〜Heartful Best Songs〜Thank You!!

No タイトル 作詞作曲 備考
サンキュー!! KURO,MICRO,U-ICHI,Takahiro Watanabe 3rdシングル 最高15位 売上7.2万枚
お ぼ え て る。 KURO,MICRO,U-ICHI,Ryosuke Imai 12thシングル 最高11位 売上1.0万枚
ヒーロー(Strings Ver.) KURO,MICRO,U-ICHI,Takahiro Watanabe 2ndシングル『アイコトバ』C/W 新録音Ver.
恋のデシベル KURO,MICRO,U-ICHI,Takahiro Watanabe 1stアルバム『ROCK THE WORLD』収録曲
サルビアのつぼみ KURO,MICRO,U-ICHI,Takahiro Watanabe 7thシングル 最高12位 売上4.0万枚
君がくれたもの KURO,MICRO,U-ICHI,Ryosuke Imai 10thシングル 最高8位 売上4.3万枚
いつもいつでも KURO,MICRO,U-ICHI,Kazunori Fujimoto 2ndアルバム『musication』収録曲
二人がいいね KURO,MICRO,U-ICHI,Ryosuke Imai 新曲
Take it easy KURO,MICRO,U-ICHI 2ndアルバム『musication』収録曲
初回盤では代わりに『夜中に書いたラブレター』収録
10 学びの窓 KURO,MICRO,U-ICHI,Takahiro Watanabe 6thシングル『JOYRIDE』C/W
11 メリーゴーランド KURO,MICRO,U-ICHI 1stミニアルバム『Oooh!家〜!』収録曲
12 ミ・エ・ナ・イ・チ・カ・ラ KURO,MICRO,U-ICHI 3rdアルバム『FAMILIA』収録曲
初回盤では代わりに『流れ星〜Shooting Star〜』収録
13 Lige goes on&on(Extended Ver.) KURO,MICRO,U-ICHI,YANAGIMAN 1stアルバム『ROCK THE WORLD』収録曲 新録音Ver.
14 HOME SWEET HOME(Reform) KURO,MICRO,U-ICHI indies2ndアルバム『HOME SWEET HOME』収録曲
3rdシングルC/W(Reborn) 新録音Ver.
15 ホームシック KURO,MICRO,U-ICHI,Takahiro Watanabe 3rdアルバム『FAMILIA』収録曲
16 アンコール・シンフォニー KURO,MICRO,U-ICHI,Takahiro Watanabe インスト 新曲

リリースデータ

2008年2月6日 初登場5位 売上4.3万枚 ソニー

メンバー

KURO
MICRO
DJ U-ICHI

HOME MADE 家族ハートフルベストアルバム。純粋にベスト盤ではなく「コンパイルアルバム」「ハートフル・ベスト・ソングス」などと曖昧にして色んな表現をされている企画ベスト盤。メッセージ性の強いハートフルな楽曲が選曲されている。直前シングルカットされた『お ぼ え て る。』と『二人がいいね』は今作のための書き下ろし。その他別バージョンになった曲が3曲あり、特に『HOME SWEET HOME(Reform)』はWii Leeアレンジ(中期SMAPのアルバム曲でよく登場している)によるニューヨークでの豪華外人生バンド演奏でリメイクされている。ラストにはインストの新曲が収録されているが『サンキュー!!』冒頭にもインストが挿入されている。初回盤はDVD付のほかに9曲目と12曲目の収録曲が何故か違う仕様。

『サンキュー!!』は好きな曲だったけど正直この曲と『HOME SWEET HOME』だけで、いわゆる大事MANブラザーズバンドと『それが大事』みたいにグループ名を示しちゃってもうそれ以上は無いみたいなイメージがあった。実際この2曲がずば抜けてて後の曲にもいい曲はあるけど凌ぐ曲はないように感じた。基本的にグループ名が示すように彼らが同じヒップホップ系でメンバーの身長差を示した「大中小」で売っていたKICK THE CAN CREWと大きく違う点は、KICKがどちからかといえば「間違ってねぇ!」「俺たちについてこい!」的な態度だったのに対して、身近な人への感謝を全面に押し出しているそのハートフルさにあったように思うので、わざわざその部分だけ切り取ったことを強調するというのも少し意味が分からない。1stアルバムくらいしか聞いてないので知らないのだがそれ以外の曲もけっこうあったのだろうか?またラップの流行が完全に「サビに関しては完全に聞かせるメロディーがある」という風に変わってしまったのでサビ(ラップではHOOKという)でもラップとメロの中間を狙ってくるようなタイプの彼らのようなグループは少し状況的に厳しくなってしまった感もある。新作の『お ぼ え て る。』はかなりの名曲だが、サビは完全にメロディー+ラップ挿入という風に最近の曲になるにつれて少し時代に合わせてメロディー重視になっている傾向もあった。また彼ら以降、「ついてこい」的なタイプではなく身近な人への感謝などストレートな感情を歌ったラップグループがどんどん台頭してきたので彼らのスタイル自体が登場時に比べて珍しいものでもなくなってしまった。そんなわけで聞かせるサビメロがそこまで明確にない彼らの曲は、コアなHIP HOPファンは見向きもしないし、最近の流行を形成している層からも少し中途半端に感じる人も多いかもしれない。個人的にはけっこう悪くないと思うんだけど、やっぱ『サンキュー!!』が強すぎるかなぁ…。

B0010SGSLG初回盤DVD付(9,12曲目が違う)  B0010SGSLQ通常盤(9,12曲目が違う)

印象度★★★★☆

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