CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 8話

田丸(西島秀俊)の手引きで公安の潜入捜査で“神の光教団”に潜入している林(眞島秀和)。その妻の千種(石田ゆり子)と田丸は相思相愛になりつつあるという複雑な関係が1話から小出しにされていたがこの話に片をつける回に。

林はテロの情報を掴んで情報と引き換えに潜入を解除してくれとお願い。青沼(飯田基祐)の許可も出て、まずはテロを阻止しようとした特捜班だったが、テロの計画は教団が潜入捜査員をあぶりだすための罠だったらしくスカに終わり、潜入がバレた林は拷問部屋送りにされてしまう。

田丸は改めて稲見(小栗旬)に林は潜入捜査をさせるには借金などもあり都合が良く、何より千種が美しかった…などとマジな顔してけっこうアレな事を語りだす。関テレ制作なので言わなかったが、フジ制作なら間違いなく「ゲス不倫」という単語が飛び交っていたであろう案件である。

実際に夫に2年も置いていかれた千種は田丸にかなり傾いており、半ば田丸の思い通りになってしまっている。とはいえこのまま林消えてくれれば万事解決というわけにもいかず、田丸は単身教団に乗り込んで救出する事を決意。辞表を出して覚悟を決めていたが、いつの間にかチームワーク抜群になっていた特捜班も現地集合して協力。

大量の信者を片っ端からぶちのめしながら教団の本拠地に真っ向勝負で突入。なんとか林を救出に成功し、青沼も救援に駆け付け、このドラマにしては珍しく犠牲者を出さずに事態が収拾。結果、千種と林は海外へ逃がすことになり、千種と田丸は別れざるを得なくなってしまったが、そんな傷心の田丸の元に謎の男が…。教団の人だっけこれ?というところで次回へ続く。

このドラマの事だから林が死ぬか、千種が死ぬんじゃないかと思ったが、生真面目な田丸にも酷い一面があった事が改めて明かされるも最後は自分の思いより人命優先で行動。これでなんとなくチャラになったぽっい感じに。1話から引っ張ってきた話にしてはちょっとあっさり終わった気はするけど、維新軍も割とあっさりだったし、必要以上に煽った結果黒幕が雑魚だったとかなるよりはマシか。

貴族探偵 7話

愛香(武井咲)が師匠の切子(井川遥)が死の直前に関わっていた事件の報告書を読む形で1年前の回想。切子のクライアントである社長の小木茂光が自殺したとされたが、現場にやってきた切子は殺人と断定。そこには貴族探偵(相葉雅紀)一行も来ていた。鼻形(生瀬勝久)はまだ交番のおまわりさんで切子がやってきた際には現場の管理責任者をやっていた。鼻形にいくつかの調べごとをお願いし、このお礼として最終的に犯人逮捕時に鼻形に逮捕させることで鼻形の手柄とし、鼻形が刑事に転身するきっかけになった…ということらしい。このためいつもは現場でツッコミ役をやる鼻形だが最初と最後にちょろっと出ただけ。

また姿は見せないが執事勢がいつもの3人以外にこれまで未登場のもう1人「鈴木」という名前の人物が警察に捜査資料を取りに行っていることが示唆された。

切子と貴族探偵はパーティー等で会った事はあるが現場で会うのは初めてで推理対決だとお互いに闘志を燃やす。妄想を推理と言い張る出来の悪い弟子と違い、切子はさすが師匠。開始20分程度で真相を見抜き、ちゃんとした推理を展開するが、真犯人を名指しする前に殺された小木茂光の後妻で家族には嫌われていた広末涼子が会社と家族を守るために自殺で処理してくれと懇願。

このため広末犯人ムードが漂うが山本(松重豊)が推理を引き継いで続行。切子が推理していなかったトリックを追加で説明し、犯人は昔の愛人で秘書だった森口瑤子と判明。いきなり後妻になった広末と違い、昔からの付き合いだったので息子や娘も森口瑤子を慕っていたが復讐の元愛人と化した森口の豹変っぷりにショック。結果的に広末の献身っぷりが評価され家族関係が改善された。

という報告書だったので現在の広末涼子らに話を聞いた愛香はその後貴族探偵と切子の間に何かなかったか?と問うと2人で話していたようだ、と。

事件後2人で話していた貴族探偵と切子。推理対決は負けだと言う切子に対して貴族探偵は手抜きをしたと指摘。切子はわざと中途半端な推理をして犯人も名指ししないことで広末涼子が家族をかばうような言動に出るように仕向け、さらにそれを受けて貴族探偵が真犯人を告発するようにも仕向けたのではないかという。

師匠スゲーよ!特技:妄想の弟子と偉い違いだよ!

すっとぼける切子はメモ帳に何かを書いて貴族探偵へと渡す。それを見た貴族探偵は動揺。切子が去った後に切子を確実に殺せ!と鈴木に冷酷に命じる貴族探偵。その鈴木とは愛香の愛用しているアプリ「Giri」の音声を担当している仲間由紀恵だった。姿は初登場。

その後、事務所で愛香に貴族探偵に負けたと切子が報告している際には愛香が既に愛用していた「Giri」がアップデートされ、音声が変わった(仲間由紀恵の声になった)というあからさまに鈴木が監視ソフトを仕込んだかのような場面が…。

現在に戻り、その時の切子のメモを発見した愛香はメモ自体は破られていたが下に筆圧が残っていたのでそこから「政宗是正」という人名のようなものが浮かび上がった。「Giri」で「政宗是正」を調べた愛香だったが情報を拒否されてしまう。これが鈴木による監視ソフトならば愛香もタブーに触れた抹消候補入りを果たしたことになるのでは…。謎が盛り上がったところで次回へ続く。もうなんかストーリーがコナってきたな…。

ストーリーがコナる…物語全体の核心に迫るストーリーは興味深いが、毎回の事件自体はもう割とどうでもよくなってくる現象。一定以上の古株読者がもう組織にまつわる話しか読んでいない「名探偵コナン」に由来。

ドラゴンボール超 92話

ブウが寝てしまい2ヶ月は起きないという。ゴールデンフリーザの時といい1度寝たらしばらく起きない設定に変わってしまったが、ブウといえば初登場時に5秒くらい寝ただけで元気になっていた。あれはなんだったんだと既に視聴者から散々ツッコミが入っていると思われ、それに応えるようにサタンが、普段は1秒くらいしか寝ないんだけど深い眠りに入るとこうなる(2ヵ月起きない)と説明。

また宇宙消滅の話を知るピッコロが悟飯や悟空と意思疎通をしていなかったらしく、クリリンや天津飯の買ったら1千万ゼニー発言になんだそれは?という態度を取ってしまった事から悟空が宇宙消滅の話を隠していた事がバレてしまう。ベジータやブルマもブラ出産で知らなかったので、知っていたのは悟空と悟飯とサタンとブウだけだったわけだけど、この流れでなんでピッコロにだけは話していたんだろうか。ピッコロは金で動かないからにしても、示し合わせもしてなかったとは…。これにより戻ってきた悟空が総非難を浴びる修羅場に。

全王に迂闊に試合を提案した悟空のせいで大会が開かれる事になり、負けたら宇宙消滅の危機に陥ったというサバイバル編開始当初の悟空諸悪の根源説を蒸し返す事はせずに、隠していた事のみを責められるに終始。クリリンは言ってくれなかったことを責めていたが、言っていたらビビッて出なかったというのもよく分からん。大会自体は殺害禁止なので死の心配はなく、負けたら宇宙ごと消滅だったらもうヤケクソで出るしかないのに。以前のDBだったらとにかく戦うしかないという流れだったのに、今回は戦いに出る理由を無駄にこねくり回したせいで出るとか出ないとか各々の考えも主張も意味不明になってしまったような…。あと17号がまだ来てないので17号だけ知らないまま?

結局時間も無いのでいいから出ろ!出ないと今消す!とビルスが脅したので全員出ることに。問題はブウの代打。ビルスがフリーザ軍を壊滅させたから強い奴がいなくなった!と主張すると悟空はフリーザを呼ぼうとまたしても神経を疑うような発言をしたところで次回へ続く。OP/EDにもCM前後のキャッチにもブウを用意しておきながらサプライズでブウをフリーサに差し替えって。

ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~ 7話

匿名の女性(平山さとみ)がやってきて絶縁状を書いてほしいと依頼してきた。名も名乗らず、鳩子(多部未華子)がかなり年下だったためかですます調ではなく、高飛車な態度で妹のような存在だった親友と絶縁したいと主張。名前すら名乗らない時点であまり詳しい話も伺いようがなく、少ない情報で何とかしようと考える鳩子だったが結局それは無理だと後日断ろうとする。

相手は匿名の女に好意を持っているかもしれないのにと理由を告げると、その段階になってようやく匿名の女は私たちの関係の何が分かるのかとばかりに、そもそも相手の方が無理をしていてずっと自分の事を嫌いだったはずだと告げる。お前が必要な事を何も語らないから断ろうとしたんだよ!と言いたくなるような態度だった上に、ようやく本音を少し見せた程度だった匿名の女。しかしさすがプロ。鳩子は依然として少ない情報かつ匿名のこの高飛車な女がどこまで客観的に相手との関係を捉えているかかなり怪しい状況ながら、絶縁したいと言いつつ匿名女は相手に今でも好意を抱いているという前提で愛と憎しみの入り混じったような絶縁状を書き上げる。しかも鏡文字で書くという小細工まで加えてその揺れる心情を演出。

鏡文字に面食らった匿名女だが最終的に素晴らしい手紙だと賛辞。しかしやはり複雑な事情垣間見える絶縁状といえど鏡文字で送られてくるのを受け取る方にしてみれば小細工が過ぎるように感じないのだろうか…。

メインの話はあっさり処理され、次回最終回へ向けての新事実や動きも続々と。

3話で登場した鳩子の元カレ武田(松澤傑)が再登場。そこに男爵(奥田瑛二)がやってきた事で、男爵が3話で武田が担当することになった作家だった事が判明。なんでそれ3話でやらずに今さらやった…?男爵の正体が謎だと初期の頃は散々言われていて最早誰も気にしなくなっていた段階で何の展開も無いところでとってつけたように判明するって…。

前回メインだった白川(高橋克典)の母(草村礼子)も脳出血で亡くなったと白川が報告にやってきて唐突な死亡扱い。実際には前回は年明け早々の1月頃で、今回は2月の終わりの方だったので1ヵ月以上は経過していた事にはなるけど…。

白川の父と母の手紙も含めて手紙供養を行っている際に、隣人のバーバラ婦人(江波杏子)まで突如指輪と髪の毛を一緒に供養してほしいとやってきて、海外に住んでいた頃、現地の人との間に子供がいたことを告白。現地の人は交通事故で死に、生まれた娘もすぐに死んだと唐突に激重不幸な過去が明かされた。あまりに壮絶すぎて言葉出ねって!

さらに前話ラストと今回の最初にかけては事故で亡くなったとされていた守景(上地雄輔)の妻がスーパーではーたん(新津ちせ)と買い物中に突如刺されて殺されたというこれまた激重な過去が判明。不慮の事故死、病死、殺人と突然登場人物たちに死神の影が漂いまくり。

またこの時は守景は妻が殺されて無気力になっていたところ、カフェを開くという妻の夢を思い出して一念発起してカフェを開いたと語っていたのに、ラストでは店を閉めて実家に帰ると言い出した。

また5話辺りからうろついていた謎の外人、通称ミスターXがついに登場。外人の親が日本人でイタリア在住でカシ子(倍賞美津子)と文通をしていたらしい。病死寸前だったカシ子が手紙が届かなくなったら死んだと思ってくれと最期に送っていた事と、ずっとやり取りしてきた文通には鳩子の事ばかり書いてあったため、鳩子にこの手紙を届けてほしいと外人は託されてやってきたらしい…って外人年明け前後の頃から鎌倉うろついてなかったか?現在2月に突入しているのはナレーションから確定的なので少なくとも1ヵ月か2ヵ月は渡せずに鎌倉近辺をグラサンかけてうろついていた事に。

あとカシ子が入院の末に病死したのも初めてちゃんと語られたような。1話では死んだと聞かされて帰国してもう葬儀当日で何で死んだのかは明言されてなかったし、カシ子が生前引き受けていた代書の依頼を鳩子が仕方なく引き受ける流れだったので、突然倒れて亡くなったようなイメージだった。

今話冒頭で届いたこの文通だったが今話ラストで色々片づけてから読み始めた鳩子。そこには鳩子に厳しさをもって接したのが裏目に出たことへの後悔、そして死期を悟ってもなお鳩子への思いを綴るカシ子のギリギリの思いが詰まっていて鳩子は改めて祖母の愛を知って号泣。ショックを受けた鳩子は代書屋の資格は無いと落ち込んで生気を失い、一時休業に入ってしまう。

しかし一方ではいくつかの新事実も。

鳩子は母親に捨てられたと思っていたが、実際は母親は鳩子を連れて出て行こうとしたところ1人になりたくなかったカシ子が無理やり奪い取って鳩子を置いていかせたという。

また先祖代々の代書屋だと由緒あるような事を言って先祖代々伝わる代筆業の修業を幼い頃から鳩子に強いてきたカシ子だったが、なんと先祖代々なんていうのは嘘自分の代で始めた文具屋である事を手紙の中で暴露していた。

なんかとんでもない事が明らかになったぞこれ…。母親から娘を奪ったのもそうだが、自分の代で始めたばかりの代書屋を伝統あるかのように振る舞って友人との遊びも妨害して修業を強いた上で反発喰らってグレられたというのはカシ子のマジな失敗で後悔すべき点であり、そこを鳩子が生気を失うほど思いを汲んであげるところではないのでは…。

そもそもカシ子は自分の娘にも出て行かれて絶縁状態になったという失敗があるのに、孫の鳩子でも同じ失敗を繰り返したわけで晩年の孤独はある意味自業自得。とはいえその孤独な最期の姿はあまりに切ない…。

これで愛情に気づけなかったと泣いてしまう鳩子はあまりに優しすぎであり、こんなん気づく方が無理…。母親に関しては絶縁状態のままだけど鳩子は戻ってきただけで偉いし、さらに継いだんだから立派すぎ。落ち込む話じゃない。これはしょうがないって…。

リバース 7話

古川(尾上寛之)は広沢(小池徹平)と大学時代も友情が続いていて広沢の彼女の川ちゃんとも3人でよく会っていたが、大学生になってリア充化して見える広沢と冴えない自身との差が深まるのを勝手に感じた古川は自ら関係を断ってしまったという。原作だともう少し深く色々語っていた古川だったがここは少しあっさり処理されたな…。大学生や社会人になって、早い段階だと高校生になって…それまで親友だと思っていた相手と価値観にズレが生じてきて徐々についていけなくなっていき疎遠になっていくことってけっこうあるあるなのでこの点もう少し掘り下げてほしかった。

谷原(市原隼人)がようやく目を覚ましたが何かを隠している様子。嫌味上司から早期退職を迫られている谷原は明日香(門脇麦)にもキツく当たっていた。連絡を受けた深瀬(藤原竜也)が谷原を一喝すると谷原もまた最近は弱い自分が圧倒的だ…と本音を語る。10年経って今回の事件をきっかけに本音を話しやすいいい奴キャラになって人望深まる深瀬。当初1番何も聞かされていなかった深瀬が今1番色々な当時語られなかった話を聞き出せているのが面白い。

八王子で看護師をやっている川ちゃんを1話かけて探し出した深瀬だったがなんと「川ちゃん」は2人いて本命の彼女はそっちの方だった。1人別の話を駆け抜ける村井(三浦貴大)はやはり妻に監禁されており、ようやく事務所スタッフに救出され自由の身になっていたので久々に4人揃って深瀬の家に集まり、送られてきた高校の卒業名簿で本命の「川ちゃん」こと「カワベ」さんを探す。

なんとそこに写っていたのは美穂子(戸田恵梨香)だった(現在の苗字は越智)。衝撃でフリーズする深瀬をよそに、谷原は美穂子を「川辺さん」と認識。よく野球チームにやってくるマスコット的存在で突き落とされた当日も一緒にいたという。さらに村井までもが選挙スタッフの1人だと告げる。浅見(玉森裕太)は面識が無いようだったが浅見の姿を外から見ている美穂子の回想映像がインサートされ、さらに大阪の実家に帰っていたはずなのに長野の事故現場にいる美穂子で次回へ続く!

美穂子が深瀬に好意を抱いているのは少なくとも確かだったようだが、最初の10年前の独白を聞いてから態度が揺れていた様子や、ストーカーから身を張って助けた際の謎のごめんなさい連呼など確かに…と思う箇所は振り返ると色々あった。ストーリー的に本筋と関係ない単に10年前の一件でギクシャクするだけの彼女というポジションにしては序列が上すぎるという謎もこれで解け