A BEST

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
A Song for ×× 浜崎あゆみ 星野靖彦 本間昭光 1stアルバム『A Song for ××』収録曲 New Vocal&Mix
Trust 浜崎あゆみ 木村貴志 木村貴志、本間昭光 3rdシングル 最高9位 売上18.2万枚 New Vocal&Mix
01年マキシ化再発盤 最高29位 売上2.4万枚
Depend on you 浜崎あゆみ 菊池一仁 本間昭光、守尾崇 5thシングル 最高6位 売上13.1万枚 New Vocal&Mix
01年マキシ化再発盤 最高27位 売上2.8万枚
LOVE〜Destiny〜 浜崎あゆみ つんく 小林信吾、前島康明 7thシングル 最高1位 売上65.1万枚
01年マキシ化再発盤 最高20位 売上3.9万枚
TO BE 浜崎あゆみ D・A・I 鈴木直人、D・A・I 8thシングル 最高4位 売上32.5万枚
01年マキシ化再発盤 最高26位 売上2.9万枚
Boys&Girls 浜崎あゆみ D・A・I 鈴木直人、D・A・I 9thシングル 最高1位 売上103.8万枚
Trauma 浜崎あゆみ D・A・I 鈴木直人、D・A・I 10thシングル『A』収録曲(3曲目) 最高1位 売上163.1万枚
End Roll 浜崎あゆみ D・A・I 鈴木直人、D・A・I 10thシングル『A』収録曲(4曲目) 
appears 浜崎あゆみ 菊池一仁 HΛL 2ndアルバム『LOVEppears』収録Ver.(シングル同発)
11thシングル(30万限定) 最高2位 売上29.1万枚 
10 Fly high 浜崎あゆみ D・A・I HΛL 2ndアルバム『LOVEppears』収録Ver.
13thシングル(30万限定、カット) 最高3位 売上30.0万枚
11 vogue 浜崎あゆみ 菊池一仁 鈴木直人、菊池一仁 14thシングル 最高3位 売上76.8万枚
12 Far away 浜崎あゆみ 菊池一仁、
D・A・I
HΛL 15thシングル 最高2位 売上51.0万枚
13 SEASONS 浜崎あゆみ D・A・I 鈴木直人 16thシングル 最高1位 売上136.7万枚
14 SURREAL 浜崎あゆみ 菊池一仁 HΛL 17thシングル(アルバム同発、初回限定発売) 最高1位 売上41.7万枚
15 M 浜崎あゆみ CREA HΛL 19thシングル 最高1位 売上131.9万枚
16 Who... 浜崎あゆみ 菊池一仁 鈴木直人 2ndアルバム『LOVEppears』収録曲

リリースデータ

2001年3月28日
2016年3月28日(15th Anniversary Edition)
初登場2位、最高1位
初登場9位
売上429.5万枚
売上0.9万枚
Produced by MAX松浦 エイベックス

浜崎あゆみ、初のベスト盤。当時周囲の状況に疲弊しきっていた浜崎本人が雑誌のインタビューなどでも発売に否定的だった胸の内を明かしていた(発売に納得するのに時間がかかった)。後にこの当時に引退まで考えていたとまで発言。実際、当時の「CD HITS!」インタビューのラストは専業主婦を人生第二の目標として掲げるなどかなりの疲弊っぷりであった。発売時は宇多田ヒカルの2nd『Distance』との激突で大いに話題となり、空前絶後の大ヒットがぶつかった。結果的にはこれだけ売上げてオリジナルアルバムの宇多田に敗退。2週目に僅差で1位を獲得したが、デイリーチャートで7日中6日負けていたとか、他のチャート機関ではいずれも2位のままだったことなどから疑惑の1位ともささやかれているらしい。選曲は浜崎本人が行っており、冒頭3曲も本人の意向で歌いなおしている。表記にあるのはその3曲だけだが、『End Roll』も歌い直しされていると指摘されているほか、いくつかの曲のミックスが変更されている模様。

発売15周年を記念して2016年の同日には15th Anniversary Editionとしてリマスター発売された。リマスターはStephen Marcussenが担当。初回生産限定盤豪華BOX仕様(Delax Edition)には収録曲のうちMVが存在する楽曲のMVを収録したBlu-ray、DVDが両方付属、アニバーサリーブック、7種のうち1種のインナージャケプリントTシャツがランダム封入され、通常盤の3倍程度の価格設定となっている。

いきなりデビュー曲が無かったり、いくつか抜けているシングルがあるがこの時期までの代表曲は一通り網羅してあり、最大公約数に応えたようなベスト盤。浜崎あゆみをちゃんと聞いたことがない人、いいとは思いつつも早すぎてついて行けなかった人(俺含む)はとりあえずこの1枚からゆっくりついていこう。リリースペースがとてつもなかっただけあって活動年数の割には妙に中身が濃くなっている。当時はベスト早すぎるという意見が多かったが今にして思えばこれでよかったような気がしてきた。正直あまりに速い流れについていけず、当時は1度たりとも借りる事さえ無かったのだが、曲自体はどれも馴染みのあるものばかり。元々ダークな歌詞が共感を呼んで人気が爆発したようなところがあったが、その人気爆発が逆に世間とのギャップを呼んでしまい、売れて苦労が報われて満たされるどころかすっかり疲弊して精神的によりダークな状況になってしまったようで、売れてからもダークな曲が多い。絶望3部作と呼ばれる11〜13を始めとする後半は悲壮感さえ漂ってくるほど。ファンへ向けてのラストの『Who...』という配置もファンの存在で何とか私このペースの中でも生きていけます的な暗さ(ていうか実際にインタビューで似たような発言をしてた)を与えるままに終了。商業音楽の最高峰で生きていくのは大変だ。とはいえとりあえず耳に残る名曲ばかり。本当に引退していたら伝説どころじゃすまない勢いのような気もする。このハイペースでこれだけ生み出していたのがとにかく凄い。

なおこの時点までで抜けているシングルは以下の通り

1st『poker face』、2nd『YOU』、4th『For My Dear…』、6th『WHATEVER』、7th両A面『LOVE〜since 1999〜』(つんくとデュエット、アルバム未収録)、10th『A』の1曲目『monochrome』、2曲目『too late』、12th『Kanaliya』、18th『AUDIENCE』

B00005HWK401年オリジナル  B01B65ICV615th Anniversary Edition(初回盤BOX)  B01B67CBG615th Anniversary Edition(通常盤)

印象度★★★★★

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