4th 線路沿いの恋

線路沿いの恋
96年11月1日
作詞:別所悠二、作編曲:松ヶ下宏之
松ヶ下のメイン楽器はギターだがレコーディングではキーボード、ピアノを自ら演奏することが多く、ギターと鍵盤両方弾けるマルチプレイヤーだった。今作は4作目にしてピアノサウンドを主体とした文字通りの渾身の勝負作。過去の恋を振り返るアップテンポなんだけどとびきり切ない大名曲。畳みかけるように繰り返されるサビメロはキレキレで、6分を越える長尺にも関わらず全く長さを感じない。次回作からはサウンドプロデューサーを起用して方向性がひねくれてストレートさが失われてしまうので、恐らく相当な自信作であった今作さえ全く売れなかった事で方向性の転換を余儀なくされたものと思われる。

後の「声」にしても「ラストツアー」にしても名曲だけど、がけっぷちの状況でとにかく名曲を生み出さねば!という尋常ならぬ気迫を感じるのも確か。この曲にはそういった気負いは無く、純粋にいい歌を作り上げるべく活動していた結果辿りついた境地…といった印象がある。最高傑作

なお次回作「Time goes by…君がいるだけで」ではNEW VERSIONとしてリメイクしているが…シパシパした軽い打ち込み構成になってしまい何ですぐにこんな微妙なデチューンを行ってしまったのか…という微妙な仕上がり。
★★★★★
2ndアルバム『Target
5thシングルC/W(NEW VERSION)
ベスト『Early Singles+
ライブアルバム『20021228LIVECOMPLETE』(ライブ)
リテイクベスト『Best Retakes』(リテイク)

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