第77回 モーニング娘。シングルレビュー 1997-2003

98年、人気が衰え始めたシャ乱Qのボーカルつんくが突如プロデュース業を開始。モーニング娘。はデビューからいきなりヒットとなり、1発屋になるとしか思えない状況を打破してさらに飛躍した。だが99年に入るとさすがに厳しくなってきて人気はダウン。鈴木あみとのASAYAN対決にも大敗し、もうおしまいかと思われた中で飛び出した「LOVEマシーン」。この曲が一気に国民的アイドルへとモーニング娘。を押し上げた。それまではこんなベタなアイドルグループ聞いてると恥ずかしいみたいな流れは学校とかでもあったのに、完全に吹っ飛んだ。一部の興味ない男子を除き、多くの一般男子生徒までもが誰がかわいい、誰が好きだと普通に語り合うような時代へと変貌した。

なお、忘却の彼方であるさくら組、おとめ組に関してはカット(2ndシングルを所持してないので)。

最初の5年間をベスト盤、そしてこのグループの場合はやはり映像も要素の1つなのでPV集も参考にしながら振り返る。

加入したメンバーは赤字最後のシングルになったメンバーは青字

インディーズ  愛の種
97年11月3日
中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香
テレビ東京「ASAYAN」企画のシャ乱Qロックボーカリストオーディションの敗者5人で結成され(優勝は平家みちよだったが…。若い人はもう名前さえ知らない…。)、手売りでCD5万枚売ればメジャーデビューという条件で大々的に手売りキャンペーンを行った曲。「ASAYAN」を見ていなかった俺は当時の流れは全く知らず、この辺の話はデビュー後に知った。今にしてみれば手売りで5万枚とかありえない。5000枚でも厳しいと思う。手売りだけにチャート集計は一切なし。この時点でつんくは一切タッチしていなかった。曲自体はそういうわけでアイドルポップではあるが、少し雰囲気が違う。10周年ベストには無視されたが1stシングルC/Wと1stアルバムと1stベストとC/W集に収録されたので知名度は高い(つーか俺もそれで初めて聞いた)。
★★★☆☆
1stシングルC/W
1stアルバム『ファーストタイム』
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
C/W集『モーニング娘。全シングル カップリングコレクション』


1st  モーニングコーヒー
モーニングコーヒー モーニングコーヒー 98年1月28日
中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香
つんくプロデュースでデビューしていきなりトップ10入り。おそろいの衣装で歌ういかにもな「アイドル」な姿はアイドルが死滅していた当時は偉く新鮮に見えた。曲自体はよく記憶に残っているのだが当時借りたりはしなかった。記憶によくあるのもその後のブレイク期があったからだと思う。こんな1発屋全開のタイトルでデビューして10年持つとは当時は誰も思ってなかっただろう。実際ASAYAN出身の歌手はこの時期多かったが長く持ったのはいなかった。大ヒットしていた河村隆一がプロデュースしたSay a Little Prayerもほぼ1発ヒットのみ。落ち目のシャ乱Qのつんくでは…という感じはあったのだが河村が河村でしかない曲を提供していたのに対し、つんくはシャ乱Qとは違う意外な一面をプロデューサーとして見せたのが違いだったのだろうか。なおPVはよくテレビで必ずかかる外でおそろいの衣装で歌っている部分は実は冒頭サビのみであとは全く違う映像が展開する。10年経って初めてフルPV見て驚いた。
★★★★☆
1stアルバム『ファーストタイム』
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』
14thシングルC/W(2002 ver.)
C/W集『モーニング娘。全シングル カップリングコレクション』(2002 ver.)


2nd  サマーナイトタウン
サマーナイトタウン サマーナイトタウン 98年5月27日
中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香、保田圭矢口真里市井紗耶香
2枚目にしていきなり増員。しかもこの時点ではコーラス要員。手売り5万枚を達成した5人といきなり加入させられた3人の壁は当初相当厚かったであろう事は状況からして間違いないと思われる。正直、顔が覚えにくくなっただけだったが、前作から一転して大人っぽい曲調と暗くてブルーがかったPVといい、セクシーアイドルといったイメージを持った。大キライ連呼→大スキ!と曲自体のインパクトはあったので借りなくてもけっこう印象には残っていたが正直あまり好きな路線ではなかった。なおPVにおいて保田矢口市井は立ち位置も5人の後方で、アップでもサブリミナル的にしか映らないのでスローでも駆使しないとちゃんと判別できない。
★★★☆☆
1stアルバム『ファーストタイム』
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


3rd  抱いてHOLD ON ME!
抱いてHOLD ON ME!/例えば 抱いてHOLD ON ME! 98年9月9日
中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香、保田圭、矢口真里、市井紗耶香
初の1位を獲得し、最初のピークに達した。前作同様に大人っぽい路線。これ今じゃ無理じゃね?コンセプトが根本から真逆のような気がする。ヒットはしたけどなんか周囲では「聞いてると恥ずかしい」みたいな印象は当時中学生だった我々からすればセクシーアイドル=エロ=聞いてる奴エロいみたいな意識があったからだろうか。広末涼子は余裕で買ってたんだけど。この曲は何と言っても当時ギラギラ感全開だった飯田圭織の「ねぇ笑って」に尽きる。『ベスト!モーニング娘。1』リリース後にはこのアルバムをよく聞きながら、友人たちと「スマッシュブラザーズ」(初代。64のやつ)をよくやっていたのだが、「ねえ笑って」のタイミングを狙って「ねえ笑って!」と合わせながらスマッシュやアイテムのホームランバットでのカキーンを狙って盛り上がったので印象深い。ゆえに発売当時ではなく、01年〜02年頃の記憶になるのだがこの曲を聞くと初代スマブラと当時の友人かみかみを思い出す。元気かなぁ、あいつ。PVは前作の青に対して赤に染まっている。相変わらずなっち中心に旧メンバーばかりで保田矢口市井はあまりアップで映らない。
★★★☆☆
2ndアルバム『セカンドモーニング』(N.Y.Mix)
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


4th  Memory青春の光
Memory 青春の光 Memory 青春の光 99年2月10日
中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香、保田圭、矢口真里、市井紗耶香
早くも初の脱退者が出ることとなった。初期はコーラスワークにも力を入れていて大人っぽさ全開だったわけだけど、この曲はコーラスワークがすさまじく、今のメンバーではとてもじゃないけど歌いこなせそうにないし、何より雰囲気に合わないのではないかと思う。サビとかどこが主旋律か分からんし。メロディーを聞くというよりかはコーラスワークを楽しむ曲かな。正直、メロディーは微妙だと思う。PVはモノクロっぽい。冒頭では謎の外人ダンサーが映っているが後半になると消滅。サブリミナル3名もようやく均等に映るようになってきたかと思いきや、今度はなっちだけ別カット2パターンくらい随時挿入されてて1人で目立ちすぎ。辞めた福田はどこだ?イメージだと福田もけっこう前にいたような気がしてたんだけどな。映像だけ見ると完全に安倍なつみ with モーニング娘。
★★★☆☆
2ndアルバム『セカンドモーニング』
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


5th  真夏の光線
真夏の光線 真夏の光線 99年5月12日
中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、市井紗耶香
一転してさわやかアイドルポップス。コーラス重視は継続していて安倍なつみがメインで歌って、綺麗なコーラスが被さっていくという感じ。個人的にはこういう曲調の方が好きで相変わらず借りはしなかったが、印象は良かったのだが人気の方には陰りが。PVも前作までとは一転してカラフル、海のさわやかブルー。発売時期からして撮影時は寒かったのではないかとも思うが、映像は初夏らしいさわやかな雰囲気全開。歌唱的には安倍政権にほぼ支配されていたのでやはりなっち中心ではあるが、前作に比べるとメンバーけっこう均等に映ってる。
★★★★☆
2ndアルバム『セカンドモーニング』(Vacation Mix)
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


6th  ふるさと
ふるさと ふるさと 99年7月14日
中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、市井紗耶香
安倍なつみのソロバラード。クレジット上もLead Vocalとしてなっちが単体表記されている。残りのメンバーは全員コーラス。名バラードだと思ったし(それでも借りもしなかったけど。つーか当時は小遣いの事情もあってそうホイホイ借りまくってはいなかった。テープ録音だし。)、周囲でも今回良くね?という評判はあったのだが、同じASAYAN出身の鈴木あみ『BE TOGETHER』との同時発売で大敗。もうダメだ的雰囲気に。PVは緑が綺麗な北海道の田園風景がメイン。都会のカットではなっちオンリーだがメンバーにも均等に出番が。メンバーの実母が出ているのも話題になったが、恥ずかしかったのか皆さん横顔か後姿。たぶん自然にトークしているところを撮影したっぽくて母と話す素の顔っぽいリラックスした笑顔に加えて、浴衣姿も登場した挙句にラストにはメンバーの幼少期のプライベイト写真まで羅列される見所満載の素敵PV。次回以降は傾向そのものが変わりCG色が強くなるけど、今作がPVでは最高傑作だと思う。
★★★★★
2ndアルバム『セカンドモーニング』(N.Y.Mix)
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


7th  LOVEマシーン
LOVEマシーン LOVEマシーン 99年9月9日
中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、市井紗耶香後藤真希
前作の不振で半ばヤケになったのか、ダンス☆マンに編曲を以来。究極の飛び道具的ハチャメチャな勢いを持ったシングルでこれでコケたら史上最強の怪作として一部マニアに語り継がれるのみになっていたであろう。結果はいきなり3週連続1位を獲得。ものすごい勢いでJ-POP界に革命を起こした。99年後半はこの曲一色。長引く不況にドロップキック。全て吹き飛ばすような爽快な曲調はシングルビデオまで大ヒット。もうモーニング娘。聞いてたら恥ずかしいなんて小さなこだわりなど吹き飛び、クラスみんなが誰がかわいいとか言い出すほどに状況も変化。文字通り国民的になった。なおこの後にリリースされたプッチモニまでミリオンになったのでこの大ヒットを後藤真希のおかげとするような一部の流れは個人的には受け入れがたく(後藤がそんなに魅力的とは思えなかったので)、逆に安倍なつみがポジションを奪われていくようで不憫に思ったのを覚えている。PVはこれまでのロケ系とは一転してCG合成を駆使。コロコロ衣装が変わってるので相当手間かかってる気はするが、何よりこれまでにないハチャメチャな振り付けも含めていかに革命的っつーか無謀な賭けに出たかが分かる。
★★★★★
3rdアルバム『3rd-LOVEパラダイス-』
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


8th  恋のダンスサイト
恋のダンスサイト 恋のダンスサイト 00年1月26日
中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、市井紗耶香後藤真希
さりげなく石黒彩が脱退した中で発売された最怪作。当時も初めて聞いたときは「うっ!はぁっ!」とか矢口の代名詞になる「セクシービーム」、そもそも不気味なメロディーといいなんだこりゃと思ったものだったが、そんなのは関係なくとにかくノリと勢いだけでよく分からないままに大ヒット。なんかこれもいいんじゃん?という気分になった。今聞くとよくこれがミリオンになったな。勢いって恐ろしいぜ。安倍なつみが恥も捨てて野太い声でうーはー言ってるのに、後藤真希はかわいい声でうーはー言ってるのが、なっち派の俺としては当時地味に腹がたった。サザンの『TSUNAMI』と同時発売、65万VS60万で2位に終わったが、昨年大敗した鈴木あみを今度は大差で負かした(それでも鈴木あみは27万売って5位という恐ろしい週だった)。PVも前作の路線そのまま。前作に比べれば意外と手間かかってなさそう。後半ずっと同じカットだし。
★★★☆☆
3rdアルバム『3rd-LOVEパラダイス-』
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


9th  ハッピーサマーウェディング
ハッピーサマーウェディング 00年5月17日
中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、市井紗耶香後藤真希石川梨華吉澤ひとみ辻希美加護亜依
急速に人気を伸ばしていた市井が今となっては伝説の「シンガーソングライターになる」宣言で脱退するとの前後して、4人が加入。4人はエフェクトかかったコーラスのみ。小学校を卒業したばかりにしても子供っぽい辻加護の加入がアイドル低年齢化を本格化させたような気がする。ダンス☆マン路線のにぎやかソングだが、やはり印象的なのは「証券会社の杉本さん」だろうか?誰だよ?って感じだったが、結婚前に親への感謝を歌った曲の中でも最重要なこの台詞を担当していたリーダー中澤は未だに結婚の話を聞かない。PVもとにかく楽しい感じ。もう楽しければいいみたいな。ジャケ写の薄紫っぽい衣装はメインではなくてテレビ出演含めて、インド風の奇抜なドレスがメイン衣装だったんだけど凄いインパクト。どういういきさつでこういう衣装になったのだろう?高校時代に俺の1つ上の学年が卒業式で数名この衣装で出席してインパクトだった。彼女たちにとっては青春時代の良き思い出か若気の至りとなっているのか…。
★★★★☆
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


10th  I WISH
I WISH 00年9月6日
中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依
一転して合唱系ソング。後藤真希 with rika,hitomi,nozomi,aiって感じで残りの旧メンバーはほとんどその他大勢合唱要員。何でも最初のレコーディングから一転してこんな構成になったらしいが普通にいい曲だった。ただ売上の方はミリオン2連続、ミリオン目前まで行った前3作の流れの中で60万台まで失速した。PVは絵本の映像がやがて実写になっていくなど曲前に寸劇風の演出が行われていて、曲中でも様々なコスプレをしたメンバーがコントノリの演技をしているなど1年後の『Mr.Moonlight』に通じる要素が。それにしても当時ゴマキは好きじゃなかったのだが、今見るとこの頃は普通にかわいいね。そしてなっちは確かに丸くなったね。
★★★★☆
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


11th  恋愛レボリューション21
恋愛レボリューション21 00年12月13日
中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依
20世紀の最後を飾る世紀末的ナンバー。これは当時を体感してないと分からないかも。ゴールド調のジャケットといい、勢いといい、世紀末の空気感といい『LOVEマシーン』を越える勢いがあったと思うし、個人的にも1番好きな1曲。人気が下がり始めてから唯一大きく持ち直して再びミリオンまで持っていった曲だし(ベストが出てなければミリオン達成していたはず)、国民的アイドルモーニング娘。の最高到達点。また次のシングルが7ヵ月後ということでモー娘。にとってはCDバブル時代最後の曲でもある。この曲もMOMA宅で開かれたスマブラ大会にて、「超超超いい感じ」といいながらハンマー振り回したり、スマッシュかましたりと盛り上がりまくった1曲。後に中学のプチ同窓会であまりモー娘。ファンには見えないどちらかといえば硬派でモテそうな同級生がカラオケでこの曲をチョイス(時は既に04年)。表示されない間奏の男性ラップのところまで完璧に再現。無駄にメチャメチャカッコイイのだがあまりの完璧っぷりに若干みんなが引いていた。PVもカッコイイ仕上がり。ていうかもうメンバーみんな人生で一番輝いてたんじゃないかってくらいの煌き。
★★★★★
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』
4thアルバム『4th「いきまっしょい!」』(13人Version)
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


Say Yeah!-もっとミラクルナイト-
1stベスト盤に収録されていた新曲。勢いがあった時期だけに曲もおまけレベルを超えて印象的。ミラコ〜ミラコ〜言いながらやはりスマブラの思い出と共にある1曲。
★★★★☆
1stベスト『ベスト!モーニング娘。1』


12th  ザ☆ピ〜ス!
ザ☆ピ〜ス! 01年7月25日
飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依
ピースラップと呼ばれる体育会系ノリのラップで始まる1曲。石川がセンターになった曲だったが歌唱力の低い石川のサビソロは少し危なっかしかった。なかなか終わらないエンディングが印象的。歌詞に「選挙の日って〜」のくだりがあるのは発売時期にちょうど選挙があったからつんくのサービス精神だろう。この年の24時間テレビのパーソナリティーを担当し、C/W『でっかい宇宙に愛がある』も人気を集めた。リーダー中澤脱退という大きな状況の中で24時間テレビを通して9人のメンバーの結束はより固くなったかに見えた。だがこの直後に新メンバーを募集してしまったのでタイミングは少し悪かった気はした。ミリオン全盛時代が終焉を迎えて、CD不況が静かに始まり、売上は60万台まで大幅にダウン。以降10万ずつ下げ止まらない転落の時代が始まる。PVでは水兵に扮したメンバーが小便器がたくさん並んだ空間で歌うのが中心。大便器の前で格好つけてたりとよく見るとかなり滑稽だが、印象は真っ白清潔。最後のサビではジャケ写の衣装に変わって、キラキラに。小便器が全部黄金に発光している姿はある意味壮観なり。
★★★★☆
4thアルバム『4th「いきまっしょい!」』(Complete Version)
2ndベスト『ベスト!モーニング娘。2』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


13th  Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜
Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜 01年10月31日
飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依、高橋愛紺野あさ美小川麻琴新垣里沙
寸劇風の曲。吉澤ひとみ with なっちゴマキ。男装した吉澤、安倍、後藤がメインで後全員「ランララ〜」とか「クリスマス」とか言ってるだけの完全コーラス要員。一応設定では吉澤が大勢の女の子の中から小川に一目ぼれして求愛するという内容で途中の台詞は全て小川に向けてのもの。CDだけだと全く分からんし、08年現在当時のメンバーが高橋、新垣という冒頭以外どこにいたのかも分からない程度だった2人しか残っていない今ではもはや過去の映像を見ないとこの曲の意味を知ることはできない。そういう意味では最も「見せる」曲だった。なんとなくこの当時の事は覚えてるんだよなぁ。他の曲と高校生活はあんまりつながらないんだけど(高校ではモーニング娘。聞いてるというかまともにJ-POP聞いてる奴にほとんど出会わなかったため。)。なんでだろう。PVは普通によっすぃーかっこいいよと。あと小川のピークってこの最初期だけだったのでは…?
★★★☆☆
4thアルバム『4th「いきまっしょい!」』(Long Version)
2ndベスト『ベスト!モーニング娘。2』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


14th そうだ!We're ALIVE
そうだ!We're ALIVE 02年2月20日
飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依、高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙
ダンス☆マン編曲の最後の曲。ゆえにお祭り騒ぎ路線もこれが最後となる。最後というか限界というかピ〜スラップをさらに激しくしたような冒頭の「努力未来〜」といい、曲のツギハギがあまりに露骨な曲調といい、この路線は限界だったのかもしれない。ただ実はけっこう好きで間奏の変なコサックダンスのところ以外はおおむね好印象の曲。今聞いてもけっこういい。PVもまあいい感じ。一部のカバンを持ってる設定のメンバーは踊るの大変だったろうな…と思うくらい。ピ〜ス以降はうちにケーブルテレビがやってきていたのでPVを見る機会は多かったのだが、モー娘。は1コーラスで切っていたのでこの頃のPVは全部前半だけ見覚えがある。
★★★★☆
4thアルバム『4th「いきまっしょい!」』
2ndベスト『ベスト!モーニング娘。2』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


15th Do it! Now
Do it! Now 02年7月24日
飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依、高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙
久々に大人っぽい曲調。PVでは歴代のシングルが並んでいたりしたので、当時の日記でも「近々解散もあるのでは?」と書いていたら解散ではないがハロプロ大改革通称「ハローマゲドン」が発表された。後藤真希の卒業や半年以上先の保田のリストラ卒業、タンポポやプッチモニといった人気派生ユニットの解体などが行われ、ワイドショーなどでも当時はまだ詳しく説明してくれていたのだがこの辺りから本格的に国民的の座からは滑り落ちていく事になった感じはする。ていうかもし解散のタイミングがあったならばここだったのかも。色んな意味でここが1つの大きな転機だったのは間違いない。
★★★☆☆
5thアルバム『No.5』
2ndベスト『ベスト!モーニング娘。2』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


16th ここにいるぜぇ!
ここにいるぜぇ! 02年10月30日
飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依、高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙
最速テンポの元気ナンバー。とにかく元気の出る応援歌で、当時も今もかなり好きな曲の1つ。02年の年末もよく歌われていたし、この辺りまでは覚えてる人も多いのでは?当時は…ああ、受験生だったのか。the FIELD OF VIEWの解散コンサートは覚えてるけど…。まあ色々大変な時期だったからこういう曲で元気を取り戻してたのかな。
★★★★☆
5thアルバム『No.5』
2ndベスト『ベスト!モーニング娘。2』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』


17th モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
モーニング娘。のひょっこりひょうたん島 03年2月19日
飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依、高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙
『LOVEマシーン』以来、久々に借りずにスルーした曲。子供の頃、原曲はとても好きでスキー場でリクエストしたらかかって喜んだという小学校時代の思い出もある曲なのだが、高校3年生になった当時でこれは無い。何故かDJ調の台詞でかっこつけて始まる冒頭や、テンポの速い曲調、間奏の台詞など工夫はしているがやはり子供向け。今のうちに将来ファンになってくれる子供たちへ刷り込みを行う裏目的があったのならば納得は行くけど。なお『ザ☆ピ〜ス!』から今作まではほぼ10万台ずつ大胆に売上ダウンしていたがこれ以降は15万前後で一時安定したのちに10万を割っていく事になる。PVでは海賊に扮したメンバーの若干寒い仮装が…。何故か小川だけはお姫様。全く合ってないのに何故こういう役回りに?あと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」がヒットしたのがこの年の夏。海賊に扮するならば半年ばかり早かったと思う。
★★☆☆☆
2ndベスト『ベスト!モーニング娘。2』
3rdベスト『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE〜10th ANNIVERSARY〜』

 

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