CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 2話

田丸(西島秀俊)の知り合いのフリージャーナリストが国家の危機を知らせに田丸に会いに来るが目の前で毒殺されてしまった。残された写真と「アリス」という言葉を辿っていく一行。今回は上からの指示ではなくチームが独断で動いていたが、やがて児童買春システムだったことが発覚。アリスというのは児童買春を行い、暴力的な顧客に植物状態にされてしまった少女の名前だった。アリスの仲間の少女にドロレス(原菜乃華)という子が出てきたがさすがにそこをクララにしてClariSかよ!というギャグにする作風じゃないわな…。

政治家御用達の組織だけにタブーであり、結局これ以上暴くことはできなくなってしまう。条件として鍛冶(長塚京三)はアリスを植物状態に追いやった人物に対してアリスの治療費を生涯払い続ける事を確約させたのと、この手の組織は現在他に13個もあり、全て潰しても次にもっと巧妙なものが出てきてしまうので監視できる現状がベストだとかなんとか。何もかもぶっ潰して解決するのではなく、妥協するしかないというシリアスなオチに。

ただ確約しておいてアリス暴行犯、アリスを亡き者にしようと病室へ刺客を送り込んできた。ジャーナリストを殺害し、ジャーナリストの家で証拠探しをして田丸、稲見(小栗旬)と格闘したエージェントと同じ奴だったが、過去の闇を見せた稲見の脅しでエージェントは撤退。

その後、鍛冶が見ていたTVでは今後を期待される政治家として石黒賢が登場。その側近として先ほどのエージェントがちゃっかり登場していたため、アリスを売春して暴行したのは石黒賢という事だろうか…。

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 1話

テロリストに対して立ち向かう公安に新設された特捜班の活躍を描く硬派な刑事アクションドラマ。稲見(小栗旬)、田丸(西島秀俊)、吉永(田中哲司)、樫井(野間口徹)、大山(新木優子)の5人がチームで、局長の鍛冶(長塚京三)が、課長の青沼(飯田基祐)に指示を出して、班長の吉永がそれを受ける…といった構造。
5人はそれぞれ過去に何かしらのワケありで、鍛冶は優秀さを評価しながらもいざとなったら切り捨てる捨て駒のようにしか思ってない腹黒い一面も。

唯一の女性キャストで若手の新木以外はどこかで刑事役をやっていた印象の強い面々ばかり取り揃えていて、ベテラン的な雰囲気で違和感が無い。

冒頭から新幹線での爆弾テロを防ぐという派手なアクションが繰り広げられ、メインは首輪爆弾を仕掛けられた青年を救うミッション。この青年が暴行魔だが政治家の親の権力でのうのうと生きていたクズ野郎という救う気の起きない相手で、仕事に徹してクールに解決。それだけでは後味が悪いだけだったが、犯人だった娘が暴行魔に襲われた自殺した警官のオッサンが計画の立案は自分じゃないと言い出す。「平成維新軍」を名乗る集団に指示され、自分は爆弾のスイッチを押すだけの役割だったと。

その後、平成維新軍が始動を高らかに宣言。平成維新軍が起こすテロ事件を解決していくという1つに繋がった一大展開になっていきそう。

あまり深く考えずになんとなく黒幕を匂わせていたが収拾がつかずに黒幕しょぼかったという刑事ドラマばかりだし、平成維新軍のやってる事が某探偵の孫に出てくる∞ループ犯罪プロデューサー(笑)に近いところは気になるが、雰囲気的にはもっとスリリングにやってくれそうな期待感がある。