の新曲は3曲A面で初回盤と通常盤の内容が違うというジャニーズ商法のため10万オーバーしてもおかしくはない。それにしても浜崎が週間2位になんてなったら…。いつ以来だろう?

てか特典を調べに関ジャニ∞の公式ページ(ていうかレコード会社の関ジャニ∞ページ)に行ってみたらおもしろいのなんのって。

http://www.teichiku.co.jp/artist/kan8/

肖像権に異常なまでの防衛をするジャニーズだけに全員シルエット。メンバー紹介なんて影だけでどんな覆面グループなんだと。

何よりすごいのが写っている物はジャケット写真さえ使用不能ということ。レコード会社側もふざけてるのかやってられね〜よと怒っているのか表記がとても楽しい。

1stシングル「これはジャケット写真ではありません」
1stアルバム「これジャケット写真ではありません」
2ndシングル「やはりジャケット写真ではありません」
1stDVD「以下同文
今作「これはジャケ写です

ついに説明省略してしまうまでの流れで笑いが止まらない。今回は絵柄なのでジャケットの掲載が可能だったのである。なんか感動だ。このページ担当の人、好きだな〜。

でも絵柄OKならSMAPのアルバムなんかいつもそうだよなぁ。どうやらこれまでは絵柄でも規制してたみたいなので今回のは実は革命的?

ギターの三弦切れる
高校1年生の時に買って以来、エレクトリックアコースティックギターということでアンプにつなぐことでエレキな音も出せるのにアコギとしての機能しか使っていなかったこのギター。使わないうちにプラグがぶっ飛んでしまい現在つなぐのに不便になってしまっている。

これまでにも2度ほどなぜか決まって二弦が切れて取り替えたことがあったが今回は三弦がいきなり切れたそんなに使いまくってるわけでもないのにしっかりと老朽化してたんだなぁ。そんなわけで本日は楽器屋へレッツゴー。水曜日が定休だということもちゃんと知っている。今日は木曜日だ。問題ないぜ、はっはっはっはっは…。

・・・・・・・・・。

シャッターが降りている。圧倒的に降りている。絶望的に降りている。そこだけ時間が止まったように降りてい…

あれ、おかしいなぁ。開店前だったかなぁ。もう11時回ってるのに。それともここに来るまでの間にタイムトンネルをくぐって昨日に戻ってしまったのか?だとすればどうやって帰ればいいんだろう

などと考えながらさらに近づくと今月の営業日なる張り紙が。何故か水曜の定休以外に15日まで赤くなっている。なぜだ?なぜそうなるんだ?

しょうがないのでいつもFOVや浅岡のCDでお世話になっている山野楽器で購入。なんか得たいの知れないのがたくさんあって迷ったがYAMAHAという文字にだけは見覚えがあったので購入。1050円もした。

ついでにビーイング発行のフリーペーパーというMusic Freak Magagineというのを初めて発見したのでもらってきた。フリーにしては立派な冊子だtake free!って書いてあるのに開いたら年間定期購読3000円とか書いてあるので有料雑誌だったのかと思って一瞬びびった。


9月14日(水)

レポート1/DAI解散/DEENベスト/海猿 がんばっていきまっしょい 最終回

・新連載:レポートが終わるまでのリアルドキュメント

9月1日にそろそろやらなきゃなと書いていた宿題にようやく着手。とりあえず序論と題した本題に入る前の前文文字数を稼ごうと目論む。本題じゃなかなか余計な話で引き伸ばす事はできない。まだ本題に入る前の前文でいかに稼ぐかがポイントである。ライブドアVSフジテレビがあったということ、「メディアとインターネットの融合」というキーワードに興味を持った事(実際はそれ以外のテーマはまるで分からないし興味も持てない妥協的選択)、ここからどう展開していくかの展望を書く。何せ書いてるこの時点でどこまで進むか分かっていないのだ。目標は指定の5枚到達だし中間発表なのでむしろ全部終わってしまうとマズイ。調べる余地を残しておかないと苦しくなる。5枚に行き着いた時点で終了。基本軸を「映像コンテンツ」に絞ってひとまず進めていき、余裕があれば音楽やラジオのほうにも広げていくという旨を書く。ここまでで0.5枚

ここで肝心のライブドアとフジテレビの業務提携についてもやはり追っていかなくてはならないと思い立ち、その話に突入。いざいろいろ調べたがみなさんの記憶にもあるとおりである。提携発表してからの続報は全くと言っていいほどない。本当に話し合っているのか?本気なのか?という疑問ばかりが降ってくる。何とかいくつかの事項を見つけ出して話を持たせたが続かない。挙句の果てに行き着いたニュースが「楽天とフジテレビがインターネットと連動した商品紹介番組を開始した」という記事。

ラクテン?

序章を締めるオチとしては最高だったがないものを引き伸ばすのはこれで限界。

現在1.5枚。残り3.5枚・・・

Do As Infinity解散
まもなくシングルコレクションを出すDAIが解散を発表した。以前のベストでも散々文句言ってたのにここにきてまた出すなんてどうしたのかと思ったらこういうことだったのか。ベスト発売の翌日付で解散。最後の武道館ライブはスケジュールが取れなくて11月になってしまい11月25日のラストライブに1日だけ復活、という形になるらしい。

DAIに関してはシングル『楽園』しか借りた事はなかったのだがシングルコレクションなら一度聞いてみたい。彼ら的には反発モノなのかもしれないけど以前のベストはCCCD1発目ということもあってスルーしていたので。って言ってもレンタルじゃCCCDか…。datといいエイベックスは解散が相次いでいる。ELTもそろそろ危なくないか?

DEENセルフカバーベスト発売
すでに情報は出ていたが公式は未だに更新されていない。今回いきなり記事になったがFC向けには更新してるから分かったんだろうか。DAIが解散したせいで扱いがしぼんでしまった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000005-sph-ent

『このまま君だけを奪い去りたい/翼を広げて』としてのセルフカバー先行シングルの発売はもう10月末発売と言う事だが早々とヤフー音楽にも登録されている。その後にセルフカバーアルバムを出すと聞いてはいたがベストアルバムとまで銘打つとは思わなかった。

しかしこの記事、スポーツ紙特有の誇大表現が目立つ。まずミリオンシングルは3曲もない。『このまま〜』と『瞳そらさないで』の2曲だけで3番目の売上である『翼を広げて』はオリコンで57万枚。出荷枚数なんかを考えてもミリオンには到底及んでないはずだ。

またトータルセールス1000万枚にも無理がある。全リリース商品かき集めてようやく1000万枚に届く程度だったはずだ。収録される15曲じゃ到底及ばない。しかも韓国カバー1曲、織田哲郎の新曲1曲で実質13曲。もう無理だって。

そう、すごいのがあの織田哲郎の書き下ろしの新曲が収録されるということ。すごすぎる。でも出来れば今は自作できるDEENよりもZARDに提供して欲しい

気になるのが「制作スタッフも一新」という言葉。我々ファンとしてみれば現在の制作スタッフはAOR路線以降のメンバーのことだが彼らをここにきて一新してしまうのだろうか?当時のビーイング制作スタッフを一新して今のAOR路線以降のスタッフでやるという意味ではないのか?

とてつもなく気になるのが

『また初回限定の特典盤には、池森が「当時の作品たちをパワーアップしてよみがえらせたい」という思いで、これまでDEENに楽曲を提供したZARDやWANDS、小松未歩ら5アーティストそれぞれが、提供楽曲の「Teenage dream」など8曲をカバーした“プレミア盤”になっている。』

という記述。まさか今更新録音されるわけないので(WANDSなんてもうないし)、彼らがセルフカバーした音源をここに持ってくるということなのだろうか?現在存在するのは『Teenage dream』『瞳そらさないで』(ZARD ver.)『このまま君だけを奪い去りたい』(WANDS ver.)『君がいない夏』『遠い空で』『君さえいれば』『手ごたえのない愛』(小松Ver.)…。あれ、7曲しかない。しかもこれじゃ3アーティストである。5アーティストという記述を信じるならもう2人必要だ。

となると栗林誠一郎の『永遠をあずけてくれ』織田哲郎の『このまま君だけを奪い去りたい』『翼を広げて』までが候補に挙がる。てかこれ以上はないはずだ。5アーティストということならば栗林はこの曲で確定?織田哲郎も『このまま〜』はWANDSがあるので『翼を広げて』確定?『瞳そらさないで』は外しそうにないので小松の曲から2曲外して8曲か?

しかしすでにビーイングではないDEENにこんな芸当が可能なのだろうか。円満離脱だとビーイングはこうも優しいのか?この記事しか出てないので謎だらけだ。だいたい彼らのカバーバージョンがどう『「当時の作品たちをパワーアップしてよみがえらせたい」という思い』につながるのだろうか…。

 

海猿 最終回
あれだけ予算をかけた大作だったのになんと最終回延長なし…。やはり見合う視聴率が取れなかったせいか?

下川(時任三郎)の娘、唯はひっくり返って岩にひっかかったボートの中に空気がたまっていてなんとか生きていた。特救隊の到着を待つ一同だが間に合いそうになく仙崎(伊藤英明)の説得で船に穴をあけて救出する事になった。しかしついに船が沈没し始めてしまう。飛び込む下川。穴から顔を突っ込む仙崎だが唯にあと少しで届かない。飛び込んだ下川が船内から唯を持ち上げて仙崎にパス。唯は引き上げたが下川は船と一緒に水没

シーンは飛んで下川も助け出されたらしく「ながれ」の上。しかし心停止状態が10分続いたため意識不明のまま植物状態もありうるという状態になってしまった。

先週かっこよく出動シーンが描かれた特救隊の人々、なんと出番一切なし。到着する様子すらなかった。沈んだ下川は到着した特救隊が助けた可能性もあるがここも完全に飛ばされてしまったので分からない。あれだけ派手に出てきたのにねぇ…。

しばらくは伏せていたが仙崎が唯の呼びかけなら起きるかもしれないと別れた妻に持ちかけて2人は下川が重体なのを知る。唯の呼びかけで復活する下川。感動的なシーンだったがあれだけ植物状態になるだの脳に影響があるかもだの言ってたのに何の障害も残らなかったらしくあっという間に退院してピンピンしていた。これにて別れた妻も改心。月に一度は唯に会ってくれと頼む。

また下川は引退を決意。唯を助けようとした時に「死んでもいい」と思った。潜水士は「生きて戻る」のが鉄則だ。これじゃダメなんだ、と。それでも生きてるっていいもんだなと言う下川に感動。また前々回で下川が待っているからやるんだ!と感動のセリフの末、復帰した矢吹(布施博)と2人で練習場で最後の潜水を行うのであった。この矢吹、復帰したはずなんだけど先週も今週も今までと同じでコントロール室(?)勤務のままなんだよね。なんで?

そして仙崎は環菜(加藤あい)の母に「僕は海では死にません」と決意を語る。もう覚悟している2人に「いつの間にか大人になったのね」と感動の母はようやく許してくれた。「これだけ騒いでおいてすぐに別れるんじゃないわよ」とか言ってたがこれだけ騒いだのはお前だろと言いたい。

ラストは「ながれ」の廃船式。池澤(仲村トオル)の遺影もしっかり持ってそれぞれの道を行く面々。しかしどこに配属されていくのかは全くの不明。仙崎と環菜のキスシーンで本編は終了した。

そして流れる映画第2弾の予告。これ、1作目映画のDVDラストに入ってた映像と同じなんだけど。爆発シーンもドラマに出てこないからなんだろうかと思っていたのだがドラマを越えて第2弾映画の予告だったのかよ。てか06年5月公開だと?もう忘れてるよそんな先じゃぁ…。

総評
わりとカチッとした終わり方だった。映画に続くせいもあるのかわりとさっぱりした感じで。配属先まだ不明っていう以外は残ってた問題も解決したし、下手に続編につなげるような設定はない。ドラマはドラマでしっかり終わらせたのは好印象。

全体的にはかなり緊迫感もあって非常に毎週楽しみなドラマだった。逆にこの緊迫感が重くて数字的には苦戦したのかもしれないけど個人的にはとてもおもしろいドラマだった。

最終回が通常時間だったのは数字の低下のせいか、映画で続編やるので何も無理に詰め込む必要が無かったからなのかは分からない。ただ序盤は予告だけでなく今後の展開予告みたいのまで入れてかなりのスケールの大作感をガンガン出していたのに中盤以降は大作感は薄れた感じはする。それでもスタッフクレジットを冒頭に持ってきて緊迫感を持たせたまま次回予告といった演出はけっこう好きだった。

そういえば最終回には冬柴(鈴木一真)だけ出てこなかったような?環菜の上司という役どころはまあ環菜の仕事シーンが出る以上は必要はあったのかもしれないけど正直中途半端に絡んできただけで意味なかったね、この人だけは。

がんばっていきまっしょい 最終回
1話、某降板騒動のせいで流れたせいもあって90分スペシャルとなった。全11話と断言された余裕たっぷりの『海猿』が通常時間で全11話(予定)と自身なさげだったこのドラマが結果的には別の理由で1話短縮になったとはいえ最終回90分ってのは…。

先週、悦子(鈴木杏)の泣きの芝居と父(大杉蓮)の感動的説得により試合会場へ父の運転する車で向かった悦子。あれだけ感動させてかっこよく出て来たくせに何と父は道に迷ってしまう。電車で行け!というのでどしゃ降りの中駅に向かったが過疎地で2時間来ないという。ついにはヒッチハイクだ!ということになってしまうが偶然にも高校の先生が通りがかって道案内してもらい無事到着。しかしこの日は練習日で試合は明日だった…。

何と先週あれだけ感動させておいて全部ギャグシーンへ落ちてしまった。だいたい琵琶湖目指すのに迷うも何もないだろうに。さすがに道路標識で「琵琶湖」とか「滋賀」方面くらい分かるだろ?

悦子は一番前のポジションで悦子が抜けた後はそのまま後輩Aがその場所に居た。しかし仁美(石田ゆり子)はリー(相武紗季)と後輩Aのポジションをチェンジ。やはり後輩Aではあのポジションは経験不足だという。お前らがハブにしてきたからだろ!!

とまどいつつも予選は突破。男子も突破して盛り上がる。しかし準決勝前に4人は悦子がいないと勝てないなどと弱気になる。そこに悦子が励ましにやってきてみんな復活。一緒にいる後輩Aとしてはそんなに私じゃ不服かよ!とキレても罰は当たらないと思う。

男子は関野(錦戸亮)と中田(田口淳之介)がやり方をめぐってもめている中での準決勝。なんだかんだいい感じで進んでいたのだが後輩がオールをひっかけてしまい追いつかれて4位になってしまい敗退。謝る後輩に声をかけずに去る中田に対して「一緒にこいでくれてありがとう」と言う関野。オールを託してこれからはお前がキャプテンだ!と任命。先輩と後輩の感動的な交流が描かれた。

女子の方では悦子が「6人目のクルーになる」と言ってボートと一緒に陸を走りながら応援。しかし結果は惜しくも4位敗退。悦子に気づいたカットではさすがに後輩Aも映ったのだが、負けが分かって脱力するシーンでは4人しか映らない理不尽さ。今回は悦子が乗れないのでずっと後輩Aがレギュラーだったのだが個人個人へのカット割でも4人で終了してしまいことごとく後輩Aは無視された。

そして引退式。「応援ありがとうございました」と揃って礼をする5人。後ろの方で拍手する後輩2名。しかし男子部で見た感動的な先輩後輩の交流などかけらもなくあとを託すようなセリフも全くなかった

時は流れて卒業式。仁美が語ったところによると女子部にも男子部にもあの後に新人が入ってきて今もやっているという。廃れるんじゃなかったの!?ようやく自己中な先輩から開放された後輩2名もさすがにこのまま終わるのは嫌だし、今までは後輩2名の扱いを前に遠慮していた人たち(見学に1度来ただけでもあのハブられ具合は理解できると思う)も即レギュラーとなれば入るかもしれない。

悦子の腰も快方に向かい最後にボートを漕ぐ5人。高校生活=ボートすなわち○。青春だね〜。またいつもの店では男子部の先輩達が再登場。ヒメ(佐津川愛美)にホレている男子部長という設定も復活した。

その後、みんなで愛媛大学へ行ってボートを続けるという計画は破綻したのかダッコ(岩佐真悠子)だけが愛媛大学へ行ってあの初期型飯田香織みたいな嫌味女とボートを続けていた。結局ボートを続けたのはダッコだけ。5人の同じ大学に行くという団結はリーの推薦宣言で崩れ去ってしまい、それをきっかけにして考え方も変わってしまったのだろうか?

リーは宣言どおり、東京の医大へ。イモッチはどっかの大学で男をナンパして失敗、教師を目指しているらしい。ヒメは何の部活か知らんがどこかの大学でマネージャーになった。部員にはあの男子部長が!「かわいいから許す」とお決まりのセリフを。同じ大学だなんて部長的にはすごい大事件。嬉しくてしょうがないだろう。

中田は東大に受かり、悦子はカメラマンになるために上京すると宣言。引退を余儀なくされた時に中田に見方変わるでなどと言われて渡されたカメラでいろいろ撮影してるうちにカメラに目覚めたらしい。反対する家族だったがおばあちゃんがいきなり大賛成して父以外は結局賛成。そして姿を見せなかった関野は悩んだ末に船乗りになるためにそれ系の東京の大学へ行くと悦子に話す。「ずっとお前を見てた。これからもずっとお前だけを見ている」とかっこよく告白して連絡先を渡したのであった。悦子の返事はなかったが関野も成長したものである。リーのときは「分からん」とか言ってたのに。

最後、船で旅立つ悦子。港を振り返ると最後まで反対して口をきかなかった父が立っていたヤバイ、感動だ。いいよ、大杉蓮。

と、感動していたのに父はあっさりとフレームアウト。走ってきた4人とのドラマタイトル連呼合戦が始まってしまう。これも感動だけどさ〜、父の立場がないじゃん。そもそも悦子はどこへ向かう気だ?愛媛から東京に行くのになんでフェリーで行くのか?松山の近辺の港からの船なのは間違いなく東京行きがあるとは思えない。広島など瀬戸内海沿岸程度が限界だと思うんだけど…。だいたい時間かかりすぎだろーに。確かに飛行機や電車だと最後のシーン作れないけどさ。

仁美が中3の少女に昔話を聞かせる形だったのだが、少女は絶対にこの高校に入ってボートをやると宣言。廃れて廃墟になっていたのでないのか?前述の通り部員も入って部は順調に存続しているという。その割にこの現代のパートでは誰もいない。シーズンオフかと思ったが思いっきり夏か初秋っぽいしダッコたちは目の前ボートで通過してたし。何で誰もいないのだろう?

総評
さわやかな青春ストーリーで当初の期待よりもおもしろかった。最後までさわやかな感動をありがとう。

ただ中盤の勝手に漕いで警察出動騒動の件に始まり5人だけの閉塞感、勝手すぎる面も頻繁にあってそこはちょっと…。5人揃っての勝手もそうだが中でもリーの身勝手な振る舞いはひどすぎた。恋愛への干渉問題もそうだがリーダー代理になったときの暴走の果ての一時退部、自分の都合100%で悦子が無理なのに5人じゃないと嫌だと意地をはったりとその悪行の数々好感度が暴落。リーだけは好きになれなかった。

性格の悪さではライバル高校の初期型飯田香織みたいな嫌味女のほうがすごかったわけだがこいつはわざわざ嫌味だけ言いにこっちに来たり、散々強そうに見せて2年の段階で早くも僅差、最後は予定通りに見事に負けたりと完全に口だけのピエロと化したのでそんなに気になってはいない。ただの見掛け倒しという印象が強い。あえて言うならもう少し嫌味以外にライバルとしての強さを見せて欲しかった。

そして最大の問題点は特に5人の活躍を描くドラマだけに仕方がないとはいえ後輩2名のハブられ具合。これはあまりに哀しすぎた。男子部では先輩から関野へ、関野から後輩へとバトンタッチの様子を普通に描いていたのだから女子にもそんなシーンを入れてあげても良かったと思う。男子で描けてなぜ女子で描けない?いくらなんでもハブられすぎ。会話すらほとんどなかったしもう少し仲間意識持ってあげても良かったでしょうに。


9月13日(火)

スローダンス 最終回

無党派層がみんな自民党を支持したのがあの歴史的勝利の理由だみたいなことが言われている。思いっきり選挙初めての無党派層でありながら小選挙区ではビリになった人に投票し、政党でも自民党とは書かなかった俺はいったいなんなんだろう?昔っからトップになるようなとこにはつかないんだよなぁ。

スローダンス 最終回
夏ドラ最低視聴率だったでも巨人戦よりマシ『おとなの夏休み』は先週ひっそりと最終回を迎えた。最終回第2号となるのはなんと月9枠だった。といってもしっかり11話やったし最終回も延長になった。早く終わったのは休止がなかったから。

さてとりあえず完成した映画『犬とオジサン』を誰よりも早く深津に見せるために持ってきた妻夫木。そこに梶君が登場してあちこちかけあった結果、深津に移転話が出来たという。ずば大阪で店長!

終盤に登場してから何かとお助け役といった印象の梶君だが前回も開店の危機を救ったとはいえ余計な外人&一方通行通訳のコンビがセットになってきたりとデメリットもしっかりついてくる困った条件で話を持ってくる。今回も店長はいいが大阪ってなんだよ?大阪って。

特に妻夫木が止めることもなくすんなりと大阪行きは決定。主人公サイドは軽めに扱われる中、大半の時間は広末と藤木の2番手カップルに使用された。先週ストーカーと化したものの藤木の告白でようやくカップルになった2人だったが、藤木がちょっと女の子と話したりしてるだけで嫉妬しまくり何とも気まずい空気に。なんか最初は現代的で軽そうな若者だった広末のキャラがどんどん重たくて苦しくなってきたんですけど。広末には妻夫木が、藤木には深津がこの不思議カップルをサポートする。藤木は仲直りの言葉が思い浮かばずとっさにプロポーズ。結婚が決まってしまう。ただでさえ主人公カップルもいつの間にか好き同士になっていたというのにそれ以上に最初にいきなりベッドインしていつの間にかカップルになっていたこの2番手カップル。意味不明

また先週から藤木にかかってきていた謎の電話は大方の予想通り、前の職場である銀行からの復帰要請だった。この件に関しては何かに使うつもりで伏線にしといたのか知らんがそれが明らかになっただけで結局それ以上触れずに電話もかかってこなくなりいつの間にかうやむやになってしまった。まさかそこの事を教えてくれなかった広末が不満そうな顔をしてて「そんなことまで言わなきゃいけないの?」と藤木がウンザリ気味に答えるためだけ?

大阪に行って楽しくやる深津。妻夫木は『犬とオジサン』が二次審査で落選になってしまい新作を撮影。さすがに今回は協力が薄くなったのかスタッフの数が激減していた。それも落選。懲りずに撮影した次の新作『SLOW DANCER』が最終審査へ残った。

気がつけば06年秋と1年が経過。両親への挨拶や広末の嫉妬深さでもめたのか何なのか知らないが1年たってようやく結婚式を迎えた広末&藤木。もうこの辺になってくると誰が主役だか分からない。かつて主役級だった広末にせめてもの見せ場を与えようとこんな派手な展開になったのだろうか。ウェディングドレス姿はきれいというよりかは老けたなぁという印象が強かった。深津と並んでても若く見えないんだもん。ファンだった『ビーチボーイズ』の頃のきらめきは微塵もない。

結婚式は2次会で盛り上がる中、深津は1人教会へ戻る。そこに準グランプリをとった妻夫木が到着。順番はでたらめになったし遠回りしたけどと前置きして当然「夢へ近づきました」とか言うのかと思ったら「あなたが好きです!」

ああそういえばまだ言ってなかったっけな…。2人で仲良くいちゃつきタイトルにかけたのかダンスして2人で2次会会場へレッツゴーなところで物語は終了。別に来週も続いても違和感がなく、逆に先週で終わっても今週で終わってもどっちでもいいようなさらっとした終了だった。あと最終回はこれまであれだけ暴言を吐いてきた深津が一切暴言を吐かなかった。後味が悪くならないようにしたのだろうか。

また『電車男』では免許や婚約者の写真など地味にコラボしてたものの向こうからのコラボはほとんどなかった一坂(温水洋一)、最後に婚約者のセリフで「毎日インターネットやってるんです。萌え〜とか声が聞こえるんです」とようやく直接あちらの世界を示す言葉が出てきたが流れには関係がなかった。

全体的感想
まず最初に言えるのが登場人物たちの心境が非常に読みにくかった。気がついたら最初に好きだった人から各自気持ちが離れていてお互いを好きになっているという。特に劇的なきっかけもなかったし。主役の2人でも微妙だったのに藤木広末はもう不思議カップルである。結婚まで行ってしまったが数年後絶対離婚しそう。広末の嫉妬からくる関係悪化が原因。

中盤以降は話もどうでもよくなってきて最後までどうでもいいままに終わってしまった。深津のキャラは大嫌いだったがそれでもまだ妻夫木と深津が意識せずに友達でいた頃はそこそこおもしろかったのだが意識してからはガタガタ。もう妻夫木は深津のどこがいいのか分からない。あれだけ毎回のように暴言吐かれても思いは揺らがず次に会うときはニコニコしてるほど好きだっていうのはもう理解不能。勝手にすれば?状態。

またその他の脇役は悲惨。小林麻央は演技が下手だったのであまり出られても困ったのだが最後は背景。ケバキツ女はケバニコ女になってから普通の友人になったがやっぱり背景。犬を飼っていなければ最後まで出てこれなかっただろう。その他妻夫木の友人は広末に未練を残したままフォローなし。小泉孝太郎はいつの間にか深津の最初の店の副店長と付き合っていたけど明らかに嫌そうだし強引。

もう1度見たいとは全く思わない。1年後には内容どころか見ていたことすら忘れているようなそんなドラマだった。最後まで見てたのは奇跡的だ。文句ばっかだが駄作とまでは言わない。全部見終わって思う事は単純におもしろくなかったということだ。駄作っていうのは日曜9時のドラ…ぐぅ…。


9月12日(月)

選挙結果/ノマネコ問題?

・911にかけた選挙襲撃テロが起こることもなく選挙が無事終了。投票率は67.51%だったそうだ。テレビでもかなり盛り上げ、「今回は行きます」というインタビューばかりガンガン流れて大衆に行くのが当然ムードをアピールして盛り上げたがそれでもこんなものなのか。

我が埼●県は64.88%だそうで。平均下げる方に貢献している。ビリは免れたようだが限りなく下位。ちゃんと行こうぜ埼玉県民。

結果の方だがまず大雑把にどうなったのかな?という点に関しては選挙特番開始直後に

自民圧勝

と各局がこぞって取り上げた通り、何の盛り上がりも見せずに一瞬で決着がついた。あとは続々と自民の人たちが喜んでいくさまを待つのみ。涼しい顔のクールビズ小泉総理、日焼けと敗北のせいで顔色がヤバイことになってる岡田代表。さすがに笑うしかなかった。何これ?

そんな中でも注目されたのがホリエモン。以前ラジオで政治など全く興味がないとはっきり言い切ったこの方は「若い人たちが政治に興味を持ってくれるように」などとギャグとしか思えない発言を真顔でする始末。絶対こいつこないだの選挙では「投票しない若い人たち」のほうの人種に思えて一気にホリエモンが嫌いになった。負けてくれることを祈っていたが、無事に敗北が決定。懲りずに次回も出るとか言っていたが勘弁してください。

一方で北のほうではあの伝説のハウスの主であるム●オが復活したそうで。まだ裁判中だしあれだけ汚職のイメージに染まったのになんで支持されるんだろうか?

さてさて肝心の俺が投票した小選挙区。昨日は自民党は影が薄いと書いたがあれは間違いだった。自民党はむしろ余裕だったのだ。だから我々の家の近くには来る必要もなかったのだ。結果としては民主党の人と激しい僅差で最後までどっちになるか分からなかったようだがこの地域では民主党の方が勝利したようだ。

なお俺が投票した人、投票後に実は大学の大昔の先輩だったと発覚し親近感が増していたのだが見事なまでにビリであった。トップを争った民主と自民の2人とは10万票もの差が…。はは…。

てなわけで勝利者である自民党には全く貢献しなかった俺なのであった。なんか虚しいね。

 

・O-ZONE『恋のマイアヒ』はもう知らない者はいないくらいにまで浸透してきた。あのネコが踊る映像も多くの人が見ただろう。

さてあのネコは何者か?まあどう見ても知っている者ならば2chに出てくるキャラクターのネコだろうと思うはずだ。元々2chのアスキーアートで出てきたキャラクターであるこのネコ。2chを絵で表現するならこのネコを出せば分かるというくらい象徴的なキャラクター(実際どうなのか知らないが少なくとも個人的には)だと思う。

しかしマイアヒの映像に出てくるあのネコは2chのキャラクターではなく「のまネコ」というエイベックスが作ったキャラだとエイベックスが言ってるらしい。

え?何のご冗談を?

と思ったのだが何か本格的にいろいろ問題になっていて抗議も起きているらしい。

http://www.bmybox.com/~studio_u/nomaneko/imakita.php

やれ圧力がかかってサイトが潰れただの、エイベックス所属のmoveの木村氏がこの件に関してコメントをしたら上層から脅しのような言葉が来ただのとかなり複雑なことになっている模様。

エイベックスもネット上のキャラだし誰が生み出したってもんでもないのであんまし深く考えないでやったんだろうけど甘く考えすぎてたんじゃないの?今後どうなるのか見物である。


9月11日(日)

選挙2/女王の教室 10話

先日の市長選挙に続いて20歳になってからの2度目の選挙は衆議院選挙という派手なやつだった。正直なところどういう投票でここで投票したのがどうなってあーなってこうなるのかは実はちょっと曖昧だったのだが全くの無関心というわけではない。それなりに考えて一応入れてきた。

最初は小選挙区。この地域は自民、民主、社民、共産の4人が立候補していた。今回の選挙は郵政が焦点だというがこの地域ではその肝心の自民党は妙に影が薄く、民主や社民は何度か外で演説しているのを聴いたが自民の人は全く来なかった。とりあえず好感度の高い人に票をあげた。

次に政党を選ぶ比例選挙区。さっきので入れた人の所属してるのとは違う政党に入れるというちゃらんぽらんぶりを発揮して投票。

おまけであるのが裁判官の国民審査。これがまたわけの分からないシステムでずらり並んだ裁判官に信任できなければ×をつけるというものなのだが、○はないのだ。つまり何も書かなければ信任×か真っ白かという。どうせ名前が一番端の人が一番×が多いけど多くて全体の10%程度しかいかないとかそういう結果にしかならないのは目に見えている。

どう考えても書いてある裁判官の事なんで誰も知らないし信任も不信任もしようがない。その上、我々に与えられたのは「×」か「書かない」か。投票として明らかに狂っているこのシステム。ふざけてるのだろうか?民営化とかそういう前にこういう根本的なところをもう少しなんとかしろよ。

そんなわけで狂ったシステムにむかついたので全員に×をつけて投票は終了したのであった。だいたい警官も政治家も信用がない時代だよ?裁判官辺りはちょっと守られすぎな気がしてならない。絶対危ないやついるって。

午前中に行ったせいか、規模が違うせいか市長選のときは閑散としていた投票所はそこそこにぎわっていた。しかしやはり若者は少ない。

その後図書館に開店と同時に行ったらCocco、尾崎豊、浜田省吾らのベスト、ラルクの『SMILE』など過去の話題作を一気に入手できた。万々歳だ。

女王の教室 10話
冒頭、誰もいない教室の教壇に立つ阿久津(天海祐希)の姿が消えた…。

クラスは完全団結、親とも相互理解を深め絶好調なクラスの面々。例によってテストが開始されようとしたがひかる(福田麻由子)が雑用はテストで決めるのはやめて当番制にすると当番表を提出。すると阿久津はテストをやめると宣言。「要するにあなたたちは勉強したくないのよ」などと挑発めいた言葉を吐いてテスト用紙を放り投げる。また移動教室で遅刻してきた少年2人に廊下に立っていろと言う。この少年2人はクラスメイトだったらしいのだが全く記憶にない。こんなのいたっけか?また給食を残そうとする生徒にも食べるまで昼休みはなしと言い切る。

き、きゅうしょ・・・

うあああああああああああ!!!!!!

ピカッ(フラッシュバック)

ギギギギギギギィィィ(トラウマが開く音)

パカァ(トラウマが開いた音)

給食は敵だった。いつから敵と認識したかは覚えていない。しかし俺にとって給食こそ恐怖であった。最初はそんなに意識していなかったはずだ。少なくとも何か猛烈に嫌いだとかそういうのはなかったと思う。小学1年生の担任は阿久津ほどではないが厳しい女教師だった。奴は給食も残さず食べろと強制した。その日はビーフシチューで体調が悪かったのか多く盛られたせいなのか俺ともう1人の女の子はもう限界だった。しかしあろうことかやつはスプーンを握り我々の口の中へ強引に押し込んだのであった。女の子は耐えたが俺は瞬間的に逆流。教室は一瞬にして惨状へと化した。

以降、給食は恐怖の対象へとなった。肉嫌いを意識したのもそれ以降でもうホントに口に入れれば逆流状態。しかし肉のない給食などは月に一度あるかないか。だいたいは配膳係に頼んで入れないようにしてもらっていたがどうしようもない場面は幾度も訪れ様々な回避方法を駆使したが逃げ切れないシーンも多数。強制されればされるほど食べれなくなり以降は先生も以前ほどの強制はしなくなったが給食は恐怖だった。何よりまるでお腹が空かないのだ。

中学に入っていともあっさりと「残飯はここに入れてください」とか言う言葉を聴いた時は本当に世界が開けたというのはこういうことなんだといいうくらい目の前が明るくなった。高校や大学に受かった時の嬉しさなどそれに比べれば大した事ないと言える位の勢いだった。それ以降、給食は嫌いではなくなりむしろ4時間目辺りには成長期のせいもあってかお腹がすいて早く食べたいぜというくらいになった。ひき肉以外は全面的にダメだった肉もから揚げやカツなど何かに包まれていれば食べれるくらいまでにはなった。しかし食事が苦手だという意識はいまだに変わらないし好き嫌いもかなり激しい。はっきり言ってあの担任というか強制的に食べさせるという小学校時代の方針の影響は否定できない。好き嫌いをなるべくなくそうとするのも正しい事だとは思うが神経質な性格ゆえに他の子供よりもより強迫観念にとらわれた結果、この方針は俺には逆効果だったのである。ただそれを怨んだところで、やつらのせいにしたところで何の意味もないのだ。何の意味も…

と、トラウマが駆け抜けて一瞬世界が止まった

「前よりひどくなってない?」と相談しあうクラスメイト。由介(松川尚瑠輝)は1日1回笑おうと提案。さらに挨拶は「アロハ」にしようという。ハローとグッバイ、そしてアイラブユーの意味を持つという。帰り際に和美(志田未来)に感謝の意を示された由介は思い切って告白を図ろうとしたが他の友達がやってきて失敗。

それからクラス面々はさらにパワーアップ。遅刻はなくなり嫌いなものも頑張って食べるようになった。しかしあんな簡単に阿久津への意地だけで食べれるならばそんなのは真の嫌いな物ではない。そんなのは苦手に過ぎない。食べ物を大切にとかそういう精神をはるかに超越したもはや驚異、恐怖でさえあるようなものこそが真の嫌いな物である。

和美の母(羽田美智子)もまた変わろうとしていた。ひかるの母の事務所で働いてゆくゆくはデザイナーを目指したいという。夫は反対したが離婚届を出してまで決意を示す母。しかしそこに教育委員会のおばちゃんが登場。和美に阿久津に何をされたか聞くが和美が答えないので事実を列挙してYesで回答させた。

かなり細かい事まで知っている教育委員会。インターネットの書き込みで判明したというが先週のメガネ少年は特に自分がやったとも、やったぜ的な表情も、阿久津いいんじゃねぇ?論が主流になってからヤバイことしたかもといった表情もしていなかった。だいたいこの流れでメガネ少年が単独行動となるともう立場的にも相当やばくなるし彼がやるとは思えない。誰が密告しているのだろうか?

翌日教育委員会が視察に登場。もしかしていい先生なのでは?という和美の発言もありひかるの提案で答えにくい質問を阿久津にぶつけることになった。

「なぜ勉強するのですか?」とのひかるの問いには「しなきゃいけないものではなくしたいと思うものです」と言って長々と語りだし「立派な大人になるためにするものです」と締める。いい演説であった。

「なぜ私達をいじめるんですか?」との馬場ちゃん(永井杏)の問いには世の中にはイジメがたくさんあると言った上で自分がそういう目にあったときに耐える力や解決方法を身に着けておくことが大事だ」と語り「この中にはもうその方法を知ってる人もいるんじゃない?」などと言う。「どんな時も味方で居てくれる友達を探す事ですか?」と和美が聞くと「そういう考え方もあるわね」と和美を認めるような発言を!

そして由介が生徒をボコボコにしたことがあるってのは本当なのかと過去のことを聞くとこれまた語りだした。何でも相当暴力的な野郎でクラスを支配していたらしく「どうして人を殺してはいけないのか?」と聞いてきたという。他人の痛みを知れといい、個人の幸せを奪う権利はないなどと訴えだす阿久津。最後には人を殺してはいけない理由の演説になっていたが、他人の痛みを分からせるためにその暴力生徒をボコボコにしたのか?

そして和美は前から言ってる6%しか幸せな人はいないという阿久津の話に「幸せは人それぞれ違うんじゃないんですか?」と反論。阿久津は「そう思い続けられればいいわね」などと言っていたが明らかに嬉しそう。トドメに「いい先生じゃないんですか?だから悪役になって・・・」と聞いた和美だが「失礼なことを言うのは辞めなさい」と怒る阿久津。何でも信念でやっているだけで間違った事など何一つないという。トイレに行かせないに始まり雑用制度やスパイ強制、盗撮、脅迫などなどまずいこともたくさんあると思うんだが…。

微笑み去っていく教育委員会。何だよ認めちゃったのかよ?と思っていたら校長室で「あんなのは辞めさせるべきだ」と阿久津を批判しまくっていた。この流れだとクビは間違いない。

一方で教室では阿久津が悪人だろうと善人だろうともっと阿久津にいろいろ教わりたいということで話がまとまった。

そして放課後教壇に立っていた阿久津は並木先生(内藤剛志)に挨拶された後にふいに倒れてしまった。やはり過労か?


9月10日(土)

ドラゴン桜 10話/はるか17 9話

ドラゴン桜 10話
直美(長澤まさみ)の母が脳梗塞で倒れたため居酒屋の経営は直美がやらねばならなくなった。そのため特進クラスを辞めるという直美だったが勇介(山下智久)ら特進の生徒と真々子(長谷川京子)は店の手伝いを宣言。ローテーションを組んで勉強との両立を図った。

最初は順調だったが成績は下降線をたどり、意地になってる勇介以外の面々には疲れの色が漂い始める。直美はわざとみんなに嫌われるように全員をクビにして追い出す。「下手な演技・・・」と泣く5人は直美の気持ちに気づいていた。

今まで黙っていた桜木(阿部寛)はある夜に店を訪ねて「俺の嫌いな言葉をあえて言おう。頑張れ。頑張れば望みは叶う」と特進を辞めても単独で努力するように言う。かっこよすぎる。かくして直美は特進を辞めて独習で東大を目指す事となった。ていうか特進を辞めた=高校も辞めた?これじゃ大検取らなくてはならなくなってしまうし特進を辞めたとしか言ってないわけだけど、学校に行けるならば昼間は特進で勉強してたほうがいいわけだし。いったい店を1人でやるようになってからはどういう生活を送っていたのだろうか?出席日数ギリギリは確保してたまに通っていたのか?

そこからは一気に話が進み、いざセンター試験当日。問題を見ながら「なんだっけ?」「あれ?昨日見たのに!」「過去問より難しいじゃねぇか!」「どうしよう全然分からないよ」とかなり危なげな心の声が各自連発される。どうも焦り気味のようである。独学でやってきた直美だけが冷静に解いていた。

今まで強気だった桜木が「全員ダメかもしれない」などと弱気なことを言ってドラゴン桜に祈りだす始末。最終回、大丈夫なのだろうか?そしてデンと最終回予告の文字と一緒に流れたのは何と今までのダイジェスト。予告は数カットのみ。なんだそりゃ。

何でも原作はまだ夏休みくらいまでしか進んでおらずそれ以降の話は全てドラマオリジナルストーリーらしい。ゆえに失敗、成功どちらに転ぶかは全く分からない。冒頭ナレーションでは「東大現役合格させるまでを描いた奇跡と感動の記録である」とか言ってるので合格しないとおかしいんだけど。

 

はるか17 9話
助監督の大根青年・森山にキスされてしまった遥(平山あや)。そこに張り込んでいたカメラマンに激写されてしまい、それは崎谷(杉本哲太)の元へ。福原(古田新太)の元にもカメラマンはやってきてファインプロのおもしろいネタをくれれば考えてやると言う。

ようやく復帰が決まってやる気も十分だった遥だがこの件で社長や桃田(金子貴俊)とももめてしまい嘘ばかりつかなくてはならないこの世界に耐えられなくなってしまう。この期に及んでも昼夜問わず電話をかけてきたり会いに来たりする大根青年も空気読めよ、ていうか明らかに変。だいたいはるかが17歳だと信じててこれだけしつこいってのも…。捕まるよ?

ここで遥は22歳だと大根青年に告白。またもカメラマンが張り込んでおり崎谷に伝わってしまう。そして崎谷ははるかにファインへの移籍をもちかけて手始めにキス写真の流出をファインの圧力で消してみせましょうと宣言。

その後またしても日中に呼び出してきた大根青年とビールを飲んでいた遥はここでも激写されてしまう。崎谷とのことを聞いた大根青年は福原に話したほうがいいかなと悩むはるかに「言う必要ない」ときっぱり言い切りなぜか移籍を勧めるような論調で話し続ける。その大根演技もあいまってかなり怪しい。

そんな中、ファインのネタをつかもうと変装して社長室に忍び込んだ福原。椅子の下などいろいろあけてみるがおもちゃしか出てこない。「なんで収納のない部屋なんだ」と社長のアホ加減に驚愕していたがそこに社長と部下とユリ(瀬戸早妃)が入ってきたので慌てて身を隠す。

極秘で作られていたというファインのDVDがそこで上映される。ファイン所属の2名のタレントがチラリと映ってからは特大の文字で社長の様々な戦闘シーンが延々と続くという社長のPVが…。この社長、自らコメディ路線のタレントにでもなったほうがいいんじゃないのか?あまりのアホらしさにDVDを破壊して去るユリ。社長と部下も去った後、飾ってある鎧が動き出して鎧に身をつつんだ福原が登場。隠れたのはいいがDVD見てる間にこっそり着替えてたのかよ?

また桃田の話から大根青年がこないだのロケ現場にいた助監督であると知った福原は素性を調べに行くがすでに大根青年は辞めていた。疑惑を深める福原だがそれ以前に結局社長のPVしか入手できずカメラマンに土下座する福原だが効果はない。しかし発売された週刊誌には記事は掲載されず…。

本当に崎谷がやったと悟り困惑するはるか。そして崎谷がほくそ笑む中、悪党全開の笑いをたたえて座っている大根青年。この大根青年も完全仕込みだったのであった。そうか、だからこの下手な役者を同じホリプロ所属だからって無理やりねじこんだのか。全て演技でしたというオチならばむしろリアルで演技が大根気味の方がいいもんね!


9月9日(金)

幸せになりたい! 9話

・何気なくB'zの公式サイトを見に行ったらこんなニュースが。

『98年に発売された、B'z The Best “Pleasure”、B'z The Best“Treasure”に続く、ベストアルバム第三弾 B'z The Best “Pleasure II”が2005年11月30日に発売が決定しました。収録曲等、続報に乞うご期待!!』

はあぁぁぁあああああああ!!!!!

なんとベスト盤。焦っている、焦っているぞビーイングGIZA!!『OCEAN』が久々にファン以外にヒットしたのでここを絶好の好機と見たか。確かに好機ではある。

前ベスト以降のシングルは『HOME』からの現在15曲たまっている。『HOME』は『Treasure』のシークレットトラックにアコースティックVer.入ったので収録されるかは微妙なところだがどちらにせよシングル曲だけでほぼ全て埋まりそうなほどシングルはたまっているわけだ。

ただ年明け辺りに『TreasureU』を狙っているとすれば話は変わる。そうなればアルバムや2nd beatからの収録もまんべんなく行うことが可能となる。ただ前回の10年分に対して今回は7年分。しかもソロだなんだで活動は前の10年よりも鈍化している気がする。

しかしまさかもうベスト盤とはなぁ。10年まで出さなかっただけに(勝手に初期ベスト出されたことはあるが)デビュー20年までは待つと思ったんだけど。

あと第3弾って『Mixture』は?世間では第3弾ベストとも言われていたがあれは公式上はあくまでマストアルバムということか?

幸せになりたい! 9話
ようやくくたばったついに亡くなってしまった嫌なところしかなかったひかり(深田恭子)の母。父のときに続いて金がないくせに葬式くらいは派手にというひかりの方針で同じ場所でそれなりな葬式をすることに。しかし、今回は弔問客ゼロ。葬式くらいは派手にというのも分からなくはないがそれでももう少し規模を抑えるとかしようよ。

この日は先日のドラマ高視聴率記念パーティーの日な上に借金の取立ての日だった。すっかり腑抜けになってしまった借金取り2人(特に若い方)にしびれを切らして新たな借金取りが登場。金を出せと迫る。そこにパーティーをボイコットした現場スタッフ軍団が集結。借金取り相手に人数を盾にして強気に迫る。彼らの用意してきた香典で今回の借金はひとまずなんとかなりそうだったがそこに雅子(松下由樹)がかっこよく登場。正直登場をここまでタメた意味が分からないが、借金は親父のものであり親父が死んで母親に移行していた。母親が死んだ今、遺産相続を放棄すればひかりや弟2名が借金を払う必要がなくなるという。こうして借金は全てチャラになったのであった。なお佐久間(伊原剛志)のご機嫌取りのような形で長谷川(谷原章介)だけはパーティーの方へ出席。

そして雅子の元にはひかりの母からの懺悔と私の死後ひかりをよろしく的な手紙が届いた。考えたくはなかったが奴はさっさと死ぬためにあんな態度を貫いていたらしい。展開的には泣きのモードになっていたが悪いけどこんな程度じゃ全然感動できない。

一晩たってようやく視聴率を聞いたひかりは大喜び。弟2名も騒ぎを聞きつけて出てきてやったやったの大騒ぎ。ちょっと待てよ!弟(上)はいいとして弟(下)まで何喜んでやがるんだ?貴様自身が一度抹消したドラマだぞ。ふざけるのもいい加減にしろ

また仕事をしようという雅子だがひかりは少し悩んでいた。その日の夜、起きてきた弟(下)は全く凝りもせずに「お姉ちゃん仕事行かないで」などとこの期に及んでよくそんなことが言えるなという信じられないセリフを吐いて甘えてきた。この瞬間の怒りは年齢設定を間違えるという適当ぶりの『いま会い』スタッフへの怒りをはるかにしのぐものであった。

この糞餓鬼がぁぁぁぁぁ!!!!

やはり先週の時点でちゃんと叱っておくべきだったんだ。この糞餓鬼、姉の苦労をまるで分かってない。こいつは恐らく高校生あたりでは姉の苦労に感謝などせずむしろ不幸な人生を他人のせいにして荒れて小遣いばかりひかりにたかって暴力三昧、不良ぶるけど実はケンカはからきし弱く仲間内ではパシリ野郎になると見た。

これが決定的となりひかりはスーパーのレジ打ちのバイトへ転職を決意。以前出したひかりの企画がドラマ化されることが決定したのも束の間、みんなの説得もむなしくテレビ局を去っていくのであった。ここまで来るとかわいそうすぎるよ。親の借金で高校中退、返済のために働かざるを得なくなり、風俗以外に道がなくなった。しかし運よく雅子に拾われテレビ局で働けることに。仕事も楽しく、仲間達からの人望も厚く順調だったところ母が死亡。借金もなくなりようやく自由にこの楽しい仕事に金のためだけじゃなく打ち込めるかと思ったら今度は弟2人のために生き方を変えなくてはならない。しかも弟(上)ならまだしもあんな糞餓鬼のために…なんか腹が立つな。まだ幼稚園以下なら分かる。でもこいつもう小学生だよ?

弟(上)だったら「俺たちのことは気にせず姉ちゃんは姉ちゃんのやりたい仕事やれよ!」とか間違いなく言うだろう。でも本心は寂しいみたいな。この期に及んで駄々をこねる糞餓鬼に弟(上)が「いい加減にしろ!」と一喝するくらいまでやるかもしれない。弟(下)も俺が守るとばかりに健気な弟(上)の姿にひかりがテレビの仕事は辞めると宣言するという展開ならまだ許せた。ていうか普通そうだろう?先週あの糞餓鬼の行為にどれだけの視聴者が怒り狂ったことか。今回仕事を辞める決断をする件に関して弟(上)が全く絡んでこなかった。彼も一度仕事仕事のひかりにさすがに怒ったなんてエピソードも以前あったんだから今回も賛成反対どちらにせよ何かしら入れるべきだっただろう。

なお先週に続いて今週も糞餓鬼の糞餓鬼たる行動に「この糞餓鬼ぃ!」と叫んでいたら母らに「はまりすぎだよ、あんた」と冷静に言われた。


9月7日(水)

海猿 10話/がんばっていきまっしょい 9話

海猿 10話
舞台は再び横浜へ戻った。仙崎(伊藤英明)もいつもの明るさを取り戻した。当初は別所さん引退のためバディがいなくなってしまった永島(坂本真)のバディになってくれよと言われていた吉岡(佐藤隆太)だったが結局仙崎のバディに。早くも池澤(仲村トオル)みたいに偉そうに指導してるのはさすがに調子に乗りすぎている気もしたが…。

先週まで妙に物騒だった太平洋も平和が戻り静かな日々が流れる。「ながれ」の廃船も今月中に決まった。

そんな中、環菜(加藤あい)の家での初お泊りの夜、仙崎がバスタオル1枚でシャワーを浴びている環菜を待っているときに環菜の母が来訪。何でこんな遅くに来るんだよ、時間考えろよ…。バスタオルのまま「帰ります」と退散していった仙崎。服は?

夫を海で亡くしている母は仙崎が海上保安官だと知り絶対反対。次に会ったときには「別れてください」とまで言う始末。それでも話し合いに来た仙崎、そして何より環菜はすでに心配だとか不安だとかいう境地は乗り越えた強い意志を備えていた。その姿を見た母は…。続く。

そして下川(時任三郎)は別れた妻が再婚するので娘の唯に会うのは最後にしてくれといわれる。子供の意志を無視した妻に反論する下川だがあまり強く言えず最後の動物園行きを最後にお別れとなってしまう。その後も唯は黙って会いに来てしまうが無理やり母親が連れ帰ってしまう。「子供の将来を考えて」などと理屈つけていたがこの母親はどう考えても親のエゴだろうよ。自分は再婚して幸せになれればいいのかね、まったく。再婚は別にいいけど娘にもう会わせないってのは勝手すぎる

ラストではその唯が通うバレースクール一行がクルーザーで海に出たところ波が荒れていたので湾内で帰ろうと思ったのだがちょっと沖に出たところ波に煽られ転覆。海をさまよっていた先生による回想が入ったがここで沖に出て行くシーンを入れたのは失敗だろう。「沖に出た途端波がすごくて」と言ってるのに海は穏やかそのものだった。

父に会えないショックか本気で酔っていたのか1人船内にいた唯だけが救助されず行方不明に。やがてひっくりかえったボートが発見された。中から返事はないが視聴者視点では中で気絶する唯の姿を確認。どうやら空気が残っているので生きているようだがいつボートが傾くかも分からず危険な状態。下川は焦る気持ちを抑えて冷静に判断。特救隊の出動を要請する。つづく。

最終回に向けてまた1人お亡くなりになるのだけは勘弁願いたいところだ。

 

がんばっていきまっしょい 9話
前回はボート関係ない恋愛編に走り、大阪への修学旅行エピソードに時間を使いすぎてラストでいきなり3年生最後の大会予選まで話が飛んだ。ここで悦子(鈴木杏)が腰痛を気にしていたシーンがチラリ映っていた。

今回は軽々と地区予選を突破。少なくとも2試合はスパパ〜ンと飛ばされたに近い状態。地区予選決勝を前に腰痛を我慢する悦子、手のマメ潰れまくりで包帯を巻くリー(相武紗季)などいつの間にか満身創痍になっている。

状況を理解する暇もなくさっさと地区予選決勝。相手は4チームくらいいたが1つは初期型飯田香織みたいな嫌味女率いるライバル校。仁美(石田ゆり子)は賭けに出ると言って先行逃げ切り作戦を指示。レースがスタート。先行逃げ切り作戦とはハイペースで漕ぎ始めてラストスパートも早めにかけるというペース上げの限界突破であった。先行逃げ切り作戦とか大層な名前つけんでも単に通常よりも無理しただけに思えるがペースを上げたせいでリズムが狂って失速してしまうかもしれないというのが「賭け」の意味か?まさか体力が持たないかもというのが「賭け」の意味じゃないよな?

テレビ雑誌などにもライバル校との決戦はみどころみたいに書いてあった。それなりに盛り上がっていたのだがどうにも短く感じたのはドラマ序盤に旧中田君ちょっといろいろあって緊急降板になって彼のシーンを削ったせいでボートシーンが妙に長くなったことがあったせいだろうか?また展開がかなり急で前置きもなくいきなり勝負のシーンになってしまったのもあっさり感じた原因かもしれない。

で、作戦成功で勝利。しかしライバル校っていうほど強く感じなかった。意味もなく見下してバカにしてた嫌味女しか出てきてないし、2年の練習試合の時点では負けたけどすでにものすごい僅差だったし。今回の方があの時よりも差がついて勝利してたしそんなに強かった気がしないわけだ。その後、練習中にすれ違った嫌味女は例によっていい子になって「ここで負けてよかった。ありがとう」とボートの楽しさに気づいたみたいなさわやかな笑顔で去っていったのであった…。

しかし無理をした悦子は腰痛が悪化ドクターストップがかかってしまう。それでも無理したのだがどうにもならず結局引退を宣言。何度も「ボートにのれんなら意味ない」を繰り返す。落ち込んで港に佇む悦子の前になんと仁美と4人はなぜか船に乗って海から登場。なんで?どうして?てか仁美もコーチなのにキャプテン様がここまで悪くなるのに全然気づいてなかったってどうなの?無駄に金かけて登場してる場合か!まだポルテでやってきたほうがマシだ!

説得も効果がなかった。悦子のためにも精一杯やろうということでやがてラストの琵琶湖大会へ向かう残りのメンバー。悦子は自宅でみんなへの思いを語りながら泣き出し、父(大杉蓮)の励ましを受けて父の車で琵琶湖へ向かうのだった。ここは感動的だったなぁ。

今回は進路の話も登場。みんな愛媛大学へ進学すると決めていたのにリーだけは推薦をもらったので東京の医大へ行く事に勝手に決定。悦子を外す事に徹底的に反対していたリーだったがその理由は「悦子とこげるのはこれが本当に最後だから」というリーによるリーのためだけの思いやりも何もない超個人的な理由だった。

相変わらず勝手ですね

1人だけ裏切ったというのは置いといても自分が医大に行くがためにキャプテン様の腰が回復不能になってもかまわないとおっしゃる?別に医大行くのはいいけどさ。なんかいつもいつも自分勝手な行動や言動が多くて好感が持てん。

しかし感動的なストーリーにも関わらずどうしても気になってしまう連載化している後輩2名。まずはこの2名という数字から。この後輩も2年生になったわけだが今年は1年生入部なしというのが確認された。後輩育成をないがしろにしたがゆえの廃部への序曲は静かに始まっている。

相変わらず放置プレイの後輩2名。一緒にお弁当食べてるシーンは確認されたそれだけ。悦子が置いていった引退を知らせる手紙を読んでいる時は例によってハブられていたし、基本はハブ状態のまま。悦子がダメそうになったとき他の4人は「5人じゃないと嫌」「5人でここまで来たんだ」などとやたら5人を強調私達の仲間は7人でなく5人。非常事態になると本音が出る。これが先輩達の態度。ひどすぎる。たしかに5人で始めて頑張ってきたのは事実だ。しかし1度くらい「部員みんな」という言葉を入れて欲しかった。完全に自分達の事しか考えてないし後輩のこと仲間だと思ってないもんあいつら。

そんな後輩は気がつけば1年半もの間健気に頑張っていた。先輩達がボートをこいでいる間はトレーニングマシーンで地道に力をつけていたことが発覚。悦子去りし後には後輩1人がリー不在時以来久々にレギュラーへ昇格。悦子の涙の語りとは別の方向で泣けてきたぜ。しかしこの期に及んで悦子悦子な先輩達。一応最近調子いいから勝つ気でいくなら…とダッコ(岩佐真悠子)から後輩への褒め言葉も入っていたもののこんな状態じゃ後輩もやりにくいだろ〜なぁ。

男子部ではかつて関野(錦戸亮)が1年の段階でレギュラーを奪取したとき、先輩は悔しい思いを抑えて純粋に関野を応援。新しく買ったオールを託すという感動的なエピソードがあった。美しかったそれに比べて何ですか?この「5人だけ」の閉塞感。悦子の「ボートにのれんなら意味ない」とかいってスネてるのも後輩のハブられ具合を思えば健康かそうじゃないかの決定的違いはあれどふざけんなよという気持ちが多少でも芽生えなかったといえば嘘になる。

あと今回のストーリー自体は感動的だったけど流れが急すぎる。先週のラストから急に話が飛びすぎである。腰を悪くしていく過程ももう少し時間使えなかったものか。


9月6日(火)

スローダンス 10話

・午後になったらもっと降ると思ったが入荷されてなくても困るので間をとった正午くらいに雨の中、頑張って自転車をこいでZARDのニューアルバム『君とのDistance』を購入。

前作に続いてのデジパック仕様だが前作ではラックに入らないでかいサイズで不評だった(かは知らんけど)のを考慮したのか今回はラックに入るサイズ。『ZARD BLEND』のようなスタイルであった。このタイプは歌詞カードを取り出すのがめんどく、中古100円にしては上質だった『ZARD BLEND』は開けた1分後にビリビリッといってしまったのでその反省を生かして慎重に取り出した。今回は最後のページにライナーノーツがついていたが、1曲ごとの詳細なクレジットがなくなり、ゲストミュージシャンはまとめて記載してあった。よほどのマニアでない限り誰がどこに参加しているかは分からない。コーラスには竹井詩織里の名前もあった。

1回聞いた感じ、なかなか良い。もはや神格化されつつある葉山たけしのアレンジはやはり素晴らしく特にリズムパートの響きが他の連中と全然違う。全体的にかつての王道に戻りつつも少し落ち着いた感じになってきている。単に年齢を重ねて声が出なくなってきたとか、大半の曲を作らされた大野愛果が限界でそうなってしまったとかかもしれんけど。

てか聞き終わって外を見たら雨止んでるよ?霧雨みたいな雨で随分濡れたのになぁ。

スローダンス 10話
このドラマはお休みとかがなかったので結局10話一番乗りになった。

妻夫木はついに本格的に映画の撮影を開始。タイトルは『犬とオジサン』少年+犬とオジサンのふれあいを描くという感動作…らしい。どうも『幸せになりたい!』のといいドラマ内で作るドラマや映画は変なのが多い。ギャグにしてはおもしろくないし、マジにしては寒すぎる。

少年はどこかから連れてきた少年、犬はケバキツ女改めケバニコ女が飼っていた犬を借りて、オジサンは一坂進(温水洋一)に決まった。一坂は緊張しすぎて動きが固かったがあんなんで大丈夫なのだろうか?仲間3人で撮っていたがキングコング西野の働く制作会社の社長が脚本を読んでバックアップしてくれることを約束。機材からスタッフまで自由に使っていいからということでわりと本格的に撮影。しかし制作会社でプロとしての自覚を持った人たちがこんな学生時代やってたとはいえ今は素人以外の何者でもない妻夫木の言いなりになって撮影してくれるものなのだろうか…。なかなか妻夫木の人間性が問われる撮影だったに違いない。映画は無事完成。

そして深津の方は開店セレモニーの飾り付けをスタッフと共同で行ったが、準備が終わってからのそのそと現れた例の金髪外人女とその通訳によって撤収を言い渡される。さすがに抗議する深津だが通訳は相変わらずこちらの言葉は訳さずに外人金髪女の言い分だけをこちらに伝える一方通行で抗議を許さない。深津の抗議は完全スルー。トドメには「明日から来なくてけっこうです」という訳が言い渡された。深津は嫌いだけどこの一方通行コンビも少ない出番ながら強烈な不快感を与えてくれる。この店は是非失敗してほしい

で、深津は倉庫管理みたいなのに飛ばされる。妻夫木が夢への道を進んでいくのに対して地味に転落していく深津。生き生きした妻夫木に久々に会えば思ってもない悪態をベラベラ喋ってケンカを売る始末。あとで母親に「ケンカばっかだよ」ともらしていた深津だが妻夫木は先週のあれだけの暴走をも許して普通に話してくれているのである。ケンカ売ってるのは貴様100%だ。店の件はかわいそうだがやっぱ同情できねぇ…

そして2回前からいきなり登場した梶君。開店セレモニーを抜け出して深津の手伝いをする。深津に再告白をはかるが撃沈。この男も深津のどこがいいのかね?たしかに梶君の前では健気なとこしか見せてないからかわいく見えるのかもしれんけどさ。深津からというなら分かるが31歳の男だったらもっと若い子がいいんじゃないの?てかオープニングセレモニー大盛況だったよとか言ってたがどう考えても売上には結びつきそうにない偉そうな連中しかいなかったじゃないか。あんなんで流行るのかよ?

最後は出来たテープを持って深津の下へ走り、抱きしめる妻夫木。妻夫木も人が良すぎるっつ〜かいつの間にそんなに好きになったのか。てかあれだけガンガン言われてんのにどこがいいんだよ。恋は盲目ってか?いいからやめておけって

そして完全に別の道を行く広末と藤木。広末は告白できず「私の気持ち分からないの?」とか言って鈍い藤木に怒って帰ってしまう始末。その後も毎日のように藤木の店の前で待っていたりするが何も言えずに気がつけばストーカーになっていた。妻夫木が藤木に解説してあげたのも効いたのか最後は家までストーキングしてきた広末を招きいれ相変わらず「いろいろ考えたんだけど言葉にならない」などと煮え切らない広末に「俺は好きだよ」とさらりと告白。広末号泣。てかこの女も「好きです」が言えない年頃でもないだろうに。言葉にならないだの考えたけど分からないだの言って遠まわしにしてみたり意味が分からん。もっと劇的なセリフを狙ってたわけでもあるまい。

どうも広末→藤木に関しては「銀行員でもエリートでもない1人の男としての藤木を好きになった」ということを強調というかわざわざセリフにまでして示していた。これは要するにケバキツ女や過去の女たちは藤木に対して地位とか肩書きで好きになってきていたということらしい。確かにドラマ序盤はそんなセリフもあったような気がする。しかし藤木が銀行辞めてバーを始めてケバイ女に冷たくなりケバイ女がケバキツ女に変貌して以降も藤木を好きでいたという事実。ましてやケバキツ女改めケバニコ女になってから自分からさようならを切り出した辺りはケバニコ女も肩書きとか関係なく藤木を好きでいたように見えた。別れを切り出したのは藤木が違う女に行ってしまったからである。広末と対比されるはずだった元彼女が最後に健気ないい子になってしまったわけでこれでは広末の銀行員でもエリートでもないなんて強調は全くの無意味である。


9月5日(月)

いま、会いにゆきます 9話〜最悪大賞候補へ〜

いま、会いにゆきます 9話
今回の話で思ったことがある。このドラマは市川拓司が書いた本が原作となっている。事実そういう表記だし、予告前では原作本プレゼントとしてこの本が紹介された。しかしもはやこのドラマは市川拓司が書いた本のドラマ化ではない。このドラマは

岡田惠和による映画版脚本のドラマ化

である。『世界の中心で、愛をさけぶ』のドラマでも映画版のアイデアをいくつか流用したためクレジットでは一番最初に潤色として映画版脚本家3人の名前が出ていた。このドラマではキャスト、原作、脚本家の後になってようやく潤色:岡田惠和の文字が出てくる。原作と潤色はもはや逆になっている。それだけではない。このドラマの脚本家は映画のコピーに気を取られたのかついに最大のミスを犯してしまった。これについては後述する。

これまでなるべく映画と比べるのは避けて話を進めてきたがここまで映画のコピーをするという姿勢を取るならば比べないわけにはいかない。

かつて澪(ミムラ)が書き遺していった絵本。そこには1年後の雨の季節にゆうじのお母さんが戻ってきてそして雨の季節が終わったら去っていくという童話的内容ながら実はリアルドキュメント絵本であった。巧(成宮寛貴)も佑司(武井証)もこの絵本を見て澪が帰ってくるのを信じていた。そして1年後の今、澪が帰ってきたのであった。巧は早くも結末に気づいていた。佑司も先週、結末を今更ながら知った。そしてついに澪もこの事を知ったのであった。

絵本には森に宝物を埋めたと書いてあったので佑司に聞いて宝箱ならぬタイムカプセルを掘り出した澪。そこから出て来た澪自身がつづった日記にはすでに自分が死んでいることが書いてあり澪はこれまでの2人の挙動不審、万里子(岡本綾)の驚きようなどから全てを察知した。なお掘り出した日記から全てを悟るというのは原作にはなく映画のほうの設定

ここで気になるのが澪はここで自分が死者だと悟ったのかその向こうにある真実までを悟ったのかということ。映画でもそこのところは明らかになっていないのだが澪が日記を見る描写も「例の箇所」を見ている描写がないのでよく分からない。映画ではめくって驚愕→涙だし今回のドラマでも死の直前の最後の箇所だけ読んでビックリしていただけなので。その後の様子でも死者だと悟ったのは分かるがどうもその向こうの真実までは知らないんだか知ってるんだかよく分からない。

タイムカプセルのことを聞いたので記憶が戻ったの?と喜ぶ佑司。しかしそれは違うと聞いてガッカリ…することはなくしょうがないや!みたいな感じで機嫌がいい佑司。いつからこんないい子になったのか?映画のコピーをしているうちに佑司のキャラまでもが映画版に近づいてしまった。ついでに先週は一瞬出てきただけのMEGUMI(先生役)がようやく完全復帰。しかしどういうわけか話すのは食い物の事ばっかという変なキャラ付けになっていた。コピー以外の部分は適当なんだろうか?

移動図書館の仕事で澪の母・涼子(三田佳子)と会ってしまった巧だが涼子は日傘で顔を隠して逃げてしまう。万里子に先週のことを話すと直接会ってもらえばという当たり前の回答が。しかしもうすぐいなくなるのが分かってるのに会わせるのは残酷だという巧。「もうすぐ?」と知らない万里子。先週全部話したのかと思ったが結末に関しては教えていなかったらしい。

そして澪はこの世界を去る準備を始める。洋服を整理して佑司に洗濯や掃除、簡単な料理までを教える。料理にしても別のものにすればいいのにわざわざ映画と同じ「卵の割り方」を教えるシーンを入れる始末。映画では澪が帰ってくる前から巧の下手な目玉焼きやこげたトーストが朝飯として描かれていたから意味のある卵上手に割れたよ!というシーンなのにいきなりドラマで出されても…。まああのくらいの子供で料理っていってもそのくらいしか無理か?レトルト食品やカップ麺、インスタント食品なんかじゃ絵にならないし、包丁系じゃ危ないしなぁ…。

そして佑司が誕生日の次にクリスマスが好きだと聞いた澪はクリスマスパーティーを計画。ケーキ屋に佑司が20歳になるまでの誕生日ケーキの予約をお願いする。まあこれはケーキ屋を配置した時点で当初から予定されていた映画の「潤色」部分。映画では18歳までだったがここでは20歳ということで多少の変更が。

そして万里子を呼び出す澪。すでにいない存在だと知ったと打ち明けていなくなった後も巧と佑司をお願いしますと頼む。しかしそんなことはできないと泣き出してしまう。はい、そのままの映画完コピをやってくれました。これは映画版脚本家の岡田さんが閉じた世界の話である映画の中で唯一澪が現実に触れるシーンでどうしてもやりたかったと加えたシーンだった。映画では永瀬さんは巧の同僚で巧に少し気がある女の人として登場。とはいえ万里子とは違い仕事場で知り合った人で澪の友人でもないのだけど。これもたぶん万里子を親友としてさらにやりやすいように配置した時点で予定されていた映画の「潤色」部分。帰り際に万里子は「もう一度会えてよかった」とか親友ならではのセリフを言うわけだから赤の他人の映画版よりも確かに感動的にはなっていた。しかしやり方が圧倒的にセコイ。潤色で許可もらってるから何でもやっていいのか?

またここで巧と涼子がちょっとすれ違っていると教えてあげる万里子。これは最終回への伏線か。どうも手紙書くだけで会わずに去りそうな感じがするけど…。

そして7月のクリスマスパーティー。なんと飾りも本格的で巧もクソ暑そうな季節なのにサンタの仮装をする本格派パーティーだった。虫の図鑑をもらった佑司がお返しに渡した絵には3人の家族と雪だるまが描かれていた。

だから飼ってた犬は?

もはや犬がいたことなんてなかったことになっている。

やがてパーティーも終わり、澪は知ってしまったと巧に話す。続く。さすがに1話短縮になってしまっただけあって展開が速い。

今回の回想から成宮寛貴とミムラがそのまま演じるようになった。新聞配達やビールケース運びのバイトをするが病気のせいで長続きしない巧。澪からの手紙も途絶えた。そんなある日工場で働く巧の下へ澪が。しかし冷たい態度で「計画があるんだ」「同窓会で会えるかも」「結婚とかしてたりして」などと心にもないことを言ってさっさと去ってしまう巧。澪は泣きながら退散。

セリフから工場の雰囲気から映画の完コピ!!

ここまでコピーするか?脚本家も正気だろうか?潤色じゃなくてもはや映画の忠実ドラマ化になってしまった。

今回結局オリジナルらしいエピソードはは明らかに無理がありすぎるクリスマスパーティーのみ。ここぞとばかりにラッタッタダンス(仮称)もそこで再登場した。後は何から何まで映画のコピーだった。ひどすぎるとかそういうのを通り越して呆れるしかない。トドメに予告にあったようにひまわり畑のシーンまで完コピしやがる気らしい。低視聴率でヤケになったか?

さて、冒頭で述べた最大のミスの話に移ろう。犬がいなくなったというのもかなりのミスであるがそれをも超える矛盾が生じかねないミスである。

元々原作や映画では20代後半だったのだがこのドラマでは巧25歳、澪(死亡時)24歳、佑司7歳(初回で誕生日を迎えたため6歳から7歳に)というふうに若く設定されていた。そのため回想も原作や映画の高校ではなく中学からと一段落とした。高校の卒業式での話を中学卒業でやるなどここまでは良かった。しかし高校入学後は3年早く設定した分を無駄にするようにのんびり描いてしまい結局高校3年生(18歳か誕生日前で17歳)で巧が発病→別れ宣言とかなり遅くなってしまった。佑司6歳(6月前)という設定からしてもう18歳で結婚どころか出産までしなくてはいけないのに高3の段階でこんな調子では矛盾が生じてしまう。妊娠期間を考えるともう設定が破綻している。少なくとも「高校3年最後の大会」へ向けて練習してる間に発病してしまったという以上は3年の夏を過ぎた段階なのは確実。そして様々な医者に通うも原因は判明せず高校を辞めて働くも長続きしない。そして工場での再会。ここまででさらに半年くらいはかかりそうなもの。あれだけの診察券の量や澪からの手紙が2週間に1度だの1ヶ月に1度になっただの言ってる時点で1ヶ月そこらでないのは分かる。この空白期間は実際に明らかになっていないので推定に過ぎないのだがより確実な決定要素として結婚の時期を読み取れる設定がある。予告であったひまわり畑のシーンである。ここで2人は和解するわけだからどの道もう一度ひまわりが咲く夏にならないといけない。つまりこの時点で大学1年生(19歳か誕生日前で18歳)。それで佑司の誕生日が6月なのでもう1年近くたってから大学2年にあたる年(20歳か誕生日前で19歳)佑司が生まれるということになる。

完全に設定が破綻しちゃったわけである。ひまわり畑の告白という映画のコピーに走っている間に設定が完全に破綻してもはやこじつけさえ不可能になった。すでに公式ページでは先週辺りからキャストの年齢設定を削除するというごまかしに走っている。現在では公式ページに年齢記述は存在しなくなってしまった。

映画のコピーに明け暮れているうちに犬の存在を忘れてしまい、年齢設定まで間違えて破綻。慌てて年齢設定を削除。こんな脚本家やスタッフに少しでも期待した俺がバカだった。わりぃ、最悪大賞は最終回を見る前に決定だよ。


9月4日(日)

女王の教室 9話

女王の教室 9話
過去最高視聴率を記録した24時間テレビのため1回休止だったこのドラマ。ていうかなんで今年になって24時間テレビがいきなり瞬間最高で40%越えたりしたんだろうか?

クラスは団結したが各自の親との相互理解の問題は残っていた。前回ラストでは阿久津(天海祐希)が親を引き連れて体育館に登場。三者面談をほのめかしていた。しかし、今回は普通に登校する生徒達の姿から話が始まり、阿久津が握る各自の秘密を書いた紙を全員に配りこれを三者面談で使われたくなければおとなしくしろと脅しをかけ、三者面談はそれからの放課後を利用して行われた様子。前回のラストとつながらない。わざわざ親を一堂に集結させたのにあの日はそれだけで帰ってもらったのだろうか?

ここんとこ母親(羽田美智子)ともめている和美(志田未来)は私立に行かせたい母親に反発。三者面談でもそれを貫くが阿久津は「自分がやりたい事をやる気なら家を出て自立するか説得して理解してもらうしかない」と言い放つ。さりげなくというか確実に「親と向き合え」と言っているとしか思えない。

他のみんなもだいたいが同じような状況らしく親と子供の確執が深まる。例外で由介(松川尚瑠輝)だけはオカマのじいちゃんおばあちゃま(篠井英介)の性格が性格だけにさほど問題にはならず(ていうか元々関係良好)、ひかる(福田麻由子)は以前からの確執が激しくその溝も深かった。

翌日勝ち誇ったように決まり文句の「めざめなさい」をキメながら語る阿久津。しかし言ってることは実のところ親の姿勢への批判であり、お前らちゃんと向きあってみろや!と挑発しているようにしか聞こえない

そんな中、今まで目立たなかったメガネ少年がいきなり提案。教育委員会のホームページに阿久津が問題教師だと投書しようと言う。賛成するみんなだったが和美の「それは何か違う。卑怯っていうか。」という一言で沈静化。しかし…(後で)

家では母親との戦争状態が続く和美だがそこにひかるの母が訪ねてきた。それぞれの子供への謝罪の気持ちを語り合いしみじみ分かり合う母親2人ほふく前進で扉の前まで行き頭だけ出した変なスタイルで覗いていた和美は母の思いを知り考え込む。またそれを聞いたひかるも少し考える。

一方でメガネ少年は阿久津のPCのデータを消す事を提案。消すってお前…と思ったがどうもコンピューターに関しては相当の技術を持った天才少年だったらしい。由介、かつて泥棒顔と言われた少年と共に職員室に侵入した少年は阿久津のPCを開いたと思ったら次の瞬間にはデータ削除の手続きをあっさりと済ませてデリート完了。PASSWORDとかいう文字も踊っていたがどうやって突破したんだろう?もしかしてこいつ将来凄腕ハッカーなのでは…。

なぜか晩秋の神社の境内で寒い中喜び合うクラスメイト達だがそこへ阿久津が登場。あれだけ親と向き合えとメッセージを送っていたのに全く無駄だったので無念の思いを隠せないのか「所詮あなた達の考える事なんてこの程度ね」とまずは落胆の意を示した後にデータのバックアップはあることを表明。データ消去の行動は犯罪だと脅して、明日の授業参観で親に謝って逆らわないと誓えと言う。

どうするかという中で和美が「きっと逃げちゃいけないんだよ、親から」と発言。翌日の授業参観ではトップバッターとして親に自分の過ちは認めた上ででも自分の気持ちを分かってもらおうと熱弁。続々と全員が立ち上がり各自親へと思いを伝えた。そこに都合よく由介のオカマじいちゃんおばあちゃまが登場。「みんな素敵なお子さんじゃない?自分達の悪いとこ認めたうえで自分達の気持ちを一生懸命分かってもらおうなんて。もうこのクラスが素敵。もしかして先生の教育がいいのかしら?」と発言。こいつ狙って言ってんじゃないだろうな?なんかしらじらしかったというかわざとらしかったというか。

各自親と不気味なまでに完全和解。親とも向き合い完全にクラスから問題は消えた。そんな中、天童先生(原沙知絵)の親父(やはり教師)と阿久津は知り合いだと判明。「ここにいたんですか?」と意味ありげに聞く親父。ついでだが今回は自信喪失して教師を辞めようと思っていた天童先生が「生徒と友達でいいんだ」という和美の励ましにより復活する回でもあった。

そして職員室には教育委員会のおばちゃんが登場。インターネットで阿久津が生徒を虐待していると書き込みがあったらしい…。その話はなしになったんじゃ?

あのメガネ少年そっちもしっかり実行してたのか!?

そして教室で何故かガクンと倒れこみそうになり持ち直して去っていく阿久津。やっぱ過労か?まあ生徒のプライバシー調査に生徒の行動監視と先回りなどなどハードな生活ですからねぇ。

 


9月3日(土)

音楽話詰め合わせ/ドラゴン桜 9話/はるか17 8話

8月下旬には朝晩涼しくなってきたのに9月になった途端に熱帯夜と猛暑が続く。いい加減にして欲しい。

さて日記の方はドラマ日記と化しており音楽の話題がほとんどない。ここらで一気にいってみよう。

・GARNET CROWベスト盤発売決定
03年〜04年にかけて相次いでリリースされた愛内里菜と倉木麻衣のベスト盤は余裕があるのにシングルが数曲抜けた超手抜きベストであった。特に愛内のほうはシャレにならないほど適当。倉木にしても幾分マシな程度。

ではGARNET CROWはどうなのかというと2枚組。この時点で気合が違うのだが内容のほうは全シングルは当たり前。1stシングル(同発のうちコナンじゃなくて売れなかったほう)はインディーズ音源というレアなのを収録してC/Wやアルバムからも引っ張り出しておまけにセルフカバーや新曲も入った豪華盤。

一応不評だった前例を反省して豪華なのにしてきたのか。それとも相次ぐ売上激減に必死なのか。何にせよこれは楽しみである。

・ハロプロ、DEF.DIVA結成
もはやどうでも良くなっているハロプロ。本体であるモーニング娘。のシングルでさえ借りなくなって早1年くらいたった。

後浦なつみの3人に石川梨華を加えた新ユニットらしい。もはや後藤、安倍に存在感はなく石川の美勇伝は予想通り沈没寸前で今のうちに救済措置を取ろうということなのか。唯一松浦だけはいまだに存在感だけは一般層にも残っているがそれはCM露出のおかげであって曲は売れない。シンガー路線への変更を静かに図っていたのだがうまく行かずベストもコケてしまいリリースが停止していたところ、紅茶のCMでかけていた曲を待望のCD化という方向でなんとか売ろうとたくらんでいる状態。

で、10月に出るというこのユニットの曲。売れんの?4人のファンが集結してようやく5万程度が限界だと思うけど。

てか安倍なつみの新曲ってつんくが一切関わってないんだね。C/Wではたいせーが作編曲になってたしある意味グレードダウンかもしれないけどこないだも後藤の曲はKAN作曲だったしいよいよつんくが全面プロデュースするのも無理になってきたのだろうか?

・まもなく発売!ZARDニューアルバム
続々と視聴可能になっている。かつてを思わせる葉山たけしの素晴らしい編曲に視聴の段階から期待が止まらない。ただ『Last Good-Bye』はキーが変わりすぎててなんだか別の曲みたいだった。

 

ドラゴン桜 9話
2学期に突入。東大模試でもビリだった勇介(山下智久)は成績が伸び悩みスランプ状態に。そんな中、桜木(阿部寛)は親達に受験生の心得を話す。反発する親達だったが最後の方には反論できずに黙り込む。そこに直美(長澤まさみ)の母はいなかった。単に過労で倒れただけと隠す直美だが実際は突如脳梗塞になって倒れたのであった。

最後は学校説明会にもっとも東大に近い2人として勇介と直美を連れて行きお得意のパフォーマンスで会場をわかせた桜木。危ない宗教セミナーやねずみ講なんかと紙一重のような「東大に入れる」演説だったような気もするがひとまず勇介も自信回復。しかし直美は受験断念を宣言。

たしか勇介の彼女で他の生徒達と違い勇介が他の女に行かないように監視するためだけに特進クラスにいるよしの(新垣結衣)。当初こそイチイチ直美が勇介と喋ってるだけで邪魔しにきて目的を果たしていたよしのであるが勉強による精神の向上に伴い(?)、イチイチ文句を言わなくなった。6人の中で一番受験理由は曖昧だったが成績も悪くなく普通に東大を目指して勉強に励んでいて勇介と遊びに行こうとかいう気もほとんどなくなったらしい。「じゃあな」とみんなが別れていく中、同じ方向の勇介と直美、違う方向によしのが去っていくのだが以前だったらついてきそうなものだがまるで気にも留めない。分かってるのかいないのか直美や勇介も学校外で毎回のようにコンタクトを取っている始末。序盤のあのよしのの勢いはどうしてしまったのか?監視の目が及ばないほど直美と勇介が巧妙に接触しているのか?

先週「旅に出ます」と書置きして姿を消した理事長(野際陽子)。逃げたなと悔しがるアホ教師群が理事長室で騒ぐ中、廊下で謎の影が中の様子をうかがって去っていった。今週も姿はなかったが「まだ旅に出てます」などと明らかに近くに潜伏している様子。

 

はるか17 8話
はるか(平山あや)は実家栃木に帰郷。ゆっくりと癒されていく。一方事務所では崎谷(杉本哲太)が本性を前面に出し始めてはるかの代わりなど嫌だというユリ(瀬戸早妃)に脅しめいた文句を言って了承させる。また福原(古田新太)の元にも現れてはるかを移籍させないと完全に潰すと脅す。

そんなことは知らず相変わらずコントを繰り広げるファインプロ社長と部下。今回はユリも加わりなぜか社長とユリがマラソン対決やPK対決を決行。マラソンではユリが新記録で勝利し、PKではユリの小林サッカー級のスペシャルシュートが炸裂した。

一方ではるかの元には先週登場した助監督の青年がやってきた。どうやらはるかが気に入ったらしくはるかともいい感じ。夏祭りの会場でキスまでしたがそこに崎谷が送り込んだ怪しげなカメラマンが潜んでおり激写されてしまうのであった。

この青年、たしか『富豪刑事』に深キョンが恋に落ちる若手刑事役で出ていた。いわゆる優しいけど下っ端っていう役どころも同じ。どうにもなぁ…。なんだかとても下手な気がしてならない。嘘っぽいていうかなんていうか。

10人に分裂して敵を倒すダークヒーロー、オースギレンジャーはなんと3週連続で出演。なぜかはるかの向かった夏祭り会場に電車でやってきた。はるかが金魚すくいをしているバックではなんとほとんどの祭り客がオースギレンジャー…


9月2日(金)

幸せになりたい! 8話/電車男 9話

本日は図書館ついでに隣の市民体育館のプールにも行ってきた。運動しなくては!と思いながらも結局また1ヶ月くらいぐうたらしていたのでまたしても久々の運動であった。勢いよく泳ぎ始めたはいいが、クロールしかできないのですぐに疲労。1時間30分くらいいたのだが(制限2時間)大半はウォーキングに費やした。1時間に1度ある休憩は挟んでいたものの出た後になんか地球の重力の重さを感じた。

幸せになりたい! 8話
吐血して緊急手術になったひかり(深田恭子)だがなんとか手術は終了。駆けつけたひかりと雅子(松下由樹)。そこにいた借金取り2名にもっと弟たちのことを考えろと文句を言われる。借金取りが言えた立場じゃないしそこまで家庭をかまけていたわけでもない。今回はなぜかひかりが自動的に家庭を大事にしない仕事女みたいな感じにされて話が進んだ。

身寄りもいないしすっかり忘れてたが設定上ひかりは未成年なので雅子が医師から病状を聞いた。当初なさけ〜い医者として登場したこの担当医だが前回辺りから妙にしっかりした役どころに変わった。はじめからひかりの母が死ぬ展開にしてなかったとは考えにくいが最初の頃の情けなさはいったい…。それによると最初は胃潰瘍だったのに治療に協力しないせいでガンに進行してしまいもう長くないという…。なんだよ、やっぱり自業自得じゃん。病院抜け出して酒なんか飲んでるからだよ、バカ!全く悲壮感のない展開。母親にいいところがこれぽっちもないので仕方ない。だいたい胃潰瘍だったのがガンに進行した段階でもう手遅れで末期になるものなの?これって早期発見じゃないのか?ここは医師の判断ミスを疑うべきか?

目を覚ました母は開口一番にお決まりのように嫌味を言う。そしてちらりと「必要とされる人になりな」とか「私みたいにはなるな」などと忠告。初のまともなセリフであったがまさかこのセリフから母が迷惑にならないように早く死のうとして酒飲んで死期を早め嫌味言って嫌われようとしていたなんてことにはならないよな?仕事には来なくていいといわれていたひかりだが強引に病室から追い出されたし母も望むならと仕事に打ち込む。朝はちゃんと見舞いに訪れてから仕事、としっかり両立させていたひかりだが弟(下)が「行かないで」と駄々をこねやがった。それでも大事な時期だし残ったら残った出母親は出てけとか言うだろうし仕事に向かうひかり。

そんな中、長谷川(谷原章介)はドラマの収録テープを編集部に持っていく任務を請け負う。しかしひかりが私が持ってくと受け取る。編集部に向かったはずのひかりだが…。

その頃、突如として母が弟(上下)に金を渡して遊んで来いと送り出す。弟(下)がひかりに会いたいということでテレビ局へ。1階の受付でウダウダしてたらひかりがテープを持ったままやってきた。

編集部行くのになんで1階にきてんだよ?

ま、まあ展開上許そう。そこで母失踪の知らせが。テープをがっしり持ったまま病院へ向かうひかりと弟たち。

なんでテープ持ってくんだよ?

し、しかし展開上仕方ないのか。病室に到着していないのを確認。弟(下)に絶対なくすなとテープを渡してひかりと弟(上)は探しに向かう。弟(上)はまた酒を買っているんだと推測。弟(上)でさえこのダメ母のワンパターンな行動を読んでいた…。案の定母はカップ酒をごくごく飲んでいた。止めるひかりだが「親にむかって何てコトするんだい!!」迷言を叫んで激怒するダメ母。ばったり倒れて運ばれてしまった。

その頃、弟(下)はこのテープを抹消すればひかりがクビになって一緒にいられると餓鬼のくせに恐ろしく計算高い計画を実行。完全に犯罪者顔で川にテープをポイ捨てした。病院のゴミ箱とかじゃなくてわざわざ病院を出て橋の上までテクテク歩いていって回収不可能な状況にまで持っていくところが何とも悪どいし手が込んでいる。ていうか消えろ糞餓鬼

テープの件で責められるひかり。「おねえちゃんクビ?」クビにして欲しそ〜うに聞く糞餓鬼に雅子が糞餓鬼の心情を読み取り何も言えなくなってしまう。いや、ひっぱたいていいと思うよ川流しの刑を与えてテープと同じ運命をたどってもらう展開になっても許せるような気がする。てか今後のためにもここはしっかりと叱りつけるべきだ。

結局ドラマは撮り直し。怒ったのは佐久間(伊原剛志)と主演の男くらいなもんであとはひかりのこれまでの一生懸命さが評価されていたのか明るく撮り直しを決行。監督にいたっては「クビにしちゃダメだよ」と雅子に念を押すほどの人気ぶり。

失意の中、局を出て来たひかりに「ごめんなさい」を連呼して謝る糞餓鬼。このかわいさとけなげさに許しちゃうということは全くなく見てるほうは糞餓鬼に殺意が芽生えるばかり

あやまってすむなら警察いらねえんだよ!

しかしドラマ的にひかりまでもが謝って仲良く帰宅。

そしてあっさりドラマが完成。結局撮影風景なんかほとんどなかった。ドラマを作るドラマじゃなかったの、このドラマ?今回のドラマに至っては前回よりもひどく病室で少女と少年がウダウダやってる1シーンしか撮影風景はなかった。病室で見るひかり一家。死んだ少女をボートに乗せて少年が漕ぎ出してそれっぽいナレーションがついていたのだが(これが2シーン目…)これはマジなのか?ギャグなのか?野島ドラマでもこんな寒そうなストーリーはなさそうなんですけど。まあストーリーなどほとんどなくそのまま冒頭からスタッフクレジット。ひかりの名前を見て喜ぶ一同。振り返ると母が動かない…。

母ちゃん、ドラマ見ないで死んじゃったよ。

それどころじゃないからひかり一家、誰もドラマ見てないじゃん。見たの「アシスタントプロデューサー 浅田ひかり」のクレジットだけじゃん。

そんな内容不明だけど明らかに寒そうなにおいのするこのドラマ「流れよ我が涙と少年は言った」は25.8%を獲得。高視聴率にわくテレビ局の中、訃報を知らせるひかりの電話が雅子にかかってきた。つづく。25.8%は『いま、会い』視聴率におけるスタッフの願望か、まさかこのドラマでそんな取るつもりはないだろうし。キムタコ様の『Good Luck』以来とってないんじゃない?

結局2人がドラマを作るという触れ込みだったのにまともに最後まで参加しないでドラマもさっさと出来上がってしまった。本質は別のところにあるみたいな展開。キャストの配置的に雅子、長谷川、佐久間、局長以外のスタッフ群はみんな背景状態。だいたい『恋におちたら』の島男みたいに人が変わってしまって仕事人間になってしまったなら分かるが、家族のために借金のためにけなげに頑張り続けてて精一杯やってるひかりに対していきなり弟たちをもっと大事にしろだのその当事者の糞餓鬼がワガママの度を越したもはや狂気の沙汰とさえ思える態度に出るといった展開は苛立ちがつのりまくり。今日何度「このガキが!」と叫んだことか。あまりにひかりが不憫じゃないか。

 

電車男 9話
仲直りした2人はそろってアキバにPCを買いに行って手までつないじゃうラブラブぶり。妄想の中でメイド姿など様々なコスプレをした伊東美咲もなんかはっちゃけてた。てか、伊東美咲本気で美しい。『ホットマン2』で嫌いだったんだけど一気に評価が逆転したよ。

なかなか告白のふんぎりがつかない剛司(伊藤淳史)だったが沙織(伊東美咲)の母の提案で家族で食事をすることに。テーブルマナー獲得のために特訓を重ねる剛司。例によってギャグ調に描かれていたがテーブルマナーを会得するために妹・葵(堀北真希)と普通に会話しているのは何気に進歩である。

食事会の会場は和哉(豊原功補)が手配した店で貸し切られており、従業員も全て和哉の支配下に置かれていた。電車男撲滅をたくらむ和哉。いくら使ったんだろう?まずウェイターに「この店は桜井和哉さんが貸切にして桜井和哉さんの…」と自分の名前を必要以上に出してもらってアピール。あとは剛司の料理にだけタバスコをかけまくるというセコイ嫌がらせを。水が進む剛司。「飲め!飲め!」と裏で合唱する従業員達。支配下に置かれたというかなんか完全に操られてませんか、この人たち?「お前がトイレに行かなければ作戦は始まらない」と言う和哉。いよいよトイレにたった剛司。何が始まるのかと思ったらカバンの中から替え玉(エスパー伊東)が登場。身長と服以外に似たところはなかったがこの替え玉を送り込んで何かやらかす気らしい。頭大丈夫だろうか?

しかしそこに沙織の父が登場。母に離婚を迫る。追い出される剛司。怒って帰る弟(速水もこみち)。剛司はハンカチを取りに戻ってきて沙織の涙を見て勇気を搾り出して「親には笑っていて欲しいんです」などと訴える。演説が効いたのか母は渋っていた離婚届をさっさと渡して早期解決を図った。母も「なんで沙織が彼を選んだか分かった」と認める発言を。ますます仲良くなった2人は手をつないで帰ったのであった。影から「お前の勝ちだ、電車」と敗北宣言をする和哉

怒って帰った啓介(速水もこみち)は陣釜(白石美帆)とホテルインしていた。そこで陣釜のPCで「Aちゃんねる」を見て掲示板を発見。「何で姉貴の事が!」と激怒。「お前もグルだったんだな!」と1人で激怒して帰ってしまった。

一方掲示板内でも最近「Aちゃんねる」は有名になってきておりここがばれたらやばいのでは?という話題になっていた。隠しておけという大方の意見に反して一晩悩んだ剛司は住人達に感謝の書き込みを残して全てを話すべく沙織の家へ向かった。

しかし沙織の家では啓介が「山田に騙されてたんだ!」と激怒して「姉貴のことばらしてバカにしてやがったんだ!」などと沙織に教えていた。けっこうちゃんと読んでいたように見えたが実際ロクに読んでいなかったのか解釈が極端に悪い方に向かってないかね?結局今回は怒りっぱなしだった啓介。沙織の「嘘許せない」というトラウマだけでなくこいつにもなんかトラウマあるだろ絶対。人間不信とか。

来週は1週休み。とりあえず啓介にボコられ沙織に「会わない」宣言、沙織が和哉とお見合い?などが予告で見て取れたが今日の敗北宣言からして最終的には和哉が後押しの役の1人にまわると希望的予想をしたい。あと2回あるので次回は誤解を解くので1話、最終話は告白とエピローグに全時間使うのだろう。


9月1日(木)

9月突入

・早くも9月に突入した。大学に入ってからは9月も休みなのだがそれまでは夏休みや夏といえば8月31日で終わるものだったからなんとなく3年目である今年も8月が終わると何か違う感じがする。ていうかゼミの宿題で「メディアとインターネットの融合」についてワードで4,5枚のレポート(中間発表)を仕上げなくてはいけないのを忘れていた

今年の4月に「ライブドア問題について」を年間テーマに掲げたゼミの教授。しかしご存知のようにライブドア問題は直後にあっさりと終結を迎えてしまった。提携なんて話もあったが続報や新展開などは全く報道されなくなってしまい(どうせ話し合いなどまともなものはなく進んでいない?)すでに世間一般、下手すればライブドアやフジの社員さえもこんな話は忘却の彼方なのではないかという勢い。他のゼミの教授たちも「あんなのは大した問題ではない」などとバッサリ言っていたという話も聞いたがうちんとこの教授は今更戻れないのか信念があるのかあくまでこのテーマを貫いた

そんなわけでメンバーもたぶんあまりやる気のない中(来ない人多かったし)、前期はテーマ設定だけに時間をグダグダダラダラ費やした。各自適度にマジメにいろんなテーマ設定をしていたが一番多いのが「メディアとインターネットの融合」関係。俺も例に漏れず設定したはいいが…。どっからどうやりゃいいのやら…。とりあえず現在の「Gyao」などの例をまとめて2枚半くらいは引っ張りたい。あとはいくつか新聞記事を事前に切り抜いておいたのでそこから適当に引っ張ってもう2枚くらい…。なんとかなるか?

・さて前回図書館で借りたCDをいくつか紹介したがあれからさらに借りまくった。新たに市の外れに出来た図書館がものすごく品揃え豊富でいろいろ入手できるのだ。人気があって行くたびに違うメンツが並んでいるのだが目に付いたのから手当たり次第に借りてみている次第。

前回以降こんなの借りてみましたリスト

Perfect Collection/広末涼子
歌手活動の締めくくりに出した全曲集。3枚組だが3枚目は新曲1曲だけで後はCD-EXTRAで存在する全PVを収録。DVDじゃないところが02年2月発売という時期を考えるとDVD付CDにはまだ少し早かったのかな?まあ昔ファンだった事と1stアルバム音源はテープでしか持ってなかったこともあって一応チェック。

Last Roll/L⇔R
97年から休止したままだった彼らの全シングル+アルバム曲を加えたベスト盤で02年に唐突に発売された。どうやらこれをもって正式に活動終了としたようだ。大ヒット曲『KNOCKIN' ON YOUR DOOR』はチェックしていたのでこのベストも聞いてみたかったのだがなんせレンタルにすらない。まさかこんなところで手に入るとは。他のアルバムを聞きたいというほどではなかったがなかなかに良い曲が並んでいた。

HARVEST SINGLES 1992-1997/米米CLUB
解散した時に出したベスト盤で『君がいるだけで』以降後期のシングルを集めたもの。これもそのうちチェックしておきたかったので借りてみた。まあまあ。

Singles 2002〜1997/Skoop On Somebody
03年に出したシングルベスト。ヒット曲『僕が地球を救う』がなんとドラマOAバージョンと短いのがショック!これ目当てだったのに!!ちゃんと入れろよ!!他にもけっこう聞いたことのある曲が多かった。もっとAOR寄りのオシャレサウンドかと思ったけど思いっきりR&B系だった。クセもないし聞きやすいといえば聞きやすい。しかしこのサウンドでメンバーにドラマーがいるって…。打ち込みでよくない?

complete of B.B.クィーンズ at the BEING studio
なんだかんだ言って子供向けだなぁと思った。

Dear Friedns 1/Dear Friends 2 /SPEED
解散にともなって同時発売されたベスト。かつてSPEEDのシングルを集めようと思って安かった1st,2ndアルバムを購入。その後『MOMENT』が安かったので購入。1st,2ndが用済みになったので売ろうとしたが拒否されて(たぶん中古に溢れすぎ)…。結局ラスト3シングルが抜けていたのだがようやくゲット。

SURFACE/SURFACE
susumuwk氏に昔コピーをもらったことがあるのだが歌詞カードを入手していなかったのでこの機会に。

ASKA the BEST/ASKA
ベスト盤。相変わらずまったりしてる。ミリオン曲など大ヒット曲もあったけど今だったらあんなに売れないだろう。

ゴールデン☆ベスト/カズン
ソニー時代のベスト盤となっている。『冬のファンタジー』以外にもそれなりにいい曲はあったようだ。

ため息/柴田淳
これが一番売れたのかな?いいにはいいんだけどちょっとしっとりしすぎ。今度シングルベストが出るらしいのでそれだけで十分。

TREASURE COLLECTION/KAN
KAN初期のベスト盤らしいがゴールデン☆ベストのシリーズのような企画モノらしく正規のベスト盤ではなかったようだ。『愛は勝つ』はとりあえずゲット。他にも『まゆみ』とかそこそこいい曲はあったが初期の曲はさすがに打ち込みの音とか古臭い…。

complete of 近藤房乃介 at the BEING studio
一応シリーズなのでチェックしてみたのだが…。さっぱり分からなかった。本格派ブルースシンガーってことで完全にそっち寄り。要するに俺の趣味とは全く違った音楽だったのである。たしかビースタってあと2枚続くはずがこれで終わりになったんだっけ?

 

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