電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 最終話

アイ(西野七瀬)が消える前に成長した自分を見せようと翔(野村周平)が智章(清水尋也)、奈々美(飯豊まりえ)の協力も得て新作アニメーションの準備を進め、最後のデートを楽しんで映像を見せ、アイは綺麗に消え去っていくという既定通りの展開に。

やたら不機嫌なままだった奈々美は結局今回も智章に不機嫌な態度を取ったままだったが、智章の粘り強い本音交渉とクールキャラから弱さを見せるキャラ変により何とか氷解し、結局ヨリを戻した。意味不明に当たり散らしていたアイに対しては手紙でメッセージを伝えるだけで終わってしまい、最後に会ったのが一方的なブチ切れ文句、その前に会った時もブチ切れ文句しか言ってないんだけどそれを「ケンカもしたけれど」の一文で済ませた奈々美のメンタル凄い。智章に対しての不機嫌も途中からエスカレートしすぎだったけど、アイに対しての突如の敵意、アイへの敵意以降翔と全く接点が無いままというのは最後まで良く分からなかった。

アニメーションは未完成で途中で終わってしまったが、成長を見せた翔。最後はアイとキス…をしようとするが触れたか触れないかの瞬間に画面が真っ白に光ってしまうというアイドル演出が入りゼロ距離までやらせておいて光で消すなんて逆にどうなん、そのまま1話冒頭でも描かれた粒子になって消失しておしまい。

洋太(戸次重幸)と天野あい(西野七瀬)は翔の前には登場しなかったが、何故アイが出現したのかについてビデオガールとしてやり残した思いがあったのではないかとあいが推測を述べる程度で終わった。結局ドラマにおいては原作主人公2人が特別扱いで得して自分達だけ幸せになったズルい大人に見えてしまいかねないような扱いの難しいポジションになってしまったな…。翔の前にあいが姿を見せず、洋太もあいの存在を一切伝えず、あいがアイにだけ消える運命を伝え、アイも翔にあいの事は伝えなかったのはホントに申し訳なさと優しさしかなかった。今後も洋太とあいは隠し通すしかなさそうだけど。

ラストではアニメーション完成に至るまでがダイジェストで描かれ、3人の関係性が復活したのに加えて、フラれて去って以降忘れられていたリカ(大友花恋)も一瞬だけ再登場して制作仲間に入っている事が明かされ、完成したアニメーションに満足げな翔で終了。

しんみりするけど前向きな終わり方としてゴールはキマった感じではあったけど…全体には思った以上に暗~いドラマだった。なんかそんなに明るくはない主人公がアイに振り回されてドタバタしながら徐々にひかれていくみたいなライトなノリのドラマかと思いきや、アイ失踪からの主人公無気力状態を何週にもかけてやったのがあまりに長すぎた。そこからの最後に奮起して成長を見せる展開は何だか『ドラえもん』だったけど、そもそも物語開始時点での翔がどんな奴だったのかはあまり描かれていなかったし、少なくとも3週も4週も延々見せられた無気力状態よりはちゃんとした奴だったのは確かだ。炊事も洗濯もできないし…とか翔が言うのも引っ越してきてすぐにアイが出現した&アイ不在で無気力状態の時に部屋が散らかり放題だったというだけなので、ノーマルな状態で1人で生活が出来ないのかは本当のところまだほとんどやってないので分からない。それに当時ほとんど翔の目にも耳にも入ってなかったけどリカがアイの代わりを全部やってくれようと献身してくれてただろ!っていう。去る前のリカのアウトオブ眼中っぷりはかわいそうだったし、この後、リカとの交流が復活したのであればちょっと報われてほしいなとは思った。

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