そこからが世紀始な日記 '09 雨の季節

09年6月

6月28日(日)

夏日!

・一気に夏日である。暑い。今年の3ヶ月予報は久々に平年並ということらしいが、そもそも平年並の基準がどんどん底上げされている気がしてならないので油断できない。

例えば30℃をちょっと越えたくらいで7月下旬並とか8月上旬並とかいうけど、最近の7月下旬って余裕の35℃オーバー、40℃近いの連発とかだったし。

何はともかく、扇風機到来からわずか1週間で早くもクーラー初稼動というのは近年あまり記憶に無い。扇風機到来がそもそも遅かったのに。

・マイケルって俺らの世代だと明らかに昔と肌の色が変わっているとか、そもそも顔が変わってるとか、変な動きをする(ムーンウォーク)とか、裁判になってるとか、音楽に関係する話題をほとんど耳にしておらず、たまに聞いてもほとんど歌わなかったとか(数年前のイベント?)そういうのばかり。最近活動してんの?という感じで両親や知り合いがファンで聞いてたとかじゃない限りは昔凄かったらしいけど今となっては半ばネタキャラ程度の認識にしかなりようがなかった。当然クラスとかでもマイケルを語るような奴には出会ったことがないし、音楽家としての偉大な功績をリアルタイムで体感してきた世代ではない。なので今回の世間というか世界規模で大スターが亡くなった的な扱いとも少し温度差を感じている。

追悼系の番組で曲がかかっても全く分からないし(We are the world〜♪だけは何故か凄く馴染みがある)、あの「スリラー」にしても2年くらい前の専門時代にPVを見たんだけど、見せてくれた先生世代があの頃の興奮を鮮度を失わずに語る姿に対して「ふ〜ん」って感じだった。まあこれは音楽的にバンドサウンド傾向の俺にとってはあまり好みじゃないからかもしれないけど。何だかそういう一定の世代であれば誰もが衝撃を受けたくらいのスター、そういうものになんか憧れる。俺らの世代ってそういうものが失われていった時代を生きている気がするからね。ていうか失われていっただからまだいいけど今の中学生とかは何を見て将来「あの頃のスター」とするのだろう?各自てんでバラバラで思い出話にもなりゃしないんじゃないかな?

ただちゃんと聞いた事はないから1度くらいはちゃんと聞いておきたいな。


6月27日(土)

ここ最近の2009春ドラ FINAL

白い春 最終話
突然急展開になった最終回。前半のやけにのんびりした展開や終盤のさち(大橋のぞみ)病気展開は時間稼ぎかのような流れだったが、最後は逆に間に合わなくなったかのような詰め込み

栞(吉高由里子)が春男(阿部寛)が父親だとさちにバラすも即座にごまかす。しかしさちは気にするようになる。一方の春男は1話で金をスラれたために食い逃げするハメになり、中盤ではしっかりと支払いに行った例の定食屋で店主のじいさんに気に入られて住み込みで働く事になる。栞らと住んでいたビルの屋上の倉庫から巣立っていくシーンなどもカットされ、「荷物送ってくれだってよ」と台詞だけで片付ける急ぎ足展開。

一方で今までパン屋にも見学に来た事のなかったデビッドが定食屋に遊びに来る。定食屋の常連に親友がいたとのことだったが、この友人からデビッドの店が9年前に開店したという話が出たため、ついにデビッドが自らが犯した罪について懺悔します(クイズショウ風)展開に。

しかし成長した春男は絶交するだけで殴ったりはしなかった。その後、さちが定食屋を訪ねてきて本当のお父さんなのか問うが、春男は康史(遠藤憲一)の父としての素晴らしさを褒め称えてそんなこといったら親父が悲しむぞと涙ながらに説得する。この様子は将来さちが真実を知ることとなったときに大きな意味を持つシーンだったと思うが…。

その後、送別会をちゃんとしたいからもう1日だけパン屋に来てくれという康史の頼みでパン屋に来た春男。そこに突如ナイフを持った青年が登場するという超展開に突入。てっきり栞を助けた時に出てきてやけに意味深に去っていった例のスローモーション・ヤクザが復讐に来たのかと思ったが、顔が全く違う。青年は春男が殺した組長の息子だと名乗る。父の敵討ちに特攻してきたのだった。

しかし康史を春男と勘違いしたり、そもそも今日はたまたま来ていたが1ヶ月近く前に定食屋に転職している春男がパン屋にいると思っていたり、情報があまりに適当だ。例のスローモーション・ヤクザが若頭にチクったということなのだろうが、当時春男の職業や居場所さえ知らなかったスローモーション・ヤクザが調べてから報告したとしても基本的に全部間違った情報って…。スローモーション・ヤクザはこれを利用して自らが組長の座を奪う計画でも立てていたのだろうか。誰を殺すにしてもこれで若頭が捕まらないわけがないので、若頭の座は空席になるしな。

康史は足を刺されてしまい、駆けつけた春男が本物だと知ると今度は春男をメッタ刺しにする青年。しまいには自ら顔を全開披露真昼間に堂々とパン屋の厨房に入ってきたくせに「お前顔を見たな?」などと意味不明なことを言い出して康史を殺そうとする青年。最後の力で康史を守った春男は父を殺した事を詫びて意識を失う。「なんだよこいつらぁ!」と発狂しながらも駆けつけたパン屋従業員の気配に気づいて逃走する青年。彼は「元パン屋従業員殺害容疑」で後に逮捕されたことが紙面のみで明かされた。ふっふふふ

計算どおり!!

これで俺様が組長だ!!無能なバカ息子が!!はっはっはっはっはっは!!

とか言ってるのかな、スローモーション・ヤクザ。

病院に運ばれた春男はもう意識が戻らないという。かつて康史にお前は殺人者でその手は汚れているからさちに触れて欲しくないんだよ!と言われたのを最後まで気にして(この発言もすっかり忘れ、それどころか春男がそういう葛藤に悩まされてしまったことさえ全く考えてなかった康史…。)自分からさちに触れられなかった春男。最後のお別れということでさちが「目を覚ましてよ、おじさん、もう1人のお父さん!」と春男の手を握ると、意識が無いままに涙を流してその手を握り返した春男は絶命するのだった。

その後、それぞれ笑顔で過ごす登場人物たち。真理子(紺野まひる)のお墓の隣には春男の墓が。

ち、小さぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!

真理子のためには立派な墓を立ててあげたのに、自分を助けてくれた春男にはおまけみたいなお墓しか立てない康史。やっぱこいつ嫌いだ。最後まで酷いやつだった…。あと結局こいつにとって佳奈子(白石美帆)って?好意につけこんで家政婦として住み込みでこき使ってるようにしか見えないんだけど。最後のこれからもよろしく的な言葉も結婚や入籍をほのめかすわけでもなく、酷く曖昧だ。

そして殺人現場になってしまったパン屋にはさちが描いた春男の絵が無数に貼られるという奇怪な空間となっていた。それで笑顔で終わっていたが、どう考えても殺人現場になったパン屋(しかも厨房)が無事に営業できるとは思えないし、春男の絵ばかり描くさちの精神状態の不安といいとてもすっきりは終われない展開のまま終了。

終わっての感想
最後が…。定食屋で働き出すところまでは名作だったのに…。タイトルといい、これまでの描き方といい死ぬのは決まっていたんだろうけど、もう少しうまくやれなかったのだろうか。何もあんな不自然な展開にしてまでパン屋、しかも康史が1日のうち半分以上を過ごす場所にして、さちが毎日通る場所を殺人現場にするなんて。

最後は絶対目を覚ますと思っていたので、あんな小さい墓が出てきたときも信じられなかった。ていうか足を刺された康史が春男と同じ歩き方になってしまっているのも何だか後味が…。

景気悪い世の中に一筋の暖かさをくれるドラマだったのに、最後の最後に大いなる絶望で落としてくれた。

 

BOSS 最終話
竹野内黒幕説は早々に違うような流れになりあちこちにこれ「あいつ」を騙すための罠だなと思わせる分かりやすい描写が。

最後はノリノリで事件を解決。そのおかげで大物テロリストの反町隆史はせっかく解放した仲間を瞬殺した挙句に、逃亡に失敗してけっこうあっさり捕まってしまうハメに…。1話の犯人、武田鉄矢も爆弾解除のためとか言って出てきたが、解除自体は何色のリード線を切る的な定番展開で再登場しなくても…といった感じに。

続編は決定しているようで、捕まった反町は「また会おう、すぐにでも!」などと再登場を宣言し、主人公自ら自分に似ている美人弁護士がいるなどと名刺まで出して「離婚弁護士」ネタを披露するなどノリノリのまま終了。

終わっての感想
事件自体はそんなでもなかったがノリがいいので面白いドラマだった。以前の事件で嫌な奴ぶりを全開にしてなんでこんな奴助けなきゃいけなかったんだ…という気分にさせてくれたやつをしっかりお縄につかせたところもスッキリであった。


6月21日(日)

ここ最近の2009春ドラ Vol.8

白い春 10話
前回の予告で手術の無事を祈ったり、手術室がドタバタしていてやばいのか!?と思わせたのはなんと予告ではなかった。あれはただ単に前回のラストシーンであって、今回は開始5分もしないでさち(大橋のぞみ)が回復。病気展開は特にこれ以上の展開は無く、また前回で手術費用が足りないとか騒いでたのも無かった事に。

そんなわけで春男(阿部寛)はさちと手術前に約束した一緒に海へ行くということを期待され、どうしようか悩む。康史(遠藤憲一)はそれに危機感を抱き、もし切り出そうものなら絶対止めると気が気ではない。いつかこうなると思ってたなどといい煽る佳奈子(白石美帆)。

しかし、春男はさらにその先の次元を行っていた。旅行を用意したのは康史とさちのためで、金だけ払って康史名義で申し込んでいた。さらにもうパン屋も辞めると完全に身を引く覚悟を決めた春男。

ここのところずっと康史ばかりが成長していく春男に対して焦りまくって空回りするという状況が続いていたが、今回もまた器の小ささが浮き彫りに。旅行に行かれると思って絶対止めると焦っていた康史はもうポカ〜ンとするしかない始末。最終回では自分が父親だと主張するばかりではなく、少しは認める発言や行動を期待したい。

さちにも冷たい言葉で別れを告げた春男。しかし泣いているさちを見かけた栞(吉高由里子)は春男が去ったとしって思わず真実を…。

そして、次回最終回!消えた800万円についてデビッド伊東が自らの罪を懺悔します(クイズショウ風)

 

BOSS 11話
冒頭『GTO』以降10年以上短髪だった反町隆史が伝説の名作『ビーチボーイズ』(97年)を思わせる長髪で海をバックにさわやかに登場。これ、ストーリーの展開上では海である必要なかったので絶対狙ってたと思う。

「ビーチボーイズ」以来の竹野内豊との連ドラ共演(実際にはその後に1度大河ドラマでも共演しているが)がまさか敵対同士かと思いきや、何故かテロリストとして潜入した反町と、警察のお偉いさんであるはずの竹野内がアイコンタクトを取り合っている…?

ラストでは反町率いるテロリストと繋がっていたことが発覚した竹野内が絵里子(天海祐希)の目の前でさわやかに警視総監(津川雅彦)をさらっていくのだった。これで警視総監がマイク真木だったら最高だったんだが…さすがに無理だったか。

※『ビーチボーイズ』で反町と竹野内が働いた民宿の社長がマイク真木。孫が広末涼子。近所のスナック経営者が稲森いずみ。

 

ザ・クイズショウ 最終話
美咲(水沢エレナ)を殺したのは神山(櫻井翔)であり、それを懺悔させ、ついでに他の生き残りにも腹いせに罪を暴いてやるというのが本間(横山裕)の目的だった。

しかし前回のラストで神山は1度思い出した記憶が、不自然だった事に気づき本当の記憶を取り戻した。

事故の日、神山は美咲にフラれ、本間が好きだと聞かされたのでサプライズで2人をうまくいかせようと画策。本間には神山と本間以外に好きなやつがいると嘘を言って落ち込ませ、神山は飛行機に乗らずに姿を消してそこで美咲が機内で愛のラブレターを渡す素敵なサプライズだった。

しかし実際には美咲が好きなのは本間ではなかったという神山の嘘に対してあまりに本間が落ち込みすぎてしまい、飛行機に乗車拒否。そしてあの事故が起きてしまい美咲は昏睡状態に。さらに落ち込んだ本間は美咲を殺害し自らも飛び降り自殺しようとするが、止めに来た神山ともみ合っているうちに神山が落下。6年眠って目覚めたら神山は記憶が無かった。

そこで苦しみの末に本間は記憶を改ざん。自分がやったことを神山のせいにして他の乗客の罪まで暴くという大変に迷惑な暴走野郎だったことが発覚。余裕ぶっていた本間は本当の記憶を全てを思い出して一気に狼狽。神山の熱い友情により何とか救われた本間は最終的には警察へ出頭。番組は終わったかに思えたが松浦亜弥が新ディレクターにそのまま昇格し、神山が司会の番組は継続されているようなところで終了。

全部終わっての感想
本間、酷ッ!!!

どこまで迷惑な人なんだ…。これまでの出演者は自分の小説が書けるようになった携帯小説家の人と、パイロットに復帰できた人と、お咎めなしだった真矢みき以外は全員が罪を暴かれて地位を失ってしまったわけで。恐らく09年のドラマ迷惑暴走キャラ大賞の受賞は確定だと思う。

そして神山いい人すぎ。

かなり引き込まれる話で面白かったけど、理由やきっかけが勘違いや記憶改ざんじゃ救われない感じがしてすっきりしなかった。

 

ドラゴンボール改
4歳くらいしか違わないのに悟飯がピッコロの事を「おじさん」と呼ぶアニメオリジナルは修正を期待していたが、今回も「おじさん」を連呼。アニメスタッフは「ピッコロの事を原作準拠のピッコロさんではなくおじさんと呼ぶ」のをよほど気に入っているのだろうか。

あとこんな半端な編集版まで改めてDVD化が決定するとは…。

とりあえずアニメ主題歌全盛ヒット時代を考えると目論見を外してコケたといっていい結果に終わった主題歌売上がオールドファンの総意だと思う。


6月20日(土)

ウォークマン逝く

・全盛期にメンバーチェンジをして失敗して撤退を余儀なくされたのになんでミニモニ。、プッチモニ、タンポポの名前に今更こだわるのか意味が分からない。新ユニット立ち上げて何の話題にもならないよりも世間が覚えているユニット名を出す事で少しでも話題になる方を選んだのだろうか?

・デジタルオーディオ全盛時代に突入しながら未だに1度もMDに走らずポータブルCDプレイヤーを使い続けている俺だが、このたび現在使用中のポータブルCDプレイヤーが早々に逝った。確か2年くらい前に前任が修復不能なまでに壊れたので買い換えたとかだったはずだが、今回は早かった。

というのも以前は厚みがあって本体の裏に電池を入れるスタイルだったのだが、最近は薄型化を図るために電池を外付けにするのが主流になった。そのため今使っていたのも電池を外付けするタイプだったのだが、これが欠陥品だった。電池と本体をつなぐコードが無駄に長いため、カバンの中に入れて使うには負担がかかりすぎて、接続部分がポッキリいってしまったのである。

これにより電池での使用が不可能となった。とはいえ二重構造になっているので本体にも単4電池を入れる部分があり、これを使えば使用は可能だったが、当然再生時間が短くなるので効率がよろしくない。よって新たなポータブルオーディオプレイヤーの購入が急遽決定された。

今回ついに「ウォークマン」の名を独占する王道、ソニーへと進出(以前のは無名メーカーやパナソニックだったので正確にはウォークマンという名称を使えなかった)。一瞬デジタルオーディオプレイヤーに目を奪われるも、再びCDウォークマンを選ぶ。

今回は学ぶ側から稼ぐ側になったということで、少し奮発して初の1万台のウォークマンにしてみる(これまでは5000円くらい)。最高級のだと2万とかしたが、そこまでいってもあまり意味が無い気がしたのでこれが限界だ。なんとなく音がいい気がするぜ。

ちなみに前任は単3電池を2本も使わないと動かなかったが、今回のは1本で良い。さらに外付け電池ボックスは本体密着型で今回のような壊れ方はありえない。再生時間も問題ない。さすがウォークマン

そんなわけでi podを始めとするデジタルオーディオプレイヤーはまだまだ使いません。


6月14日(日)

ここ最近の2009春ドラ Vol.7/新たなる伝説

白い春 9話
初給料をもらって嬉しさを隠せない春男(阿部寛)は栞(吉高由里子)に選んでもらってさち(大橋のぞみ)への画材をプレゼントしようとしていた。しかしさちが急に倒れる。康史(遠藤憲一)によれば母親と同じ病気かもしれないというが実際は違っており、心臓に穴が開いたとかで結局手術が必要な重症だった。祈るしかできない春男だったが、最終的には康史にしっかり任せるなど相変わらず素晴らしい成長を見せる。

一方の康史はさちが春男に会いたがっているのに、春男が動揺した顔でさちに会うとさちが不安になるという理由で春男に病院へ来ないように言うなど相変わらずやることがあんまり

不安を見せないさちだったがいつもはカラフルな絵を描くさちの絵は白黒。全く気づかない康史だったが、佳奈子(白石美帆)はその異変に気づく。むしろさちが描いた自分と思われる少女が全部羽根が生えてて天国行きを示唆しているみたいなところの方が明らかにヤバイ気がするが、そこはスルーで佳奈子はこっそり春男を連れ出してさちに会わせる。不安だったことを明かし、春男に励まされたさちは春男にもらった画材を抱きしめながら手術室へ安心して向かうのだった。

病気展開は大方の予想を微妙に外して母とは違う病気ということになり、次回あたりでもう解決する模様。前回のチンピラが出てこなかったこともあり、最後はまだ安心できない感じが…。

 

BOSS 9話
ゲストの生瀬勝久がサイコな弟が連続殺人しているのを知りながら止められず苦悩していると思いきや、弟はとっくに死んでおり、弟の人格に変貌した超サイコな生瀬が犯人だったという驚きの展開に。久々に事件そのものが面白い回であった。

 

ザ・クイズショウ 8話
前回、明らかに異常なまでに叫び倒した本間(横山裕)の様子にさすがにスタッフ一同も不満を感じ、もうやれないと宣言。見透かしたように本間は高杉(松浦亜弥)にディレクターの座を譲って、去ってしまい、自らが司会者として番組に出演。神山(櫻井翔)を回答者に回して番組の完全私物化を図る。

それでも最初は見せた事の無い笑顔やテンションで番組としての体裁を保っていたが、徐々に叫びまくったり不気味に笑ったりと完全に素に戻ってしまい色んな意味で放送事故のときよりも放送事故状態に。問題も個人的すぎてぶっちゃけ美咲美咲言われても視聴者は「はぁ?」って感じだろうし。

しかし、問題により神山の残された記憶が解放され、美咲(水沢エレナ)に振られていたこと、植物状態になってしまった美咲の呼吸器を外して自らは飛び降りたことを思い出した神山。「絶対許さない」とキレまくりの本間は「次回最終回」と勝手に宣言し、「最終回は神山が自らの罪を懺悔します」と公開処刑を宣言して去っていってしまった。呆れるスタッフ一同。

しかし、放送終了後ショック状態だった神山は本来の記憶を取り戻す。神山が美咲の病室に入ったときに呼吸器は既に外されていた。医師を呼んでから屋上にかけつけた神山の目には飛び降りようとしている本間の姿が。飛び降りた事を思い出したときの神山の回想では建物側を向いており明らかに突き落とされました風だったのはこういうことだったのか。となると本間の目的とは…。

 

・最近、時の流れが速い。最初の頃は休日の時の流れだけが速い感じだったのだが、最近は平日も早い感じで過ぎていくのでこれはこれでいい。電車の奴も酷い仕打ちをしてきたのは最初だけで最近は時間通りに動いている。気がつけば今年も半分なので、ようやく予言通りの上向きになってきたのだろうか。

・それはそうと最近、異変が起きている。これまで数々のMT伝説(モーニング・トイレ・伝説)を残してきた俺だが、4月以降、朝トイレに駆け込んだ記録がほとんど残っていない。1度くらいはあった気がするが緊急事態発動による途中下車とかそういう危機的展開に陥らない。

思えば10代の頃から徐々に進化を続け、電車を使い出した大学時代にピークを迎えたこのMT伝説。数々の精神力普段かかない汗(冷や汗や脂汗)、そして戦闘の証が文字通りに流れていったわけだが、過去日記を見れば分かるように最近は戦闘記録が掲載されることがほとんどなく、実際にここ1年くらいから急速に戦闘数が減少していた。

しかしここにきて新たな伝説が生まれようとしている。ET伝説(イブニング・トイレ・伝説)、もしくはNT伝説(ナイト・トイレ・伝説)である。回数は多くないがここのところ、帰宅時間があと1,2時間、もしくは10数分前に迫り、その日の仕事が終了直前という状態になって突如激しい波が襲い、緊急で戦闘が始まるという状況が起こるようになってきた。

少なくとも朝から戦闘力を半分も消費していたこれまでと比べると精神的には楽だが、戦い自体そもそも楽なものではない。よく見ると注意書きに「お腹が一時的に緩くなる事があります」と書かれているポカリやビタミンウォーターをチョイスしているせいなのだろうか。

※MT伝説とは
今回急に現れた新単語。これまで「危機一髪」、「激しい戦い」、「立てこもりまくり」「第一波、第二波、まさかの第三波」
「Morning Toilet Battle」など朝お腹が痛くなって途中下車しててんやわんやな状態について様々な表現をされてきたが、それらバラバラな呼称をまとめようじゃないかと09年6月新たに提唱された。


6月10日(水)

GLAYベスト

・GLAYのベスト盤(PV集ついてるほう)を購入。思い返すとGLAYはインディーズ以外『HEAVY GAUGE』までのアルバムは全部持っているけど、全部中古で集めていた。シングルもアルバムもずっとレンタルしていたが新品で買った事がない。これが初の新品購入だ。

たぶんVol.2の方が名曲揃いには感じるんだろうけど、このVol.1最大の謎は「Missing You」の収録である。「DRIVE」より後の選曲になっているのに何故「DRIVE」収録のこの曲が?逆に言うと「とまどい/SPECIAL THANKS」は何故外された?とも言い換えることが出来るけど。地味な位置にあったからまさか「DRIVE」に収録していた事を忘れてたんじゃ…。

それとただでさえシングルだらけだったのに、さらにアルバム曲から選んじゃったもんだから前作「LOVE IS BEAUTIFUL」の価値が…。

ま、週末にかけてじっくり聞くか。

 


6月7日(日)

ここ最近の2009春ドラ Vol.6

白い春 8話
テストの点が悪かった事を春男(阿部寛)に相談したさち(大橋のぞみ)。康史(遠藤憲一)に勉強くらいちゃんと教えてやれと春男が言ったら、ストレートに「点が悪かったんだって?」と聞いた康史のせいで一時的にさちから絶交されてしまう春男。やはり康史の勝手ぶりが気に入らない。今回珍しく2人で語り合うシーンもあって少しは理解を深め合うのかと思いきや、「心配しなくてもさちを奪おうという気は無いよ」と初期だったら考えられない台詞で成長と懐の深さを見せる春男に対して、康史が放った言葉はここまでさちを懸命に育てたという自負とこれからもそうだという決意の挙句に「だからお前は他の道を見つけてくれないか?」というものだった。あんまりすぎる。

さらにワッフル屋の開店直後に意味不明にチンピラに因縁をつけられた栞(吉高由里子)は10万円の支払いが間に合わず、何故かデビッド伊東の店でチンピラと会談。あくまで春男に頼らないとしていた栞だがこの行動には深層心理が…。

結果まずい方向に向かっていることがデビッドから春男の耳に伝わり、最終的には守るぜなどと息巻いていて同行していた勇樹(遠藤雄弥)が、全く手出しすら出来ずに物陰から見てるだけの不戦敗状態で春男にヘルプ。せめてもう少し奮戦してほしかった。

駆けつけた春男は、ヤクザ時代下っ端だったものの裏の世界では組長殺しで名を挙げた威厳を使わずにひたすら謝罪。キレるチンピラだったが、部下の1人が春男の顔を見てマズイと耳打ち。あきらめて去っていったがその後、車で去っていくチンピラと春男がすれ違う時にやたらスローに意味深に「まだ狙ってますよ」的なアピールがあったので、めんどいことになりそう。

さらに予告では母(紺野まひる)と同じ病気で倒れるさち。どうなることやら。

 

BOSS 8話
片桐(玉山鉄二)の過去を巡る話。片桐が銃を撃てなくなっていた事件の復讐が始まる。小西真奈美が山村(温水洋一)をその気にさせて貢がせるキャバ嬢役で出てきたのでこんなチョイ役に何故…。今大々的に宣伝しているBeeTVの戦略の一環かと思ったが(BeeTVのコンテンツでキャバ嬢役のドラマをやっているらしいので)、なんとこの人が今回の犯人でスナイパーだった…。

片桐がかつて誤射した相手は追っていた犯人ではなく替え玉だったのだが、その恋人が小西だったという。その事実関係を全く調べていなかった警察は誤射した相手を身寄りなしの孤独な人として処理していたのはどうかと思うが、とにかく最後は無事克服して小西を取り押さえた。

先週、恋人に素性がバレた絵里子(天海祐希)は、今回は着信拒否をくらっており、彼氏の出番は無いままに終了。

 

ザ・クイズショウ 7話
前回、神山(櫻井翔)が途中で倒れて番組が放送事故になってしまったので、冴島(真矢みき)が速攻クビに。なので一般枠として復職をかけてクイズショウに出演するという番組私物化の極みといえる状態に。

これまでの出演者と神山と死んだ美咲(水沢エレナ)が飛行機事故に遭っていたことは判明していたが、そこに偶然居合わせてスクープを取ったのは冴島だった。実はこのとき妊娠していた冴島は豪雨の中でも記者魂でカメラを回し続けた結果流産していた。これまで出てきていた娘(大橋のぞみ)は、流産したショックで離婚の末に仕事に没頭し、死んだ美咲を取材中に施設で知り合った捨て子だったという。

施設にいながらも笑顔を絶やさなかった美咲を当時の警察の管轄問題を煽るために必要以上に不幸な少女として報道した事に対して叫びまくりながら冴島への怒りをぶつける本間(横山裕)。娘の目の前で実の子ではないというドリームチャンスを答えさせるという追い詰め方をする。反省の色を示さず必要な報道だったと主張しまくる冴島に本間も美咲に関する記憶が戻った神山も一時期キレまくっていたが、神山は冷静さを取り戻し、「自分の子である」という間違えた解答を何故か正解とするのだった。

キレまくる本間。ついていけないスタッフたち。異様な雰囲気の中で番組は終了。神山の記憶も事故のことに関しては完全に戻った様子。湖に墜落した飛行機から美咲を抱えて岸に辿り着いた神山は何故か美咲にナイフが刺さっていることに気づく。駆けつけた本間もビックリする中で、それでも美咲はその時点では生きていた。だがその後、美咲は死んでしまい、ほとんど無傷だった神山は(屋上から飛び降りたような落下視点での映像が挟まれた)2年前まで植物状態で眠ることとなっていた。そこの謎が次から明らかになるのか。面白くなってきた。

しかし、美咲を不幸な少女に仕立てたのはテレビらしい多少の誇張かと思いきや、最後の方の回想シーンでは施設の人に「美咲ちゃんの対するイジメはなかったですよ」とはっきり言われていたり、必要以上に大げさな演出を強い口調で指示する冴島の回想が入ったので、一気にこの人の好感度が下がった。これで全く謝罪しないってさすがに酷くね?

それと大橋のぞみはこれでどっちのドラマでも実の親と信じていた人が実は血がつながっていなかったということに。なんかいろいろ被ってるのは何故だ?


6月3日(水)

雑記

・品川祐が監督したというSCANDALの「少女S」PVがようやくGyaoとかで見れるようになった。タイアップ先の「BLEACH」はもう時間的に見れないので、公式でのサビの視聴しかしてなかったのだが正直今回は微妙だと思っていた。

フルで聞いたらさらに微妙というか…こんなバンドだったっけ?というくらいイメージが違う。マジでこれでA面?しかもこれまでよりもこれが売れちゃうの?正直この曲の良さが全く分からない。C/Wに期待して何とか買うか。凄く先が不安になってきた。しかもPVではまさかのバンドルしてるし…。救いは衣装がこれまでで1番かっこいいこと。

※バンドルしてる=初期ZONEに見られたバンドでもアイドルでもないスタイル=早い話がダンスしながら楽器を弾く事でさらに言い換えるなら楽器を抱えたダンスパフォーマンスであり、このスタイルの楽曲では演奏はしていない。ZONEは最終的に演奏技術を会得していたが、ときたまバンドルスタイルを披露していた為に最後まで「演奏してないんじゃないか?」と言われ続けることになった。今回のSCANDALはZONEの「GOOD DAYS」「大爆発No.1」ほど激しいものではないが、演奏しながらのダンスステップや楽器全開で鳴っている中で手を放してのパフォーマンスが目立っている。

 

・SMAP草なぎ復帰特番で、キムタクが稲垣メンバー事件の事をほのめかしたのが凄かった。今年1月に森くんの名前を最初にいきなり言い出したのもこの人だ。さすがだ。

 

・鼠先輩が引退。1発屋、1発屋と自ら言っていたが、そもそも鼠先輩が1発屋ですらないような気がするのは俺だけじゃないと思う。ぽぽぽ〜♪も悪いけど1発ヒットしたとは言いがたい。1発屋として売り出すのが前提だっただけに、その1発も当たらないんじゃどうしようもないので何だかムリヤリヒットしている事にして今話題の鼠先輩みたいにTV出まくって頑張っていただけで、その程度では収入もそりゃ低いだろう。いずれにせよ芸能界厳しいという哀愁だけが残った。

 

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