MUSIC LIFE(『BALLADE BEST☆MELODIES』付属)

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 BLEEZE(Album Ver.) TERU TERU GLAY&亀田誠治 50thシングル(『BLEEZE〜G4・V』) 最高4位 売上5.9万枚
2 百花繚乱 TAKURO TAKURO GLAY&亀田誠治 51stシングル 最高6位 売上4.4万枚
3 Only Yesterday TAKURO TAKURO GLAY&亀田誠治  
4 疾走れ!ミライ TERU TERU GLAY&亀田誠治 51stシングル両A面曲
5 祭りのあと TAKURO TAKURO GLAY&亀田誠治  
6 浮気なKISS ME GIRL TAKURO TAKURO GLAY&亀田誠治  
7 妄想コレクター HISASHI HISASHI GLAY&亀田誠治  
8 Hospital pm9 TAKURO TAKURO GLAY&亀田誠治  
9 DARK RIVER TAKURO TAKURO GLAY&亀田誠治 48thシングル 最高4位 売上5.4万枚
10 TILL KINGDOM COME TAKURO TAKURO GLAY&亀田誠治  
11 MUSIC LIFE TAKURO JIRO GLAY&亀田誠治  

 

BALLADE BEST☆MELODIES
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 つづれ織り〜so far and yet so close〜 TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 バラードベスト『WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』収録曲
52ndシングル3曲A面3曲目(Live from Miracle Music Hunt 2014-2015)
2 BELOVED TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 9thシングル 最高3位 売上84.1万枚
3 Eternally TAKURO TAKURO GLAY
Remixed by Koniyoung
48thシングル3A面曲
4 pure soul TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 4thアルバム『pure soul』収録曲
5 HOWEVER TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 12thシングル 最高1位 売上134.2万枚
6 都忘れ TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 3rdアルバム『BELOVED』収録曲
7 Satellite of love TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 10thアルバム『GLAY』収録曲
8 春を愛する人 TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 3rdアルバム『BELOVED』収録曲、11thシングルC/W(カット)
9 ずっと2人で… TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 5thシングル(カット) 最高34位 売上4.0万枚
10 カーテンコール TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 3rdアルバム『BELOVED』収録曲
11 Together TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 2ndアルバム『BEAT out!』収録曲
12 LET ME BE TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 4thベスト『THE GREAT VACATION VOL.2』収録曲
13 SORRY LOVE TAKURO TAKURO GLAY&佐久間正英 37thシングル『Ashes.EP』3曲目
14 さくらびと TAKURO TAKURO GLAY&亀田誠治 新曲

リリースデータ

2014年11月5日 初登場2位 売上9.0万枚 Produced by GLAY&亀田誠治 loversoul music & associates

メンバー

Guitar TAKURO
Guitar HISASHI
Bass JIRO
Vocal TERU

GLAY13thアルバム。前作以降の3シングルのうち、4曲を収録。48thシングル3曲A面の残り2曲「Eternally」「時計」、49thシングル3曲A面の3曲全て「DIAMOND SKIN」「虹のポケット」「CRAZY DANCE」といった亀田誠治が関与してない楽曲(「DIAMOND SKIN」が佐久間正英、それ以外はセルフ)は全て未収録。このため今作は全面的に亀田誠治との共同プロデュースとなっている。また『BLEEZE〜G4・V』からはメイン扱いの「BLEEZE」のみで、残り3曲「外灘SAPPHIRE」「黒く塗れ!」「YOU」は亀田誠治関与楽曲だが未収録となっている。「BLEEZE」はアルバムバージョンとなり歌詞が一部追加された。豪華盤として公式サイトによる投票で収録曲を決定したBALLADE BEST☆MELODIES』が付属する。これはそのまま人気順となっており、「Eternally」はここでアルバム初収録となった。また公式通販G-DIRECT限定盤ではメンバーがセレクトした『BALLADE BEST☆MEMORIES』が付属する。新曲「さくらびと」の収録のみが共通している。

佐久間正英が亡くなったので亀田誠治と組むようになったと捉えがちだが、前作を2枚同時発売した時点で佐久間正英との集大成、セルフプロデュースで分けてリリース。佐久間さんが存命だったとしても佐久間さん離れを示唆するような流れにはなっていた。「DIAMOND SKIN」は佐久間正英が病気を公表後にリリースになり、発表当初は既に亀田誠治と組んだ「DARK RIVER」をリリース後だったため"佐久間正英と再びタッグを組む"と紹介され、TAKUROも「僕らと、GLAYの事を長年支えてくださってる佐久間さんの全てを詰め込んだ」といった佐久間正英との集大成にして最終作品であるようなコメントを残していたが(参照)、楽曲自体は前作の時点で完成していたともされていた。いずれにせよ佐久間正英を離れてセルフをやってみつつ亀田誠治と組もうとしていたタイミングと佐久間正英の病気発覚と死が偶然にも重なったということになるようだ。

今作を聞いて亀田誠治になってもいつものGLAYと感じるか、ちょっと新しくなったぞと思うか。感じとしては両方だ。「BLEEZE」とかセルフや佐久間さんの頃よりも明らかにポップでさわやかに突き抜けたり、「百花繚乱」のようなはじけたりしている部分は亀田誠治のプロデュース効果のようにも思えるけど、それ以上にTAKUROではなくTERUがシングルを意識して書いた曲だったり、そもそも最初からはじけていこうという意識によるところも大きい気がする。どっちかというとTAKUROが随分リラックスして、逆に以前はアルバムのスパイス的に自由にやっていた他のメンバーがキャッチーな曲を書こうとしているような…。とはいえ聞き終えてみると最終的には概ねいつものGLAYだった、という感じになる。それでも佐久間さんやセルフでやっていたときよりもポップ色というかなんとなく売れ線っぽさが強い気がして、ここは現在J-POP売れ線のど真ん中にいる亀田誠治のカラーだろう。佐久間さんとずっとやっていただけに亀田流プロデュースとの違いも相当新鮮だったみたいだし、そういったメンバーの新鮮な感触がそのままアルバムに反映されているので20周年とは思えないほどのフレッシュさは確かにありそこは新しい部分だと思う。その新しい部分(ポップ色強め)がJ-POP的にはそこまで新しすぎなかったのがいつものGLAYにも聞こえる理由なのかも。いかにも亀田誠治らしいストリングス連発になるかと思ったら「BLEEZE」と「DARK RIVER」でしか使ってなかったのは良かった。ただ個人的にGLAYに求めているものとはちょっと違う感じもある…。

『BALLADE BEST☆MELODIES』
以前のバラードベスト『WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』、その他ベスト盤でも聞ける全盛期楽曲がいつものように並ぶ+それ以外の曲という構成。「Winter,again」や「Way of Difference」などが外れ(メンバーセレクトでもスルー)、それでも最上位クラスの人気を誇ると思われる「HOWEVER」は「BELOVED」は外せないといった感じになっているのは誰でも投票できるシステムだったのと現状のGLAY人気が絡み合った故だろうか。15周年ベスト以降のバラードでは最高傑作だと思っていた「Precious」が入らずに「Eternally」が2位とか、「時の雫」スルーで「つづれ織り」が1位とか意外だけど。そして前作でも外され、今回もファン投票はおろかメンバーセレクトすら外されたヒットバラードシングル「HAPPINESS」が不憫…。シングルカットなのに50万枚ヒットしたし、当時しっかり爪痕を残した名曲だと思ってたんだけどなぁ…。選ばれた13曲に関しては個人的にはWHITE ROAD-Ballad Best Singles-』の方が1枚のアルバムとして好きなんだけど改めてバラードのGLAYの良さが感じられる。新曲「さくらびと」は思っていたよりも音数が少ないピアノメインのアコースティックバラード。曲自体は美メロだけどこれDISC-1の締めじゃダメだったのだろうか。

B00NR3IDQK豪華盤  B00NR3PS901CD盤

印象度★★★★☆

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