19th NEO UNIVERSE/finale

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NEO UNlVERSE/finale
00年1月19日
初の両A面シングル(厳密にはインディーズでリリースした唯一のシングル「Floods of tears/夜想花」以来だがメジャーでは初)。初動だけで前作の売上を突破する50万オーバーを記録。前作で大きく落としながらも「HEAVEN’S DRIVE」とほぼ同水準の売上推移を見せて5作目となるミリオンを突破した。また2週目の売上も25万近くと非常に高い数字をたたき出しながら伝説の激戦週(サザンの「TSUNAMI」が1位を獲得したあの週)だったため6位となっており、6位の最高売上枚数記録を打ち立てている。初回盤は紙ジャケット仕様。

結果的に今作が最後のミリオンヒット作。同年8月末にリリースしたアルバム『REAL』はわずかに今作を下回り、また同時期にブームを迎えていたGLAY共々バブルがはじけたように一気に売上は収束していく事となった。

NEO UNIVERSE

作詞:hyde、作曲:ken、編曲:L’Arc~en~Ciel&岡野ハジメ
資生堂のCMタイアップ。バンドというより打ち込みが強調された近未来的なサウンドが斬新な楽曲。何だかギターとドラムあんまり演奏してない気がしなくも無いが、ベースにしても打ち込みに生を重ねるかのように分厚くなっていて、打ち込み特有の妙に綺麗に整った感じにはならずに適度な歪みがあるっていうのはバンドマジックか。これはリリースタイミングが非常に秀逸で90年代が終わって2000年になったという究極のタイミングでこういう近未来を感じさせる楽曲というのは2000年が来た!そして21世紀も目前(21世紀は01年から)!という気分をさらに盛り上げてくれたように記憶している。
★★★★☆
8thアルバム『REAL
1stベスト『Clicked Singles Best 13
3rdベスト『The Best of L’Arc-en-Ciel 1998-2000
8thベスト『TWENITY 2000-2010

finale

作詞:hyde、作曲:tetsu、編曲:L’Arc~en~Ciel&岡野ハジメ
映画『リング0 バースデイ』主題歌。小説・映画が大ヒットした『リング』シリーズのスピンオフ的な作品で若き日(生前)の貞子の姿を描いた作品。このためか貞子があのホラー映画の代名詞のような貞子へ変貌していくまでを楽曲でも表現したような文字通り終幕感溢れる暗い大作バラード。「NEO UNIVERSE」が明るい近未来を感じさせるのとは真逆で今作は明るい未来など待ってはいない世紀末のような世界観。個人的には「NEO UNIVERSE」に乗っかりたいテンションだったので今作はどうにもこうにもではあったが改めて聞くとスケールの大きさには圧倒される。
当時カラオケによく行っていた5,6名の仲間のうち2名がこぞって「NEO UNIVERSE」と今作を毎回奪い合うように歌っていたが、聞けば分かるようにどちらも高音がすさまじく普通の中学3年生(当時)には到底出せない。これをわざわざ2つとか3つ上げて原曲キーで歌うもんだから(今と違いこの頃までのカラオケはキーが高い曲は標準がキー下げの状態で歌本に「+2」とか「+3」とか書いてあってリモコンで#をカチカチ上げる事で原曲キーに出来るようになっていた)、当然限界突破で声はガッラガラに。この曲を歌った後の2人のテンションはダダ下がりで声もガラガラ、文字通りぐったりしているので他の数名でしばらく歌いまわす事となり、以降入れる曲もろくに歌えなくなる始末。挙句の果てにはもう声が出ないと言い出して、毎回カラオケの撤収を早めるため、“カラオケの場をfinaleへ導く曲”という印象が当時何より強かったのを記憶している。せめて前作「LOVE FLIES」とか次回作「STAY AWAY」を歌えば喉が即死亡なんてことは回避できるはずなのに何故よりによってこの2曲や「Pieces」など無理めな曲ばかり歌って毎回自爆するという過ちを繰り返し続
★★★☆☆
8thアルバム『REAL
1stベスト『Clicked Singles Best 13
3rdベスト『The Best of L’Arc-en-Ciel 1998-2000
8thベスト『TWENITY 2000-2010

C/W hole

作編曲:yukihiro
1分ちょいしかないインスト曲。迫ってくるような勢いは1分ちょいながら程よい高揚感を与えてくれるが、次のリミックスへの繋ぎといった印象も。
★★★☆☆
4thベスト『The Best of L’Arc-en-Ciel C/W

C/W trick~new wave of japanese heavy metal mix~

作詞作曲:yukihiro、re-mixed by yukihiro
7thアルバム『ray』収録曲のリミックス。元々良く分からない曲だったが、リミックスでさらに難解な雰囲気に。yukihiroによるC/Wのリミックス連投はこの後『ectomorphed works』をリリースして一段落となり、以降自身の趣味の世界観はラルクではなくソロ活動で発散するようになったためか、C/Wでリミックスを発表することはピタリと無くなった。『ectomorphed works』にはnew2 wave of japanese heavy metal mixと題されたnewが二乗になった別リミックスで収録。
★★★☆☆
アルバム未収録

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