マジムリ学園 9話

リリィー(小栗有以)が帰還し、公開処刑(笑)に合っていたメンバーも全員救出した華組は次の革命の一手を考えるが特にこれといった案は無く、そこにラマン(横山由依)からカイザー(本間日陽)の父であり神崎ランド、Gグループの社長で学園オーナーに直訴するという手段を教えられる。始まりの街であるため一応大事にしていたがもう潰すか…とのたまうカイザー父、そして父に反発するカイザー。

その頃もうあと1話しかないのにようやく動き出した卍(瀧野由美子)と荒地工業高校御一行は宣戦布告にやってくる。カイザーはすかさず小切手を取り出してリリィー撃破のために雇おうとするが卍はこの街の発展のせいで父の工場の経営が破綻して自殺した事で街全体を恨んでおり交渉決裂。

小切手を燃やすリーダー卍にウオオオオ!!と盛り上がる荒地御一行、この期に及んでカイザー様コール宗教化著しい親衛隊、ついに熾烈な戦争が始まるのかと思いきやまさかの1ヶ月後派手にケンカ売っておいて華組含めて1ヶ月何もなかっ

カイザー父が凱旋しての学園での講演会の際、ラマンが電源を落としてその隙にカイザー父に娘の愚行を直訴する算段だった華組だったが、そこに卍の部下のガラケー(城恵理子)が電気ラッパ銃を発砲。盾になったバラ(向井地美音)が病院送りになってしまった。リリィーがガラケーを追いかけている間にバラが直訴だけは済ませたらしいが…。

カイザーは今度はリリィーを雇って卍を潰そうと画策。報酬は兄と母の事件の真犯人を突き止めることで、以前は華組解散が条件だったが今回はこれ以上の争いを防ぐためというそれらしい理由もあって契約を結んだリリィーは単身卍の家へ向かう。しかし卍の兄から父自殺の件を聞いたリリィーは戦意喪失。やってきた卍からは一方的に攻撃を受け続け、一切反撃しないまま戦う意味を失ってノックアウト。

最終回を前にして全く収拾がつきそうにないこの展開…どうなる…。

ていうか卍さん演じる瀧野由美子だけ格好もセリフの言い回しも何もかも似合わな過ぎてちょっとキャラクターがどうしようもない状態になってるんだけどこれもう少しどうにかならなかったのか。演技が下手とかそういう問題じゃなくてとにかく合ってない。ある程度凄みのある子じゃないとこのキャラは無理でしょ…。

dele 最終話

依頼人の弁護士辰巳(大塚明夫)が死亡。これを聞いた真柴(菅田将暉)の顔色が変わる。真柴の妹は難病による治験の薬の副作用で死んだ疑いがあったが、病院側は妹は新薬投与ではなく、プラセボ(ブドウ糖)投与の対象になっていたため薬ではなく単に病気で死んだと主張。訴訟を起こそうとした真柴家は何故かネットで顔写真流出の上であらぬ中傷を受けて家庭崩壊し、訴訟を断念していた。

辰巳のデータからはまさにこの真実がドンピシャで隠されており、ほぼ時を同じくして雇われたハッカーがdeleにハッキングを仕掛けてきた。真柴は突き止めたハッカー集団の会社に乗り込んで暴れる事で雇い主の政治家仲村(麿赤兒)をあぶりだそうとするが失敗。逆に下手に行動を起こした事でdeleにはエージェント2名が押し入り、圭司(山田孝之)を襲撃してデータを持ち去ってしまった。

仲村と弁護士だった圭司(山田孝之)、舞(麻生久美子)の父も繋がりがあり、仲村の命令で父は汚職に絡んでいた。清廉潔白な弁護士だったと信じていた圭司はバックアップを取ってこのデータを母と舞に見られないよう削除していたが、舞はとっくに気づいていたらしく、父の不正データを使って仲村を追い込む事に容認の姿勢を見せた(むしろどこか嬉しそう)。圭司は真柴と共に辰巳の葬儀の場で仲村を追い込んで、疑惑を生じさせることに成功。真柴の妹関連のデータはバックアップも無く全て持ち去られていたが、ダメ押しで圭司の父の不正データをばらまいたため、仲村は連日マスコミに追われる疑惑のワイドショースターとなり、一定の制裁を与えることに成功。

舞の弁護士事務所も圭司のdeleも死んだ父の汚職発覚で顧客離れにより危機に陥り、真柴も辞めてしまったがどこか晴れやかな2人。データを消すだけでなくデータを誰かに移すアプリを新たに開発しようとする中で、真柴が戻ってきて雇えるようになるまで給料はいいからとりあえず立て直し頑張ろうと告げ、また新たな死亡確認が入って終了。

少し優しくなって終わる、という感じでやや駆け足ではあったけど2人の過去を絡めていい最終回だった。マフィアのボスでも悪徳政治家でも麿赤兒の大ボスっぷりも衰え知らず。辰巳が死の間際まで真柴妹の件を悔やんでいた事が比較的丁寧に描写され、deleの2人は知る由も無かったが、死の間際に自分の罪は持っていくが仲村に対してあなたの罪までは持っていかない、託した…と告げて亡くなった事とデータをdeleに託していた事を考えると、辰巳本人は圭司の父の事も知っていて、データ削除ではなく、データを使って仲村の悪事を暴いてもらっても構わないという事だったのか。

やや暗いテーマが多かったが、深い話が多く、全8話と短めだったのが惜しい。脚本家が毎回違うので山田孝之が微妙にキャラが変わる圭司を演じるのに苦労したなんて話も出ていたが、ある程度は一貫していて破綻するような事も無かった。これはもっと見たいドラマだった。

探偵が早すぎる 9話

最終決戦を決意した一華(広瀬アリス)は一族に父の百箇日に法要を行いたいと告げ、一族が集う別荘での刺客ラッシュに挑む事に。橋田(水野美紀)、千曲川(滝藤賢一)と共に出向いた一華だったが、まず何度もやられている壬流古(桐山漣)が早速仕掛けてきてトリック返し。

続けて麻百合(結城モエ)が仕掛けてきたが、失踪していた城之内(佐藤寛太)が千曲川に雇われて協力しておりトリック返し。連発で防いだものの、壬流古がヤケクソになって自ら特攻を仕掛けてきたため、応戦した橋田が壬流古を倒しながらも自身も刺されて負傷してしまい最終回へ続く。

本来シリアスなはずが、隙間での掛け合いがほとんどアドリブみたいになっている上に、広瀬アリスの顔芸がエスカレートしてて別の方向で面白くなってきた。

マジムリ学園 8話

ヒナ(岡部麟)と一部モブキャラーズの裏切りにより革命が失敗してから3ヶ月後新親衛隊が組織され、ヒナはヌルとして0番隊隊長に、初回で脱落しながらも個人で行ってきた諜報活動が前回評価されて3番隊隊長だったドライ(落合モトキ)も正規復帰。アインツ(加藤美南)、ツヴァイ(谷口めぐ)が離脱したので数で勝負しようという事なのかなんなのか、1番2番は欠番のままに4~9を大量投入。1人が男子で5人NGT48。しかも役名は全員名前に数字をあてがうという初期キャラはみんな比較的普通の名前だったのに急にテキトー感が増した。そしてアインツとツヴァイは脱退後もそのままなのにヒナがヌルというなんだかあんまりなネーミングセンスで改名になったのになんか意味があるのか。

その頃、リリィー(小栗有以)は東京で兄の弁護士費用のためのバイトをしながら家出仲間と漫喫で寝泊まりしながら遊んで暮らしていた。この家出仲間3名はHKT松岡はな、SKE小畑優奈、NMB山本彩加とこちらは綺麗に割り振り。リリィーが見ていた華組公式Twitterアカウントをミズキ(松岡はな)が発見して連絡を取ったのでバラ(向井地美音)、スミレ(倉野尾成美)が迎えに来た。ていうかしれっと復帰したけど、5話で意識不明になったままやがて触れられもしなくなって降板状態に陥っていたスミレは無事だったらしい。さすがに3ヶ月後設定なので放置しとくわけにも行かないか。そしてTwitterアカウントが鍵もかけずにあったという事は、ドライさんの地下での諜報活動や裏切りーズの裏切りが無くても革命情報筒抜けだったのでは疑惑が。

そして残ったアインツ、ツヴァイ、ツバキ(髙橋彩音)、アヤメ(山内瑞葵)は何故か今更署名を取り返すために放課後生徒会室に突入するしかない!と思考停止しすぎな作戦を決行。署名って確かヒナが拉致された時点でばらまかれて何枚かは雨に濡れてダメになってしまったし、裏切った後にけっこうな枚数をヒナ自らぶち破っていたはず。正直残されているとも思えないし、他が全部無事でも規定人数に達しない人数分しか残されていないのでは…。ツヴァイさん割と知的そうだったのにこんなバカだったのが地味にショッキングだ。

案の定あっさり捕まった4人。なんか増長しまくりのカイザー(本間日陽)と親衛隊御一行は公開処刑だと息巻き、中庭(?)に即席のザ・処刑場みたいな処刑場を設営して(1人ずつ木の棒に貼り付けるよくあるアレ)ワイワイ。序盤の任命式も滑稽だったけど、ここまでくるともうこれアウトだろ。この世界、一応普通の社会である東京が存在しててSNSも存在しているので、この異様な光景を動画撮影して華組公式アカウントじゃなくても誰かが拡散希望すれば連日ワイドショートップニュース確定、未成年なのでモザイクかけられたカイザー様や親衛隊が処刑ごっこに興じる平成最後にして最凶のイジメ中継動画が全国レベルで毎日流され、学校関係者どころか父親まで一気に一億総バッシングまっしぐらじゃないか。誰かやれよ。

教師ラマン(横山由依)が嘘の火災情報を流すことで、カイザー様御一行を一時退却させ、その隙にリリィーたちが間に合ったらしく全員逃亡。ラマンはこれが自分にできる精一杯とマジ顔でつぶやくと、放送室を出たところで他の教師陣に「覚悟はできています」とかシリアスしてたけど、改めてこうぞろぞろ大人が出てきてしまうと…。大人がこんだけいてあの公開処刑を見ぬふりしているっていうのはどうもなぁ。教師どころか学園内では大人がラマン1人しか出てこないので何とか押し切っていた世界観の粗が一気に…。

リリィー帰還を確信して何故か嬉しそうなカイザー様。しかしこっちで内輪でドンパチやっている間にしばらく出ていなかった卍(瀧野由美子)さんと愉快な仲間たちは荒地を制圧。統率が完了していよいよ攻め込むぞと意気込んでいた。収拾つけられるのだろうか。

dele 7話

依頼人笹本隆の死亡を真柴(菅田将暉)が確認して戻ってきて削除しようとしたところ、舞(麻生久美子)がデータを見せろと言い出す。笹本隆は8年前のバザー会場でのジュース毒物混入事件の容疑者として死刑が確定している笹本清一(塚本晋也)の息子だった。笹本は取り調べで自白するものの裁判以降は一貫して冤罪を主張し続けていた。当時大した証拠も挙がらなかったが、以前にも似たような毒殺未遂事件を起こしていたことから真っ先に疑われたという。

仕方なく圭司(山田孝之)がファイルを開示するとそこには別のオッサンが何かを混入している証拠映像だった。犯人が別にいるのかと探ることになったが…。

真柴、圭司それぞれに単独で行動して関係者を当たっていき、まず真っ先に映像のオッサンが市会議員と発覚。当初は市会議員が有力候補だったが…真柴が出会った飲食屋のオッサン、突如キレる店主、そして圭司が市会議員を直接訪問した際に出会った娘…そして映像を撮影したと思われる笹本隆本人、全てに動機と怪しい点が次々に浮上していくというトンデモ展開に。

そして誰が犯人なのか分からず全員が怪しいままに笹本清一の死刑が執行されてしまい、事件は「終了」。再び街ではバザーが開催され、怪しい4人が笑い合う姿、そしてジュースを出された少女が8年前に”他所から来たおじさん”に毒が入っているから危ないよと言われた、という話をするもジュースを出した母親は不安を打ち消すようにやんわりジュースを飲みなさいとコップを渡すというなんともいえないカットで終了。

2人も後味が悪いままにデータはdeleされたのだった。

市会議員

混入の映像が残っていた1番最初の容疑者。しかし混入前に混入物の入った袋の臭いを嗅ぐしぐさをしており、もし本当にこれが青酸だったとしたら自ら吸い込んで死んでしまう恐れがあるため犯人の行動としてはありえない。圭司が単刀直入に尋ねたところ、ジュースの味が薄くなってきていたのでジュースの粉末を足しただけと証言。しかし動機としては議員当選の際に不正な票集めに協力してもらった人物から脅迫されており、この脅迫者が事件で死亡している4人のうちの1人だった。

飲食屋のオッサン(Mummy-D)

事件で娘を亡くしている(死んだ4人のうちの1人)。市会議員が脅迫されていた情報を真柴に教えた。しかし圭司がスマホに潜入したところ、市会議員と妻が不倫していたことを把握していたことが発覚。2人を葬るつもりが失敗して娘が犠牲になってしまったのではないか疑惑が浮上した。また、市会議員が粉末を入れている動画のバックに映っていた車の持ち主でもあり、ドアミラーやシートの状態から本人が映ってはいないが乗車していた可能性が指摘された。

突如キレる店主

一見温厚だったがボケババァ相手にブチ切れる性格。母親にDVして死ね!と暴行しており、その母親を事件で亡くしている(死んだ4人のうちの1人)。真柴には会場に行っていないと何故か嘘をついていた

市会議員の娘

父親を疑っていたが、なんと当時クスリをやっていたことが発覚。その売人が死んだ4人のうちの1人だったことが発覚。

笹本隆(dele依頼者本人)

物語開始時点で自殺。父親の犯罪歴もあって周囲になじめず終始イジメられていたという。スマホでの動画撮影を行っており、真柴・圭司がたどり着いた街の人々の裏の顔の大半は彼が撮影した映像に映し出されていたものだった。そのスキャンダル暴きっぷりはセンテンス・スプリング級である。しかし本人もいかにも青酸入れてそうな謎の小瓶を持った映像が残っており、世間を恨んだ末の犯行ではないか疑惑が浮上。なお本人がdele依頼していたのは議員が混入している動画1本のみである。

笹本清一

死刑囚となった「事件の犯人」。息子の隆にも犯人疑惑が生じたため、舞が面会して息子の死と息子が犯人だと知って当初かばうために警察では自白したのではないか?と仮説をぶつけたが自分も息子も犯人ではない、小瓶はメンタル関係の薬を処方されていたのでその薬だ!と主張。そして激高して犯人はあの町の人間だ!と叫びながら連行されていった。舞の心象としては信用できる人物かどうか判断できないという事で無罪とも言い切れず。最終的に死刑が執行されてしまう。

という全員が闇と動機を抱え、そして最後のバザーでの4人のホッとしたような謎笑顔、全員が共犯だったのか、全くの外部犯だったのか。この街怖すぎる…。凄い話だった。