タンポポ シングルレビュー

モーニング娘。の派生ユニットの中でも飛びぬけて早くスタートしたのがタンポポである。デビューはモーニング娘。のメジャーデビューと同年の98年11月。石黒在籍時はアダルト路線、石川加護加入後はガールポップ路線で人気を得た。今聞くと変な曲が多い関連ユニットの中で、楽曲だけでも最も万人ウケしそうな雰囲気を放っていたのは圧倒的にタンポポだった。

1st ラストキッス
ラストキッス 98年11月18日
石黒彩、飯田圭織、矢口真里
モーニング娘。よりもさらにアダルトな路線を追及。。モーニング娘。が最初のピークを迎えていた時期とはいえ娘がそれでも40万程度なのに派生ユニットで30万枚も売ったのは立派。当時チャートインしていた記憶もあるし、サビくらいは記憶に残っていたが大人っぽすぎてあまり好きな曲ではなかった。改めて聞いてみると、コーラスとかけっこう力入れているなぁ。つんくとしてはこういう曲の方が得意なんだろうけど、冴えという点では近年の曲にはない勢いがある。
★★★☆☆
1stアルバム『TANPOPO 1』(single version)
1stアルバム『TANPOPO 1』(album version)
ベスト『All of タンポポ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』


2nd Motto
Motto 99年3月10日
石黒彩、飯田圭織、矢口真里
前作をさらに大人っぽくしたような曲。当時娘でリリースされた『Memory 青春の光』のさらに延長という感じかサビも地味なので当時はリリースされていた記憶はあるがメロディーは覚えていなかった。改めて聞いても大人っぽいという以外にはあまり良さが…。さすがに大人っぽすぎたのか前作から一転して10万枚にも届かず失速。だから覚えてないのか。
★★☆☆☆
1stアルバム『TANPOPO 1』(album mix)
ベスト『All of タンポポ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』


3rd たんぽぽ(Single Version)
たんぽぽ (Single Version) 99年6月16日
石黒彩、飯田圭織、矢口真里
1stにして唯一のオリジナルアルバム『TANPOPO1』収録曲だったが好評だったので再録音してシングルカット。シングルカットなのに前作を上回る売上を記録した。前2作とは違い、明るくさわやかな曲。ユニット名をタイトルにしただけあってこのユニットの象徴のような名曲。今聞いてもいい曲。
★★★★★
1stアルバム『TANPOPO 1』
ベスト『All of タンポポ』(Single Version)
ベスト『All of タンポポ』(Grand Symphonic Version)
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』(Single Version)


4th 聖なる鐘がひびく夜
聖なる鐘がひびく夜 99年10月20日
石黒彩、飯田圭織、矢口真里
『LOVEマシーン』の1ヵ月後にリリースされただけあって売上回復。20万枚まで持ち直したが、クリスマスソングには速すぎたのかクリスマス前にランクダウンしていってしまった。娘では『LOVEマシーン』がラストだった石黒にとっては歌手生活正真正銘最後の作品になるのかな。基本的に『たんぽぽ』路線の曲でやはり普通にいい曲。
★★★☆☆
ベスト『All of タンポポ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』


5th 乙女 パスタに感動
乙女 パスタに感動 00年7月5日
飯田圭織、矢口真里、石川梨華、加護亜依
石黒脱退でタンポポはどうなるのかと思えば当時加入したばかりの新メンバーを迎えて再出発となった。再び路線変更して新加入の2人に合わせたようなUKポップ風味のガールポップ作品となった。個人的にこの手の曲調はとても好きだった。タイトルは意味不明だがアレンジにしてもメロディーにしても今聞いてもいい曲。
★★★★☆
ベスト『All of タンポポ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』


6th 恋をしちゃいました!
恋をしちゃいました! 01年2月21日
飯田圭織、矢口真里、石川梨華、加護亜依
前作同様のガールポップ路線。さらに雰囲気はかわいらしい感じになっているが、ガールポップとしてこれ普通に最高。タンポポ作品の中でも最高売上を記録したので評判も良かったのだろう(プッチモニの方が売上は高かったが出すたび下げていた。タンポポは前作→今作でわずかに上昇させている)。なおこのシングルを含むシングル詰め込みCD-Rを当時スマブラやりながらBGMとしてよくかけていたのでコーラスの「やっちゃった」を「殺っちゃった」にかけてその瞬間にスマッシュというのが流行った。個人的にハロプロ絶頂期の記憶とはスマブラ(64)の記憶であり、当時の友人でスマブラ持ち主のかみかみとの思い出でもある事に最近気づいた。ついでにこの曲のリズム隊(ドラムとベース)は7 HOUSEのメンバーが担当しているが、後に飯田が結婚したのはこのバンドのボーカルである。つんくのバックバンドしたりしたけど結局売れなかったなぁ、7 HOUSE。
★★★★★
ベスト『All of タンポポ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』


7th 王子様と雪の夜
王子様と雪の夜 01年11月21日
飯田圭織、矢口真里、石川梨華、加護亜依
唯一の1位獲得作品だったが、枚数は20万枚と下げている。クリスマスという単語は出てこないがクリスマスを思わせるガールポップ路線のウィンターソング。やはりかわいらしい曲だがこれまた普通に曲もアレンジもいい。楽曲的にも評判は良かったし、この2期タンポポのガールポップ路線満載の2ndアルバム発売が期待されたが、翌年夏ハローマゲドンによりタンポポは実質解体となってしまった。残念。
★★★★☆
ベスト『All of タンポポ』
ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』


8th BE HAPPY 恋のやじろべえ
BE HAPPY 恋のやじろべえ 02年9月26日
石川梨華、紺野あさ美、新垣里沙、柴田あゆみ(メロン記念日)
大改革ハローマゲドンにより、石川以外がリストラされ、当時新人の2人とメロン記念日の中心メンバー柴田が加入。もはや別物。今にしてみれば紺野も新垣も好きなメンバーなのだが当時は全く興味なかったしそもそも曲も大したことないと思って借りなかったので覚えてない。まあいくら人気下がってきた時期とはいえ、6万枚しか売れずに最低売上更新となってしまったので(今6万枚も売れればパレードだろうけど)失敗と判断したのか、予定されていた新生プッチモニの新曲発売は中止。そのまま新曲のリリースをさせずに自然消滅という末路をたどることとなった。今こそもう一度復活させてほしい。ガールポップ路線タンポポを。

ベスト『タンポポ/プッチモニ メガベスト』

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