こんな世界を愛する日記〜ラストプライド〜

13年12月

12月31日(火)

こんな世界を愛しながらさようなら2013年

・3ヵ月に渡って日記タイトルにもなってきたこんな世界を愛するエグイド商法が無事にミッションコンプリート。散々確定事項として取り扱ってきたから失敗した場合は、こんな世界を愛せなかったとして色々書き換えなきゃいけないところだったが、見事にシナリオ通りだった。

・さて今年は「今週のチャート」終了という大きな節目を迎えた1年となったが、年内までに日記での簡易的な取り扱いも終了したことでチャート上位の曲は分からなくなったものの、チャートに割いていた多大な時間が無くなった事でかなり楽になった。最終的にこんな世界を愛そうぜ!という方向性を掲げる事が出来たのもこの曲そのものの存在とチャートを辞めたおかげだと思う。きっかけはかなり後付だったりもしたけど思い切って辞めてしまって本当に良かったと思う。

わりと「今週のチャート」でかろうじてチャートに繋がっていたという人もいるかもしれないけど、商法云々でいちいち絶望したり嘆いたりしているのであれば、共にチャートから離れてしまった方がストレスフリーで音楽ライフは楽しくなると思うのでそれを推奨したい。

また今年はオフ会らしいオフ会は開催しなかった(既に友人と化している何人かとはちょこっと会ってはいるけど)。数年前から夏だけ年1で開催していたものの10周年期間に当たる去年から今年2月にかけてはサイト10周年ということでかなり積極的に開催したが、あれは10周年だったからスペシャルだったわけで、ファミリー感により他から入りにくいなどと捉えられるのは少々違う。サイトを始めた頃にGIZA系のレビューサイトに一種のファミリー感があってああいうのが当時嫌だった。ファミリー感みたいなのが出過ぎてるのならそれもなんだかなということでTwitterを一時撤退したりもした。しかしどうもそれも違うなということで来年はまたオフ会も普通に開催していきたいなと思う。

それにしても年々早くなる。昨年目標にしたことはあまり果たせず現状維持といったところだったが、後退はしていない。歩みは遅くとも新しい事も少しは進んでいる。そんな道を20代最後の2014年も進んでいきたい。


12月30日(月)

勝手に2013音楽大賞

楽曲部門

1位 同じ空の下/高橋優
この曲だけを聞くと単にやたらポジティブな曲に聞こえるかもしれないけど絶望も受け入れて全てひっくるめた後での希望の歌。なんかそんな感じがした。武道館ライブでこの曲を聞いた時、マジで涙が出た。こういう希望の曲に再び希望を感じられるとは数年前には思ってなかった。

2位 君の名は希望/乃木坂46
歌詞、メロディー、アレンジ全てにおいて文句なし。

3位 オリオンとスパンコール/豊崎愛生
豊崎愛生の最高傑作。

4位 Allegro Cantabile/GOING UNDER GROUND×末光篤
これ元々はアニメ「のだめカンタービレ」タイアップでのSUEMITSUのシングルで聞いたこともあったんだけど完全にスルーしていた。あの日の私に蹴(略)。改めて聞き比べたら原曲も十分素晴らしかったけど、GOINGと末光のあまりの相性の良さに楽曲の良さは何倍にもなっていた。

5位 この涙を君に捧ぐ/NO NAME
乃木坂46を除く今年の48系楽曲ではずば抜けた名曲。抑えた雰囲気が良い。

6位 If/MONKEY MAJIK
MONKEY MAJIKで今年曲単位で凄くいい曲となるとこれ一択。

7位 言葉で伝えたくて/DEEN
今年のDEEN最大の名曲はこれだろう。何故シングルにせずに重量級ベストの新曲にしてしまったのか…。

8位 カモメトゥモロー/GOING UNDER GROUND×末光篤
もうこのままメンバー入りしてくれてもいい。

9位 (Where's)THE SILENT MAJORITY?/高橋優
沈黙をぶっ壊していこうぜ。

10位 リリック/TOKIO
ロックバンドTOKIOの魅力がA面で出たという意義は大きいだけによりによってここでTV出演が懐古枠になってしまったのが痛い。

11位 13日の金曜日/乃木坂46
12位 ちいさな奇跡/東京女子流
13位 Joy!!/SMAP
14位 ならば青春の光/GOING UNDER GROUND
15位 ホントんとこ/TOKIO
16位 シャレオツ/SMAP
17位 ダウト/浅岡雄也
18位 恋の魔力/KOH+
19位 サヨナラ☆ありがとう/堀田家BAND
20位 PERFECT BLUE/Base Ball Bear

その他候補に上がった曲たち一覧(なんとなくな順番という並び)
ひとひら/ポルノグラフィティ、Mistake!/SMAP、今、咲き誇る花たちよ/コブクロ、言ノ葉/秦基博 、いきているから/LUNKHEAD、二十歳/DEEN、Get The Star/東京女子流、もう泣かないで/DEEN、島唄/THE BOOM、シンカヌチャー(THE BOOM ver.)/THE BOOM、手紙/TOKIO、制服のマネキン/乃木坂46、フリップ フロップ/豊崎愛生、会わないつもりの、元気でね/SCANDAL、下弦の月/SCANDAL、OVER DRIVE/SCANDAL、ピースとハイライト/サザンオールスターズ、REASON/ゆず、たしかなうた/ねごと、初恋/秦基博、誕生日には真白な百合を/福山雅治、ワンダフル スマイル/新井ひとみと松島湾子、笑顔/いきものがかり、One Song From Two Hearts/コブクロ、日々/森山直太朗、シャキイズム/乃木坂46、指望遠鏡/乃木坂46、さらさら/スピッツ、RPG/SEKAI NO OWARI、Hello Especially/スキマスイッチ、青空/藍坊主、Future/TOKIO、pretty fever/寿美菜子、Hey! MUSIC BOYS&MUSIC GIRLS!/竹達彩奈、100%サイダーガール/Petit milady、サーチライト/玉置浩二、ラズベリージャム/北乃きい、瞬く星の下で/ポルノグラフィティ、カモネギックス/NMB48、ガールズルール/乃木坂46、扇風機/乃木坂46、BIG VENUS/Sabao、REM/Mr.Children、横顔/きたのきい to スネオヘアー、Calling/嵐、今を生きて/ASIAN KUNG-FU GENERATION、Only Lonely/浅岡雄也、スターラブレイション/ケラケラ、夏の太陽のせいにして/なついろ、プリズム/寿美菜子、How come?/AKB48 Team K、Loveletter/aiko、DARK RIVER/GLAY、CHEEKY/豊崎愛生、メロンジュース/HKT48、まだ涙にならない悲しみが/KinKi Kids、君だけにChu!Chu!Chu!/てんとうむChu!、細雪リグレット/AKB48 Team K、Tiny T-shirt/AKB48 Team B、太陽の女神/家入レオ、雨のち晴レルヤ/ゆず、守ってあげたい/ゆず、バレッタ/乃木坂46、そんなバカな…/乃木坂46、初恋の人を今でも/乃木坂46、Sweet Refrain/Perfume、Sticking Places/スフィア、ファンファーレがきこえる/Base Ball Bear、ストレートに好きと言おう/広瀬香美、棚からぼたもち/舞祭組、小さな生き物/スピッツ、宇宙が広がるスピードで/藍坊主

今年は20曲+10曲簡易コメント付きまで頑張ってみた。挙げていって気づいたのは乃木坂46以外の48系がほとんど入ってこなかったことと、松井寛アレンジの女子流の楽曲が全く上がってこなかった事。いわゆるマンネリというのを感じてしまい、聞いている間はいいんだけどいざ年末にベストをあげていく段階で候補にすらならなかった。

現在の気分による★換算だと13位くらいまでは★5になる。20位でも赤★4くらいなので、10曲選ぶのにも苦労していた例年より気に入った曲が多かったのかもしれない。

 

アルバム部門

1位 BREAK MY SILENCE/高橋優
2ndが黒歴史化するような充実ぶり。

2位 Love letters/豊崎愛生
バランスの良いポップ感が最高。

3位 風味堂5〜ぼくらのイス〜/風味堂
過剰な味付けが多い中でシンプルな良さがぎゅっと詰まった名盤。

4位 ENTRANCE 2 BEST OF LUNKHEAD 2008-2012/LUNKHEAD
とにかく圧倒されたベストオブベスト。

5位 DEENAGE MEMORY/DEEN
ようやく出た決定盤ベスト。

6位 DNA/MONKEY MAJIK
さりげない名盤。

7位 apple symphony/竹達彩奈
萌え要素が強いもののバックサウンドが豪華なポップスの名盤。参加している沖井礼二の名前からかつて彼が在籍したCymbalsへの誘いの役目も果たした。

8位 ミライノツクリカタ/浅岡雄也
ソロデビュー10周年。ソロの最大の欠点であるサウンド面でのしょぼさはほぼ解消され、今が最も充実していると思う。つーかメジャー時代の楽曲はメロや歌詞はともかく、サウンド面ではもうちょっと聞けないレベル。

9位 ブルーメリー/藍坊主
今年はガツンとした印象は無く、やや分かりにくかったんだけどそれでも引き込まれるものを感じた。

10位 W FACE/織田哲郎
織田哲郎のロックが聞けたというのは大きい。

11位 PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary"ALL TIME SINGLES"/ポルノグラフィティ
12位 POPMAN'S WORLD〜All Time Best 2003-2013〜/スキマスイッチ
13位 メメントモリ/LUNKHEAD
14位 CIRCLE/DEEN
15位 Sunny Side Story/戸松遥
16位 小さな生き物/スピッツ
17位 S/Normally/ 藍坊主
18位 One Song From Two Hearts/コブクロ
19位 Summer Spur/なついろ
20位 僕らの平成ロックンロールA /高橋優

候補に上がったアルバムたち
Signed POP/秦基博、5/ねごと、Life/河村隆一 、B'z The Best ]]X 1988-1998/B'z、B'z The Best ]]X 1999-2012/B'z、BUMP OF CHICKEN T[1999-2004]/BUMP OF CHICKEN、BUMP OF CHICKEN U[2005-2010]/BUMP OF CHICKEN、ケラケライフ/ケラケラ、とある物語/森山直太朗、LAND/ゆず、安全地帯]W〜The Saltmoderate Show〜/安全地帯、未来大人宣言/SOPHIA、STANDARD/SCANDAL、ENCORE SHOW/SCANDAL、claire/花澤香菜、Dawn Over the Clover Field/槇原敬之、Good Today/星村麻衣、RH Singles &…〜edition de luxe〜/広末涼子

アルバムに関しても例年より良かったかなと思う。ベスト盤は意図的に少し位置を下げるように配置したので★5にしているスキマスイッチやポルノグラフィティ、B'z、BUMPのベスト盤はトップ10や20から外している。また購入した作品で外したのはBeady eyeとmiwaの2組のみ。前者は結局イマイチ良さが分からない地味な作品、後者は曲の良し悪しよりも人件費の削減っぷりによる音のペラさにガッカリしてしまったので感想書いて以降は1度も聞かずにそのままお蔵入り状態となってしまった。

また10年以上聞いているDEENやコブクロ、スピッツのオリジナルアルバムがそこそこの位置で、ここ数年で聞き始めた個人的には新しい方に入るアーティストの作品の方が上位に来ているのも特徴的だろうか。常に過去を越え続ける事は当然難しいわけだから当然なわけだけど。

 

マイブレイク部門

1位 LUNKHEAD
2位 高橋優
3位 乃木坂46
4位 Cymbals
5位 風味堂

LUNKHEADは昨年の段階で1stベストは聞いていたが、今年出た2ndベストを聞いてドハマリ。オリジナルアルバムを全部購入して聞いたので、俺の中では昨年の藍坊主のようなハマり方だった。

高橋優に関しては明らかに今年変わった、というか本来の色で活動できるようになったといった印象でこれまたドハマリ。今年最も感動したのも高橋優の武道館だった。

乃木坂46はアイドル部門の中では今ダントツ。派手な複数商法においても全種全楽曲入手したいのは乃木坂46だけといった状況になっている(AKB48は半ば意地で続けているが最初から劇場盤はスルーしている(どうせオリジナルアルバムに入るので)…)。

風味堂は活動休止からベスト盤で復帰するも2年くらい音沙汰がない印象で、シングルCDが全く出ないままのオリジナルアルバムが大当たりして印象が急浮上したのでここに入れた。。

今年初めて聞いて良かったとなると竹達彩奈の提供繋がりで聞いたCymbalsくらいしかない。このバンドは10年前で解散しているものの、タワレコ限定で追加収録再発が出たのはタイムリーだった…と言いたいが原盤を借りたり買ったりした直後に再発が発覚しやがったので実はちょっと損した。

 

DVD/Blu-ray部門

1位 TOKIO LIVE TOUR 1718/TOKIO
ロックバンドTOKIOが堪能できるライブDVDは圧倒的。TVに出てアテぶっているだけのTOKIOとは全くイメージが違う。今後も引き続きロックバンドTOKIOの魅力を訴え続けたい。

2位 DEEN JAPAN ROAD 47〜絆〜/DEEN
47都道府県のライブ&ドキュメントなんだけど、今回はこれまでよりも編集がしっかりしていて好印象。

3位 DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-/DEEN
衝撃のキー下げBreak1映像が解禁された。

4位 GOLD GLIDER TOUR 2012/BUMP OF CHICKEN
初のライブ映像ということでほぼ初めて動いているメンバーを見ることができた。

5位 SCANDAL OSAKA-JO HALL 2013 Wonderful Tonight/SCANDAL
かなりふざけた態度が目についた武道館と違って、本来の目的地である大阪城ホールでは到達点的な内容になっていた。

 

実際に見たライブ部門

1位 YOU CAN BREAK THE SILENCE IN BUDOKAN/高橋優
2位 DEEN 20th Anniversary Live in 日本武道館 〜DEENAGE MEMORY〜2日目/DEEN
3位 DEEN 20th Anniversary Live in 日本武道館 〜DEENAGE MEMORY〜1日目/DEEN
4位 MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2013-2014〜DNA〜(12月24日)/MONKEY MAJIK
5位 熊木杏里 LIVE TOUR 2013 Close to you〜白い足あと〜(3月31日)/熊木杏里
6位 BUMP OF CHICKEN 2013 TOUR WILLPOLIS(10月29日)/BUMP OF CHICKEN

 

こんな世界を愛しま賞

EXILE PRIDE〜こんな世界を愛するため〜
昨日までの時を越えたドームチケット&ミュージックカード&再発のスペシャルコンボ、通称エグイド商法により、通常のO社シングルセールスが10万前後(サウンドスキャンではもっと低い)でも握手しなくてもO社ミリオンを作る事は現代でも可能である事を証明した生き証人。やたらと批判されたが、全てはこんな世界を愛するために必要な事だった。この程度の事で本気で怒ってストレスを溜めているようでは人生は豊かにはならない。こんな世界を愛するために必要な事は全部この曲が教えてくれた。イメージしてる綺麗な未来よりもこの世界はそんな甘いものではない。誰も歩く事のない道を切り拓き、こんな世界を愛するために彼らはすべてをかけていった。まさに2013年という1年、そしてこの時代を象徴するアンセムにしてバイブルなのである。さあ貴方も昨日までの時を越えて繋がるはずの想い!手繰り寄せたその絆はROCK PRIDE!こんな世界を愛そうぜ!デコ大ルプライド(キレース・レード賞・エグザイプライド)いや第55回輝く!日本レコード大賞おめでとうございました!

 

ベストが出れば聞いてみようと思っていたほとんどのアーティストのベスト盤をスルーしたりしたので、ここ数年に比べるとやや保守的で新規開拓をあまりしなかった。このためマイブレイクが5組選ぶのもギリギリという状況。その結果入手したものに関してはわりとしっかり印象に残せた作品が増えて全体的な満足度は高い年だったと思う。自分のキャパ的にはこれくらいのほうがいいのかもしれない。というか開拓分に関しては最新のうちに無理に聞く必要もないのかなと。サイト11年もやってて華原とかglobeとかマイラバの旧作感想が今更ドカドカコンプされていった、というのも象徴的だけど、全く流行りの時期も過ぎ去った頃に一気に旧作を順番に聞いていくっていうのが案外楽しかったりした。


12月28日(土)

勝手に2013ドラマ大賞

今年観たドラマ、アニメは以下。

「心療中-in the Room-」、「BAD BOYS J」、「TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜」、「ガリレオ」、「幽かな彼女」、「天魔さんがゆく」、「SUMMER NUDE」、「東京バンドワゴン」、「都市伝説の女」、「安堂ロイド」、「クロコーチ」、「変身インタビュアーの憂鬱」、「海の上の診療所」、「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」

リタイア
「泣くな、はらちゃん」、「独身貴族」(共に1話切り)

アニメ
「AKB0048」、「とある科学の超電磁砲S」

正直名作という名作は無く、消去法での選出になっていってしまうが…。

1位 安堂ロイド
随所に惜しいところはあったけど、1番ワクワクさせてくれたのは結局このドラマだったかもしれない。

2位 幽かな彼女
重すぎず軽すぎない学園モノとしてのバランスがちょうど良かった。あと生徒に関しては男子はジャニーズと線の細めの男の子ばかりなのに、女生徒は美少女揃いという力の入れ方がなんかハンパ無かった。

3位 東京バンドワゴン
最終回以外は1位にしてもいいくらい良かった。なんか無理に玉置浩二の病気展開で引っ張った最終回だけが一気についていけなくなってしまって印象が下がってしまった。

4位 AKB0048
なんか色々設定が彼方へと飛んでいったけどそれなりに面白かった。ただあくまで主人公は凪沙だと思ってたので、中の人がまゆゆだからって智恵理が最後に覚醒しすぎだったような…。

5位 よろず占い処 陰陽屋へようこそ
知念君が化け狐だったという衝撃展開をさほど衝撃的に見せないところが斬新だったが、大きな破綻も無く安定していた印象。

6位 とある科学の超電磁砲S
シスターズ編は良かった。それ以外は…う〜ん…。

7位 クロコーチ
緊迫感のある重厚なドラマだった。明らかに浮いている剛力を徹底的に浮かせる事で逆にそれを妙な味に変えるという、剛力の正しい使い方を提示したドラマともいえる。

8位 BAD BOYS J
たまにしか出てこない乃木坂46と毎回出てくるけど演技が微妙な橋本さん見たさに見始めたが、全く学校に行っている様子の無い高校生たちが広島を領土争い仕切っている上に、敵がオッサンばかりという珍妙な設定もまた王道のヤンキー展開。

9位 TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜
オシャレな感じにしたかったんだろうけど、刑事役の松雪泰子が辛気臭すぎたのがちょっと難点だったか。

10位 都市伝説の女
7話で終わってしまったり、レギュラーだった刑事1人が知らない間に出番が終わっていたり、7話しかないのに都市伝説ネタが完全に尽きていたりしたけど、長澤まさみの魅力1つで全部持っていったドラマ。

11位 変身インタビュアーの憂鬱
10話通して1つの事件を追いかけておいて最後は架空の心理設定を動機に持ってくるというミステリーファンを敵に回す演出に賛否分かれそうだけど、元より木村文乃がメガネかわいいだけのドラマだったと思うので問題ない。

12位 天魔さんがゆく
終始ユルユルだったが、堂本剛も川口春奈もはじけてて良かった。

13位 心療中-in the Room-
ひたすら会話劇。特にオチなしで終わるという何のドラマだったかも分からない謎のドラマだった。

 

珍作部門

1位 SUMMER NUDE
明らかに山Pを20代前半の若者のイメージのまま話を構築したため、AROUD 30の男女がほぼ全員ニート&フリーター、会社人でも昼休みにビールとサーフィン三昧、夜は酒場に入り浸りという夢物語が前半は展開。未練を引っ張りまくりなのもドン引きモノだった。あまりに批判されたためか後半になると急に就活ドラマに切り替わり1人が1発就職ニートの太陽と化す。だがその甘すぎる展開がさらに批判されたのか、次の就職希望者は全く採用されないという現実志向に切り替わり、今度は介護資格を取るなどとドラマ開始当初には全く付与されていない属性が与えられ、ペーパー試験だけで謎の資格をゲット。さらにメインヒロインを中盤でメイン舞台から退場させたのと就活展開で迷走している間に主役カップルがくっつくことが困難になり強制的に1年先送りにさせる始末。行き当たりばったりの教本のような直角ターン連発の大破綻ドラマとして伝説に残るだろう。

2位 SUMMER NUDEの枠で展開してた謎のコント
乃木坂46橋本と千葉雄大、途中から加わった国籍JAPANなど主要キャストと一切無関係の1シーンコントが毎回展開し、そのまま暴走迷走し、一切主演陣と絡む事無く終了した。あれは夏の幻だったのだろうか。なお季節が変わってからのFNS歌謡祭でようやく山Pと国籍JAPANの人が同じ画面に映って共演を果たした。

3位 海の上の診療所
2期連続で月9出演した戸田をもてあまし、役者本人もキャラの違いに戸惑うほどの超展開でゲスト扱いにして出番を終わらせる戸田ショックが極めつけ。船なのに移動している様子皆無の描写などなんか色々と破綻していた。

4位 激流〜私を憶えていますか?〜
田中麗奈主演ということで見たこのドラマ。途中までは消えた同級生と久々に集まった仲間達の間に奇妙な出来事が…という事でそれなりに面白かったんだけど、真相があまりに酷いものでガックリ。かなり超サイヤ的な展開が起こりまくってついていけなかった。

 

インパクトシーン大賞

1位 SUMMER NUDE全て
どのシーンがというと挙げればキリが無いほど全てが超絶なネタだった。

2位 戸田ショック drom『海の上の診療所』
強気に主人公をを追い続けていたはずの戸田が、いざメイン回になると気弱キャラになってしまい、主人公が惚れるどころかオカマだと勘違いしたまま出番が終わるというまさかの展開。

3位 おしえてくぅ〜れぇ〜よぉ〜♪ from『クロコーチ』
重大な謎に迫っていくラストシーンで長瀬が相手に教えてくださいよと迫っているシーンのバックで主題歌「ホントんとこ」がおしえてくぅ〜れぇ〜よぉ〜♪とかかるという教えてくれ芸はインパクトがあった。


12月27日(金)

年末いろいろ

・MステSPを完全に切り捨てて一心不乱に仕事&更新し続けたおかげで、年内のシングル感想全て終了。28日レンタル開始のシングルにめぼしいのは無かったと思うのでこれで全部になると思う。これにより今年の勝手に年間ランキングに関しては2012年12月のLUNA SEAより下から、現在載っている12月全部が対象になる。+めぼしいアルバム曲ね。

アルバムに関しては残るはコブクロを残すのみ。とりあえずこれも年内で行けるだろう。今年はMISIA以降重量級ベスト盤についていくのを止めたので、例年より少なめにしたのが結果的に良かった。とりあえずベスト盤ということで手を出しまくっていたら吹っ飛んでたな…。ベスト盤以外にもいくつか忘れてる作品が残っている気がするけど、まあいいや。いずれ時が来れば再び出会う事もあるだろう。なおLUNA SEAや森山直太朗は忘れずに年明けに聞く予定。

・チャートは終わったけ4年目となるO社年間トップ100対談は今年も開催。

http://moma-bd.com/cross.2013.htm

冒頭でも語ってるけど、文字にすらしなくなっていたのでまあ手に取ってない作品はどれだけ売れていたのかも作品すらもさっぱり分からない始末。だいたい5系統くらいしかないので、そこを全く聞かない人はケンシロウ化してチャートを死んでいるとか言いたくなるのも分からんでもないなと改めて思った。だが嘆いていてもしょうがないので、こんな世界を愛そうぜ!とネタとして楽しむことを推奨する方向でまとめている。

で、これだけだとアレなんで今年は他媒体のチャートもピックアップしエトセトラも開催。

http://moma-bd.com/cross.2013etc.htm

とりあえずTVやラジオでかかっていた曲が多いので、こっちの方がヒットを映したチャートだ!と叫びたくなるのも分からんでもないなと改めて思った。だがあれこれ理由つけて考察してもしょうがないので、これぞ真のヒットを映したチャートだ!などという主張などは特に展開していない。数字という指標も無いし、そもそもヒット曲をこれ以上無理に知る事に意味はないんじゃないかということに今更気づいてしまった。ヒットの実感なんてのは結局周囲の反応かTVラジオでどれだけ耳にしたかという尺度でしかなく、ヒットがあろうとなかろうとわりと何の問題も無い。なのでまあこのくらいのユルイ取り上げ方を年末にするくらいでいいんじゃないかと思う。

商法に関してはあの手この手がなかなかビジネス的に面白いのでウォッチしがいはあるけど。


12月25日(水)

MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2013-2014〜DNA〜

2013年12月24日、渋谷公会堂の追加公演に行ってきた。元々は初日23日のみで後は全て2014年になってからというスケジュールだったが、23日が即日完売し、追加で24日の公演が決定。CDの先行予約で23日が取れなかったので24日を一般枠で確保して行ってきた。

昨年夏の中のサンプラザ以来。年明けには埼玉三郷でも公演があるが、同じ場所でのDEENの1週間後だったのと、昨年リリースしたシングル「A Christmas Song」はここでしか聞けないだろうと思ったので、あまり好きではないが都心に突撃する運びとなった。

MONKEY MAJIKに関してはあまり曲を把握してないが聞けば耳馴染みが良いのでどれも覚えている…といった具合なので曲名と耳に入ってくる曲がシングル以外は一致しない。

1.Gravity
2.Free to Fly
3.Traveler
4.Alive
5.Save the last dance
6.If
7.Fall Back
8.fly
9.Together
10.アイシテル
11.空はまるで
12.魔法の言葉
13.HALO
14.Change
15.U.F.O
16.goin' places
17.虹色の魚
18.ただ、ありがとう
19.FOREVER YOUNG

アンコール
20.Black Hole
21.Around The World
22.Pretty People
23.Headlight

Wアンコール
24.Have Yourself a Merry Little Christmas
25.Let It Snow Let It Snow Let It Snow
26.A Christmas Song(小田和正なし、ギターなし)

序盤に『DNA』収録曲を連発し、「Fall Back」以降は代表的なヒット作や定番曲を並べた感じだった。今年のシングル「Story」をいきなりカットしていたのが意外なところだった。「Pretty People」の途中でベースのDICKがトークして抽選。なんかの酒1年分が会場にいた誰かに当たるという余興が。

今年屈指の名曲「If」はやたらめったらハイキーな楽曲だったが、やはりあれじゃきついのか普通にキーを下げていたようだ。デビュー曲「Fly」もCDよりも裏声多用になってしまうなら1つ下げた方がいいんじゃないかと他のライブDVD見ても思うんだけど…。

CDだとわりと打ち込みっぽい音がバンドになるというだけで新鮮さがあって楽しいんだけど、演奏がうるさすぎないのもいいところ。今回も耳栓いらずの適度な音量だった。ただボーカルが聞こえない部分が多くて最大のヒット作「Around The World」のサビなんか主メロが全く聞こえずメロディーがなんかおかしなことになっていた。前回に比べるとどうも流れるように耳に入ってこない感じでイマイチ乗り切れなかったが、実際それなりに盛り上がってはいたんだけど2階席はオール着席。前回は確か2階席でも立っていた…というか俺自身が立ち上がっていた記憶がある。我慢しきれないという様子で前にいた2人だけが終盤で立ち上がっていたが誰も追従しない始末。盛り上がっている中で疲れて座り込む事に定評のある俺だけど終始オール着席というのもそれはそれであまり記憶にない。藍坊主の時は逆にそれが良かったけど、MONKEY MAJIKの場合はとりあえず大合唱みたいな雰囲気が前回いいなと思ったのに、今回は周囲からほとんど合唱声が聞こえないし。1階は普通に盛り上がってたようだけど。

アンコールの最後で「A Christmas Song」かと思ったら、メリークリスマス!と言ったので間違いなく来る!というところで「Headlight」という超絶なハズシがあったが、実はWアンコールまであり、そこで「A Christmas Song」どころかその前にC/Wに入っていた2人のそれぞれのソロでのクリスマススタンダードのカバーもやってくれる大サービス。さすがにボーカル参加していた小田和正が登場するような事は無かったが、この3曲は恐らくもう次の公演以降は聞けないので十分満足。

というわけで今年の下半期は3ヵ月連続で5本のライブを見たことになる。それと4月の熊木杏里妊娠発表ライブの合計6本か。まあCD派の俺としてはわりと行ったほうじゃないかと思う。圧倒的に感動したのは高橋優、ついでDEEN2daysだったかなやっぱり。


12月24日(火)

ここ最近の2013秋ドラ FINAL

海の上の診療所 最終話
先週ラストで何らかの辞令で船を降りてしまった航太(松田翔太)。公式あらすじ設定では数日後らしいが何で数日経過するまで誰も問い詰めなかったのかメンバーに事情を話した日内(荒川良々)によれば副理事長(高橋ひとみ)が巡回診療船廃止を画策しており、まずは航太をクビにしたらしい。理由は女性問題で船を降りる降りない騒動が悪評になっている事。戸田ショック以降女性問題は起こっていないし(初期は日内がいちいち上に代わりの医師の打診をしていたが、定番パターンと認識した中盤以降はしてないので本来なら初期の数回以外は上に辞める辞めない騒動が伝わっているはずがない)、3話くらいから広く知られていた重症患者を次々救っているとかいう評判どこいった?

というわけで船を降りたはずの航太だったがとある島の大家族のところでお世話になっていた。離島で船を降りて船が出発して別の島に向かって数日経過しているのにいったいどうなっているのか?何故か別の島に上陸した航太は島のとある家族と仲良くなっていて、数日後に船も偶然にも同じ島に停泊していたという超設定らしい。

今までと違い、出会いを省略して既に島の住人と仲良くなっているのでお前ら誰だ?感が強く、置いてけぼりなストーリー展開の中でこの家が火事になり火傷患者が溢れて救命病棟みたいな展開が勃発。

航太は船にそのまま合流し、治療をしようとするも高橋ひとみが部外者に治療はさせられないとテンプレ悪役を場違いに演じる始末。結局役立たずな高橋ひとみ放置で航太ら船の面々が全力で全員救い、高橋ひとみもちょっと手伝ったところ、患者に感謝されたので初心を思い出し、あっさりあきらめて退場。しかし船の廃止を止めただけ。実は航太の契約解除の取り消しに関しては一切コメントしてない。にも関わらず航太復帰で盛り上がる一行。

なお火事が起きる前に既に航太の元には母が倒れたという一報が入っていたので結局航太は北海道の母の元へ帰ることに。これなら最初から高橋ひとみのくだりオールカットで、いつも通りに島の住人との出会いと交流を描いてから火事が起きるだけのほうがストーリーが自然に流れたじゃないか…。

しかも火事のあった離島にまだ停泊しているはずなのに(翌日島の住人がお礼に来ていたので)真夜中に船を降りて去っていく謎描写が。しかし実家に帰った航太の前で母はピンピンしており、実は妊娠したと告げる。EDパラパラ漫画担当でずっと後姿だけで出ていた鉄拳-素顔Ver.-が素顔をさらして再婚すると宣言。全話通して描いてきた病気フラグをへし折り、麻生祐未(50)を妊娠させるという超展開が炸裂。月9史上最高齢(たぶん)の妊婦が誕生するという歴史的瞬間を迎えた。

既に事情を聞いていた眞子(武井咲)が北海道まで迎えに来て言葉を発さずに心の声のみ、つまりテレパシーだけで会話するという雪景色で月9ロマンス風な映像が展開した後、またしても真夜中に船へ戻ってきた2人。一体このドラマの「船で瀬戸内海の島々を移動している」設定はどうなっているのか。別の定期船で本土に移動するとうのが普通に考えられるパターンなんだけどあんな真夜中に定期船が出ているとは思えない。そもそも船に関しては最初から全く移動している様子が描かれなかったのでハナから何も考えてなかったんだと思うけど、真夜中に降りて北海道向かったり、真夜中に北海道から帰ってきたり、船がどこにあるのかさえ全く考えてないやりたい放題っぷりはある意味爽快だった。

いくら高橋ひとみを追い払ったからって経費を無駄遣いしまくりで最後は船をライトアップしまくって何処へと船は走りだす開き直り展開となり、2人は告白しあい、チューENDでハッピーメリークリスマス。

全部終わっての感想
1話完結ドラマとしてベタながらツッコミどころも満載でネタとしては楽しめた。

瀬戸内海で巡回診療船という設定なのに全く移動している様子を描かず、最終回では本土と陸続きであるかのような描写まで隠しもせずに行ってしまう適当っぷりも斬新だった。衝撃の戸田ショック月9史上最高齢(たぶん)の妊婦誕生など連続して張っていた伏線に関しては実は何も考えてなくて完全に思いつきで回収するという開き直り方も斬新。またしても月9に新たな伝説が誕生した。それだけに最後まで「ちゃんとして」と言わせたままちゃんとしないでハッピーエンドにしないハズした終わり方にしてこないか不安でしょうがなかったが、そこのところは大半の視聴者の期待通りにハッピーエンド。抑えるところはしっかり抑えた。近年の月9は完全にネタ9化したように思うけど、こうも連続でレジェンド化していくとは今後も楽しみでしょうがない。

 

変身インタビュアーの憂鬱 最終話
下日山(木村文乃)はやっぱり最後までかわいい。

全部終わっての感想
10話かけて1つの殺人事件を追いかけていく手法でしかも眠たい深夜枠のため事件展開をきちんと追いかけるほど真剣には見れなかったが、事件自体は架空の設定を駆使して何とか決着。細かい事は覚えてないのでそんなもんかという感じだったが、突如ラブストーリー化して曖昧な終わり方になったのは謎だった。ただ全ては下日山(木村文乃)がかわいかったので良しとする。


12月19日(木)

ここ最近の2013秋ドラ Vol.10

クロコーチ 最終話
スタンガンアタックで逃亡した高橋(森本レオ)は黒河内(長瀬智也)と取引しており、10年前に清家(剛力彩芽)の父を殺した事を話している沢渡(渡部篤郎)と桜吹雪会創設者の城尾の会話テープを入手。今更ながら死んだことになっていた城尾が生きていたとして登場するが、既に認知症で会話が出来なくなっていて、ようやく喋ったと思ったら「秩序のため」とうわごとのようにつぶやくだけのボケ老人と化していて、ストーリー的にも10年前のテープだけ入手できればOKだったので別に生きて出てこなくても特に問題が無かった。むしろ回想での城尾は自らの正義と信念に従って桜吹雪会を運営してきたというしっかりしたイメージだったのでボケ老人化していると人の生涯と年月の残酷さに虚しくなるばかり…。

高橋は自首するといって自首しに向かい、清家は父殺害の容疑で沢渡を逮捕できるとして上司たちを説得。さらに黒河内が今までの話を暴露し、みんなをその気にさせてついに沢渡に逮捕状が。

逃亡を図っていた沢渡だったが黒河内が立ちふさがり律儀に停車。そのままひき殺して逃走しない辺りに良心が残っていたのか…。しばし善と悪の平行線討論を重ねた後に警察が到着してあっさり逮捕。再び定位置の留置場に戻った沢渡だったが…。

なんと解決の余韻も無いまま、沢渡も自首したはずの高橋も消失。最初から存在しなかったかのようにどこにもいなくなってしまった。高橋はともかく県知事&2度の逮捕釈放などでマスコミをにぎわせた沢渡まで消失させて大丈夫なのか。当然事件の事も一切表に出ず。臨時のくせに警察上層部の一味だった斑目(芦名星)は証拠を消し、今回入手した数々の証拠をロッカーにしまう牛井(小市慢太郎)。牛井が上層部一味なのはいいとしても情けない部長だった柿崎(利重剛)までほくそ笑んでいる始末。こうして3億円事件もろとも何もかも無かったことになり、後味の悪さを噛みしめている主役2人でTHE END。

全部終わっての感想
原作漫画は続いているそうなので、結局事件は解決したものの、全部消されたというスッキリしない全消失END。主演2人まで消失させられなかっただけマシだけど、いっそ全部消失したほうが伝説になれた気もしなくもない。黒河内がこだわっていたのはジャーナリストの葉月トモ(奥田恵梨華)が三億円事件を知りすぎたために消された事への復讐というところまでは判明していたが、2人の関係も謎のまま。奥田恵梨華は長瀬より3つ下だけど、10年前の設定なので黒河内より7,8歳は年上になるはずだし、恋人だったわけでも無さそうでよく分からない。

毎回余裕の笑みを浮かべていた沢渡だっただけに最後はブチキ切れるのを期待していたのに余裕の笑みのまま再逮捕され、余裕の笑みのまま消失。警察の支配から逃れて自由になりたいとわざわざ高飛びではなく自首した高橋も夢叶わず消失。ボケ老人城尾は同時期にガックリ死亡(何故か消されずに明確に死亡)。散々怪しかった牛井はまだしも、柿崎が今更そっちサイドでしたというのも…。明言はされてないけど彼らは桜吹雪会では無くて、暴走する桜吹雪会自体を忌々しく思っていてこの機会に一掃した単なる警察上層部若しくは別組織と捉えた方がいいんだろうか。

長瀬智也の大げさな悪役っぽい風貌は20代前半の頃からは想像もできなかったけど、20代半ば過ぎから急にオッサン化していった中で再び年齢と見た目が追いついてハマっていたと思う。マイボス辺りから顔芸役者になってしまった気もするけど…。

オッサンばかりの中においては若いヒロインは剛力彩芽じゃなくても誰がやっても浮いていたと思う。むしろそれを逆手に取って剛力彩芽を常に真顔orビックリ顔しかしない真面目キャラにしてヒロイン性を徹底排除、さらに一応本人より年上の設定にしたのに学生みたいなちんちくりんな見た目にして徹底的にオッサンたちの中で浮かせまくって突き抜けさせた結果、そのアンバランスさが妙なこのドラマのになっていた。案外これが剛力彩芽の正しい使い方だったのかもしれない。

 

東京バンドワゴン 最終話
我南人(玉置浩二)の病気告白で一気に暗くなって迎えた新年。勘一(平泉成)が探していた古書が入手できるかもしれない事になり、古書を管理している大学の理事長の妻が我南人ファンだったこともあり、青(亀梨和也)の頼みでパーティーで歌うことになった我南人だったが、練習中に思うように声が出なくて…。

パーティー会場には何故か登場しなかった我南人はそのままツルッパゲの坊主頭になってしまう。あまりに端折りすぎてワケが分からない展開になってしまったが、とりあえず声が出ない=病状が悪化しているのにショックを受けたということらしい。手術しないことにしたけど投薬治療はしているという描写も特に無かったので抗がん剤の影響で髪が無くなったというわけではなさそうだし、そもそも自分でバッサリやってたし。しかし何故丸坊主になるのかその理由があまりハッキリしない。しかもヅラではなくマジ剃りっぽいのもどこに気合を入れているのかよく分からない。しかもその後季節は2月まで進んだのに完全ツルッパゲのまま。治療は拒否しているので延々剃り続けている事になるが、ここまで来ると何故にそこまでして髪を無くしたいのか意味不明。

我南人の妻の七回忌は故人の意向で毎年ホームパーティーらしく、何とか盛り上がる一行。なお妻の顔は最後まで明らかにならず、遺影も光が当たっていて見えないという演出に。ていうか先週クリスマスパーティーやったばかりなので何だかパーティーばかりしている印象になってしまい、最終回詰め込みの弊害が…。我南人はすずみ(多部未華子)がかつて偽名を使って出て行った際に残した「さようならありがとう」から着想した新曲「サヨナラ☆ありがとう」を弾き語りスローバラードバージョンで熱唱。歌詞に子供達3人の名前(藍、紺、青)が出てくる事を提示しつつ涙の展開となったが…歌もいいのにどうにもこれまでのように感動できないこの置いてけぼり感はなんだろう…。

さらにそこに何故か警察が家宅捜索にやってくるという超展開に。もう時間が無いのに強盗殺人の現場に東京バンドワゴンのハンコが押されたものが落ちていたとかなんとかで家宅捜索&男どもは警察に出向いて事情聴取になってしまう。その最中にすずみと亜美(平愛梨)のW妊娠が発覚するという詰め込みすぎてなんだかもう狂ってしまったかのような重ねがけ超展開。一気におめでたムードになり、事件の事は放り出したまま(最後のナレーションで解決したとだけ伝えられた)、我南人は生きたくなったと告げて手術受けることにしたのかと思いきや家を出て行ってしまう。今まで散々心配していたのに、治療に向かったわけでもなく行方不明になった我南人を特に心配もせずにそのまま放置する家族御一行という不自然な展開ももみ消すように半年がさらに経過。

青が東京バンドワゴンを継ぐことを決意し、紺(金子ノブアキ)はライターとして2冊目の本を出版でき、藍子(ミムラ)はマードック(ジョナサン・シェア)の誘いで海外で個展を開き評価されるなど少しだけ成長したところに、髪が生えたけど何だか色合いが不自然(こっちがヅラ?)な我南人が戻ってきたところで終了。なお再会するところは描かれず、家に入ろうとするところ+視聴者向けの家族一行の「おかえり」映像が締め。

全部終わっての感想
非常に暖かくも泣ける部分もあるいいホームドラマだと思っていたけど最終回だけなんか物凄く変なことになってしまった。詰め込み過ぎの唐突な展開の連発や、我南人の病気展開の安直さ、あれだけ心配していた家族が治療すると明言したわけでもなく出て行った我南人を半年も放置し、呑気に「治療したのかな?」となどと言ってしまう不自然なラスト。最終回だけは何かの悪夢かと思った。

玉置浩二はハマり役だったとは思うけど、現在の良くないイメージを考えると徹底的にこのドラマが避けられる原因になってしまったような気もする。特に何の脈絡もなく坊主頭になってしまった玉置浩二のインパクトにより最終回ではもう主人公すら交代してしまったかのようだった。我南人が変にシリアスになってしまったのが最終回の空気全体をおかしくしてしまったし、最後まで明るくあってほしかった。

あと個人的にはやっと普通のキャラクターの多部未華子がTVドラマで見れたというのが感慨深い。元々10代の頃は等身大の普通の役を映画でやっていて、その中の傑作が『夜のピクニック』や『青空のゆくえ』だった。ところが『山田太郎ものがたり』で本格的にTVドラマ進出以降は空回り系の妄想キャラに始まり、朝ドラ主演はあったものの、しまいには犬刑事になってしまうなどイロモノばかり。普通の女の子こそ多部未華子の真骨頂だと思っていたが、今作の多部未華子は実に普通だった。次クールも普通の役っぽいけど難病モノドラマ…。

 

安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜 最終話
ロイド(木村拓哉)とLAST QUEEN(桐谷美玲)の戦闘が始まる。アスラシステムを起動しているLAST QUEEN相手に愛の力で意外と善戦するロイド。かなり殴られはしたものの、隙あらばカウンター攻撃を入れまくり、ついには首の骨をグキッとやって一時行動不能にまで追い込んでしまう。ここが出番だ!ここを逃したなら何のために生き残ってるのか分からない!とばかりに敵アンドロイド残り一体が妨害を図ってきて活躍。

一方でサプリ(本田翼)の治療で復活した七瀬(大島優子)はLAST QUEENに愛と優しさのデータをインストールして苦しめさせるという大活躍。人格が元に戻ったけど記憶は「黎子」と一体化したのだろうか…。しかしアスラシステムが終了したら効果が無くなってしまったらしく元通りに。ひとまずサプリに連れられてロイドは逃走。LAST QUEENは七瀬を追跡し、追い詰めるが黎子復活を見せかけた七瀬は破壊プログラムを実行。LAST QUEENは開始10数分であっさり機能停止に。七瀬活躍しすぎ。

追いかけてきた敵機体も駆けつけた角城(平岡祐太)により破壊される。さすがに全く出番が無かっただけにこれくらいは活躍してくれないと困る。というわけで開始15分で全部終わってしまったが、ロイドはまだ終わってない!罠だ!と勘付く。

説明なしで復活したLAST QUEENは麻陽(柴咲コウ)や遅れて復活した葦母(遠藤憲一)と星(桐谷健太)と合流寸前だった七瀬の腹部を貫いて登場。角城が駆け付けるが、やはり説明なしで生きていた残り敵1体に銃撃されて死亡。

しかしさすがにこれだけでは終われないとばかりに起き上がった角城は、電子還元処理を打ち込んできた敵1体を抱き込んで自らも電子還元処理ボールを背中からぶち込む相討ちという大健闘を見せて今度こそ本当に退場。先に喰らった角城がサプリに「七瀬を救ってくれ」と遺言を残し、さらに感謝の言葉を告げるくらいの余裕があったのに対して、敵の方は速攻消滅。アップデートしたのと耐久性は関係が無いらしい。

既に警察トップまで牛耳っていたLAST QUEENはSATを引き連れて麻陽たちに迫るが、単に命令聞くだけじゃなくて自分たちで何が正しいか判断しろと大熱弁した葦母の演説パワーでSATたちは行動停止。怒ったLAST QUEENは再びアスラシステム起動でロイドに電子還元処理弾を撃ち込んできたが、ロイドはそのままLAST QUEENごと包み込み、何故かロケットのように上空へ大噴射。初回の高額CG連発を思うと視聴率がコケたのが痛々しいほど伝わるなんとも言えないロケット砲化したキムタクという珍妙な映像と何故か全く無関係の小田和正「woh woh」がかかりまくってスローに…。感動させたかったんだろうけど、吹きだした視聴者が続出したようで今年最大のネタ映像になってしまった。そして大爆発炎上。かなり爆発炎上まで時間あったけどロイドに電子還元処理を撃ちこんで以降はLAST QUEEN1度も動かずキムタクロケット砲の背景と化していたのは何故なのか。

というわけで大団円。人間サイドは全員無事だったので現在の様子が描かれる中で、2113年では2013年に爆発炎上した際のロイドのデータのカケラが海底から引き揚げられ、ロイドが再生されて再び2013年に送られてきた。この体を黎士に返す時が来たと告げたロイドからロイドのデータだけが排出され、ロイドの体は抜け殻に。サプリがやってきてロイドのデータだけ取り上げる。そこに未来から実は破壊されていなかった黎士の脳データが抜け殻のロイドの体にインストールされ、ついに黎士が復活。とりあえず生体モードに移行するとか出ていたけどこれ機械じゃね?老けないの?ていうか充電とか大丈夫なの?人間として生活できるの?と疑問だけ残してTHE END!

全部終わっての感想
初回のすさまじさを思うと最終回延長したかったし、もっと金かけたかったんだろうなぁと思うような比較的ミニマムな戦闘とヤケクソのようなキムタクロケットが炸裂してBGM小田和正というのがとにかく微妙だったが、ひとまずそこそこちゃんと決着したから良かった。妙なところは多々あったし、先週敵機2体がビビって退散した空のバリバリなんだったのかとか、先週星がプリントアウト寸前まで行ったLAST QUEENのデータが放置されたままだとか、ラストシーンでロイドをプリントアウトする描写はなんなのかとか謎はかなり残るもののなんだかんだそれなりに面白かった。

ただプロデューサーが同じ『SPEC』の思想をかなり引きずってたという印象。大島優子のしゃっくりが被っていたし、LAST QUEENが語っていた人間に生きる価値が無いとかいう話もそうだし、最終局面で主題歌ではないバラード曲を突然かけて映像をスローにするという演出も同じ(『SPEC』では突如佐野元春をかけた)。監督は違うんだけど、『SPEC』であの演出を指示したのは監督ではなくプロデューサーだと明言されているので、今回もプロデューサー植田氏の趣味なんだろう。この辺り、かなり置いてけぼり感があるし、昨今の風潮だと中二病の一言で馬鹿にする傾向があるので(『SPEC』の映画では人間がどうとか語る向井理に対して北村一輝が「こいつら中二病か?」とつぶやくシーンもあった)最終回延長すらできないほどコケてしまったのも仕方がないか。少年時代の心をくすぐる熱いドラマではあったんだけど…。

 

海の上の診療所 10話
冒頭さりげなく船が動いている描写が!初期にはあったかもしれないけど何だろうこの初めて船が動いている感。船で瀬戸内海の島々を移動しているという前提のドラマなのに移動描写が欠けていて、常に停船映像のみだったからなぁ…。

今回は3年間医師がいたので巡回ルートに入っておらず眞子(武井咲)にとっても初めての島、という設定が明かされたがせっかくのそういった設定も島々を移動している様子が全く描かれていないのでいつもと同じという。それでもここ最近の話に比べれば島の自然やちょっと高いところから海が見えるみたいなカットが復活していたか?ここのところゲスト以外住人の気配が全く無かった中で、島民も大挙して出てきたし。

で、その3年間医師として働いていたのが水野美紀で航太(松田翔太)の研修医時代の指導医だった。研修医時代から惚れっぽかった航太だが水野美紀には1度も惚れなかったらしく、この時点で今回も戸田ショックから続くゲストに惚れない展開に。事務員の人というDr.コトーで筧さんがやっていた役をトレースしたみたいなオッサンが密かに水野美紀に惚れていたので、それを察した航太がむしろ後押しする始末。戸田ショック以降、毎回惚れてフラれるパターンが破棄されたのは最後にと眞子とくっつけて終わらせるために伏線張ってるつもりなんだろうか…。

自分が育った島に診療所を開きたいと言っていた水野美紀が何でわずか3年で島を離れるとか言っているのか不審に思った航太だが聞きだすことはできず、オッサンが偶然診断書を発見して病気だったと発覚するというテンプレ通りの流れに。腫瘍による視野狭窄が広がり、既に視界にも影響が出ているそうだが、本来この手のパターンのテンプレでは最初の時点で「あれ?」っていう描写を入れるものなのに、病気が発覚したタイミングで洗い物をしている水野美紀が置き場所の目測を誤るといった1シーンのみ。手術が必要で、元に戻るかは不明などと台詞だけで重さが語られ、その後もいつ視野狭窄がみんなにバレたり、これが原因でトラブルを生み出すのかヒヤヒヤしながら見ていたがそんな様子は微塵もなく、島民全員が祝福ムードの中で1人だけ裏切り者とみんなの前で水野を糾弾し始めた清水紘治…ではなく止めようとした妻が突如「ウッ!!」とか言って倒れるという予想の遠い斜め下を行くミラクルが発生。

過去最大の重症らしく、血管の専門である水野美紀ならともかく航太にも経験が無い手術をしないと助からないらしい。なお妊娠で浮かれるだけの脇役と化している葵(藤原紀香)は内科医なので看護師の眞子や昇(福士蒼汰)とさほど変わらないポジ。そして肝心の水野美紀はここに来て視野狭窄が響くらしく、「出来ない」とやる前から拒否。視野狭窄を知らない一行は何言ってんだこいつ…みたいな目で一瞬見るもそのことを問い詰める時間も無く、また後から真相を知る事も無かった。

結局水野の指示で航太がやることになる。このドラマにしては妙に長く、さらに1度ピンチになる珍しい描写まで入れたものの、最後はやっぱり無事に助かった。水野美紀は見送られて普通に旅立ち、航太は眞子をクリスマスナイトクルージングに誘う。しかし副理事長とやらが戻ってきたとかなんとかで強制的に航太に何らかの辞令が降りた。翌朝、出発していく船の中に航太の姿は無く…。って離島に置いてったのか?

また病気が進行しているっぽい描写でラスト出演が1話から延々続いていた航太の母はついに倒れてしまっていた。しかし確か設定ではここ北海道。瀬戸内海にて船を降りるか戻るかでワタワタやるであろう航太がさらに北海道まですっ飛んで行く時間はあるのか?

 

変身インタビュアーの憂鬱 9話
下日山(木村文乃)はきっと最後までかわいい。

 

よろず占い処 陰陽屋へようこそ 最終話
祥明(錦戸亮)の叔母の咲月の息子が瞬太(知念侑李)だったので2人はいとこだった事に。安倍家は代々妖狐の血を引くものを当主としており、現当主の祖父も妖狐らしい。しかし今は死にかけで祖母が跡継ぎとして狐の血を引いている瞬太を探していた。それ以外だと祥明しか跡継ぎ候補がいないらしく、安倍家を継ぐのが嫌なので狐の血を引いているので優先順位が高いが行方不明の咲月の息子を探す目的でやってきていたが、商店街で大事にされている瞬太を見て自らが自分のやり方で継ぐことを決意。

このため瞬太をとにかく取り戻そうと迫る祖母と化け狐をスクープしようとする記者とそれから守りたい商店街一行を全員騙して自分が悪者になって去ろうと一大芝居をした祥明は商店街を去っていく展開に。騙していたのは槙原(駿河太郎)がバラしてしまったので、路子(倉科カナ)も追いかけてきたものの祥明は結局去ってしまった。再び街角で占い屋を始め、路子と遭遇すると見せかけて遭遇しないまま終了。この2人の関係性はもう少し詰めると思ったのに最後の最後で外して終わるとは…。

一方で瞬太が狐なのは商店街一行も知っていてさらには学校のみんなも知っていたことが判明。この街の関係者で知らなかったのは前々回までの路子だけだった(あと脇役の柏木由紀)ということになってしまい、何だか路子がかわいそうになってきた…。

なお毎回1シーンだけ登場していた瞬太たちの憧れの同級生で顔が一切出なかった三井さんなる人物は最終回でようやく顔が判明し、加藤里保菜だと判明。エイベックスのidol streetのメンバーの1人ということで新人のアイドルだったらしい。毎週1シーンだけ出すよりも引っ張りに引っ張って最終回で顔発覚の方が確かにおいしかったかもしれない。

全部終わっての感想
そこまで大きな破綻も無く、安定して面白いドラマだった。化け狐設定を当たり前に持っていく力技はなかなか凄かったけど。倉科カナのキャラクターも良かったんだけど最終回になって空気気味になったのが残念だった。もう少し2人の関係性も進歩すると思ったのに伏線放置とは。

謎なのは安倍家の祖父祖母が出てきたのにその息子娘の世代が現在1人もいないのはどういうことだったのか。死んだ咲月は叔母で瞬太の父親に関してはどこの誰とも分からない男だった事しか判明しなかったが、いずれにせよ祥明の両親が次の跡継ぎ候補になるはずなのに影も形も無い。なんか両親世代が全滅するような激しい妖怪戦争でもあったんだろうか。跡継ぎにこだわっていたわりに滅亡寸前すぎるだろ。


12月18日(水)

紅白曲目2013

メドレーと懐古。二言で終わってもいい感じだけど適当にピックアップ。

今年の曲を歌える人たち

aiko「Loveletter」
他局でも今のところ完全懐古送りにはならずに、最悪でも新曲+過去で踏みとどまっている。

SKE48「賛成カワイイ!」
昨年は何故か1年前の夏歌という何もかも時期ハズレの謎選曲にされたが今年は無事に今年の曲。

NMB48「カモネギックス」
こちらは近年珍しくなってきた初登場で今年の曲を難なく達成。紅白出場をアピールした「12月31日」や「てっぺんとったんで!」の方がNMB48らしい感じはするんだけど、世間的には全く知らない曲になってしまうのでまあとりあえず1番新しいシングル曲なのでこれで良かったのでは(元よりファン以外に知られた曲ではない気もするけど)。

いきものがかり「笑顔」
アップテンポを歌う日は来るのか。

DREAMS COME TRUE「さぁ鐘を鳴らせ」
「何度でも」にされそうな気がしていたが無事今年の曲。

AAA「恋音と雨空」
CDではそうでもないが配信ではわりと好調だった今年の曲。

西野カナ「さよなら」
現時点での最新作。

Perfume「Magic of Love」
今年の3シングルの中ではタイアップがCMだったので1番幅広く聞かれていた可能性が高い曲。

EXILE「EXILE PRIDE〜こんな世界を愛するために〜」
レコード大賞を引っ提げてのHIRO最後のパフォーマンスを目に焼き付けてこんな世界を愛そうぜ!…CDTVには出ないのかな…?

コブクロ「今、咲き誇る花たちよ」
ソチオリンピックテーマ曲を前倒しで披露。来年はフュギュアとジャンプのメダル映像をバックに歌唱するだろうから2年連続確定か。

サカナクション「ミュージック」
NHKのサッカータイアップがついていた曲ではなく普通に今年のシングル曲に。

三代目J Soul Brothers「冬物語」
今年の曲。

ポルノグラフィティ「青春花道」
民放各局では完全に10年以上前の過去曲要員と化してしまっていたが、メドレー送りにされることもなく、単独で今年の曲を歌えるという奇跡が。「SONGS」に出演して色々語っておいたのが地味に効いたか。

ゆず「雨のち晴レルヤ」
朝ドラ主題歌は鉄板。

 

事実上歌唱曲非公開なメドレーな人たち

E-gairls「E-girls 紅白スペシャルメドレー」
フォロミーフォロミーしながら今年の曲も織り交ぜてとりあえずどれか1つくらいなら聞いたことあるだろ?というパターンか。

AKB48「紅白2013SP〜AKB48フェスティバル!〜」
こんなタイトルにするならJPN48で全部まとめてしまえばいいのに…。唯一曲名として「AKBフェスティバル」というのがあるが、去年のパチンコ限定シングル。まさかそんなマニアックな曲を歌う気なのか?

きゃりーぱみゅぱみゅ「紅白2013きゃりーぱみゅぱみゅメドレー」
今年のシングルをメドレーすると見せかけて「ファッションモンスター」とか去年の曲をぶち込んできそう。

水樹奈々、T.M.Revolution「-革命2013-紅白スペシャルコラボレーション」
コラボで2作発表しているので単に持ち歌歌うだけで紅白スペシャルでもなんでも無いコラボレーションな気がするが2曲をメドレーするのか。

松田聖子、クリス・ハート「New Year's Eve Special Love Song Medley 2013」
肝心のコラボシングルがさっぱりヒットしていないのでメドレーということになったんだろうか。

ももいろクローバーZ「ももいろ紅白2013だZ!!」
今年シングル1作しかないのに何故曲名じゃないのか。

嵐「New Year's Eve Medley 2013」
松田聖子、クリス・ハートとメドレータイトルが被っちゃったけどこれって紅白サイドが考えてるのだろうか。他のジャニーズ勢のタイトルのふざけっぷりを見るとなんかこれだけまじめすぎないか?

関ジャニ∞「紅白2度目!呼ばれて飛び出てじぇじぇじぇじぇ!!」
全く「あまちゃん」に関係ないのに「あまちゃん」ネタを放り込むのが凄い。

SMAP「Joymap!!」
「Joy!!」と一緒に何か他の曲も付け加えるという近年のパターンか。

Sexy Zone「Sexy平和Zone組曲」
意味が分からない。

福山雅治「2013スペシャルメドレー」
タイトル適当過ぎ…。

こんなメドレータイトルばかりで曲目を発表したと言えるのだろうか?という気になってきた。10組以上も事実上歌唱曲が公開されなかったのって紅白史上初の珍事じゃないのか?

 

懐古送りにされた人たち

浜崎あゆみ「INSPIRE」
紅白謎選曲史に刻んでもいいような超謎選曲。04年のシングル曲で別に当時目立ってヒットしたわけでもなく、既に忘却の彼方で世間の人が格別覚えているわけでも無く、さらには今年行われた「A BEST LIVE」と銘打たれたベスト選曲での15周年ライブのセットリストにさえ一切入らなかったのでファンの間で根強い人気があるわけでもない。一体なぜこうなった?

miwa「ヒカリヘ」
1年遅れで去年のヒット曲で初登場という案の定なパターン。

ゴールデンボンバー「女々しくて」
いい加減TV的にはこの曲は飽きられている感があるので、どれだけギャグめいたパフォーマンスでその「飽き」を吹き飛ばせるか。世間は思っているより冷たいと思うよ。

TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」
20年連続出場の節目に初の過去曲送り。しかも「宙船」ではなく04年のこの曲が近年やたら懐古枠で歌われまくるようになってきた。これまではあくまで代表曲の1つ程度だったわけだけど、リスナー以外の世間にとってTOKIO=AMBITIOUS JAPAN!!一択に切り替えられていく歴史の転換点は今まさにこの瞬間なのかもしれない。

徳永英明「夢を信じて」
カバーでも壊れかけでもない…が結局20年以上前の持ち歌ということで懐古歌手の枠を抜け出せず。


12月15日(日)

視聴環境と基準

・一応過去にもあちこちに書いてはいたんだけど統一して載せているページが無いので視聴環境と感想基準を明示したページを新設。

評価基準的なものはわりとどこでもあるんだけど、「このサイトの感想はこういった環境により書かれている」という説明、どこのサイトでも見た事ない。

だけど同じ音源でも環境によっては聞こえ方にはかなり差がある。イヤホンやヘッドフォン、オーディオを変えるだけで聞こえなかった音が聞こえるようになったというのは何度も経験してきた事だし、そのたびにFIELD OF VIEW、SMAP、スピッツ、ミスチル、DEENなど中学時代から聞いていたアルバムは新しく生まれ変わってきた。最高の音だと思っていたこれまでの音が実はそうではなかった、というのはなかなかに衝撃的だ。

曲自体の感想が人それぞれ違うのと同じように、再生環境の変化でもかなり差が生じるというのはイヤホン断線、ウォークマン機能停止、ミニコンポのCDレンズ使用不可などによる買い替えのたびに実感してきた。それゆえにその感想はどういった再生環境で書かれたものなのか?というのは意外と個人的には興味深い話だったりする。

下手すると価格面ばかりが注目されることで環境による優劣差と勘違いする人もいるので意識的に避けるべき話題とされている面はあるのかもしれない。どうしてもそうなりがちな話だが、そういう話ではない。グレードの高い再生環境がいいとか悪いとか、無圧縮がいいとか圧縮が悪いという話でも無い。

100均のイヤホンで聞いて書かれたリマスター効果すげぇ!という感想と総額100万円を越える高級コンポを組んでいるオーディオマニアによって書かれたリマスター音圧酷すぎ!という感想だったら果たしてどっちが本当なのか?当然100万円の方が信用できるだろうか?こういった場合、個人的にどっちも自分の環境から大きくかけ離れているのでどっちも信用しない。とりあえず自分で聞いて確かめてそれが真実、という事になる。そういうことだ。

またこのCDは音が悪いとかアレンジが良くないとか言っている人が実は容量確保のために極限まで設定を絞ってAACの48kbpsにまで圧縮している音を聞いていただけだったりしたらどうか?そこまで絞るとさすがに圧縮しすぎたのが原因なんじゃね?ということになるんだけど、そんなことは書かれていないと分からない。音が悪いという情報だけをそのまま鵜呑みにして音が悪いという先入観で聞いたらそりゃ音が悪く聞こえたりもするだろう。

俺の環境で俺の耳ではあくまでこう聞こえたがそれが誰かにとっての事実ではない。感想自体があくまで他人の感想にすぎないのと同様に再生環境も耳も全て人それぞれ違う。そう考えると再生環境の話もまた興味深い話だなと思っている。


12月13日(木)

DEENアルバム解説がyotubeに登場

・先日のシングルのPV(ショート)とそのメイキングをyoutubeで公開したのに続いて今回は来週発売のアルバムの全曲メンバー解説が公開された。

http://www.youtube.com/watch?v=COVkbdcBlr8&feature=share

『DEEN NEXT STAGE』の全曲解説を次のシングル『Celebrate』の初回DVDに入れた事があったが、それ以来か。どうやらEPICの戦略はyoutubeで色々公開していく事にあるようだけど…。アルバムにはライブ映像が入るからいいけど、先日のシングルなんかは明らかに大多数のファンが期待していないテイルズアニメ映像をDVDに入れて、PV&メイキングをyoutubeとズレた事やってたがyoutube公開にメリットはあるのか?

youtubeでの映像再生前のあの広告はリンク先で購入行動されずとも単にクリックされただけでお金が発生(広告主の企業がクリックごとに金を払って広告を出稿している)したり、とにかく最後まで再生されただけでお金が発生するアフリエイトのシステムになっているはずなので、うまくやればyoutubeを駆使するだけでけっこうな副収入が発生すると聞く。ただ単にホイホイ無料でプロモーションとして公開しているわけじゃない。再生時にお呼びでない広告が出るタイプの動画にはしっかりとキャッシュポイントが存在するわけだ。

特典DVDにしたり、複数商法やってもほとんどO社での数字に伸びが出ないDEENの場合、だったら無料公開してyoutubeでの広告収入を狙った方が採算が取れるという判断なのかもしれない。分からんけど。

曲の視聴にしても、youtubeでの映像公開にしても公式サイトでの告知が追いついてないのが現状で、Twitterの公式アカウントをフォローしていてその告知ツイートがたまたまTwitter見た時に近い位置に表示されていなかったら気づかなかった。その辺は手探り感が漂う。


12月12日(木)

音楽の聞き方

・日本有線大賞ここ10年の歩み

氷川きよし→氷川きよし→氷川きよし→倖田來未→氷川きよし→EXILE→氷川きよし→氷川きよし→ふくい舞→氷川きよし→氷川きよし

これ以前が浜崎あゆみなのでちょっとエイベックスじみた事もあったけど安定の氷川ラッシュ。ふくい舞だけあれはなんだったのか状態だけどまあそんなわけでTwitterの俺のTLでもほとんど話題になっていなかった。リクエストという指標があるとはいえ、少し前までは最多リクエスト賞が別に存在していたくらいなので、素直にリクエストが最多な人が大賞になっているとは思えないけどTVが絡んだ賞レースなんて概ねこんなもんなんだろう。

なお有線大賞というけど、業界最大手であり有線と聞いて真っ先にみんなが思い浮かべる「USEN」はこれに一切関与していない

有線大賞の主催はこの質素なページの団体

ガッツリ年間ランキング公開しているUSENはこっち。TBSの有線大賞放送と同日にUSEN独自の年間ランキングを発表。今年は秦基博の「Girl」だってよ。

 

・2010年にリクエストを募るという無謀な企画をやって撃砕したのはまだ記憶に新しい。無理やり感想を書きまくった2010年後半の日記は黒歴史と呼んで差支えない状態であり、最早何を書いたか、聞いたかすら記憶にない。見返してみたら現在絶賛中の女子流や藍坊主まで半ばスルーするようなコメントをしている。あれは俺か?

あの時も書いたが、基本的に俺は音楽に関して現状かなりキャパオーバーに近い状態になっているので、自分から関心を抱いたもの以外に関心を抱く余地がほぼ無い。なので勧められたという理由だけでCDを手に取る事はまずない。勧められたものが記憶におぼろげにあって数年後〜10年後に偶然何かのきっかけで聞いた時にそれを思い出すことはあるけど、勧められて即聞いていいですね、という事が出来ない。

それゆえ11年もサイトやっているけど例えば

他のサイトで全く知らないアーティストが名盤力説されていてもそれがきっかけで聞いてみようと思ったことはない

既に興味を抱いていた場合やその後押しとなることはもちろんある。基本パターンは何らかのきっかけでその作品を手に取ってみようと思った際にそういえばあのサイトで力説されていたと思い出して、聞く際のガイド(ライナーノーツの代わり)にするという事は多々ある。そういう際に名盤力説(別に名盤でも力説じゃなくても)されているサイトのレビューは大変分かりやすく素晴らしい。

映画でもドラマでもそうだけど見終わってから他の人の感想や考察は探すけど、見る前に感想や考察見ることはない。映画やドラマはストーリーのネタバレもあるので見ない人の方がこれに関しては多いんじゃないかと思う。ネタバレが理由ではないが、CDに関しても俺の場合それに近いスタンスということになる。

この概念はわりとそのままこのサイトに反映されていて、「印象度」とかおススメ風な単語や知らない人は聞くべきだと言う旨の表現も使用しているけど、単にそれほど自分が気に入ったという表現方法の1つに過ぎず、実際のところアーティスト名すら知らない人にまで勧めるつもりで書いていないし、そもそも知らなくて興味の無い作品の感想は読まれてすらいないと思っている。

つまり音楽を聞いて良いと感じる前提として心構えがまず大事で、これが無いと名曲も名曲と認識できない。ゆえに勧められたという理由だけで興味の無いCDを聞いてもほぼ何も印象に残らない。これは学生時代に仕事でCDを聞きまくってジャンル分けしていくというバイトをした時にも実感したがあれはもうほぼ作業に近い状態だった。

サイト11年のうち半分くらいはほぼ他サイト交流もしていないので、基本的にそういうスタンスが主流だと思っていたんだけど、ここ数年現役で稼働しているブログ/サイトとの相互リンクが増えてTwitterをのぞいてみると、どうやらそういうスタンスの方が珍しいらしい事が分かってきたので改めて書いてみた次第。

また聞くからには流し聞きではなくCDでしっかりと聞いて、保存するのであれば圧縮もかけたくない。とはいえキャパが小さいので、その時はそれなりに本気出して聞いていても実情としてはせいぜい年間で感想書いてから聞き返すCDは5,6枚程度で終わってしまうのもまた事実。

そんなわけでリクエスト的なものは今でもたまに来るんだけど、「機会があれば」という文字通りの意味でしか回答ができないという本当に申し訳ない事態となる。リクエスト企画とか膨大な曲を聞きまくって名曲を探すというリスナーをわりと本気で尊敬している。


12月11日(水)

ここ最近の2013秋ドラ Vol.9

クロコーチ 9話
黒河内(長瀬智也)を拉致した高橋(森本レオ)は沢渡(渡部篤郎)の暴走を止めるために仲間に勧誘。黒河内は真相を話すことを条件に沢渡から暗証番号を引きだすと約束する。黒河内と連絡が取れなかった清家(剛力彩芽)は牛井(小市慢太郎)に問い詰められて今までの事を全部喋ってしまう。金の管理をしていた以前出てきたIT社長をダシにして、沢渡の側近であるいしだ壱成を確保しようとするが、IT社長と駆け付けた高宮 (須田邦裕)を本気で殺しにかかってきたので高宮が反撃殺害。いしだ壱成退場。かなり暗躍したのに主人公との正式対面が死体になってからだとは…。

さらに高橋の側近として動いていた警備会社チームの戸次重幸と格闘秘書の白羽ゆりも黒河内や清家、牛井の策略で黒河内の家の盗撮を続けていたところを踏みこまれて逮捕。何もしゃべる気が無かった戸次重幸だったが、牛井の尋常じゃない気迫に脅えまくり。以前から何かありそうな暗黒オーラを出していた牛井だがいよいよ本性が?

黒河内はついに1人になった高橋を追い詰め、三億円事件の真相を話させる。実は黒人の相棒がいて、三億円事件をきっかけに警察の体制が変わる事を夢見て事件を起こしたものの、とっくにマークされていてあっさり御用となり、警察に従わざるを得ずにここまで来てしまったとかなんとか。これにて神妙にお縄につき、黒河内は沢渡の元へ乗り込むが、これだけでは終われない高橋は清家と牛井をスタンガンアタックで気絶させて悠然と逃走。あっさり気絶って牛井の暗黒オーラとは何だったのか?というところで次回へ続く。

 

東京バンドワゴン 9話
吐血して倒れた我南人(玉置浩二)は胃潰瘍だと説明するがどうにも様子がおかしく、不審に思う青(亀梨和也)。しかしこの話は進まずに、1話で出てきた家族の続きのエピソードをやったり、堀田家行きつけの真奈美(片桐はいり)の店に途中から板前として入ったコウ(田中要次)との熟年ラブストーリーが展開。片桐はいりが真剣に恋に悩み、田中要次が全盛期の月9ばりに片桐はいりの元へと全力疾走して向かっていくという珍妙な映像が流れた。突如脇役が本格的に熟年ラブストーリーって脚本家が違っていたので設定の整合性を取れずに伝説の迷走ENDを迎えた『ロス:タイム:ライフ』特別編を越えたぞ…(あのドラマで中年ラブストーリーを展開した温水洋一と岸本加世子は当時40代、今回の2人は今年50歳)。しかも今回はクリスマスイブ。最終回1つ前にクリスマスイブを持ってきて、それを主人公カップルの青とすずみ(多部未華子)ではなく、脇役の熟年2人でイブを存分に使うという超演出。低視聴率って怖いもの知らずになるのかもしれない。

というわけでこれらが終わってラストになって我南人がようやく重い口を開き、咽頭がんだと告白。歌えなくなるのが嫌だから治療せずに死ぬまで歌うと宣言。クリスマスパーティー中だった一行は一斉に押し黙りお通夜モードに。さらに最後のクリスマスソングと言ってせめて明るい曲を歌うのかと思ったら我南人が歌ったのは「きよしこの夜」。あまりのしっとり具合にお通夜モードを飛び越えて葬式モードになる面々。オープニングテーマの歌詞通りに本当にサヨナラありがとうになってしまうのか!?そして予告での玉置浩二がつるっぱげとはどういうことなのか!?

 

安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜 9話
七瀬(大島優子)には凶悪な人格「黎子」が眠っており、ARX IX - THE LAST QUEEN(桐谷美玲)を生み出したのもこの黎子だった。黎子を慕うLAST QUEENは七瀬を眠らせ、黎子を呼び出し完全に人格の主導権チェンジ。驚異的な身体能力で医師に重傷を負わせた黎子は逃亡。なんか完全に『SPEC』入っちゃってるけど大丈夫かこれ…。人格変わって身体能力まで飛躍的に向上している辺りがどうにもこうにも…。SPEC入っちゃってるというか展開からSPECのノリが抜け切れてない感じ。

麻陽(柴咲コウ)、ロイド(木村拓哉)、研究室の雑魚キャラ御一行(斗夢(ジェシー)、薫(山本美月)、倉田(池田大))がそれぞれ七瀬を探す中で、残った敵アンドロイド2体は現代の警察というかもう鶴見辰吾しかいないんだけど、鶴見辰吾と手を組んで麻陽を殺せば黎士(木村拓哉)の想いも消えてゲート開くだろ、というテキトーな発想で麻陽殺害へゴー。ここまで来たらむしろ麻陽を殺したりしたらゲートどころか世界ごと吹っ飛ぶ危険性とか考えた方が建設的じゃないですかね?

2体とも黎子の手配でアップデートしやがったので、ロイドは歯が立たず最後のアスラシステムを起動するが、やっぱりあまり善戦できずにやられそうになった挙句に逃げられてしまう。これにてアスラシステムが起動できなくなり、さらに毒みたいなプログラムを入れられてしばらく動けなくなってしまう。サプリ(本田翼)復活してて本当に良かったな!

その間に研究室の雑魚キャラ御一行はLAST QUEENに拉致られ、ほとんど役に立たない葦母(遠藤憲一)と星(桐谷健太)は黎子に拉致られてしまう。星のほうはいきなり左京子(山口紗弥加)に告白されたりと、どうでもいい方向で目立っていたがこの局面で七瀬を助けてほしいという黎士の天の声を聴き、さらにパソコンから新たな何かをインストールする直前まで行ったのに、肝心なところでやられるとは…。

しかし優秀な兄のせいで自分が認められないという闇を抱えていた黎子は、星が大学受験の際に黎士に会った際に妹の七瀬をべた褒めしまくっていたという話を聞き、ショックを受けて滅んでしまった。あっさりすぎる…。そして七瀬が帰ってきたが直後にLAST QUEENに全員銃撃されてしまう。

さらにLAST QUEENは大物政治家?の元へ出向き、彼をも消そうとするがサプリが葦母(遠藤憲一)、星、七瀬含めて全員治療へ突入。ロイドは乗り込んだ瞬間に政治家を電子還元処理しようとしていた電子ボール(?)を奪い取って敵機体1人にぶつけるふいうちで1人退場させた。そういう使い方ありなのかよ!ロイドは既に許可申請なしでこれ出せるんだから一撃必殺のかめはめ電子還元弾出し放題じゃん!

アップデートされた敵機体最後の1体の見せ場と思われたが、どけと言わんばかりにLAST QUEENとロイドが最終対決モードになり、オーラまでほとばしる始末。敵機体残り1体に出番はあるのか!?なお雑魚キャラ御一行は角城(平岡祐太)が救出。このままだと功績少なすぎるのでできればこの余ってる敵機体1体を倒すくらいの活躍はしていただきたい。

 

海の上の診療所 9話
今回訪れた島で日内(荒川良々)の様子がおかしいので航太(松田翔太)と昇(福士蒼汰)が尾行するとなんと妊婦の女と一緒にいるところが目撃され、激怒した葵(藤原紀香)が乗り込むとそれは葵の妹の巴(榮倉奈々)だった。こんな島で偶然出会うとかいきなり超脚本が炸裂したが、巴は甘え上手という設定らしいので、怖い姉ではなく頼りない義兄の日内にこっそり助けてもらおうと計画していた…のかもしれない。

いきなり妊娠していてしかも出産目前、相手の男とも別れたという巴に激怒し、分かりあえない姉妹。甘え上手な巴は航太に取り入り、ひとまず航太を間に挟んで冷静になってもらう形をとることになるが、先々週のオカマ(勘違い)、先週の仲間の元恋人に続いて妊婦も対象圏外らしく自主的には惚れる様子が無い主人公。そういえばずっとポカポカしたような暖かな気候っぽかったのに先週から何かコートとか羽織りだしたり、寒がるしぐさが出たり急に真冬っぽい描写に切り替わったけどドラマの路線も切り替わったのか?

日内は全てを解決する方法として巴と結婚しろと航太に迫り、一晩考え抜いた航太はその気に。プロポーズもしてないのに船を降りる宣言をとりあえずして巴の元に向かった航太だったが、その間に巴のお腹の子の父親が登場。清廉潔白そうな好青年といった様子で、巴のワガママには困り果てているがちゃんと結婚する気があるという青年の言葉に安堵する葵と日内。好青年っぷりに淀みは無かったはずなのに元ヤンキーの勘なのか「どこかおかしい」と1人怪しむ眞子(武井咲)。来ると聞いた巴は逃亡を図るが航太の到着前に青年が先に到達し、嫌がる巴にいきなり顔パンチ。航太が駆けつけるといきなり逃走DVチキン野郎の本性を見せる。

破水して出産ピンチになり、キャスト一同が集中している中でふいにひょっこり再登場したDV野郎は心配した様子で巴に迫りくるが、日内が追い出す。キレて日内にも殴り掛かるDV野郎はさらなる追撃を加えようとのしかかっていく。男になら誰にでも甘えるから俺の子供かもしれたものじゃないと言い放ったDV野郎にキレた日内は小ビンタをピシッと繰り出し、「警察を呼ぶぞ!」と虚勢を。これまでの勢いはどうしたのかDV野郎、これにて引き下がってしまい去って行ってしまった。しかもかなり怒って側の缶をガシャンと蹴っ飛ばしながらも引き戸をしっかり閉めていった。意外と几帳面なのか?

出産は無事にうまく行き、和解する姉妹。ていうか結局1番最初に葵が言ってたし、DV野郎も言ってた「巴がすぐ人に甘える」のが原因でこんな事態になったのでむしろそれみたことか!と追撃説教するような場面なのに何呑気に解決ムードで和気あいあいしちゃってんの?ここだよ?あのDV野郎まだどっかに潜んでて乗り込んでくるかもしれないし、今後も不安に脅えて最悪の場合は逃亡生活なんですけど…。最後は葵も妊娠しているからもうすぐ船を降りると宣言。超呑気な御一行の旅はまだ続く…。

 

変身インタビュアーの憂鬱 8話
下日山(木村文乃)がどこまでもかわいい。

 

よろず占い処 陰陽屋へようこそ 10話
路子(倉科カナ)が一緒に住んでいる源次郎(杉良太郎)は父ではなく祖父であり、路子の母は結婚の際に源次郎と対立して絶縁。これまで話には出てこなかった路子の両親が登場して和解するラスト前っぽい展開に。

路子の父の中村まことは結婚前に小説で賞を取ったのでその気になり、小説家として成功すると決意したが失敗。今や書けなくなりバイト貧乏生活を送っていた。恥ずかしくて源次郎に会いに行けなかった路子の母(横山めぐみ)。2人の様子を見た祥明(錦戸亮)は祟りのせいにして2人を引き離し、中村まことには最後にもう1度決死の小説を書かせ、横山めぐみには豪遊生活を送らせる。商店街のエトセトラーズも協力して決死の小説を書いたかに見えた中村まことだったが、結局書けなかったと崩れ落ち、豪遊した横山めぐみは今までが貧乏でも幸せだったと胸を張って源次郎に言えるようになっていた。その言葉を待っていた源次郎は受け入れて和解。しかしあんだけ書いていた原稿が仕上がりませんでしたとかハズしてきたな…。書けたけど賞はダメでしたという展開が大方の予想だったと思うんだけど。

源次郎の家に住み込みすぐに亡くなってしまった咲月(山田麻衣子)が絡んでいたのでその気になっていた祥明だったが、咲月は叔母だったと判明。さらに当時妊娠しており、その子供が瞬太(知念侑李)ではないかと源次郎に迫る。さらに今回は出番の少なかった瞬太を化け狐だと嗅ぎまわる記者が登場して最終回へ続く。

果たして最終回だけでまとまるのか。一応前フリで祥明の実家が出てきて、いよいよ祥明の父の死期が間近なことなど出てきたので最低限の仕込みは済んでいるが…。


12月10日(火)

倉木麻衣が初作曲?

実写版「魔女の宅急便」主題歌を倉木麻衣が書き下ろし

ジブリ映画のイメージが非常に強くて個人的にもジブリで1番好きな映画(他には「トトロ」と「もののけ」と「火垂る」と「結婚しよう!」(違)くらいしか明確な記憶が無いが)、元々「魔女の宅急便」は原作本が別にあって原作ではキキとトンボが結婚したりするまでの続編も出ている作品。これはジブリの実写化ではなく、あくまで原作本の実写化ということになる。その主題歌を倉木麻衣が担当するのはいいが、各媒体で出た記事では詞も曲も倉木麻衣が書き下ろしたことになっていて、そうなると初の自作曲という事になる。今まで作曲した事が無かったし、公式には作詞作曲の情報が出ていないので何とも信じがたい話だけど…しばらくリリースが無い間に作曲の勉強でもしていたのだろうか。あと映画の予告で流れるサビの声がほとんど別人。これじゃ表示されないと倉木麻衣だと認識できない。

 

・知らない間にヤフーニュースが改悪。トピックスやトピッククリック後の部分は変わっていないがカテゴリ分けが超雑になり、見たいカテゴリのニュースに全くたどり着けなくなった。個人的にノルディックスキーの情報を見たいのにスポーツのカテゴリが野球・サッカー・モーター・競馬・ゴルフ・格闘技しかない。サッカーとか全く見ないので詳しく覚えてないけど、サッカー1つ取っても国内とか国外とか代表とかもっと細かくなかったっけ?しかもニュースだけでなくいらない考察記事やコラムまでいっしょくたに表示されてどんどん埋もれまくり。これは酷すぎる。

ただでさえ、ここ数年は個人のブログ感想記事レベルのコラムがニュースのような扱いでトップ記事になったり、信ぴょう性の低いソース記事が掲載されたり、恣意的な記事を投下しての情報操作まがいの案件が増えているのに、どういうことだ?

ヤフーがかつて検索サイトというよりカテゴリ登録サイトだったことを知る者も相当少なくなっている気がする。


12月5日(木)

FNS懐古コラボ祭

ついには夏までやるようになったFNS歌謡祭の皮を被った懐古コラボ祭り。きくちPの生演奏に対するこだわりが何故か00年代後半の間に普段見れないコラボをお届けすることが真髄とすり替わり、さらにターゲットは「オトナ女子」という謎ワードを掲げるに至って現在の路線に定着して早数年。ここ最近は「新曲をカラオケで見たい人は他の番組を」「知ってる曲しかやらない」「知らない曲がもし来たとしても数分後には知っている曲になります」みたいな事まで言い出す始末。以下雑感。

・マッキーが「どんなときもどんなときも。を歌う人」地獄から脱出。「冬がはじまるよ」「北風」をコラボ。

・森高千里がオバさんになっても地獄から脱出

・80年代歌謡&アイドルが大量登場し、「オトナ女子」想定年齢がこれまでよりも10歳くらい上昇

・やたら過去が美化され今のアイドルは歌が下手だと言われる昨今だがそれが幻想であったことを打ち破る案件もいくつか。そもそも20年どころかそろそろ30年くらい経過しているオバちゃんたちの持ち歌とアポロ並に"生まれるずっとずっと前"の知りもしない曲をこのためだけに覚えさせられる現代のアイドルという時点でビハインドありすぎなわけなんだけど。

・ただ前述の先入観に支配された視聴者にはきっとAKB勢の歌の下手さだけが際立って見えてしまう不思議。過去美化マジックとでも呼ぶべきか。

・そしてこういう番組構成が「80年代のアイドル曲はみんな知ってる、今のアイドルの曲は誰も知らない」という風潮をどんどん後押ししているんだろうなぁ。そりゃ最新曲を「知らないから」の理由で放置して、昔の曲ばかり歌ってれば昔の曲しか知らない状態が出来上がるだろうよ。ネットの声も圧倒的に上の世代ばかり。流されるな若者たち。

・1回やってウケたからって事あるごとにやりすぎて飽き飽きしていたmiwaクロ地獄も脱出。しかもmiwaはコラボ要員だけでなく、新人とのコラボで何故か知名度の低いデビュー曲を歌わせてもらえるという番組主旨に反する待遇まで。

・中川翔子は今回も安定のコラボ要員で持ち歌を延々歌わせてもらえない。これを「しょこたん枠」と名付けよう。

・やっぱりもうAKB48がAKB48ではなくJPN48にしか見えない。

・あちこちでコーラス担当したゴスペラーズがまさかの「しょこたん枠」、ももクロ、E-girlsや48一族もJPN48以外は「しょこたん枠」

・SCANDALも何回か出てきながらも全部コラボ要員だったが「ロックンロール・ウィドウ」はカバーアルバムでCD化されているのでギリギリで「しょこたん枠」回避。

・香取がゆずとコラボしてキーが高すぎて地声、草gがTRFとコラボして当たり前のように地声。

・あちこち出ていたのでももクロとコラボして「こんな世界を愛そうゼーーーット!」に期待していたが、EXILEの持ち歌はEXILEだけという確かな線引きが。EXILEにはプライドで譲れない絶対領域があるようだ。

・織田哲郎がAKB、相川七瀬、KinKiと自身提供曲でギタリストとして出演しまくったので、あやうく作曲家兼ギタリストというバックミュージシャン認識されそうなところで「いつまでも変わらぬ愛を」を何故か鈴木雅之と歌唱。カバーしているコブクロと河村隆一が来ていたというのにさすがフジテレビ。

・2年前に迷宮に迷い込んだ嵐は2年連続別撮りカラオケ口パク映像。あの傷が深い(主にスタッフ)事が鮮明に…。

・F-BLOODという名義があるのに藤井兄弟のコラボ扱い。

・壇蜜と谷村が見た目失楽園で歌がジャイアン

・秦基博がくまモンダンサーとしてのみ出演。この時音だけしか聞いてなかったのでファンの間で悲報が嘆かれて初めて知った。

・もう活動してないWaTの音楽活動が見れるのはFNSだけ!がついに潰える。

・「お・も・て・な・し」も普段のニュース番組でのスタイルもほとんど見た事ないのでクリステルがどんなアナウンサーなのか知らないんだけど、超絶にヤバかった。なんか終始酔っぱらってるみたいな口調だった上に、あちこち謎の言動が。

マイク忘れて放送事故

竹内まりやを「たけうちまりやさん」

小室とコラボしたばかりの華原がJUJUとコラボする際に「華原さんは復帰後初のコラボです」

2人しかいないのに「とんねるずのみなさん

河島英五を「かわしまえいさん」

小倉さんのついでで最後に話を振った菊川を「きっかわさん」(完全にきっかわさんではなく「く」に聞こえるギリギリの舌の回り具合)


12月4日(水)

ここ最近の2013秋ドラ Vol.8

クロコーチ 8話
先週飛び降りてしまった桜吹雪会創設メンバー4人のうち最後の存命人物だった遠藤 (山本學)。高橋(森本レオ)と行動していた狙撃担当の杉(阿部亮平)は疑問を抱き、上司に確認のために乗り込むが取り押さえられた挙句に猟奇的に殺されてしまう。今まで自殺や事故に見せかけて殺されていたのにどういうことかと清家(剛力彩芽)は捜査。黒河内(長瀬智也)は以前も出てきた高宮 (須田邦裕) と一緒に色々と調べて、資産運用により3億円が現在300億円を越えている事を知る。在処の鍵の隠し場所とされていた社長の元へ乗り込むが黒幕と思われた社長は逃亡。

黒河内に昭和の数々の有名事件(あさま山荘とかロッキード)が三億円の元手を増やすためのものだったと語った沢渡(渡部篤郎)はついに釈放され、300億円の鍵の元へ向かうが無くなっていた!今まで檻の中にいたわりに何でも沢渡の思い通りだったのに出てきた途端鈍ったか?

社長を追おうとした黒河内は実は格闘訓練を受けていた受付嬢にスタンガンで気絶させられ目が覚めたら金への鍵を前にした高橋が!元々は三億円を奪ったのはこの人。虎視眈々と狙っていたというのか。恒例の「教えてくぅ〜れぇ〜よぉ〜」主題歌芸が始まり、また教えてくれないのかと思ったら「仲間になるなら全て教えますよ」とナイスな返答をする高橋で次回へ続く。

 

東京バンドワゴン 8話
青(亀梨和也)とすずみ(多部未華子)の結婚式を前にして暗躍する記者の木島(堀部圭亮)。対応を協議する我南人(玉置浩二)、藍子(ミムラ)、紺(金子ノブアキ)だったが、木島は何も知らなかった青に池沢百合枝(大地真央)の隠し子だと告げてしまい、動揺した青は何故か木島を殴ってしまう。脅しをかけてきた木島に丁寧謝罪した青だったが、木島は態度を崩さない。が、元から悪人ではないようで元々はロック好きで我南人にもロック特集の記事が愛に溢れていると誉められており、今の行動にはラブが足りないと意味不明な説得を受ける。

一方でこれまた青の事を隠していた百合枝も別に悪人ではなく、社長の計らいで結婚式に映画の撮影の1シーンを使う、というかなり強引なねじ込みで結婚式に参加。しかし動揺はしたものの、絶対記事にしてやる!とむしろ奮起してしまった木島もやってくるなど、ドラマ的には全く結婚式に集中不可能な展開に…。

しかしそこに現れたのはジャニーズ先輩藤島(井ノ原快彦)。伊達にKAT-TUNより11年長いキャリアがあるわけじゃない!とばかりにIT社長としての権力を見せつけ、木島に「君のいた出版社は僕が買収しました。今日から僕が社長です」と言い放ち、これからはロック雑誌の担当をやってくれと言い渡す。堀田家に救われた藤島は堀田家を守るためなら何でもするといい、敵に回すなら全力で潰すというような脅しまで!これにて木島陥落。最後は記念写真のカメラマンになってしまった。

その夜、自宅で盛り上がっているキャスト一行の中、外のベンチにいた我南人の元に百合枝が登場。むしろ事務所力こっちの方が強そうだし、記者が嗅ぎまわっている事も知っていたくせになんてガードのユルイ行動なんだと思わなくもないが、記念写真を受け取った百合枝は青の成長を喜ぶ。そこに青がやってきたので隠れるが、青は母への感謝を告げており、聞いていた百合枝は感涙。しかし直後に我南人が吐血。慌てる青で次回へ続く!

結局、母親が百合枝だという情報を共有したのは我南人、藍子、紺の3人だけ。青が知ってしまった事は我南人しか知らないが、2人ともあえてそこを確認することも無い、というのが何か良かった。

 

安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜 8話
間一髪で復活したロイド(木村拓哉)。しかし記憶を失っており、葦母(遠藤憲一)と星(桐谷健太)に銃を向ける始末。敵の調査ではやはり黎士(木村拓哉)の脳データは木端微塵らしく、クライアントもいない状態だが麻陽(柴咲コウ)を守るという使命だけは忘れていない様子。

記憶を戻す方法を探るために星は黎士のパソコンの解明に挑むが何の成果も出せず、ストーリー的にも今回ほぼ用済みでしばらく出ていなかった左京子(山口紗弥加)とわりとどうでもいいサイドラブストーリーを展開。

七瀬(大島優子)を訪ねた麻陽は急に七瀬に襲われ、七瀬は「止めろ!」と叫んで気絶。病院に運んだところかなり深刻な多重人格で即刻閉鎖病棟行きでの診療が必要と言われてしまう。しゃっくりしながら襲い掛かる大島優子の姿はプロデューサーと脚本家が同じ『SPEC』で大島優子が演じていた役そのまんま。そういうギャグだったのだろうか。ていうか精神疾患を疑う描写は多々あったが、ここまで来て多重人格でしたとか直角までは行かなくても30度くらい斜めに折れ曲がったような…。

さらに謎の女(桐谷美玲)も襲い掛かってきたのでついにロイドと対面。未来ではなく2013年でロイドや警察アンドロイドのデータを基に作られた妹機にして、高度すぎる頭脳から人類に生きる価値なしと判断して人類撲滅を提案するサイコさんで、その上ロイドがアスラシステム起動しても同じく起動可能で、アスラロイドが全く歯が立たない最強機体というチートなラスボス。無駄に1回アスラシステムを起動してしまったロイドの残り使用回数は1回となり、しかも雑魚と思われた残りの敵機体2人はラストでアップデートしてしまう始末。こうなるともう勝てねぇ…ということで復活祭りが始まる。

角城と呼ばれていたドクロ人形から角城(平岡祐太)が出現。序盤で破壊されて退場したにも関わらず、OP映像で毎回出てくるのでこのまま終わるんじゃかわいそうだと思っていたがついに復活。角城は殺されてデータ化されている間に心変わりし、警察サイドを裏切ることを決意。何でも「我々のやっていたことは…本当に正しいのか?人間や人間に近い感情を持ったアンドロイドの姿に、私の心は揺り動かされた。そこにあるものは…愛というものではないか」だそうだ。敵2体にとってはリーダーだったのでこのタイミングで回収してくれたのに角城は復帰を拒否。裏切り者は消すということで破壊されそうなところだったが、事前に手配していたサプリ(本田翼)復活により、救助された。サプリの手で肉体も手配されて完全復活。

サプリは記憶が無くなって棒読みモードになっていたが、ロイドの記憶を回復させたので、今度はロイドがサプリの記憶を回復させ元通りに。寝返った角城は何でも教えますよと説明マシーンと化し、何故麻陽が狙われるのかを説明。平岡祐太、散々出番待たされた挙句に長丁場の説明セリフ担当かよ…。

黎士が100年後の未来へのゲートを開けたが危険と判断してすぐに閉じてしまったのは語られていたが、もう1度開けたい警察サイドは麻陽を殺せば黎士の思いも消えてゲートが開くと判断したらしい。何だかよく分からんがとにかくロイドを手配したのも、全て黎士の意志らしく、データは破壊されたがどこかで生きているに違いないとのこと。また角城は謎の女ことARX IX - THE LAST QUEENこそが危険な存在だと語り、次回へ続く。

どうやらこれ以上敵は増えないようだが、大したこと無さそうな残り敵2体がアップデートされて強くなられてもなんだかなぁ…。かといって桐谷美玲がラスボスというのも…。ていうか言ってる事が『SPEC』に近くなってきたけどプロデューサーと脚本家の思考は現在世界系モードなんだろうか。

 

海の上の診療所 8話
昇(福士蒼汰)と両想いだったがお互い告白できずに終わった佐々木希がゲスト。例によって惚れた航太(松田翔太)だったが早い段階で昇が釘をさしたり、佐々木希の妹の吉田里琴が登場して2人がうまく行くことを願っているという話を聞いたので脇に回ってしまい、佐々木希に惚れる展開にはならなかった。

しかし佐々木希には彼氏がいて、彼氏から金をせがまれた佐々木希は父が病気だと嘘をついて昇に金を要求。昇はなけなしの貯金をはたいて佐々木希に渡すが、吉田里琴はそれを知らなかったので激怒。怒って彼氏に金を返すように言いに行くがウザがる彼氏は吉田里琴を突き飛ばして…。

何故か吉田里琴ではなく、吉田里琴を突き飛ばした彼氏の方が海岸から足を踏み外して転落重傷というミラクルが発生。これにより全てが昇にも発覚。いつもはかっ飛ばす治療シーンが無駄に長く描写されつつ、助かった彼氏に佐々木希はちゃんとやっていこうと告げる。別に何もせずに金をせびっている悪人ではなく、借金を抱えて佐々木希に頼るしかなかっただけだったのか。この彼氏の事情と役回りが微妙すぎてよく分からなかった。結局、昇は「好きでした」と過去形で伝え、返されたお金を返し返すといういい人っぷりを披露して終了。

主人公が恋をするパターンから離脱しつつあるのか今回は眞子(武井咲)と風邪のコラボレーションをしたり、次回は最初から妊婦がゲストだったりと主人公&ヒロインカップル成立に向けて話を動かし始めたのか。ていうか今回は眞子が前半寝ていたせいで武井咲と佐々木希の共演がNGだったの?というくらいにこの2人のシーンが無かった。そして昇の貧乏っぷりが酷くて財産かき集めて数万も無さそうというあの経済状況は一体…。

 

変身インタビュアーの憂鬱 7話
下日山(木村文乃)がとことんかわいい。

 

よろず占い処 陰陽屋へようこそ 9話
路子(倉科カナ)に大学の先輩田中幸太朗が研究室に来ないかと勧誘に来る。臨時教員の期限切れを控え、元々研究職を続けたかったがセクハラ教授に反発して研究職を追われた路子にとっては念願のチャンスだったが何故か返事ができない。

路子が担当するクラスがたたられているせいだとした祥明(錦戸亮)は行事全て最下位なのも祟りのせいだと生徒たちをたきつけ、路子がスッキリ辞められるように駅伝大会での優勝を誓う。というわけで今まで数名しか出てこなかった路子のクラスメイトたちが総動員で学園青春モノみたいな展開に。これまでも映ってないところに配置されていたのかもしれないがゲスト数としては最多?

団結したクラスはアンカーの瞬太(知念侑李)が首位を走り、勝利目前。だが祥明が妖狐である瞬太を殺すため暗躍しているのではないかという謎思考に行きついた槙原(駿河太郎)が「あぶな〜〜〜い!」と叫んだので、気を取られた瞬太は突進してきたラグビー部先輩のタックルで土手の下まで吹き飛ばされて敗北。

ていうかこれラグビー部先輩のクラス失格じゃないのかよ!明らかに当てに行って吹き飛ばしたし、先に出てきたこのラグビー先輩が常勝している巨大焼きそばパン争奪レースとは違うだろ…。

しかし一致団結したクラスに感動した路子は心置きなく去れると笑顔。青春が極まった…が、やはり1位を取りたいということで、先ほどのラグビー先輩が常勝している巨大焼きそばパン争奪レースに参戦したクラスメイト達は瞬太が吹き飛ばされながらも勝利をおさめ、それを知った路子は心置きなく…教師を続けることを決意。祥明はとっくに学校側にも根回ししており、路子の決断を後押ししていたらしい。

ラストでは路子も瞬太のシッポを見てパニックになるが、当の瞬太は「俺、化け狐なんだよね」とさわやかに言ってのけ、祥明の目的も雨宮咲月という女性を探す事だとこれまたあっさり判明。咲月という名の位牌は源次郎(杉良太郎)のところにあるというが、瞬太との関係は…?というところで続く。なんか妙に狐だったのが大したことじゃない展開になってしまい、別のところに核心が行ってしまったが方向転換したのか予定通りなのか。平然としすぎだろ…。


12月3日(火)

「クリスマス・イブ」を知らない15歳は多いのか

・レンタル入荷されなかったLUNA SEAの「乱」。仕方ないので先週遠方のTSUTAYAまで乗り込んだというのに、最寄りのレンタル屋2点で時間差でしれっと入荷されていた。ちょっと前はなついろのシングルでも同様の現象があったが、発売日入荷を見送っておいてリクエストに応えて注文するといったパターンがあるのだろうか。

・「クリスマス・イブ」の感想でも書いたが、ショートムービーに主演している広瀬すず(15歳)が、この曲を知らなかったとコメントしている。クリスマスといえばこの曲であり、音源持ってなくても必ずどこかで聞いたことがあり、この曲こそが世代問わずにスタンダードナンバーとして誰もが知っている曲だと思っていたのでなかなかショックな話だ。

ただ改めて考えてみると毎年トップ100にランクインするとはいえ、ここ最近はちょろっと入るだけ。TVにも出ないし季節モノの曲なのでこの懐古ブームの中でもほぼTVで流れる機会も無い。また以前は数年おきに再発を繰り返していたものの、03年を最後に再発は10年途絶えていた。昨年ベスト盤ヒットに便乗してスリーブケースだけくっつけて売り出したが、03年盤にケースつけただけなので、今年の再発盤が実に10年ぶり。

そして最後にトップ10ヒットしたのは00年の再発盤のリリース時。当時の広瀬すずが3歳なのでリアルタイムで流行っているのは当然記憶にない。wikipediaを見れば07,08年にはCM起用もされていたようだがそんなCMあったか?全く覚えていない。そんな感じなので確かに今の10代だと改めて「クリスマス・イブ」を「クリスマス・イブ」と認識して聞く機会は無いのかもしれないと思えてきた。

むしろ明確に記憶されているのは毎年11月末になると必ず大量にオンエアされる妻(竹内まりや)のケンタッキーCMソングの方だろう。言及はされていないが広瀬すずも曲名は知らなくても「ク〜リスマスが今年もやってくる♪」は聞いたことがあるはずだ。時代は確実に進んでいる…。

 

大賞が内定しているデコ大ル PRIDE(キレース・レード賞×エグザイプライド商法の略)の司会がHIROの妻の上戸彩に決定するという人事が発表された。ハンカチの用意をしておいたほうがいい。こんな世界を愛するための涙が流れるだろうから。

 

・O社でのDEEN初動は36位3751枚。前作が2パターン複数商法で27位4651枚。「Brand New Wing」で4106枚まで落としていたこともあったが、確か3000枚台に落としたのは初めて。ちょっと前は映像作品の売上がこのレベルだったのに…。47のDVD/Blu-rayの初動は合わせてようやく2000枚に到達するレベルだったのでここまで来ると映像作品が出せるだけでもありがたがるべきレベルになってきた感じ。武道館はともかくもう通常ツアー単独の映像作品は出せないんじゃないか。ていうかいきなりEpicから切られなきゃいいけど…。

でも今回は確かに売れる要素無かった。いくら今世紀初のドラマタイアップとはいえ「科捜研の女」タイアップに効果が皆無なのは13年に及ぶ歴史が証明している。シングル化すらせずにアルバム曲で済ましたアーティストもいるほどだ。

テイルズタイアップの方も全く前面に出さないC/W扱いしておいて初回盤DVDがテイルズアニメ映像100%で裏ジャケもテイルズというねじれっぷり。テイルズファンは発売に気づかず、DEENファンは「夢であるように」の微妙な1コーラス新録音以外は知らないアニメ映像を見せられるという魅力に乏しすぎる内容。何故にDVD化しないくせにYou tubeでショートバージョンのPVを流し、さらにPVメイキングまで流したのかという…。アルバム1ヵ月前の先行シングルで2曲とも収録されるので、今回のDVDの内容はむしろ買わない事を決める理由になるようなものだった。


12月1日(日)

今月のチェック予定CD

・さりげなく週1でやってたチャートトピックコーナー終了。

・先月同様に今月チェック予定のCDをぶわっとまとめてみる。

 

12/4

週末シンデレラ (初回限定盤) 週末シンデレラ (通常盤)
週末シンデレラ/竹達彩奈

サウンドプロダクション的には今回も期待できるんだけど、PV視聴したところかなり萌え萌え要素が加味されていてかなりげんなりした。ちょっとここまでやられるときついかもしれない。

 

12/11

鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの (Type A)(多売特典なし) 鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの (Type S)(多売特典なし) 鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの (Type N)(多売特典なし) 鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの (Type H)(多売特典なし)
鈴懸(略)/AKB48
全く覚えられないタイトル、全く覚えられないメロディー、斬新さが無いどころかもうこれがAKB48ではなくJPN48だろと言いたくなる今年のセンター、Type-A,S,N,Hと最早混乱必須のアルファベット(AKB、SKE、NMB、HKTの新曲が入るというこれまたJPN48でしかない仕様)…とここまでげんなりするのも久々だが、まだ一般発売全種チェックは意地で続ける(既に他の48グループは1種に縮小)。

 

12/13

棚からぼたもち (CD+DVD) (初回生産限定盤A) 棚からぼたもち (初回生産限定盤B) 棚からぼたもち
棚からぼたもち/舞祭組
キスマイのバック4人が中居プロデュースで放つ渾身の自虐ギャグソング。中居ソロ楽曲ファンとしてはチェックしないわけにはいかない。4人のうち二階堂君はドラマ「BAD BOYS J」で何気に馴染みがあったりもする。

 

12/18

シャレオツ / ハロー【初回限定盤A】 ハロー / シャレオツ 【初回限定盤B】 シャレオツ / ハロー【通常盤(初回プレス分)】 シャレオツ / ハロー【通常盤】
シャレオツ/ハロー /SMAP
もうSMAPも複数商法から逃れらなくなったか…。前々作の時は初回Aだけ買って、通常盤をレンタルしたが今回はDVDは切り捨てて楽曲が全て入手でき、さらに値段が跳ね上がる余計なフォトブックもつかない、通常盤のみをチョイス予定。

 

12/25

恋する惑星(初回生産限定盤) 恋する惑星(通常盤)
恋する惑星/花澤香菜
これはレンタル2週間後だから入手は来年になるか。

表裏一体【ゆず Ver.】/ゆず
今年のゆずは仕事するなぁ…。

 

アルバム

12/4


イエモンのリマスター一斉再発は迷っている。「Romantic Taste 2012」みたいなミックス変更がされているベスト盤とかだったら買ってたかもしれないけど、ファン投票ベストでのリマスター聞いてもイエモンに関してはライトリスナーゆえに別に前のベストの音源のままでもさほど困らないというか満足しているというか。いずれ聞いてはみたいが、今ではないかな。あと今回の一連の動きにメインで動いているのが今まで散々非公認ベストを出していたコロムビアの方、っていうのが面白いところ。またBMG時代の方は全部ソニーへ移動しているわけだけど品番はBVCL。この品番まだ使用されてたのか!?

L album(初回生産限定盤)(2CD+DVD) L album(通常盤)
L album/KinKi Kids
アルバムまで追わなくなってしばらく経つけど、今回かなり待たせたのでかなりの力作の予感はしている。

 

12/11

A WILL(初回限定盤A)(SHM-CD仕様)(Blu-ray Disc付) A WILL(初回限定盤B)(DVD付) A WILL
A WILL/LUNA SEA
とりあえずカッコいいものになっていることは確実。

Xと○と罪と (初回生産限定盤) Xと○と罪と (通常盤)
×と○と罪と/RADWIMPS
毎回聞いてはいるものの感想執筆後に聞く事がほとんど無かったりも…。

自由の限界
自由の限界/森山直太朗
まさかの今年2枚目。シングル一切無し。最近すっかり売れる気が無い。

 

12/18

CIRCLE(初回生産限定盤)(DVD付) CIRCLE
CIRCLE/DEEN
今年最後の期待作。

One Song From Two Hearts(初回限定盤) One Song From Two Hearts(通常盤)
One Song From Two Hearts/コブクロ
ベスト収録済みのシングルをそのまま大量収録する問題作。レンタル格下げを予定していたが初回盤に路上ライブ映像が入るそうなので購入継続。現在の期待値と予想される作風からしてもこれが最後の購入になると思う。

 

12/25

Silent Passage
Silent Passage/大野愛果
久々のセルフカバー第3弾。今回はそのままの日本語詞で歌うそうなので前2作よりもポップ寄りの内容になりそう。

(仮) ベストアルバム 超コンプリート盤 (仮) ベストアルバム 通常盤
タイトル未定ベストアルバム/渡り廊下走り隊
11月14日に解散が発表されるもメンバーからこれといったコメントも無く、公式サイトの更新は27日になってから。とりあえずコンプ盤には文字通り全曲収録されるらしいが、案内もまだ不確定な感じでよく分からない。一挙コンプできるのは凄いが、どう考えても消化不良になりそうだ。

 

 

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