Whistle Portrait Version

No タイトル 作詞 作曲 備考
レール 新里英之 新里英之 レンタル限定シングル
ビタミンI 仲宗根泉 仲宗根泉  
告白 TUN TUN  
君のいない世界 新里英之 新里英之  
すてがらHOLLY 宮里悠平 宮里悠平&TUN  
哀しみの向こう側 TUN TUN  
うけんビーチ 宮里悠平 宮里悠平  
少年 新里英之 新里英之 レンタル限定シングルC/W(ショートバージョン)
Super Positive TUN TUN  
10 Answer 仲宗根泉 仲宗根泉  
11 帰り道 宮里悠平&
仲宗根泉
宮里悠平&
仲宗根泉
レンタル限定シングルC/W(ショートバージョン)
12 時をこえ 仲宗根泉 仲宗根泉  

 

Portraot VersionのみDVD
タイトル 備考
〜Looking for HeartY 新しい宝物〜 地元沖縄でのドキュメント映像
〜みんなと鳴らす、未来への音〜 未発表タイトル未定新曲、コーラス部分の合唱指導映像
〜僕らの笛の音〜
レール
告白
2曲のPV

リリースデータ

2010年1月27日 初登場1位 売上13.6万枚 Produced by HY
Sound Produced by 根岸孝旨
東屋慶名建設

メンバー

Vocal,Guitar 新里英之
Keyboard,Vocal 仲宗根泉
Guitar 宮里悠平
Bass 許田信介
Drums 名嘉俊(TUN)
and Shinker

HY6thアルバム。08年4月以来のリリース。これまで1度もシングルを出していなかったが09年秋には「レール」(C/Wにさらに2曲をブツ切りショートバージョンで収録)をレンタル限定で先行リリースしていた。2作続いた笹路正徳を離れて今回は根岸孝旨をサウンドプロデューサーに迎えている。初回盤Portrait VersionはDVD付。ドキュメント、未発表曲の合唱指導、PV2曲が収録されている。インディーズのためレンタル開始が自由で、今作発売と同時に前作のレンタルを解禁。今作は前作よりかなり早く、2010年秋にはレンタル解禁となった。またこれまでのような後になってどんどんと追加仕様で発売されるような事態も起こっていない。

サウンドプロデューサーは変わったが基本的にはあまり変わっていなくていつも通り落ち着いたミディアムなバンド路線が中心になっていて、恒例のように泉の聞かせるバラードもある安定作。一応中盤過ぎにはロック路線の曲もあるものの、リード曲的な扱いで前に出ているのは落ち着いた曲ばかりのため、全体的な印象にあまりロック感は無い。どの曲も安定して良いがどれも同じようにいい感じなので案外これといった残る曲があまり無かったりもする。そのため沖縄サウンドを導入したラスト「時をこえ」は妙に印象に残る。12曲で67分というのはやや長めだが、非常に安心の1作である。「366日」以降のリスナーならまあ普通にいい1作だとは思うけど…ずっと聞いてきたリスナーはこの辺りから退屈さを感じるようになって離れていったんじゃないかとも思う。この辺りからの人気激減っぷりはけっこう急激なものがあったし。

DVDの方は、地元ドキュメントがメイン。地元を愛し、地元が街をあげてHYを盛り上げている様子が分かる内容になっていて、後半では2ndアルバム『Street Story』収録曲の「隆福丸」をフューチャー。というのも新里の祖父が使っていた実在する木製の船で、老朽化による廃船が検討されていたがHYの曲になっていることと珍しい木製の貴重な船だということで陸揚げして残しておくことが決定。そのエピソードが披露されている。これにより「隆福丸」の前で「隆福丸」を歌うというライブの模様が収録されている。かなり爽快ロック&ラップな1曲なんだけど、今のHYにあまりこういう曲が無くて変わったなぁと改めて感じた。もう1つは未発表のタイトル未定の新曲。一部が収録されているが、ラストのコーラス部分をこれからみんなに覚えてもらって全国のライブで合唱してもらってそれを録音して次回作とかに収録したいとのこと。曲の方は最近の王道のミディアムである。

B002ZB7HNU初回盤DVD付Portrait Version  B002ZB7I84通常盤 

印象度★★★☆☆

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