奥様は、取り扱い注意 2話

菜美(綾瀬はるか)、優里(広末涼子)、京子(本田翼)は今度は着付け教室で同じ受講生で大人の色気を放っている(とされる)夏希(高岡早紀)と知り合い仲良くなる。しかし夏希の色気の正体とは元AV女優だったためだったことが発覚。当時のスカウトマンが居場所を突き止めて嫌がらせにやってきたことでその事実が町中にバラされ、夫に過去を言っていなかった夏希は過去を悔やんではいなかったが追い込まれてしまう…という話。積極的に援助する3人だったが、さらには家に「小山あずみの家」(AVネーム)という落書きをされてしまい円満だった夫もショックで家出。町内会は糾弾会議のようなものまで開き、勇輝(西島秀俊)もかばうコメントを残すが、他の連中はAVの過去に冷たく、切り捨てようという態度を露骨に示す。このため菜美は自分たちだけで解決する、出来なければ私たちが町を出ていく!と町内会に喧嘩を売ってしまい、協力的だった勇輝以外の優里と京子の夫(石黒賢、中尾明慶)まで巻き添え事故を喰らう羽目に。

この2人は迷惑がっているので実質4人での協力となったが、ほどなくして犯人らしき人物が再登場。勇輝が追いかける中で、驚異的な身体能力で先回りした菜美は犯人を肘鉄一撃で沈めた後、さらに素早く戻り、追いかけてきたフリをして合流。しかしコイツは部下であり、元スカウトマン本人は部下が勝手にやったと謝罪し、500万円でケリをつけようと要求。

菜美はここに来て前回同様に個別で夏希に面会し、元探偵事務所勤めだったのでこういうのは得意だ予防線の嘘をついた上でこの事も口止めしつつ、500万円支払うように指示しすぐに取り戻すと約束。その後、証拠取り用の小型録音機とGPSを自費購入してセットし、500万円を持ち帰ったスカウトマン一味3名を一網打尽にし、さらに監禁されていた家出少女1人も救出。3人は逮捕され、家出していた夫も帰宅して夏希は夜の生活のカウンセラーとしてこの町で活動しているという珍妙なナレーションで解決した。

元AV女優を暗に糾弾していた町内会なのに夜の生活のカウンセラーとして受け入れるとか差別しているのか、寛容なのか。意味不明な町内だな…。ていうか京子の夫(中尾明慶)は元ファンだったらしく小山あずみ8時間ベストDVD(のコピーである真っ白なDVD-R)を所持していたことが京子に発見されていた…というのもよく考えるとおかしい。

高岡早紀の年齢とOLやってて先が見えて出演したという話からAVやってたのは20年以上も前の20代半ば頃の話のはずで、中尾明慶が現在アラサー設定だとすると小学生くらいの頃に現役だった事になってしまう。むしろ元AV女優を糾弾していた町内会長や夫辺りの年齢が知っている方がまだ自然のような…。

そもそも20年前だとDVDは無いのではないか。DVDの時代になって復刻されるほどの伝説級の人気女優だったのか。そしてそんな古い女優のコピーDVD-Rを所持している京子の夫はかなりマニアック…。

また犯人の元スカウトマン一味にしてもいかにもありそうな悪者ではあったけど、AV強要問題が一部で唱えられ、対してAV業界側がクリーンさをアピールしまくっているという昨今にこんなダークテンプレートみたいなキャラは些か安っぽすぎたような…。しかも家出少女監禁してましたというそこまでいる?という重大な余罪まで付け加えて。

あと「小山あずみの家」と塀に落書きされた後に、それを必死に消そうとしていた夏希が何故か「家」の部分から必死にゴシゴシしていたのはギャグとしか。そんな1番どうでもいい部分よりも「小山あずみ」という芸名を真っ先に消すべきなのでは。ラストシーンで3人も含めてペンキを塗りなおしている際も何故か「小山あずみ」の名前はまだ読めるくらいに残っていてどうでもいい部分ばかりが新しく塗られているという状態だった。これは何だったのだろう。