マジムリ学園 最終話

リリィー(小栗有以)がカイザー(本間日陽)の手下になって卍(瀧野由美子)に負けたというニュースが瞬く間に広がり、負傷したバラ(向井地美音)が完治もしないままに、店は放火されて生活の手段を失った上に娘が革命だとか言って危ないことを続けるのを見かねたのかとっととこの街を出ていくという母の意向で転校することが決まり、結成メンバーがスミレ(倉野尾成美)だけになってしまう事を理由にスミレが華組解散を宣言。さらにラマン(横山由依)も教師をクビになってしまった。むしろ公開処刑(笑)を誰かが動画取ってSNSで全国拡散とかされる前に防いだ街の英雄として称えるべ

カイザー父をかばって電気ラッパ銃を受けた際にバラがカイザーの悪事をカイザー父に直訴しておいたのが効いたのか、校長からカイザー父直々の命令での生徒会解散、再選挙にカイザーは立候補の資格すら無しという通達が下ってしまう。

ヤケになったカイザーは全面戦争開始を命令。というか卍の宣戦布告から1ヶ月以上経ってるけどカイザーが応じてあの倉庫みたいな空間に一同が集結しないと戦争が始まらないルールだったのこれ?

戦争を止めようとカイザーに直訴に来たリリィーだったが、母の殺害現場に落ちていたカードの持ち主が卍兄だと分かったと説明。リリィーは卍兄のもとへ直行して一直線でいきなり殴りかかるが、なんか普通にそこそこ強かった卍兄は普通に反撃してきて激しい戦いに。怒り任せの連続攻撃と何でいきなり殴りかかられているのか分からない卍兄との姿勢の違いでリリィーが優勢になってきたところで真相が判明。

リリィー兄は危ない運び屋の仕事をしており、父の借金で苦労していた卍兄も運び屋として働き始めた同僚だった。しかしリリィー母の説得でリリィー兄は運び屋から足を洗う事になり、組織は兄を消すために家に押し入り、リリィー母との戦闘の末にリリィー母をナイフで殺害(リリィーに強さを教えたり、元々リリィーが来ている刺しゅう入りの制服も母のものだっただけに、組織相手に即座に戦闘態勢を取る母の様子が一応描写された)。卍兄はそれをただ慌てふためいて見ていただけで実行犯ではない、犯人は運び屋の組織の連中だ、悪かった、ちゃんと警察に証言する…と謝罪した。いやお前も結局運び屋の仲間じゃねーかとか、お前は抜けたのに消されなかったのかよとか色々あるがもう時間が無

自分の事がスッキリしたリリィーは戦場へ乗り込み、平和主義スピーチを決行し、私たち誰もが同士だ!革命を始めよう!と大演説。誰もが動きを止める中、先日リリィーに勝ったばかりの卍さんにだけは全く響かず、仲間のハカセが用意していた爆弾をカイザーに向けて投げつけてきたのでリリィーがかばって…

ちゅど~~~~~~~~ん

まるで爆破コントのような閃光と共に残り時間数分を全て吹っ飛ばしてしまい、リリィーがみんなをかばったというナレーションと瓦礫の中で横たわるリリィー、平和になった学園の様子と、新たな会長選挙にNo.2だったビスマルク(荻野由佳)と1番隊長のムスケル(小柳友)が立候補している張り紙、これまでのダイジェストが流れ出し、最後は顔の見えないリリィーのような後姿をした生徒が校門の前に歩いてきて顔が映る瞬間にフェードアウトして終了。結果、今回も放り投げて終わるENDという伝統芸が守られた。

なんか舞台版をやるらしく、そこにそのままリリィーが出演することから別に死んでいないと思われ、逆に舞台版からカイザーと卍が消え去っているのでこのリリィーが生きてて失脚したカイザーと爆弾テロリストになってしまった卍の2人が出てこない続きの世界になるっぽいけど…。

襲撃拉致された後に突如裏切ってヌルになってしまったヒナ(岡部麟)の不自然までの態度急変も結局洗脳されたわけでもなく、しかしバラの見送りにこっそり来ていたり時々葛藤するような様子を見せながら最後まで和解する事はなく…。バラも一足先に転校してしまったので、初期メン3人は完全にバッラバラになったまま

カイザー様も最後まで中の人の本間日陽本来の笑顔(回想のみで披露)を取り戻すことなく、当初それを目的にしていたアインツ(加藤美南)、ツヴァイ(谷口めぐ)との接点も皆無…。こう考えると割とみんな救いが無い

卍さん御一行はただただいらなかったなぁ…。瀧野由美子に全く似合ってない男口調の不良をやらせた挙句に物語終盤の終盤でようやく動き出しての三つ巴化はあまりに遅すぎた。てっきり全12話だと思ってたのに、ようやく動き出したと思ったらもう最終回になってしまい爆弾テロリスト化して物語を強制終了させる役回りなんてあんまりすぎた。

探偵が早すぎる 最終話

壬流古(桐山漣)の襲撃を防いだ橋田(水野美紀)だったが、刺されてしまう。千曲川(滝藤賢一)の応急処置で回復した橋田はかつて千曲川と一緒に探偵をしていて、探偵として一華(広瀬アリス)の母の事件に関わって救えなかった事から責任を感じて一華を引き取って育てた事を告白。父親側の秘書かなにかかと思っていたけど、千曲川の同僚だったのか…。

亜謄蛇(神保悟志)の仕掛けてきた攻撃を防ぎ、朱鳥(片平なぎさ)が部下を使って連続で仕掛けていた罠も全て防いだ千曲川だったが、朱鳥は屋敷全体を倒壊寸前に追い込み、跡取りとしてついに顔面全面包帯になってしまった壬流古だけ連れて亜謄蛇や娘の麻百合(結城モエ)もろとも屋敷ごと潰して葬り去ろうとしてきた。

これはさすがにピンチだったが、亜謄蛇、麻百合を置き去りにして脱出に成功。さらに包帯グルグルだった壬流古は4話で出てきた貴人(前田公輝)と入れ替わっており、利用されて朱鳥を恨んでいた貴人は朱鳥に銃を向ける。

この隙に3人そろって離脱し、拳銃の弾は抜いておいたが反撃しようとした朱鳥が動いたのがきっかけで屋敷は崩壊。なぜか全員重傷ながら無事だったらしいが、朱鳥は辞任に追い込まれて遺産は無事相続されて終了。

ちょっとあっけない感じではあったけどまあ丸く収まった。城之内(佐藤寛太)が中途半端で結局橋田が刺されてそれどころじゃなくなってしまっている間に手紙だけ残して去ってしまったのと、一華の友人2名との日常が最後に描かれずに終わってしまったところだけ惜しかった。

名脇役の印象が強かった滝藤賢一の主人公としてのノリの良さ、広瀬アリスの猛烈な顔芸、水野美紀の変人っぷりとしっかりアクション性を生かしたキャラクターのトライアングルは軽快で面白かった。

マジムリ学園 9話

リリィー(小栗有以)が帰還し、公開処刑(笑)に合っていたメンバーも全員救出した華組は次の革命の一手を考えるが特にこれといった案は無く、そこにラマン(横山由依)からカイザー(本間日陽)の父であり神崎ランド、Gグループの社長で学園オーナーに直訴するという手段を教えられる。始まりの街であるため一応大事にしていたがもう潰すか…とのたまうカイザー父、そして父に反発するカイザー。

その頃もうあと1話しかないのにようやく動き出した卍(瀧野由美子)と荒地工業高校御一行は宣戦布告にやってくる。カイザーはすかさず小切手を取り出してリリィー撃破のために雇おうとするが卍はこの街の発展のせいで父の工場の経営が破綻して自殺した事で街全体を恨んでおり交渉決裂。

小切手を燃やすリーダー卍にウオオオオ!!と盛り上がる荒地御一行、この期に及んでカイザー様コール宗教化著しい親衛隊、ついに熾烈な戦争が始まるのかと思いきやまさかの1ヶ月後派手にケンカ売っておいて華組含めて1ヶ月何もなかっ

カイザー父が凱旋しての学園での講演会の際、ラマンが電源を落としてその隙にカイザー父に娘の愚行を直訴する算段だった華組だったが、そこに卍の部下のガラケー(城恵理子)が電気ラッパ銃を発砲。盾になったバラ(向井地美音)が病院送りになってしまった。リリィーがガラケーを追いかけている間にバラが直訴だけは済ませたらしいが…。

カイザーは今度はリリィーを雇って卍を潰そうと画策。報酬は兄と母の事件の真犯人を突き止めることで、以前は華組解散が条件だったが今回はこれ以上の争いを防ぐためというそれらしい理由もあって契約を結んだリリィーは単身卍の家へ向かう。しかし卍の兄から父自殺の件を聞いたリリィーは戦意喪失。やってきた卍からは一方的に攻撃を受け続け、一切反撃しないまま戦う意味を失ってノックアウト。

最終回を前にして全く収拾がつきそうにないこの展開…どうなる…。

ていうか卍さん演じる瀧野由美子だけ格好もセリフの言い回しも何もかも似合わな過ぎてちょっとキャラクターがどうしようもない状態になってるんだけどこれもう少しどうにかならなかったのか。演技が下手とかそういう問題じゃなくてとにかく合ってない。ある程度凄みのある子じゃないとこのキャラは無理でしょ…。

dele 最終話

依頼人の弁護士辰巳(大塚明夫)が死亡。これを聞いた真柴(菅田将暉)の顔色が変わる。真柴の妹は難病による治験の薬の副作用で死んだ疑いがあったが、病院側は妹は新薬投与ではなく、プラセボ(ブドウ糖)投与の対象になっていたため薬ではなく単に病気で死んだと主張。訴訟を起こそうとした真柴家は何故かネットで顔写真流出の上であらぬ中傷を受けて家庭崩壊し、訴訟を断念していた。

辰巳のデータからはまさにこの真実がドンピシャで隠されており、ほぼ時を同じくして雇われたハッカーがdeleにハッキングを仕掛けてきた。真柴は突き止めたハッカー集団の会社に乗り込んで暴れる事で雇い主の政治家仲村(麿赤兒)をあぶりだそうとするが失敗。逆に下手に行動を起こした事でdeleにはエージェント2名が押し入り、圭司(山田孝之)を襲撃してデータを持ち去ってしまった。

仲村と弁護士だった圭司(山田孝之)、舞(麻生久美子)の父も繋がりがあり、仲村の命令で父は汚職に絡んでいた。清廉潔白な弁護士だったと信じていた圭司はバックアップを取ってこのデータを母と舞に見られないよう削除していたが、舞はとっくに気づいていたらしく、父の不正データを使って仲村を追い込む事に容認の姿勢を見せた(むしろどこか嬉しそう)。圭司は真柴と共に辰巳の葬儀の場で仲村を追い込んで、疑惑を生じさせることに成功。真柴の妹関連のデータはバックアップも無く全て持ち去られていたが、ダメ押しで圭司の父の不正データをばらまいたため、仲村は連日マスコミに追われる疑惑のワイドショースターとなり、一定の制裁を与えることに成功。

舞の弁護士事務所も圭司のdeleも死んだ父の汚職発覚で顧客離れにより危機に陥り、真柴も辞めてしまったがどこか晴れやかな2人。データを消すだけでなくデータを誰かに移すアプリを新たに開発しようとする中で、真柴が戻ってきて雇えるようになるまで給料はいいからとりあえず立て直し頑張ろうと告げ、また新たな死亡確認が入って終了。

少し優しくなって終わる、という感じでやや駆け足ではあったけど2人の過去を絡めていい最終回だった。マフィアのボスでも悪徳政治家でも麿赤兒の大ボスっぷりも衰え知らず。辰巳が死の間際まで真柴妹の件を悔やんでいた事が比較的丁寧に描写され、deleの2人は知る由も無かったが、死の間際に自分の罪は持っていくが仲村に対してあなたの罪までは持っていかない、託した…と告げて亡くなった事とデータをdeleに託していた事を考えると、辰巳本人は圭司の父の事も知っていて、データ削除ではなく、データを使って仲村の悪事を暴いてもらっても構わないという事だったのか。

やや暗いテーマが多かったが、深い話が多く、全8話と短めだったのが惜しい。脚本家が毎回違うので山田孝之が微妙にキャラが変わる圭司を演じるのに苦労したなんて話も出ていたが、ある程度は一貫していて破綻するような事も無かった。これはもっと見たいドラマだった。

探偵が早すぎる 9話

最終決戦を決意した一華(広瀬アリス)は一族に父の百箇日に法要を行いたいと告げ、一族が集う別荘での刺客ラッシュに挑む事に。橋田(水野美紀)、千曲川(滝藤賢一)と共に出向いた一華だったが、まず何度もやられている壬流古(桐山漣)が早速仕掛けてきてトリック返し。

続けて麻百合(結城モエ)が仕掛けてきたが、失踪していた城之内(佐藤寛太)が千曲川に雇われて協力しておりトリック返し。連発で防いだものの、壬流古がヤケクソになって自ら特攻を仕掛けてきたため、応戦した橋田が壬流古を倒しながらも自身も刺されて負傷してしまい最終回へ続く。

本来シリアスなはずが、隙間での掛け合いがほとんどアドリブみたいになっている上に、広瀬アリスの顔芸がエスカレートしてて別の方向で面白くなってきた。