オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~ 5話

土田(斉木しげる)メイン&「キャプテン翼」回。ようやく全巻読んだことあるやつ(無印とワールドユース編まで。ROAD TO 2002以降はあまりにつまらくなって離脱)が来た。昔の常連客の子供が「キャプテン翼」に出てくるスカイラブハリケーンが実現できるかできないかで友人にバカにされ、月山(伊藤淳史)と土田が昔仲間とやっていたがその仲間と決別したので封印したというロナウド氏(ワッキー)の指導の下、スカイラブハリケーン再現に奮闘する話。

いつもはおなじみの面々がコスプレ姿でクラブにいるのに今回土田と、ノーコスプレの美樹(佐藤仁美)しか来てない状態に始まり、話の大半が月山と土田とゲスト。残りの面々は練習の序盤でノーコスプレで応援にかけつけてスカイラブハリケーン失敗負傷コントを繰り広げてからは出番が無く、ラストでようやくいつものコスプレ姿でクラブにいる…というコスプレ省エネが見られた。

今回は土田が3代目マスターであることが明言され、さらにスカイラブハリケーン成功の際に土田の目が燃えて覚醒する様子、ラストで誰かに電話をしてもうすぐ揃うと意味深な事を話しているシーンがあったが、いつものように土田が冷蔵庫の中の覚醒玉(?)を見つめるシーンは無し。土田も覚醒候補に含まれてたのね…。よりによって体張る回でメインにしてくるとは…。

痔でスカイラブハリケーンが出来ないとのたまっていたロナウド氏が常にスカイラブハリケーン発動に実に的確な位置へボールを蹴りこみ続けるという異常なまでの正確性のあるキックをしていたところが地味にウケた。またやっぱりこのドラマらしく、「キャプテン翼」といっても同じ少年ジャンプで連載したワールドユース編の方は綺麗にスルー。以降の青年誌移籍以降のグダグダは確かに放置でいいと思うけど、一応ワールドユース編も少年ジャンプなのに。そっちは壮絶な打ち切りエンドで終盤ダイジェストされたからなぁ…。

オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~ 4話

美樹(佐藤仁美)メイン&『シティーハンター』掘り下げ回。シティハンターのモッコリネタから話を広げたのか、ツッコミどころ満載の謎のセクシー集団(キャッツアイパロディだったらしい)に一同がモッコリして美樹が敗北するとか、月山(伊藤淳史)が痔になる→治療で訪れた肛門科の女医が美樹だったという流れから美樹は父の代から肛門のスペシャリストである父の意思を受け継いで肛門に全てをささげてきた…ラストも詐欺師相手に診察台で肛門へ攻撃しながらお仕置きするというメチャクチャなノリで、シモの話だけでほぼ押し切るという前3話とガラッと変えてきた作風に。ラストの肛門攻撃の下りはギリギリの線で笑いに走っていたが、医療行為でもって制裁に走るというのは立派な職権乱用で笑いになっていなかった気がしなくもない。老師みたいな看護師の元ネタも亀仙人なのかなんなのかよく分からなかったし。

シモが過ぎるせいか生駒里奈はいつも店にいるのにモッコリ展開時には不在、ラストで美樹に相手の男が詐欺師であることを伝えるためだけにノーコスプレスタイルで登場するなど、シモの話をするシーンからは徹底して外すというアイドル的配慮が。

オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~ 3話

漫画家志望の金城(柳俊太郎)と「ろくでなしブルース」の作者を重ね合わせたような話。「ろくでなしブルース」の作者が連載開始前に漫画家を目指すための期限があり、焦る中で実体験を元にして「ろくでなしブルース」を生み出した…というエピソードに合わせて、金城は沖縄から2年の約束で出てきていたが期限まで1ヶ月に迫るもジャンプの編集になかなかOKもらえないという状態。

それはいいんだけど、この土壇場で書き上げた作品が『ペガサスボール』というDBのパクリというギャグで、秘密クラブ内のメンバーに助言をもらって全部乗せで仕上げたプロットは新旧ジャンプのネタを盛り込んだもう軸の通ってない設定になっており編集者にもさじを投げられる始末。

ギャグとしては面白い展開なんだけど、2年もやっててオマ…コレ…というどうしようもなさすぎな才能の無さが際立ってしまう本末転倒な展開に。結局編集者の人はこんな才能の無い金城のどこに可能性を見出して2年も付き合ってあげていたのか分からないままに、月山(伊藤淳史)の演説で覚醒した金城はようやく自分にしか書けない漫画を描き上げ、さらに親へ約束の期限の延長を後押してしてもらい、編集の人に好評を得たところで終了。いくらサクセスで終わっても前半で才能の無さが際立たせすぎたせいでどうもなぁ。とりあえずアシスタントから入って勉強した方がいいのでは…。

オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~ 2話

新たな上司ケンドー・コバヤシに他社に奪われた取引先7店舗を取り戻さなければクビだと言われた月山(伊藤淳史)はまず1店舗目のカフェに出向くがそのカフェで火村智子(生駒里奈)を見かける。ジャンプ秘密クラブではNARUTOコスプレでオタッキー(死語)にNARUTO愛を語っていた女子大生の智子だったが好きな同級生に告白できずにいた。

この反動と元々の持論である「ジャンプに恋愛は不要」がブーストされ秘密クラブ内でも声高に恋愛不要論を主張し、メンバーと衝突する智子。しまいにはNARUTOの別キャラに扮して悪が宿り、正気を失って暴れまわる始末。ていうかデカい刀抱えて出てきたので『BLEACH』かと思った…。NARUTOタイトル以外知らんので全然分からん…。

月山の目に再び炎が灯り、正気を失った智子を止め、告白できずにいる反動だろう!とストレートに指摘・説得。みんなの前でプライベートをバラされた智子だったが意外と冷静に受け止めてみんなに相談。勇気をもって月山の助けも借りてNARUTOコスプレで告白に挑むが普段の智子を面倒そうに見ていた同級生まさかのジャンプ好きで告白成功。しかし恋愛漫画好きだと判明し、智子の方から殴りかかってジャンプに恋愛は不要だ!と叫んでフッてしまった。告白できずにいるから不要論に必要以上に固執しているのかと思ったら、そこは素だったのかよ。

ライバル社の入れ知恵で恋愛成就のパンケーキを売りにしていたカフェがこの騒動で客離れを起こしてしまい、このドサクサで月山はこのカフェを取引先として取り戻すことに成功するのだった…。そして智子も覚醒扱いでクラブの冷蔵庫内で2つめの灯が。

ジャンプ恋愛不要論を声高に主張する振り切った話に。なんか生駒が過度な主張して各方面にケンカ売ったみたいな際どい話になってしまったような気がしなくもない。しかも反論として取り出されたのが「キャッツ・アイ」という絶望的な古さに唖然。次に出されたのが数年前に終了した「ニセコイ」や現在連載中の「ゆらぎ荘の幽奈さん」という正直知名度では劣るような近年の作品ばかりという偏りっぷり。ドラゴンボールのブルマをDBの恋愛担当とかビミョーな線で出す始末。

同局でやっている「電影少女」ほか複数の恋愛モノでヒットした桂正和作品に一切触れないとか、00年代の恋愛モノでは代表ヒットと思われる「いちご100%」にもかすりもしないとはナンダコレ。、あまり大ヒットした恋愛漫画を例に出してしまうと不要論がストーリー上成立しなくなるからだったのだろうか。

オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~ 1話

週刊少年ジャンプ50周年を記念してのジャンプを題材にしたドラマ。冴えない営業マンの月山(伊藤淳史)がジャンプを愛するコスプレ集団が集うバー『オー・マイ・ジャンプ!』のオーナー土田跳躍(斉木しげる)に声をかけられるところから物語が始まった。戸惑いながらもオーナーに認められ店通いをするようになった月山は会社で上司に酷いいじめに遭っている部下の最上もがを救うことができず悩んでいたが、このバーでオーナーからキン肉マンの裏話などを聞くと何かが宿って覚醒。上司をぶっ飛ばして最上もがを救い一躍フロア内のヒーローとなった…が、あえなく別ビルの別部署へ左遷されられそこはヤクザみたいな部署でケンドー・コバヤシが上司として登場して次回へ続く。

他のコスプレイヤーたちと違い、月山のジャンプ愛は並以下で、最近は全く読んでないというレベル。しかしオーナーは何かの素質のあるものを見極めて探しているようで、今回月山が上司にキレた事で冷蔵庫に隠された器に1つ灯りがつくという謎演出が。最終的に「少年ジャンプが地球を救う」という部分に繋がっていくのかもしれない。

全体に主要キャストのコスプレ姿は80年代作品+ワンピースルフィ(伊藤淳史)、ナルト(乃木坂46生駒)。ほとんど80年代作品ばかり。ドラゴンボールではなくアラレちゃん(佐藤仁美)となっているほどで、個人的には少年時代の直撃作品がことごとくメインから外されている印象

というか83年生まれで作中の設定も同様の伊藤淳史が「ワンピースナルトは昔読んでたけど最近は読んでない、キン肉マンは意外と好きだった」と発言するのも年齢的にはおかしな話で、キン肉マンだと幼少期すぎるし、ワンピースナルトだと逆に小学校飛び越えて中学卒業や高校以降に連載が始まっている年齢になるので、1番ジャンプを読んでいたはずの小学生時代の連載作品がごっそり抜け落ちている事になる。ジャンプと言われて最初にこの少年時代から外れた3作品を上げる83年生まれは珍しいのでは。

この世代は同じ「マン」ならキン肉マンじゃなくて「ラッキーマン」が直撃だし、ワンピースナルトハンターよりもドラゴンボール幽遊白書ぬ~べ~スラムダンクるろうに剣心辺りに小学生時代いわゆる少年時代が直撃しているはずだが…。剣心は作者的な諸事情で取り上げられそうにな

どうもアラフォー世代(80年代作品)に生駒世代(ワンピースナルト直撃世代)をくっつけた感じで、現在アラサー前後の90年代に小学生としてジャンプに触れていた世代が置いてけぼりにされそう。取り上げられる作品ことごとくタイトルしか知らないという事になり、30%くらいしか楽しめそうにないが、転がり方次第では後半物語が加速するかもしれないのでその点に期待、ということで。