FIELD OF VIEW 20周年 全曲レビュー〜Beat reC時代 1998-2001〜

98年に日本コロムビアにBeat reCというビーイングのレーベルが作られ、BAADと共に既にコロムビアにいたPAMELAHも含めて移籍。浅岡以外のメンバーも作曲を開始し、自作楽曲メインの活動へ移行した。ヒット曲は出せなくなってしまったものの、一定の固定ファンは残り、当時のビーイング勢の中では消えないギリギリの立ち位置でそこそこ安定した活動を継続し、当時のビーイング勢にとって半ば鬼門となっていた(大半が20世紀の間に自然消滅or解散)21世紀突入も無事に果たした。

この時代の前半は自作体制に移行したことで、4人+キーボードを入れたシンプルなロックサウンドを追及していたが、後半になると様々なアレンジャーを起用し、新たな方向性にトライするようになり、やがて最終的にはバンドサウンドをほぼ放棄。打ち込みメインの実験的な作風へとシフトしていくが、既にBAADとPAMELAHがリリース停止状態でBeat reCで稼働しているのがFIELD OF VIEWだけになっていた。

※2015年分割リメイク、アルバム全曲追加

8thシングル 渇いた叫び
98年5月20日
作詞作曲:小松未歩、編曲:小澤正澄
アニメ「遊戯王」OPということでジャケ裏はアニメ仕様。1年1ヶ月ぶりの新曲。同レーベルとなったPAMELAHの小澤が編曲を手がけていて、これまでよりもややロック寄りなギターサウンドになっている。硬派でかっこいいが、意外と同系統の楽曲が他になく、3rdアルバムでも少し浮いている。歌詞のほうはやや抽象的で難解なのだが、とりあえず応援歌っぽい内容。タイアップ先の「遊戯王」は今なお人気があるテレ東版ではなくテレ朝でやっていた局もキャストも異なる最初のアニメ化の方で、半年で終了したのでOPもEDのWANDS「明日君が壊れても」も変更なしで最後まで使用された。WANDSの方はトップ10入りしたので曲だけは耳に入っていたが見ていなかったので全く記憶にない。
★★★★☆
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『
Memorial BEST〜Gift of Melodies〜
4thベスト『
complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio

C/W 孤独なTraveler
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:池田大介
前作C/Wに続いてアコギを生かしたアップテンポナンバー。ただ意味なく頑張ろうぜというのではなく1番では"仲間達も社会に馴染んできて「妥協するのも仕方がない」と真面目な顔で言った""なりたかった自分の姿とあまりにも違ってしまった"と大人になりきれず苦悩する姿を描いているのが少し深い。自分に答えが出せないとかもう少し曖昧な表現で今を描いてから再生へのポジティブシンキングへ向かっていく曲は多いが、仲間が大人になっていってしまうという寂しさまで描いたのは珍しい気がする。"あきらめた顔して飛び乗る 列車はきっと動かない"というフレーズがこの曲をよく聞いていた高校生当時好きだった。例によってその高校生当時よりも5年くらい経過して、本当にかつての仲間たちが社会に馴染んできた頃に改めてメチャメチャ歌詞が沁みた。
★★★★★
アルバム未収録

渇いた叫び

9thシングル めぐる季節を越えて
98年7月29日
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
初の完全自作曲。最初に聞いたのは3rdアルバムをファンになってから購入した時なんだけど、当初は高音連発のサビが好きになれない「ドキッ」を彷彿とさせてあまり好きじゃなかったが、今ではかなり好きな曲。ストレートにロックバンドしている曲が後期になるにつれてなくなってしまうので、最終的にこの時期が1番良かったなぁ…と。タイアップも弱くなり、ここで売上が激減してしまったのが残念。この時期もっとヒットしていればもう少し何か違っていたのだろうか。
★★★★★
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『
Memorial BEST〜Gift of Melodies〜

C/W  そばにいたかった〜STAND ALONE〜
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
浅岡以外のメンバーが初作曲。当時のツアーで最終楽曲にもなっていた合唱系ソング。旅立っていく彼女への思いを歌うという3rdアルバムでの似たシチュエーションの曲がいくつかあるが、この曲では2番のサビで友人が登場。そのくだりの暖かさにほっこりする。
★★★★☆
2ndベスト『FIELD OF VIEW BEST fifteen colours

めぐる季節を越えて

10thシングル 君を照らす太陽に
98年9月23日
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
グッとシンプルな曲。3rdアルバムで聞いたときはとにかくこの曲が最高に気に入ってしばらくFOV楽曲No.1に挙げていた。静かなA、Bメロに対してサビで爆発するサウンド、切なさ全開の歌詞がたまらない。
★★★★★
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『
Memorial BEST〜Gift of Melodies〜

C/W  心の向こう側 
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
1stアルバムに収録されていた「THINK OF MYSEL」と同じテーマの曲。夏が過ぎて仲間たちは進む道を見つけているが主人公はまだ自分に答えが出せないという導入部分はほぼ同じ。わざわざ季節まで設定同じにしなくてもいいんじゃないかとも思うけど、設定が似通った曲って他にもあってラブソングでは君が旅立つので別れたという設定の曲がけっこうあるんだよな…。大学受験が迫る高3の夏休みが終わった後になんとなくこの曲のような心境が少しだけ分かったような気がした。2ndベスト盤ではサビの途中に入っているコーラス「おわなは〜ぁ〜」(「Over the heart」?)が冒頭に付け加えられている。
★★★★☆
シングルバージョンアルバム未収録
2ndベスト『FIELD OF VIEW BEST fifteen colours』(イントロ追加)

君を照らす太陽に

風よ
作詞:浅岡雄也、作曲:小橋琢人、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
自作路線FIELD OF VIEWがいきなり開花したかのようなさわやかな名曲。4人のバンドサウンド(+アコースティックギター)+キーボードという比較的シンプルな構成が目立つアルバムだが掴みはバッチリ。『SINGLES COLLECTION+4』が良かったので、その次に当たる今作を聞いて本格的にファンになった思い出の1曲。こんないい曲が書けるならもっと早く作曲に参加してほしかった。
★★★★★
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜


終わらない恋〜ひとつになれる〜
作詞:浅岡雄也、作曲:新津健二、編曲:FIELD OF VIEW
これまたシンプルなバンドサウンドが心地いいミディアムナンバー。新津健二は解散時のライブパンフでどうも音楽性が相当かけ離れていたっぽい発言をしているし、末期にアレンジ担当になった際には打ち込みだらけでバンドがほぼ不参加みたいな曲ばかり仕上げていたけど、この当時はかなりバンドに合わせてきていたのだろうか。美メロ。
★★★★☆
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜


everywhere
作詞:浅岡雄也、作曲:小橋琢人、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
小橋のメロディーメイカーっぷりが冴え渡る自分探し系ラブソング。直接歌詞の流れには関係ないけど"二十歳越えてからの日々 安定求めてたけど"というフレーズが20代前半の頃に妙に心に刺さるようになった。体調が安定しないので安定と平穏だけを願っていたんだけど安定求めるには早すぎたよなと今になって思う。
★★★★★
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜


君がいないだけ
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
君がいなくなってしまった後の空虚な感情を歌っているという前曲との落差がなんだかとんでもない空虚ぼんやり系ロックナンバー。心情に合わせるかのようにバンドサウンドも重い。ラストの歌詞が"アア キョウモキミヲ オモッテイタヨ"とカタカナ表記になってしまうが、解散後のソロ活動でカタカナタイトルを連発するようになる予兆か。
★★★★☆
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜


ナチュラル
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
「ドキッ」のようなアッパーな楽曲をバンド寄りでブラッシュアップしたような楽曲。ライブでも盛り上がる3rdアルバムの中では最もテンションの高いナンバーだが、物凄く音が悪い。悪いというか歪んでいるというか。勢いを出すためなのか何なのかは分からないが、わざとやったんだろうけど…。
★★★★☆
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours


想い出すよ 君の笑顔を
作詞:小田佳奈子、作曲:新津健二、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
作詞が浅岡さんではないが、例によって夢のために離れ離れになったみたいな設定のラブソング。別れたのか遠距離恋愛で続いているのかはイマイチよく分からない。サビの後にもう1回Aメロに戻る構成が好き。
★★★★☆
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜


ながれる雲
作詞作曲:小橋琢人、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
作詞まで小橋が手掛けているが、浅岡直系のような応援歌になっている。昔の自分に戻ってもう1度始めようとする歌詞の内容はむしろ20歳越えてから響いてきそうなものなんだけど、何故か高校時代にドハマりしてしまい、大学受験シーズンはやる気の出ない勉強への景気づけのためにほぼ毎日気合入れとしてDEENの「眠ったままの情熱」とセットで聞いていた。特に思い出深い曲の1つ。
★★★★★
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜


I'm thinking a lot of you
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
アルバムの中では最もスローな曲。この曲が記憶されるのが1番最後だったと思うけどそれでもこれまでに比べると格段にレベルが上がっているように感じる。新しいこともやっているんだけどメンバー全員でFIELD OF VIEWらしさに向き合ったかのようなこのアルバムはやはり最高傑作だ。
★★★★☆
3rdアルバム『FIELD OF VIEWV〜NOWHERE NOWHERE〜


11thシングル CRASH
99年3月17日
作詞:AZUKI 七、作曲:綿貫正顕、編曲:池田大介
「渇いた叫び」以来の提供曲だが、ここから再び提供が増えてしまう。あまりロックな印象のない池田大介だが、シングルでは最もロックなサウンドが展開する。たたみかけるようにCRASHしていくサビは迫力満点。また今作制作前に前作ツアーを行っていたためか、ライブ映像のようなPVになっている。だが、何故か2番カット…。
★★★☆☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『
Memorial BEST〜Gift of Melodies〜
4thベスト『
complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio

C/W  Dreaming always
作詞:浅岡雄也、作曲:浅岡雄也・小田孝、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
初のメンバー同士の共作(連名での作曲)。Aメロは低音で進行し、穏やかなキーボードの音色程度しか演奏が無い状態で1番が終わってからバンドが入ってくる。そのまま2番で曲が終了するのでスローテンポな割にはあっさりした短い構成。地味ではあるが、別れの切なさ、そして既に新たな道を進んでいく決意を固めている前向きな別れが歌われ、儚さの中に強さを感じる。意外とこれまでになかった大人な曲かも。
★★★★☆
アルバム未収録

CRASH

12thシングル 青い傘で
99年5月19日
作詞:AZUKI 七、作曲:大野愛果、編曲:徳永暁人&FIELD OF VIEW
提供曲だが、アレンジにはバンド名義で参加。不思議なイントロなど、随所に試行錯誤の形跡が垣間見え、これまでの楽曲とは微妙に異なるものの、基本的にはさわやかラブソングで聞き心地がいい。雨降りをここまで湿気ゼロでさわやか仕立てにできるのは浅岡のまっすぐな声質ゆえか。この曲からリアルタイムでCDTVで30位くらいにランクインされたのを記憶にとどめていた覚えがある。あと前作まではバンド+アレンジャーーだったのが、今作以降はアレンジャー+バンドという表記に変わったが、これに意味があるのかないのかは不明。
★★★★☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『
Memorial BEST〜Gift of Melodies〜
4thベスト『
complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio

C/W 抱きしめたい〜Everynight everyday〜
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:大島康祐
大島のダンスサウンドとFOVのバンドサウンドが融合した異色の楽曲。4thアルバムで彼がアレンジに参加した曲は正直あまり大島カラーを感じないのだが、この曲ではダンサブル&打ち込みな大島カラー全開。サウンドの方向性を模索していた時期なのかもしれない。アレンジは賑やかだけど楽曲自体は割と普通な印象。
★★★☆☆
アルバム未収録

青い傘で

13thシングル Still
99年7月28日
作詞:浅岡雄也、作曲:FIELD OF VIEW、編曲:徳永暁人&FIELD OF VIEW
唯一のバンド名義作曲(A,Bメロが新津、サビが浅岡と2012年に浅岡が明かしている)。バンドとしてのFIELD OF VIEWの1つの到達点のような傑作。転がるようなピアノの音色が心地よく印象的だが、メンバーにキーボードが既にいないので、4人メインという感じではないんだけど(そういう意味で4人組バンドとしての到達点は「めぐる季節を越えて」だったのかもしれない)、これ以降バンドの枠組みを越えていってしまうのでバンドとしてはここが到達点という印象がある。
★★★★★
4thアルバム『LOVELY JUBBLY
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『
Memorial BEST〜Gift of Melodies〜

C/W  サヨナラ〜Love is pain?〜
作詞:浅岡雄也、作曲:浅岡雄也&小田孝、編曲:徳永暁人&FIELD OF VIEW
失恋アップテンポソング。ちょっと低音が効いてるところなんかは徳永アレンジの影響だろうか。もう少しくっきりしたサウンドの方が好きなんだけど…。最終公演の赤坂ではMC重視にしたため削られたがDVD化されている渋谷公会堂でのラスト1つ前ライブでは披露されていたりする。
★★★★☆
アルバム未収録

Still

Loversday
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:大島康祐&FIELD OF VIEW
ややコンパクトな印象もあるポップロックチューン。アレンジが大島康祐だがそれらしいダンスアレンジ的なアプローチはあまり見られずむしろちょっとロック系なのが意外。
★★★★☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY


夏の片隅で
作詞:小田佳奈子、作曲:新津健二、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
昔の恋を振り返る内容の曲だが"君に出逢わなければ違う生き方してたよ"というフレーズを解散時に浅岡雄也が好きなフレーズとしてあげていて、リスナーとも重ね合わせていたのでこのフレーズとFOVとの出会いを改めて考えたりもした。楽曲自体やややゆったりめの仕上がり。さわやかというよりうだるような暑さの夏のけだるい感じは出ているかも。
★★★☆☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY


君。
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
ベスト盤にも収録されたことがあるFOV王道&高値安定幸せ全開のラブソング。小田孝は決して派手な曲は書かないけど普遍的な良曲を量産していたと思う。特に後期になるにつれて作曲ペースが上がっていったとされているが、解散後は表舞台から姿を消してしまったのが惜しい。浅岡ソロに作家として参加するのも最初の頃は期待してたんだけど…。
★★★★☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours


Sunday morning
作詞:浅岡雄也、作曲:小橋琢人、編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
アコースティック感を前面に出した新機軸的な日曜朝系楽曲。休日のさわやかな朝!っていう感じが全体から醸し出されていてこの休日感がほのぼのしていていい。
★★★★☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY


12月の魔法
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
失恋クリスマスバラード。切なさ全開の曲調や強いサビメロなどアルバムの中でも一際強い印象を残す。4thアルバム曲では1番最初に好きになった曲だが、その後やや飽きてきてしまい現在はそこそこの立ち位置。失恋直後のクリスマスとか12月のキラキラ感でダメージ倍増なんじゃないかと思うが、この曲ではイルミネーションに励まされた気がしたり、クリスマスモード漂う街の空気を12月の魔法としてそれで笑顔になれると歌っている。けっこうポジティブシンキン。こういう物の捉え方で性格が出るよな。
★★★★☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours


Cloudysky
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:徳永暁人&FIELD OF VIEW
ラブソングが多いアルバムの中で後半になってようやく登場する応援歌。個人的には4thアルバムの中では歌詞が1番好きなんだけど、テーマにしても曲調にしてもややコンパクトか。
★★★☆☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY


Fly to Xxxx
作詞:浅岡雄也、作曲:小橋琢人、編曲:大島康祐&FIELD OF VIEW
「CRASH」と並んでFOVの中ではハードでロックなナンバー。こういうのやるなら徳永暁人だろうと思ったら大島康祐だったというのが意外。ロックバンドとしてのFOVが1つ突き抜けた1曲。サビ終わりの「xxxxx」は全部異なるが、表記されていない。ライフとかに聞こえるし、そんなに難しい単語ではないと思うんだけど…。
★★★★☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY


Time is gone
作詞:浅岡雄也、作曲:新津健二、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
ザ・エンディングバラードなアルバムを締めくくる…にはちょっとだるい感じのバラードナンバー。ちょっとまったりしすぎていて当時から苦手な1曲。1番ではずっと君といたいだけさとか現在進行形で歌っているのに、2番になると突如君が海外へ旅立ってしまい、もう忘れてもいいかな?などと時は過ぎ去った感全開の切なさが漂う。やりきれねぇ…。
★★★☆☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY


Still〜ABBEY ROAD MIX〜
「Time is gone」の演奏終了後、そのまま待っていると雑踏での英会話の後に始まる別ミックスバージョン。一応シークレットトラックなんだけど、ケースに貼ってあるシールにはシークレットトラック収録!と曲名まで丁寧に記載しているのであまりシークレットではない。ビートルズのアルバム名にもなったアビー・ロードのスタジオでミックス変更されたバージョン。原曲とはそこはかとなく質感の異なるサウンドになっているが、1番分かりやすいのは間奏明けのサビの部分の伴奏が原曲ではピアノが目立って聞こえていたがこのバージョンではアコースティックギターが目立って鳴っている。
★★★★★
4thアルバム『LOVELY JUBBLY


14thシングル 冬のバラード
99年12月22日
作詞:小田佳奈子、作曲:多々納好夫、編曲:池田大介
試行錯誤が始まった時期だけにバンドサウンドからは離れつつある実験的楽曲だが、冬の寒さと曲の雰囲気がマッチしてとても素晴らしい。冬になると聞きたくなる曲。そして、FOVをリアルタイムで買い始めた最初の1曲でもある。「突然」だけは既にBOOK OFFで入手していた当時、FIELD OF VIEWってもしかして凄くいいバンドなんじゃないか?という予感を感じつつも、受験生だった我々はクリスマスも塾であった。その帰りに立ち寄ったCD屋。すでにマキシの台頭で8センチCDコーナーは縮んでいたが、さりげなくその小さなコーナーを見てみるとこのCDが挟まっているのに気づいた。探していたわけでもないのにそんな細かいところを見ていたのは、出会うべくして出会うという何かの力が動いていたのか、単に俺が変わっていたのか。雑誌などで「最高傑作」と評されていたのも脳裏をよぎる。これは買ってみようかなとさりげなく購入したのが全ての始まりだった。帰って聞いてみればイメージしていたさわやかさとは違っていたが、とんでもない名曲ではないか!一気にファンになり、お正月にかけて1stベストを中古で購入。3rdアルバムも入手してさらにヒートアップし、以降はお小遣いをやりくりして新品購入するようになった。またこの頃は応募者全員プレゼントキャンペーンも行っていた。このシングルでは未使用になったジャケ写用のカットが散りばめられたトレーディングカードだった。
★★★★★
5thアルバム『CAPSULE MONSTER
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『
Memorial BEST〜Gift of Melodies〜
4thベスト『
complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio

C/W  僕らの冬を始めよう
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:池田大介
期待していたさわやかさが期待以上に全開だったのがこの曲。唯一のゲレンデソング。スキーヤーとしてはたまらない1曲である。C/WまでこんなA面クラスの名曲が入ってるなんてこれはすげぇ!と感動し通し。友人らにも聞かせまくり、結果的にかつての当ページでの登場名称「かみかみ」という男がラストライブに一緒に行くくらいファンになった。
★★★★☆
アルバム未収録

冬のバラード

15thシングル Beautiful day
00年2月23日
作詞:浅岡雄也、作曲:寺尾広、編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
初のマキシにして、バンドとオーケストラとのコラボレーションを果たしたコンセプトマキシシングル。曲自体はわりかし普通でシンプルな4人のバンド+池田と思われるピアノにオーケストラが絡んでいくというのもけっこう普通。だが、中学卒業という思い出と合わさっているのでこの曲には特別な思い入れがある。購入は受験の面接が終わった最終日2月29日。さすがに発売日に買いに行くほど余裕もなかった。受験終わって、もう卒業を待つのみの完全まとめムードになっていた時期に聞きまくったのと、歌詞がマッチしていたためもう聞くたびにこみあげるものが…。ラストの赤坂ライブなどでは実際にオーケストラを呼んで披露されたので迫力倍増。DVD化されている渋谷公会堂でも少しエンディングが長くなっていて感動の余韻が続くが、赤坂では物足りない部分を補うかのようにもう1度サビを繰り返した。最高すぎて涙が出た。ちなみにシングルA面でバンドがバンドとして音を鳴らしているのは今作が最後。このシングルと5thアルバム、及び『冬のバラード』応募者特典でパズル形式のプレゼント企画があったのだが(メンバーの名前が半分書かれた紙がそれぞれにあってメンバーの名前が見事に合致すれば当たり)、見事に全部合致せず。ただし、当たった人にも何故か商品がなかなか届かなかったらしく、解散間際になって発送されたらしい。
∞★★★★★∞(別次元)
5thアルバム『CAPSULE MONSTER
2ndベスト『
FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『
Memorial BEST〜Gift of Melodies〜

C/W  SNOW FIELD
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:池田大介
オーケストラと浅岡だけのバラード。これがまた凄い名曲。春が来る直前になってSNOW FIELDは少し時期外れてたが、しんしんと雪が降っている雪原が浮かんでくるような美しい1曲である。浅岡ラブソングで一番好きなのはこの曲かもしれない。

またこの曲は02年12月1日赤坂BLITZでの解散ライブではゲスト、安部潤を迎えてオーケストラ+安部ピアノ+浅岡ボーカルという奇跡の組み合わせが1度だけ実現している。ベストやPV集でも安部在籍時の写真はわざわざ安部が写っている部分だけカットして3人ショットに変更するなどしていたので、まさか登場するとも思わず大いに感動した。恐らく安部潤がこのライブのためだけにアレンジしたと思われる長いピアノソロの後に曲が披露された。DVDは渋谷公会堂公演、安部潤は登場していないので会場にいた者の記憶の中にだけしか残っていない貴重な瞬間であった。
★★★★☆
アルバム未収録

C/W  Holiday
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
「Beautiful day」よりも豪華な雰囲気になっている。ラストライブの最後を飾ったのはサビの「Don't say good-bye」ゆえだろうが、小田作曲作品としても最高傑作であり、たぶんこのシングルの中では一番人気。当時卒業が重なっていなければこっちの方が名曲だ!とか言っていたと思う。ラストライブの最後、この曲が終わっていく最後の演奏部分では終わらないで欲しい、でも終わってしまう。そんな解散ライブの思いが蘇る曲にもなった。解散シングルよりも最後っぽい雰囲気なのはやはりバンドサウンドではこれがほとんど最後だったからだろう。当時はアルバム未収録だったが、解散ライブの好評に応えてat the BEING studioに収録された。
★★★★★
4thベスト『complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio

Beautiful Day


SPECIALLY
作詞:浅岡雄也、作曲:多々納好夫、編曲:中川寛之&FIELD OF VIEW
かなりデジタル&クラブサウンドが全開に出た新機軸楽曲。脳天チョップが炸裂したりと良くも悪くも優等生的だったこれまでから歌詞の方向性も振り切ってぶっ飛んでいる。ファンになって最初のアルバムがこれだったので驚きではあったけど後のtheがついて以降の路線変更に比べればいい意味での期待を裏切ってくれた感じで、とにかくカッケェェェェェ!!!(当時中3の最後)と興奮し通し。デジタルサウンドはけっこう普通に受け入れられた。
★★★★★
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


奇跡の花
作詞:浅岡雄也、作曲:浅岡雄也&小田孝、編曲:池田大介、中川寛之&FIELD OF VIEW
従来のFOVとデジタル&クラブサウンドの融合という意味では今作の中でも最もうまくいったような融合のど真ん中のような印象の楽曲。大学受験当日、この曲を起床ソングにチョイスし、浪人覚悟しつつも"奇跡の花 咲いたならゼロから始められる"のサビを噛み締めながら挑み、見事合格したのも思い出。
★★★★★
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


愛のカケラ
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:中川寛之&FIELD OF VIEW
一転して再びデジタル&クラブサウンド寄りのナンバー。ワイサーチフォードリーム♪と突き抜けるサビが最高に気持ちいい。間奏で加工されたラップみたいなのが聞こえるがCDではほとんど聞こえない。ライブではもっとちゃんとやったらしくその様子が解散ライブDVDの特典で入っている当時のライブダイジェストで見る事ができる。
★★★★☆
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


Tomorrow
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:泉隆則
浮遊感漂う電子音に乗せた完全に非バンドスタイルによるスローナンバー。FOVのイメージからして「Tomorrow」というタイトルでこういう曲を持ってくるとは思わなかった。正直これは苦手…。
★★☆☆☆
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


僕らはもう一度やり直せるから
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:D-STYLE
ドラムだけやたら正統派にドッシンドッシン鳴っているがベースライン中心にかなりデジデジしているデジタルナンバー。アレンジャーが異なるせいか序盤の楽曲群とはやや毛色が異なる感じも。
★★★★☆
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


I Want...
作詞:浅岡雄也、作曲:小橋琢人、編曲:徳永暁人&FIELD OF VIEW
かつてのようにまっすぐ素直なままではいられないかのような何もかも求めてしまうけど枯れている苦悩というかヤケクソ気味な心情が歌われる異色楽曲。デジタル&クラブサウンドっぽさは大体この辺りからほぼ薄れてきてしまう。
★★★★☆
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


サ・ヨ・ナ・ラとア・オ・ゾ・ラ
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
デジタル&クラブサウンドっぽさが一気に消失した穏やかなミディアムナンバー。デジタルな曲が続いた中ではかなりホッとできるポジションの曲。エンディング曲っぽくもあるのでアルバムラストがこれでも良かったような。
★★★★☆
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


鼓動
作詞:浅岡雄也、作曲:小橋琢人、編曲:池田大介&FIELD OF VIEW
シリアスで大作感の漂う壮大なバラードナンバー。"世界が消えても"とか"新たなれ生命よ"とか今で言うところの壮大系アニソンっぽいワードが並んでいて、世界観が広いのが異色。今作の中で聞くとけっこうハマっている。中3当時の感性をくすぐるカッコよさがあったので、当時はアルバムで最初に気に入った曲。思い出補正位によるところが強く、改めて聞くとちょっとスケールが広すぎるかなという気がする。
★★★★☆
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


夏の雨
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:FIELD OF VIEW
ほぼ通常営業なサウンドによるミディアムナンバー。今作を経由することでオーケストラとコラボという最終曲「Beautiful day」へなんとか繋がるという繋ぎの曲っぽいポジション。かなり淡々としているというか地味で暗めだが、夏の雨には濡れていこうと歌うサビだけは毎年夏の雨に遭遇すると脳内で流れ出す。
★★★☆☆
5thアルバム『CAPSULE MONSTER


16thシングル 秋風のモノクローム
00年10月11日
作詞:小田佳奈子、作曲:多々納好夫、編曲:池田大介
「冬のバラード」に続く季節ソング。打ち込み全開でバンドっぽさはないがガットギター中心のサウンドが印象的。バンドとしてはもはや機能してないような無機質なサウンドだが秋の切なさが全開でこれはこれで名曲。解散ライブでもスルーされており、確か大学の学園祭ライブでの1回きりだったはず。ライブでやろうとする場合、これどうやって演奏するんだろうか。ギター大変そうだけど。
★★★★☆
3rdベスト『Memorial BEST〜Gift of Melodies〜

C/W  出せない手紙
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:池田大介
ピアノ中心のバラード。一応バンドサウンドでもあるんだけどバンドの音はほとんど印象に残らず、ボーカルとピアノが前面に出ている。1番では男性視点、2番では女性視点に切り替わり、大サビから最後には再び男性視点に戻るという異色の練られた構成が良い。翌年の夏にV6が同タイトルの曲をヒットさせ(作ったのがTUBEっていう)、そちらも名曲だった。
★★★★☆
アルバム未収録

秋風のモノクローム


17thシングル Truth of Love
01年2月21日
作詞:浅岡雄也、作曲:河野雅昭
00年終わりに2公演行なわれたライブで先行披露されていた楽曲。そのときは普通のバンドサウンドだったらしいが、リリースの際は試行錯誤の末、ロンドンへのFCツアーライブに行って帰ってきて聞いてみたらデモトラックのようなアコギ弾き語り+αといった超シンプルサウンドがなんかしっくり来るとかで落ち着いた。このため編曲表記がない。当時はここにきて無名作家を提供起用するよりメンバー作で行ってほしかったし、あまりにシンプルなデモ音源みたいなアレンジもなんとも言えない感じだったが、これはこれで聞き込むほどに味がある。これまた発売後にライブで披露してない(というか次がもう解散ライブ)。当初のライブで披露したというバンドバージョンが幻のままなのが残念。
★★★☆☆
3rdベスト『Memorial BEST〜Gift of Melodies〜

C/W  For you
作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
一転してプロポーズソング。失恋ソングが続いた反動かのように幸せ全開の曲になっている。一応バンドサウンドになっているのだが、全体的に音がもやもやしててくっきりしていない。これによりあまりバンドっぽく感じない。ただのバンドサウンドにはもう戻りたくなかったのか。またよく見ると99年以降はアレンジャー&バンドだった編曲表記がバンドが先の形に最後にして戻った。
★★★☆☆
アルバム未収録

Truth of Love

 

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