第80回 プッチモニ シングルレビュー

ハロプロ10周年企画、久々に聞いてみたらけっこう懐かしいので連続レビューシリーズ第3弾。最も成功を収めたのがこのプッチモニである。モーニング娘。以外では唯一のミリオンヒット所持グループである。だがその楽曲を振り返ってみるとなんだか妙な曲ばかりで…。

1st ちょこっとLOVE
ちょこっと LOVE 99年11月25日
市井紗耶香、保田圭、後藤真希
「LOVEマシーン」のヒットが日本中を駆け巡っていた時期にリリースされたタンポポに続く新ユニットであるプッチモニ。エースと言われて一気に人気をつかんだ後藤真希がいたこともあってか、予想外に大ヒット。保田はそうでもなかったが、市井はここに来て急速に人気を伸ばした。あまりにアイドルアイドルした曲調は若干恥ずかしい感じもしたのだがどういうわけかそのままミリオンヒットになってしまった。日本が確かに何か変わった瞬間だったような気がする。当時は当初戸惑いがあったのだが慣れてくるとサビとか普通に気持ちいいメロディーだったりする。同時に個人的にプッチモニはこの曲しかいいと思える曲がない。
★★★★☆
ベスト『ぜんぶ!プッチモニ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』


2nd 青春時代1.2.3!
青春時代 1.2.3! / バイセコー大成功! 00年7月26日
保田圭、後藤真希、吉澤ひとみ
人気絶頂にあった市井が脱退しちゃったので新人の吉澤を加えて再始動。前作から一転、クールな雰囲気の曲。語尾が「〜っす」になっている妙な雰囲気のラップやかっこよく歌っている割に歌詞は妙にマヌケな雰囲気になっている不気味な1曲。すごくかっこよく「真っ赤なりんご丸かじり 一度やりたくて(Oh Baby)」とか歌われても…。勝手にかじってください。当時も思ったんだけど後藤真希の人気だけで売れていたような気がする。
★★☆☆☆
ベスト『ぜんぶ!プッチモニ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』

バイセコー大成功!
両A面曲。やはり意味不明な曲。ほのぼのポップス〜演歌調〜テンポアップ〜ささやきボイス〜などと
くるくる曲調が変わるのだがこの歌詞の意味の無さは『青春時代1.2.3!』の比ではない。かまきり、鉄棒、豆腐などと何のつながりもない単語がささやかれたり何がなんだか。とにかく遊び倒したって感じだ。
★★☆☆☆
ベスト『ぜんぶ!プッチモニ』


3rd BABY! 恋にKNOCK OUT!
BABY!恋にKNOCKOUT 01年2月28日
保田圭、後藤真希、吉澤ひとみ
一転して今度はパワフルな曲。KNOCK OUTということでグローブつけてたり、何故か大爆発でモッハモハになっていたりとPVも意味不明だったが、とにかく意味不明さというのがこのユニットの持ち味なのか。ここまで3作連続1位。今にしてみれば本当にこのユニットに関しては勢いだけで曲は関係なかったような気がしてならない。まあそれでも当時はそれなりにいいんじゃないかとも思ったんだけど。
★★☆☆☆
ベスト『ぜんぶ!プッチモニ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』


4th ぴったりしたいX'mas!
ぴったりしたいX’mas 01年11月14日
保田圭、後藤真希、吉澤ひとみ
クリスマスソング。2作続いたへんてこ路線に比べれば比較的普通の1曲。「L・O・V・E LOVELY〜(各自の名前)」という掛け声は実にアイドルっぽいけど、そういうアイドルっぽささえ放棄したような曲が続いていたので逆に新鮮。これを持って翌年のハローマゲドンを迎えることとなり、保田後藤がリストラ。残った吉澤と当時新人の小川、ココナッツ娘。のアヤカの3人で新生プッチモニがスタートする事になり新曲「WOW WOW WOW」が準備されていたが先にリリースした新生タンポポの不振を見て気が変わったのか延期になったまま放置されてしまう。翌年の末になってようやく『プッチベスト4』に収録されたものの結局シングルリリースさえないまま消滅してしまった。ミリオンユニットにしてはあまりに悲惨な末路であった。
★★★☆☆
ベスト『ぜんぶ!プッチモニ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』

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