parallel universe

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 アオゾラカナタ AZUKI 七 中村由利 古井弘人  
2 As the Dew〜album version〜 AZUKI 七 中村由利 古井弘人 2ndベスト『THE BEST History of GARNET CROW at the crest...』収録曲 リアレンジ
3 Over Drive AZUKI 七 中村由利 古井弘人 31stシングル 最高4位 売上2.2万枚
4 tell me something AZUKI 七 中村由利 古井弘人  
5 迷いの森 AZUKI 七 中村由利 古井弘人  
6 空に花火〜orchestra session〜 AZUKI 七 中村由利 古井弘人 コンセプトアルバム『All Lovers』収録曲 リアレンジ
7 渚とシークレットデイズ AZUKI 七 中村由利 古井弘人  
8 The Crack-up AZUKI 七 中村由利 古井弘人  
9 strangers AZUKI 七 中村由利 古井弘人  
10 今日と明日と AZUKI 七 中村由利 古井弘人  
通常盤のみ収録
11 Over Drive〜theater version〜 AZUKI 七 中村由利 古井弘人 31stシングル別Ver.
映画「名探偵コナン 天空の難破船」主題歌バージョン

Orchestra Arrangement:藤原いくろう(6)

リリースデータ

2010年12月8日 初登場10位 売上2.3万枚 Directed by GARNET CROW GIZA studio

メンバー

Vocal,Chorus 中村由利
Keyboards AZUKI 七
Keyboards 古井弘人
Guitars 岡本仁志

GARNET CROW8thアルバム。オリジナルは1年3ヵ月ぶりだが、2010年はベスト・コンピレーションアルバムを2作リリースしていたので1年に3枚のアルバムを発表したことになる。シングルは1作しか出ていなかったが、2作にそれぞれ新曲として収録されていた曲を別バージョンで収録。「As the Dew」はサビ始まりに構成が変更されたが掲載されている歌詞は元のままとなっている。「空に花火」はオーケストラバージョン。ベスト収録の新曲を次のオリジナルアルバムにバージョン違いで収録する手法は同じ年に倉木麻衣もやっていた。

初回盤は全10曲。「GARNET CROW Symphonic Concert 2010〜All Lovers〜」から3曲のライブ映像を収録したDVD付
通常盤は映画「名探偵コナン 天空の難破船」主題歌として使用された主にイントロ部分が明確に違う「Over Drive〜theater version〜」をボーナストラックとして追加収録した全11曲。
2パターン複数商法となり、初回盤の特典DVD/CD違いはやっていたが本編のCD収録内容が異なるのは初となった。

通常が暗めな作風なのでそこからすれば比較的明るくてポップ寄りのアルバムというのはこれまでにも何作かあったが、今回はこれまで以上に開放的な雰囲気が漂っている。これまでと少し違う作風に関して語られているインタビューはこちら。先行シングルとなった「Over Drive」の開放感から広げていった感じだろうか。ベスト盤を経ての新たなステージを予感させるし、基本ずっと同じ制作作業(作詞作曲編曲ギターで4人分担)なので、8枚目ともなると期待される芸術点高めの方向性ばかりでも行き詰ってきたりもありそうだし、何かしら変化していかないと続けられないところではあったのかなとは思う。それでも基本的にミディアムの曲が並んでいるし、中村由利のボーカルがそもそも明るくないので、あくまでGARNET CROWにしては明るく感じられる、自由になったなぁという感覚。今まで何となくとっつきにくくて聞いてなかった人は、今作が1番入りやすいかもしれない。個人的には幻想的なのよりこのくらいの方が聞きやすいのでいいとは思うが、意外と突き抜けたアップテンポが無いので「晴れ時計」みたいなギター&ポップなイメージで突き抜けた曲はあっても良かったようには思う。また通常盤ジャケットのカラフルポップな感じはさすがに盛りすぎ。そこまでカラフルではなく、初回盤ジャケットの方が今作のイメージに近いと思う。

B00450XP3K初回盤DVD付(全10曲) B00450XP44通常盤(ボーナストラック付の全11曲) 

印象度★★★★☆

2023.10.25修正

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