日日是好日

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 花になれたら 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
2 Weekend Hero 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
3 回復魔法 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
4 日日是好日 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
5 8分前の僕ら 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太 4thシングル両A面曲
6 夏のナディア 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
7 My Revolution 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
8 大切な人 藤巻亮太、
田中秀典
飛内将大、
藤巻亮太
飛内将大、
藤巻亮太
4thシングル 最高42位 売上0.3万枚
9 かすみ草 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
10 春祭 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
11 おくりもの 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太  
12 ing 藤巻亮太 藤巻亮太 藤巻亮太 3rdシングル 最高36位 売上0.2万枚

Strings Arrangement:河野圭(5)、飛内将大,藤巻亮太,徳澤青弦(8)、森俊之(12)

リリースデータ

2016年3月23日 初登場22位 売上0.5万枚 Produced by 藤巻亮太
「大切な人」Produced by 藤巻亮太、山田勝也
ビクター

藤巻亮太2ndアルバム。ミニアルバム『旅立ちの日』からは10ヶ月ぶりで、フルアルバムとしては3年5ヵ月ぶり。1stアルバム以降にリリースされたシングル3曲を収録。配信限定でリリースされ、「ing」C/WとしてCD化されていた「アメンボ」は未収録。発売時期が卒業シーズンだった事もあり、「3月9日」などレミオロメン時代のヒット曲とセットで新曲も披露する形でのメディア出演が積極的に行われたが長いブランクが響いて売上は伸びなかった。

レミオロメン時代も売れた直後の反動で暗黒時代があったけど、レミオロメン休止後、ソロでの前作『オオカミ青年』でソロしてやりたいことを全て吐き出してしまい、スランプに陥ったとされている。元よりリスナーとしてはソロとレミオロメンの差にそんなに大きなものは感じていなかったが、レミオロメンとの差に悩んでリリースが止まってしまっていたようだ。14年12月のシングル「ing」リリース後から徐々に復活。ミニアルバム『旅立ちの日』で文字通りに迷いの日々から旅立ち、差を気にせずに今やりたいことをやろうという結論に達したようで、ようやく悩みから解き放たれた開放感が今作には溢れている。とにかく心に軽やかでさわやかな風が吹き抜けていくような前向きさ。レミオロメン時代も明るい曲はあったけど、今作の明るさはもっと自然体というか、いちいち言い聞かせたり、改めて確認せずとも、感じるままに行けばいいというようなリラックスした佇まい。サウンド的には3ピース+αというレミオロメンとほとんど同じ構成なんだけど、この明るさはレミオロメン時代にもなかったものだと思う。意識しなくなったことで逆に新たなソロとしての魅力が芽生えたかも。

そんなわけで開放的な曲が多く、レミオロメン時代含めてもかなり聞きやすいアルバム。先行シングル3曲だけが妙にかったるく、シングルがシングルらしくないどころか下手したらスキップした方が風通しが良くなってしまうような勢い。「ing」は好きだったけど、「大切な人/8分前の僕ら」は2曲ともかったるかったのでまさかアルバムがこんなに開放的だとは思わなかった。

B01B15O2VK

印象度★★★★☆

2016.6.26更新

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