エレカシ自選作品集 EMI 胎動記

DISC-1
No タイトル 作詞 作曲 備考
ガストロンジャー 宮本浩次 宮本浩次 22ndシングル 最高29位 売上2.4万枚
俺の道 宮本浩次 宮本浩次 29thシングル 最高74位 売上0.3万枚
29〜31stシングル3枚同時発売
歴史 宮本浩次 宮本浩次 14thアルバム『扉』収録曲
未来の生命体 宮本浩次 宮本浩次 ミニアルバム『DEAD OR ALIVE』収録曲
平成理想主義 宮本浩次 宮本浩次 15thアルバム『風』収録曲
精神暗黒街 宮本浩次 宮本浩次 11thアルバム『good morning』収録曲
かくれんぼ 宮本浩次&
小林武史
宮本浩次 12thアルバム『ライフ』収録曲
部屋 宮本浩次 宮本浩次 12thアルバム『ライフ』収録曲
夜と朝のあいだに… 宮本浩次 宮本浩次 15thアルバム『風』収録曲
10 DJ in my life 宮本浩次 宮本浩次 33rdシングルC/W、15thアルバム『風』収録曲
11 季節はずれの男 宮本浩次 宮本浩次 13thアルバム『俺の道』収録曲
12 宮本浩次 宮本浩次 15thアルバム『風』収録曲
13 あなたのやさしさをオレは何に例えよう 宮本浩次 宮本浩次 28thシングル 最高39位 売上0.4万枚
14 化ケモノ青年 宮本浩次 宮本浩次 32ndシングル 最高71位 売上0.3万枚
15 Ladies and Gentlemen     11thアルバム『good morning』収録曲
『コール アンド レスポンス』のイントロ的な14秒のトラック
16 コール アンド レスポンス 宮本浩次 宮本浩次 24thシングル(アルバム同発) 最高55位 売上0.6万枚

Produced by 宮本浩次&根岸孝旨(1)、宮本浩次&Pymiersher Light(久保田光太郎,河野圭)(5)、小林武史(7,8,13)

DISC-2
No タイトル 作詞 作曲 備考
地元のダンナ 宮本浩次 宮本浩次 16thアルバム『町を見下ろす丘』収録曲
ハロー人生!! 宮本浩次 宮本浩次 30thシングル 最高77位 売上0.3万枚
29〜31stシングル3枚同時発売
パワー・イン・ザ・ワールド 宮本浩次 宮本浩次 14thアルバム『扉』収録曲
DEAD OR ALIVE 宮本浩次 宮本浩次 ミニアルバム『DEAD OR ALIVE』収録曲
流れ星のやうな人生 宮本浩次 宮本浩次 16thアルバム『町を見下ろす丘』収録曲
友達がいるのさ 宮本浩次 宮本浩次 33rdシングル 最高38位 売上0.5万枚
今をかきならせ 宮本浩次 宮本浩次 16thアルバム『町を見下ろす丘』収録曲
生命賛歌 宮本浩次 宮本浩次 31stシングル 最高76位 売上0.4万枚
29〜31stシングル3枚同時発売
地元の朝 宮本浩次 宮本浩次 14thアルバム『扉』収録曲
10 so many people 宮本浩次 宮本浩次 23rdシングル 最高38位 売上1.3万枚
11 ハロー New York! 宮本浩次 宮本浩次 27thシングル『普通の日々』C/W
12 イージー 宮本浩次 宮本浩次 14thアルバム『扉』収録曲
13 シグナル 宮本浩次 宮本浩次 16thアルバム『町を見下ろす丘』収録曲
14 武蔵野 宮本浩次 宮本浩次 24thシングルC/W(アルバム同発)
11thアルバム『good morning』収録曲
15 I don't know たゆまずに 宮本浩次 宮本浩次 16thアルバム『町を見下ろす丘』収録曲

Produced by 佐久間正英&エレファントカシマシ(1,5,7,13,15)、宮本浩次&久保田光太郎(6)、宮本浩次&岡野ハジメ(10)、小林武史(11)

※03年以降シングル200位以内データ

リリースデータ

2009年9月16日 初登場63位 売上0.3万枚 監修:宮本浩次
選曲:エレファントカシマシ
EMI ミュージック・ジャパン

メンバー

Vocal,Guitar,その他いろいろ 宮本浩次
Electric Guitar,Acoustic Guitar 石森敏行
Bass 高緑成治
Drums 冨永義之

エレファントカシマシ自選ベスト。彼らのデビューは88年だが、日比谷野音でのライブから20周年を記念しての企画である。3作同時リリースのうち後半期であるEMI在籍の99〜06年の選曲になっている。この時代にリリースした6枚のアルバム+1枚のミニアルバムの中から選曲されておりシングル曲にはこだわっていない。ただし『ハロー New York!』のみアルバム初収録のC/W曲となっている。特設サイトはこちら。宮本のロングインタビューも読むことが出来る。

ポニーキャニオンの後半にも予兆はあったが、EMI1発目の『ガストロンジャー』は全編に渡って語り&叫びという衝撃の打ち込みロックだった。再び売れ線を捨てて初期のような激しいロックに傾倒したかと思えば、メロディーで聞かせる曲があったりとEMI時代は試行錯誤の時期であるとされている。実際に行き場のない感情を吐き出したような楽曲群はパワーはあるものの何とも煮え切らずはっきりとしない。全体的には叫んでいる曲が多く、極上のメロディーはあまり聞けない。しかもただでさえポニーキャニオン以降はバンドではなく宮本が単独でアレンジ参加するなどバックバンド状態になっていたバンドは、EMI前半期には宮本が打ち込みを駆使したりプロデューサーと2人でアルバムを作ったりで参加していなかったりもする。後半にはEPIC以来のバンド名義の編曲が帰ってきてバンドへの回帰を果たしている。とはいえこの時期の曲は極上のメロディーと激しさのバランスがかみ合って輝かしいヒットチャートへの復帰を果たした07年以降ユニバーサルへ移籍したエレカシを期待して聞くとそのバランスがメチャクチャでコントロールできていない。個人的には何曲かいいかなと思う曲はあったが、いかんせん曲数も多いのでどうにもパッとしなかった。そういう意味でコアなファンにはなれそうにない。

B002HJ5WRI

印象度★★★☆☆

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