JAPANESE SINGER

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
Sing Forever 平井堅 平井堅 松浦晃久 32ndシングル 最高7位 売上1.6万枚
いとしき日々よ 平井堅・松尾潔 平井堅 鈴木Daichi秀行 34thシングル 最高7位 売上3.0万枚
CANDY 平井堅 櫻井大介 田中直 30thシングル 最高7位 売上1.4万枚
お願いジュリー☆ 平井堅 平井堅 田中直  
僕は君に恋をする 平井堅 平井堅 亀田誠治 31stシングル 最高3位 売上7.0万枚
さよならマイ・ラブ 松尾潔 松尾潔・豊島吉宏 Maestro-T・清水信之  
R&B 平井堅 平井堅 田中直  
Girls 3x 平井堅・松尾潔 平井堅・中田亮 中田亮  
アイシテル 平井堅 平井堅 亀田誠治 33rdシングル 最高9位 売上3.4万枚
10 BLIND 平井堅 平井堅 田中直  
11 Miss サマータイム 松尾潔 川口大輔 田中直  
12 夢のむこうで 平井堅・松尾潔 平井堅 川口大輔  
13 あなたと 平井堅 平井堅 鈴木大  

※シングル200位以内データ

リリースデータ

2011年6月8日 初登場3位 売上12.7万枚 Produced by 平井堅/松尾KC潔 DefSTAR RECORDS

平井堅8thアルバム。カバーアルバム、C/Wベストを挟んでオリジナルとしては08年以来となった。間に発売された5シングルを収録。ライブDVD付初回盤A、今作収録のシングル5曲+「夢のむこうで」のPVを収録したDVD付初回B、通常盤と3種存在し、明確な2パターン複数商法となっている。シングル含めても平井堅が複数商法をやるのはこれが初となる。R&Bに転向してブレイクした際のプロデューサーだった松尾潔(CHEMISTRYの初期プロデューサーでもあり、MISIAや宇多田の初期にも関与するなど00年代初頭のR&B系ヒットを裏で支えた立役者)が久々に起用されているが、参加は「いとしき日々よ」からでそれ以前の4シングルには関わっていない

元々平井堅は幅の広いシンガーで、イメージの強いR&B(そもそもこれも売れるために契約切れ直前に手を出した)やバラード以外にもポップなのからマニアックなものまでアルバムには毎回いろんな曲調が入っていた。それでも大まかにブレイク期のR&B中心から徐々にポップ路線という流れはあり、前作はかなりポップに振り切った内容だった。今回はR&B中心だった頃の松尾潔を呼び戻しているので再びR&B路線に帰ったのかと思いきや、そういうわけではない。確かに生音バンドサウンドの曲は2曲程度にとどまり、打ち込みの曲は多いがストリングス、ホーン等バンド以外のところで生音は重視している。乾いたリズムのシンプルな曲という「楽園」頃を思わせるような曲は無く、王道のバラード、ゴスペル、ラテン、ファンク、ハウス、R&B…等々曲ごとに多彩な楽曲が展開。同じような曲は「バラード」カテゴリの曲だけなんじゃないかという勢いだ。そんな中で沢田研二をリスペクトしたような「お願いジュリー☆」や一昔以上前を思わせるサマーソング「Miss サマータイム」に代表されるように昭和を思わせる歌謡曲の雰囲気が全体に漂っている。ブレイクした頃はメロはともかく、アレンジ面で特に洋楽っぽさの方が前面に出ていたので大きな違いはそこだと思う。和風全開な要素は特に見当たらないものの、今作全体に漂う歌謡曲っぽさ(全開ではなくそこはかとなく漂う)が今回のタイトルの由縁なのかもしれないと感じた。単純に各楽曲そこまで好みではなかったのだが(特にバラードは名曲だが過去を越えるほどではなくあくまで安定路線)、1枚のアルバムとしての完成度としては非常に高いと感じたし、ソロシンガーでここまでやれる人はなかなかいないんじゃないかと思う。平井堅のこれまでを総括しつつ、ここまで来たから作れたアルバムだと思う。

【特典応募ハガキ無し】JAPANESE SINGER(初回生産限定盤A) ライブDVD付初回盤A  【特典応募ハガキ無し】JAPANESE SINGER(初回生産限定盤B) PV収録DVD付初回盤B  【特典応募ハガキ無し】JAPANESE SINGER 通常盤

印象度★★★★☆

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