ドキュメンタリーフィルム the band 記録と記憶

DISC-1
ドキュメンタリーフィルム「the band」記録と記憶

DISC-2
No タイトル 備考
2016.5.22 Masterpeace Unplugged Live at ES Gallery
1    
2 orion 5thアルバム『TUTTI』収録曲
3 ランブル 4thシングル
4 Driffting Drive 26thシングルC/W
5 グラフティー 1stシングル
6 ビターズ 3rdアルバム『ハートビート』収録曲
7 shining 9thアルバム『Roots&Routes』収録曲
8 かよわきエナジー 1stアルバム『かよわきエナジー』収録曲
9 the band 26thシングル
10 パスポート 5thアルバム『TUTTI』収録曲
11 スパイス 24thシングル(公式通販&ライブ会場限定)『ならば青春の光』C/W
2016.7.20 the band release GIG at 新代田FEVER
12 the band 26thシングル
13 グラフティー 1stシングル
14 1stシングルC/W
15 ランブル 4thシングル
16 天国の口、終わりの楽園 11thアルバム『Out Of Blue』収録曲 当時発売前
17 トワイライト 6thシングル

リリースデータ

2016年9月19日 ライブ会場&特設サイト限定1000枚 Youth Records

メンバー

Vocal,Guitars 松本素生
Guitars,Chorus 中澤寛規
Bass,Chorus 石原聡

GOING UNDER GROUND7thDVD。1000枚限定生産ライブ会場&特設サイト通販での限定販売。これまでの公式通販限定作品と異なり、公式通販サイトでは販売されておらず今作用の特設サイト経由でしか購入できない。3人での再始動以降、シングル「tha band」とアルバム『Out Of Blue』制作模様を軸に本人や関係者インタビューを交えてここまでの苦しい現状を明かした80分程度のドキュメンタリー作品。DISC-1がドキュメント本編(チャプター分けなしの1トラック)。DISC-2には5月に行われた3人体制でのアンプラグドライブの模様と7月に行われた通常バンド編成でのライブの模様を収録したライブ作品となっている。

DISC-1
09年の伊藤洋一脱退に続いて15年の河野丈洋脱退でバンドががけっぷちに立たされていた辺りで、単にメンバーが減ったからバンド継続をどうするかというのだけではない本格的な金銭面での窮状も公表するようになったが今作はそれでもバンドを続けることを選んだ残された3人の決意と独立して新体制での意気込み、今の姿を映し出したドキュメント作品。伊藤、河野も関係者として普通にインタビューに応じており、脱退理由に関しても改めて触れているが、特に伊藤に関しては当時そこまで深く語られなかった辞めた理由を赤裸々に語っていて正直その事実に驚いた。当時のGOINGは売上1万割れになってピークを越えた時期ではあったがそれでも本格的に窮地に陥るほど厳しい売上枚数ではなかったと思うんだけど、正直ここまで厳しい状況になっていたとは意外だった。所属していたアクアミュージックが経営あんまり上手じゃなかったのだろうか…。アクアも普通に今作には協力しているので揉めたわけではないようだけど、事務所離脱を考え始めた松本から相談を受けたというザ・コレクターズの古市コータロー氏のインタビューはミュージシャンという同業者にして外からの視点で語っていて興味深かった。まあ今作の核心はそこよりもこれからに向いているとは思うんだけど、少なくとも状況がこれ以上悪化することはなさそうだし(というか人気ピークを過ぎてからここまでが不当に状況が悪かった感じ)、何より各種インタビューからもメンバーのメンタル面での前向きさは印象的で新たなGOINGに期待できるんじゃないかと思う。

DISC-2
こちらには直近のライブ2本を収録。前半のアンプラグドライブはアコースティックスタイルだが、石原のベースもアコースティックベースで、ボーカルもマイクを使用しない完全な生声、生演奏。MCもそのまま収録されている。河野が作った「shining」披露後に楽曲制作エピソードを語っているんだけど歌入れ当日になって歌詞とメロディーだけ別物に変わって驚いたという話をしている部分はDISC-1本編で河野が楽曲制作に対するメンバーの考え方の違いについて語っている部分と表裏一体のように繋がっていて興味深かった。

後半は通常のバンド編成。こちらは勢いのあるバンドの姿を堪能できる。2つのライブ通して選曲はメジャー初期に偏っているが、これはやはり1st〜3rdまでが1番バンドの状態が良かったという直近のインタビューで語っていた事と合致する。しかも以前はよくライブでやっていた定番曲よりも個人的に好きな曲をより優先しているような印象もある。松本は自身の曲で嫌いな曲もたくさんあると公言しているので、ここで披露されているのは本当に好きな曲たちなんだろうけど、こういった偏ったところで松本と嗜好が噛み合わないリスナーも多そうであり、これは少々辛いところがあるなと改めて思った。

特設サイト限定

印象度★★★★☆

2016.10.11更新

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