貴族探偵 6話

5話の続きだったが、新たな事件は起こらず、前回出番のなかった田中(中山美穂)、山本(松重豊)が合流するもなんと開始10分ちょいで愛香(武井咲)は真相が分かったと告げる。

4話でほぼ想像だけで固めた推理でもなんでもない妄想も酷かったが、今回は100%全部想像だけで話を展開する愛香。弥生(北香那)が殺人を犯し、使用人(白洲迅)がかばったというストーリーを妄想。お互いがやったと思い込んでいた2人はお互いをかばうために否定しなかったが、貴族探偵(相葉雅紀)は愛香の推理を酷い妄想だとバッサリ。ついに公式に妄想扱いされちゃったよ…。

真相は殺された3人はそれぞれを殺しあったものだと判明。愛香の推理前に鼻形(生瀬勝久)が言っていた3人が殺しあった、という推理が当たっていた事に。最後の1人死んでるじゃないか!と当初愛香はギャグ扱いしていたが、実際には最初に刺された奴が生きてて最後の1人を殺害した後に力尽きて死んだというのが付け加えられた以外は鼻形正解。愛香はまさかの鼻形にすら劣るという悲劇…。どうしてこうなった。一応愛香のフォローとしては弥生がやったと勘違いした使用人が密室を作り上げたという部分だけは妄想が当たっていた。というわけで名指しする犯人はおらず、3人がそれぞれ殺しあったという形で事件は解決した。

桜川(竜雷太)は使用人の弥生への深い忠誠と愛情を認めて弥生との結婚を許可。一行は感動ムードに包まれるが、ひとしきり終わってから愛香と鼻形はそういえば最初に吐血して病院送りになった金山(忍成修吾)に毒を盛ったの誰だ?という残された謎に気づく。慌てて2人は病院へ確認に行くが既に金山は退院しており、診察記録も残っていなかった。どういうことだ?と唖然とする2人だが、それよりも愛香はこの病院が桜川家の経営である事に気づき、また師匠である喜多見切子(井川遥)が死亡したのもこの病院だった事を思い出し、事務所に戻って改めて死亡届を引っ張りだして(現れた幽霊の切子は無視)切子の死に疑念を抱いていた。

初期の頃は切子と会話しているような描写だったので、切子が死んだことを認めずに生きていると思い込んでしまったとかそっち系かと思ったが、そのあたりはちゃんと分かっているらしい。

と、愛香は切子の件に完全移行、鼻形は出番が無く、金山の件が放置されてしまう中で、貴族探偵は桜川と2人で密談していた。事件を仕組んだのは桜川だろうと貴族探偵が告げていたが、事実上貴族探偵が初めて自ら推理を語っていることになるんじゃないのかこれ。金山は桜川の指示で死んだフリをしただけで、目的は残り3人を疑心暗鬼にさせて潰しあってもらう事

桜川は認めはしなかったものの、不自然に愛香の話題を持ち出し、見どころがあるとかいずれ師匠(切子)を越えて脅かす存在になるのでは?などと評価。あんな妄想と醜態しか見せていないのにどこをどう見たらそんな高評価できるのか…。さらに切子を殺したのが貴族探偵である事にもいずれ気づくのでは?とも告げ、謎が深まったところで次回切子の回想話へ続く。

暗躍系俳優の忍成修吾がやっぱり暗躍。しかしいったいどこで雇われた者だったのか、正体不明のままだった。暗躍しても最後はあえなく捕まるか消される…というイメージも強かっただけに逃げおおせたのは暗躍キャリア(?)の中でも珍しいのでは。

あと竜雷太の声が聞き取りにくいほど振り絞るようなギリギリな喋り方だったのは役作りでわざとそうしていたのか、素でこうなってしまっているのか。後者だとしたら高齢だしかなり心配なところだが…。またこれらと使用人と弥生のラブストーリーが主軸になったので、前回は桜川家の事情説明役として出番の多かった加藤あいは今回はほぼ空気だった。

貴族探偵 5話

貴族探偵(相葉雅紀)が何者なのかを探るため、依子(木南晴夏)の紹介で貴族探偵と親しいという桜川鷹亮(竜雷太)に会いに行った愛香(武井咲)。しかし依子はすっぽかしてバカンスに行ってしまっていたので帰ろうとしたが外孫の皐月(加藤あい)が依子とも知り合いで仲に入れてくれた。桜川との面会も果たせた愛香だったが貴族探偵の事を聞こうとしたらなんかそこにもう貴族探偵いた…。

屋敷では孫の弥生(北香那)の婿にして桜川家の次期当主を選ぶための儀式が行われており候補のオッサンたち4人が集まっていた。貴族探偵は儀式の立会人として呼ばれていたという。北香那は『バイプレイヤーズ』で中国人役で終始カタコトで喋ってた人か。

そんな中、候補の1人だった忍成修吾が突如吐血。暗躍系俳優の忍成修吾が第一犠牲者として退場するとは思いもよらない。しかし退場(病院送り)にはなったものの、かろうじて生きているという。桜川は儀式は続けると宣言するが、密室の別館にいた候補者たち残り3名は相次いで全員死体で発見されて次回へ続く!

初の前後編という事で、背景説明などに費やしてややスローな展開だった。執事勢も中山美穂、松重豊が登場せず、佐藤(滝藤賢一)が終盤相次いでの3人死体発見時にボディーガード役で先陣を切っていたのみ。

加藤あいが久々のドラマ復帰となったが、34歳で30歳設定で雰囲気がほとんど変わってなくてビックリ。深田恭子といいこの辺りの世代は一世代上の人たちに比べて老けないなぁ…。

貴族探偵 4話

地下アイドルの有畑しずる(藤川千愛)がライブ後に自殺。しずるは恋人「田名部優」との恋愛をブログに綴っていたが最近失恋したと落ち込んでいたという。ファンのオタク集団は田名部優の特定に躍起になっていて愛香(武井咲)に調査を依頼してきたが愛香は拒否。直後に1話の関係者でお得意様の依子(木南晴夏)がやってきてを“いづな様”を迎える儀式が行われる温泉へ行くことに。そこに記された名前から「田名部優」が来ている事が分かる。さらに貴族探偵(相葉雅紀)や鼻形(生瀬勝久)まで客として登場。愛香は危惧するが案の定、田名部を名乗ってやってきた男(渋谷謙人)が殺されてしまった!

導入雑!世間狭ッ!

“いづな様”を迎える儀式をする女将が釈由美子。釈由美子といえば『スカイハイ』でイズコ役をやっていたが名前が近いからこの人選なのだろうか?そして冒頭のオタク集団が『電車男』から干支が1周したのに当時のままの典型的オタク像で止まっている辺りがマジでシエクスン…。そして交際相手とのラブラブな日々と失恋までをブログに綴る地下アイドルって。

これまで愛香は捜査の際にはちゃんと手袋をしたりと証拠品を扱う際はそれなりに注意を払っていたが、今回はベタベタ素手で触りまくり。メモ書きの跡が出てきた時は鉛筆でサラサラ浮かびださせたまでは良かったが、筆跡が「田名部優」の物か確認するため、なんとそれを素手でぶち破って「田名部優」の名前が書かれたお札の前まで持っていく始末。破らずにメモ張ごと持っていけばいいのに何故証拠になるかもしれんものを破いたりしちゃってんの…?

最終的には釈由美子が犯人だと推理。温泉が枯れたのをバレないようにするためなどと温泉の出を確認するような行動を一切取ってなくて何の証拠も無いのに妄想で高飛車な態度を取って追い込むというこれまた前3話に比べると愛香の様子がおかしい。途中からほとんど妄想じゃないかっていう。しかも直後に貴族探偵が犯行時間に一緒にいたから釈由美子じゃ無理!と証言するという1番痛いハズしっぷり。

前回まではもう少し慎重な姿勢で推理していたし、こんな妄想ばかり並べたり、単純なアリバイ確認まで怠ったりはしていなかったと思うんだけど演出変わった?既にこれまで推理3回外しててより慎重にならなきゃいけない状況でのふるまいとは思えないほど雑になってしまったような…。

今回執事たちが来ていない(いつもの登場人物図解整理はメイド田中(中山美穂)が映像を送り込んでくる形で出演)ので貴族探偵が推理するのかと思いきや、反対の山を短時間で走破して落ちた橋を引き戻した佐藤(滝藤賢一)の活躍で、分断していた道が開通。いつも通り使用人たちが推理を行った(今回は佐藤メイン)。

殺された「田名部優」は「田名部優」では無かった。赤川和美というのが殺された男の本名。その友人で赤川和美を名乗っていた女(柳ゆり菜)が本物の「田名部優」だった。しずると優は同性愛だったが、しずるが死んだ事でファンから恨みを買い命の危機を感じた優はいずな様を頼ってここにやって来たが本名を公開すると狙われるので友人で女性名っぽい赤川和美に事情を話して名前交換をしてここに来ていた。犯人はそんなことは知らずに優を名乗っていた赤川君を人違いで殺してしまったという。

というわけでここにきて初めて目当ての人物を殺していなかった事を知った哀れな真犯人。当初アリバイが無いとされていた阿部力がその真犯人だった。F4(花より男子)の1人が犯人かよ…。

何故か今回も延長回だったが、終盤で突如の同性愛、名前入れ替え、勘違いで殺人…と色々ぶっこんできてしっちゃかめっちゃかに。橋を落とした人物に至っては阿部力が橋を落とす必要が無くなってしまったので、全く別のもう1人の女性が貴族探偵ともっと一緒にいたいから落としたというとってつけた説明が最後に加えられる始末。色々ぶっ飛んでいた…。

貴族探偵 3話

愛香(武井咲)の元に依頼にやってきた女子高生(橋本環奈)は教師の恋人(内野謙太)が殺人事件の犯人にされ、マスコミと同級生から追い詰められ孤立化していた。橋本環奈が付き合っている相手に普通のOVER 30’S WORLDのおじさんを起用したというのはアラサー視聴者に夢と希望を与えるためか、若手イケメン俳優を使ってしらけさせないようにしているのか。

かつて女子高生だった頃に師匠(井川遥)に同じように救われた愛香は自身を重ねて捜査に乗り出す。そこにはまた貴族探偵(相葉雅紀)一行がいた。

殺されたのは岩佐真悠子。久々に見た気がするが「がんばっていきまっしょい」とか「ブザー☆ビート」でギャル系の学生やってたのからもう干支1周か…(遠い目)。開始25分程度で愛香は夫の高橋努を犯人と推理するが、また失敗。今回は山本(松重豊)が推理し、真犯人の陽月華を暴いた。

死体がバラバラで腕と頭が切り離されていたというのがキーになっていたので、愛香の推理では夫の高橋が妻の寝顔にキスしている動画が実は生首だけだったというもので猟奇的だったが、真相は美容師の陽月華がマネキンの頭部だけ外して死体の頭部をセッティング。腕も駆使して来客にまるで岩佐真悠子の髪を切っているように見せかけていたというアリバイ工作だった。

どっちにしても怖ぇ…。

軽快に飛ばしてたけど、なんでこんなエグい話になったんだ今回。

また岩佐真悠子は橋本環奈と教師が付き合っているのを掴んで脅して金を取っていたとされていたが、犯人の陽月華の不倫(?)もつかんで脅して3年も金を取っていたと判明。なんだこの人、文春主婦か?なんでそんな次々と隠している交際を暴いていたんだ。家ではボクサーの高橋努(ドMと告白)に暴力三昧だったというし、いったいどんな人だったんだ…。

前2回以上に気合いの入っていた愛香はまたしてもな失敗に落ち込むが橋本環奈は尽力してくれた愛香に感謝。愛香は貴族探偵にこれまでのささいなふるまいから本当は最初から分かっているんじゃないか?と問い詰めるが逃げられてしまう。また今回は師匠の登場は回想のみで幽霊のような出現はしなかった。

橋本環奈が最強クラスのオーラを放つ中で、武井咲の回想シーン女子高生姿は出すタイミングが悪かったとしか言いようがないほど現役感が無くなっていた。いつの間にかすっかりお姉さんになっていたんだな(遠い目2)…。

貴族探偵 2話

愛香(武井咲)が探偵に取材したいという人気作家の別荘に向かっていると貴族探偵(相葉雅紀)一行に遭遇。揃って別荘に到着すると作家は死んでいた!死んでるだけの役に大和田伸也を使うという無駄遣い…。

管轄外なのに鼻形(生瀬勝久)を始めとした捜査チームが現場にやってくるという問題は1度貴族探偵を経験した事から貴族探偵担当という事で上層部に指名されたためと雑に説明。一応現地の刑事もゲストで出てきた。

作家のファンだったというメイド田中(中山美穂)が今回はメインという扱いで、初回では見せなかったような変なテンションの高さで出番が増加。もしかして初回の後に謎の中山美穂メイド絶賛記事が上がったのは2話へ注目を引くための仕込みだったのか?
久々の初回2桁視聴率に喜んでメイド中山美穂を前面に推して2話も15分延長にした結果…あっさり1桁に急落というのがいかにもフジテレビ。

初回同様に愛香が間違えた推理をして今回は関係者4人のうち2人を犯人と指名。メイド田中が残り2人が犯人だと推理し、再現VTRで今回影の薄かった佐藤(滝藤賢一)と山本(松重豊)も活躍した。

最後だけ持って行った貴族探偵だが、今回は登場も早く、出番も初回より多く、初回よりも若干嫌味がかったテイストにしたことで初回よりはマシな貴族キャラになってきた感じが。実際しっくりこなくて撮影し直すくらい貴族探偵をどうキャラ付けるか制作サイドも迷っていたという話も出ているので、2話でだいぶ定まってきたところはあったのかも。

ラストで師匠の喜多見(井川遥)に愚痴っていた愛香だったが、初回以上に喜多見=幽霊を示唆するような意味深なカット割りや病院の回想シーンがインサートされた。また消えたチョコレートを持って行ったのが貴族探偵?というエンディング映像といいこの辺りは気になる。