過去曲回顧100回記念
ZONE 全曲レビュー〜10年後の8月〜

今のところメジャーデビューから解散までリアルタイムで追い続けた唯一のアーティストがZONE。バンドでもアイドルでも無いBANDOLとしてデビューしたZONEは地方事務所主導ということもあって徹底的に自由だった。ただその自由さが自由にならない部分への疑問を生み、最終的にはメンバーの相次ぐ心変わりによる崩壊を招いた点も否定できない気がしている。あの名曲から10年後の8月、そして記念すべき過去曲回顧100回記念ということで全曲レビュー!

インディーズ believe in love
1999年12月18日
作詞作曲:町田紀彦、編曲:シゲ
札幌のインディーズチャートで1位を獲得した唯一のインディーズ作。当時は全員本名で活動しており、ダンスグループだった。全員ダンス&ボーカル表記にはなっているが実際にはTAKAYOとMIYUしか歌っておらず、MIZUHOとMAIKOはバックダンサーである。最年少のMIYUがまだ小学5年生だったが歌声は既に大人びている。TAKAYOは「君が好きです」という部分が恥ずかしいのでここを歌うのを拒否してMIYUに歌わせれば生々しくないなどと提言したそうで実際MIYUのソロパートになっている。歌詞カードの最後にはWow Wow Yeah Yeahか書かれているが実際に歌われない。これは曲が出来た当初には歌っていたが、レコーディング時には無くなっていたかららしい。楽曲はそのままガシャガシャしたダンスサウンド。PVでのダンスも踊っているといよりかは元気よく飛び跳ねているような印象だ。事務所の社員で既に多くの事務所内楽曲を手がけていた町田紀彦のメロディーメイカーぶりはこの時点で冴えわたっている。このシングルのみ当時は知らず、03年頃だったかな?ふいにCD屋のZONEコーナーに入っていたのを発見して入手した。
★★★☆☆
ベスト『E〜Complete A side Singles〜

C/W morning glory
作詞作曲:町田紀彦
同じような路線で小中学生だった彼女たちには少し大人びたラブソング。個人的にあまり印象に無い曲の1つである。インディーズ時代に残しているのはこの3曲のみだがそもそもこの直前までTOMOKAがいたというし(身長が高くてバランス悪いので外された)、その前はもっと大量の人数がいて、主に町田紀彦の手による楽曲をイベント等で歌っていたと言われているがよく分からない。
★★☆☆☆
アルバム未収録

C/W 僕はマグマ
作詞:ZONE、作曲:森香、編曲:和田勝彦
ZONE名義で作詞になっている数少ない曲の1つ。かなりふざけた歌詞・曲調になっておりはじけまくっている。PVでは楽器を弾くフリをしているが、99年時点で01年のバンドル路線でのデビューが決まっていたとは思えない。当然知識ゼロのため適当である。MAIKOなどギターと区別ついてなかったのでベースをストロークしてるし…。むしろこれを見てこれで行こうとソニー側が判断したのではないかと思うが、偶然なのか後の担当楽器を既に4人はチョイスしていた。
★★☆☆☆
アルバム未収録

believe in love


1st GOOD DAYS
GOOD DAYS 01年2月7日
作詞:たくや、作曲:原一博、編曲:CHOKKAKU
POTレーベルの先輩Hysteric Blueのたくやが何故か作詞だけしたデビュー曲。「春〜spring〜」「なぜ…」といったヒット曲を生んだメロディーメイカーたくやを何故作詞でだけ起用したのかがまず謎である。自身出演のCMタイアップ大量OAもあって、いきなり売る気満々だったと思われる。ZONEのシングルでは制作陣のクレジットからしてほとんど唯一と言っていいほどソニー側に一方的に用意された曲だったためか、メンバー4人全員が「ここから」インタビュー内でそれぞれ当時あまり好きな曲ではなかったと暴露している。楽器を持ちながら踊るという(ドラム立って叩いてるし)バンドでもアイドルでもない「バンドル」なるスタイルもダンスに自信があったので疑問だったという。個人的には深夜のラジオでこの曲が偶然かかって勢い溢れる元気サウンドに一瞬でノックアウト。速攻で調べて購入に走ったという初めての経緯で一瞬でファンになった思い出深い曲。Whiteberryに少々ガッカリしていたこともあって、まあバンドではなかったんだけど、サウンド自体は元気ロック系だったし、何よりみんなかわいいし、一気に心移りした記憶がある。確かきっかけになったラジオでも元々はWhiteberryがレギュラーミニ番組持ってたんじゃなかったかな?印象に残っているのは「ポップジャム」出演時にMIYUが勢いよく踊って回転したらストラップが外れてしまい、以降重たいギターを抱えながら必死でパフォーマンスしていた光景。またPS2のゲーム「WONDER ZONE」ではこの曲が音ゲーコーナーの課題曲で、かなり苦戦したので散々聞きまくり一時期聞き飽きた。演奏力をつけた解散ライブ時点まで一貫してこの曲は「演奏せずに踊って歌う」曲として扱われた。PVではMIZUHOだけが後ろにいるためか、目立とうと色々小ネタを連発。あまり採用されなかったそうだが注意深く見ていると確かに投げキッスしたり、うさ耳ポーズしたり、「Good Night」でおやすみポーズを取っていたりしていてカワイイ。
★★★★☆
1stアルバム『Z
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜

C/W fortune
作詞:たくや、作曲:TSUKASA、編曲:彦摩呂
この曲もたくやが作詞。似たような元気ロックチューンで勢いもあるので、C/Wとして用意したというよりはA面候補で落ちた曲だったのかもしれない。これまた爽快で気持ちのいい曲である。編曲の人はあの大食いリポーターの人ではない。
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜


2nd 大爆発NO.1
大爆発 NO.1 01年5月23日
作詞:和田勝彦、作曲:和田克比古、編曲:CHOKKAKU
メンバー全員が1番好きな曲と当時も「ここから」でも発言。「10年後の8月」でもMAIKOがセレクトしていたので変わっていないようだ。当時この曲で行きたいと言い(事務所サイドの曲だったと思う)、セールス的に惨敗したものの悔いなしというほどのお気に入り曲。前作での不完全燃焼をバネにして、楽器を持って踊るというスタイルを自分たちのものにして徹底的にやりつくした文字通りのパワーアップ版のような雰囲気。PVでもビートルズをパロディしてみたりと遊び放題だった。前作ではまだ楽器を弾いてるフリをしながら踊っていたが今回は楽器から完全に手を離したり、MAIKOが座り込んだり「もっと強くなる」でムキムキポーズを取ってみたり、MIZUHOとドラム台の上でケツカッチンしたりと、数々の小ネタが仕込まれている。映像化されている武道館ライブのものもそれなりに凄いが当時のTV出演時の方がもっと派手にやらかしている。楽器をおもちゃにしたハイパフォーマンスはポップジャム出演時にも相当異様な空気が漂っていた。立ち位置では3人前に並んでいた前作から、MAIKOが1歩後ろに下がることでMIZUHOと一緒に小ネタパフォーマンスを色々やれるようにしたようだ。メンバーは楽しかったようだが、個人的にはやりすぎて正直引いてしまい、曲自体もあまり好きな曲ではなかった。実際ファンの間でもそこまで人気の高い曲ではなかったようで、メンバーとファンの意識の温度差が最も強い曲だと思う。ただこの曲の意味を捉えないと、ZONEは「実は演奏してなかったバンド」でしかなくなってしまう。結局のところ、バンドでもアイドルでもないというところから始まったバンドルZONEはバンドでもアイドルでもある存在になったというのが1番正当な評価になるのだろうか。
★★★☆☆
1stアルバム『Z
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W メイク・ユア・ムーヴ〜行動を起こせ〜
作詞:小野美智子、作曲:井上ヨシマサ、編曲:虎じろう
ZONEですZONEですZONEです…といきなり低音連呼してアピールしまくる超絶な始まりだが、曲自体はわりかし普通に展開する明るいポップロックな1曲。
★★☆☆☆
アルバム未収録


3rd secret base〜君がくれたもの〜
secret base〜君がくれたもの〜 01年8月8日
作詞作曲:町田紀彦、編曲:虎じろう
昼ドラ「キッズ・ウォー3」主題歌。初登場19位からロングヒットして最高2位、最大のヒット作となった。夏休みなので学生が昼ドラを見てヒットするというパターンが前年のWhiteberry『夏祭り』で生まれ、人気作だったこのドラマではそれが加速。ドラマ自体は「2」を見ていた人にとっては同じことを繰り返しただけのものだったらしいが、夏休みということで初見の学生が多く、井上真央と斉藤祥大の恋模様を中心としたストーリー展開に大いにはまった。また調子に乗ってSP、4、5と作り続けたが焼き直しを通り越して主役だった両親を殺害するなど回を追うごとに不評を極めていき、その後の主題歌がヒットすることは皆無だった。この曲は「3」だけの主題歌だったが、SPで迎えた最終回では挿入歌として使用されるなどこのドラマ=secret baseという印象も強い。またその後に与えた影響も大きく、この時間枠の学園系の昼ドラではこの曲調を真似たものも多い(高橋瞳とか少年カミカゼとか)。

元々デビュー前からあった曲で当時はTAKAYOが歌っていたとされる。そのためか「ここから」のラストインタビューでTAKAYOは複雑な心境を匂わせており、自分の曲だった歌があまりに大きく違うものになってしまったことに対する何らかの思いを感じ取れる。前作がコケたこともあり、この曲で行きたいという事務所メンバーサイドの要望に対してソニー側は拒否の姿勢を取り、MIZUHOによれば「3枚目も売れなければ…」というようなことまで言われたという。ソニースタッフは前年にWhiteberryの「夏祭り」に反対していたことも後に明かされており、同じスタッフではないと思うが、全く先見の明が無いことが証明されている。何はともかく強い意志を持ってソニーサイドに屈せずに強硬発売。さらにおもちゃにしていた楽器もいよいよ本格的に演奏ということでZONEのターニングポイントにもなった重要な1曲となった。CDではMIYUとTAKAYOがメイン。パートは冒頭サビの声がMIYU、Aメロの「出会いはふとした偶然」がTAKAYO、2番サビ「君が最後まで」がMAIKO、2番サビ後半や大サビの「突然の転校で」がMIZUHOとなっており全員に見せ場=ソロ歌唱が存在する。またTAKAYOアコギ、MIYUエレキという編成だったがTAKAYO脱退後は編成を変更。新メンバーのTOMOKAがエレキ、MIYUがアコギになり、MIYUメイン(一応全員に歌唱パートあり)という形になっている。Mステで中継された最後のライブでもこの編成だったが、「10年後の8月」再結成時はMIYUがエレキ、TOMOKAがアコギに変わっていた。またシングルではEDフェードアウトが早いが、ラストまで収録した完全盤が存在し、1stアルバムにのみ収録されている。ライブ音源では完全盤である。

転校を描いたノスタルジーな世界観はPVでも事務所の少年2人を起用して表現され、世代だった10代はもちろん、大人からもけっこうな支持があり、流行りの曲に関心を示さないうちの父親までもが「この曲は名曲だと思う」と語り、今でもi podに入れているらしい(何回かデータ飛んで壊れているのだが新しくするたびに俺からCD借りて入れている)。PVでメンバーが流している涙も思い入れの強さで自然と流れたものらしく、当時の雑誌インタビューでもメンバーが大泣きしたという話も。当時高校2年生だった俺でもノスタルジーを少々感じたくらいだし、描かれているのは小学校くらいのイメージ。当時中学1年生だったMIYUが歌うというのは大人びていたとはいえ、やっぱりこの当時のメンバーだったからリアルタイムで特別だった感じがする。その後、あちこちでカバーされているがどういうわけかアニメ界隈でこのノスタルジーさが受けるのか、キャラクターソングとして10年間で2回もカバーされている。1度目はさほど話題にならなかったが2度目は「10年後の8月」にも乗っかってヒットし、結果的にはそこに復活したZONEが乗っかるという逆転現象にまで至った。
★★★★★
1stアルバム『Z』(EDまで収録されたロングバージョン)
3rdアルバム『
N』(Live Version)
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W 新・僕はマグマ
作詞:ZONE、作曲:森香、編曲:虎じろう
インディーズ時代のリメイク。アレンジを変更し、原曲の10倍界王拳でふざけまくった衝撃の1曲。感動的な名曲の裏でこんなことをやっていたのだが、ファン以外はどう思ったのだろうか。これを聞いた後に原曲を聞くと随分おとなしく平坦に歌っているなぁ…と思うくらいはじけている。あちこちで絶叫しているし…。中高生だったZONEの無邪気さを表した1曲。なおシングル初回盤はメンバー4人のジャケットサイズカードランダム封入。当時のファン以外にはあまり知られていないし、複数買いとかAKB以降のものだろと思っている人も多いが、コアなファンはコンプリートを目指して複数買いし、当時全盛だったファンサイト等で成果を報告していたほか、ヤフオク等もにぎわっていた。MIYUだったら最高、MIZUHOでもいいな、まあMAIKOでも…と思っていたらTAKAYOだっ
★★★☆☆
アルバム未収録


4th 世界のほんの片隅から
世界のほんの片隅から 01年11月14日
作詞:一色そらん、作曲:KAIDO、編曲:KAIDO、中村仁
完全ダンス楽曲。元々ダンスグループだったので、バンドはやらされている意識も強く、ひとまず前作で演奏もやりきったのでここで本来の色を見せたいとうことで踊った。ただ踊ってみたらどうにも違う、楽器が無いとしっくりこない。ということで以降ダンスはライブやC/Wで限定的に披露するものとして残し、ZONEはバンドとして進んでいくこととなった。世間的には突然SPEEDの真似してどうしたの?って感じだったと思われる。「believe in love」同様にMIYUとTAKAYOしか歌ってなくて、MIZUHO、MAIKOはバックダンサー。特にMAIKOのダンスのキレがハンパ無く、これは「CLIPS 01」のライブ映像マルチアングルで堪能できる。TAKAYOも前半はソロ歌唱があるのだが、最後はバックダンサー化し、2番サビ〜間奏開けのラストまでは全部MIYUのソロである。何でももう少し普通のラブソングだったらしいのだが、911テロを受けて書き直してもらったらしく、シリアスな楽曲になっている。曲自体も良かったのでダンスには驚いたが、これはこれで特にバンドじゃなきゃ嫌だとかは思わなかった。笑えたのは前作がヒットした流れで、今作も何も考えずにそのままバンドピースが発売されたこと。そもそもバンドサウンドじゃないので譜面がキーボード乱立、打ち込みリズムをドラムパートとして記載するなど、何かとんでもないことになっていた。バンドピースとして譜面に起こした人、頑張ったと思う。何故かシングルでは今作だけPVが存在しない。発売直後のCS放送等ではジャケットメイキングなどを取り入れたものを緊急制作しPVとして使用したが(発売週に流れず、2週目以降にかかり始めた)、3作のPV集にも収録されていないが、「ZONE MEMORIAL CLIPS」ではラストサビ部分だけのイメージ映像のみという形で収録。
★★★★☆
1stアルバム『Z
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W ボクらはサンタ
作詞:ZONE、作曲:上田晃司、編曲:虎じろう
キラキラのクリスマスアイドルポップ。比較的バンド寄りのポップサウンド。サビの英語歌詞部分が特にキラキラかわいい。「新・僕はマグマ」がはじけすぎていたのでこのくらいのポップ感が気持ち良かった。今作の初回盤はステッカー3種がランダム封入だった。
★★★★☆
アルバム未収録


5th 夢ノカケラ…
夢ノカケラ・・・ 02年2月14日
作詞:千空、n.machida作曲:町田紀彦、編曲:虎じろう
「secret base」のアンサーソングという位置づけで発表された。が、メンバーの中ではあまりそういう意識は無いらしく、むしろ活動に疲れて辞めたいと考えた当時のMAIKOやMIZUHOの心境にドストライクだったと語られている。そういう経緯のためか、メンバーの間で続編としての思い入れは無いためなのか、トリビュート時のメンバーセレクトには入っていない。「君がくれたもの」が何だったのかを綴ったような歌詞だが、正直連呼しすぎであり、「君がくれたもの」がなんなのかは別にそんな明言しなくても…という気は確かにした。それよりも大人になって希望とかをどんどん忘れていく苦しさとか切なさを歌っている感が強く、大人の世界でもがいていたメンバーもそこに共感したんだと思う。ノスタルジーの「secret base」に対して非常に現実的な避けて通れない苦しみであり、成長過程という意味であれば確かに続編かもしれない。個人的にも当時よりももう少し後になって響いた1曲。PVでは「secret base」に出演した少年(事務所内のBON'Zメンバーであり、ソニーからメジャーデビューもしたが売れず契約切れで解散)がわずか半年でかなり大人っぽくなって再出演している。また最後Aメロに戻るパートではドラムパートが終了するのでMIZUHOがキーボードを弾くという謎の演奏パフォーマンスがある(PVと当時のTVのみでライブではやってなかったと思う)。また04年の3rdツアーのライブハウス限定ではパンクバージョンでも披露されたらしいが、解散ライブではAlbum Versionで披露された。個人的にはアルバムの方が好き。
★★★☆☆
2ndアルバム『O』(Album Version)
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜

C/W JET
作詞作曲:小幡英之、編曲:宮永治郎
MIZUHOとMAIKOがメインボーカルという元気ソング。普通に元気でいい曲だと思うのだが、後に2人とも「ここから」個別インタビュー内でこの曲への言及を回避しており、封印楽曲とされている。ボーカルの出来に満足がいってなかったのだろうか?初回盤は4人それぞれのライブ写真ジャケットサイズカード封入。今度こそMIYU来い!MIZUHOでもいいよ!と開封したらMAIKOだっ
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜


6th 一雫
一雫 02年7月17日
作詞:町田紀彦、作曲:羽岡佳、編曲:長岡成貢
CGを駆使したアニメ映画「アイス・エイジ2」日本語版主題歌。タイアップを受けて決まっていた「証」のリリースを中止して発売した。そのため、この曲の良い悪いではなく、バラード続きになってしまい、当時メンバーは不満だったらしい。TV出演等でもそのままMIYUがセンターだったので、MIYUを中心に映していたのだが、実はソロパートがあるのがMAIKOだけである。ずっとメインで歌い続けたMIYUはそれが悔しかったらしいが、TAKAYO脱退後にはこれも編成を変更。MAIKOのソロパートはそのままだが、AメロがMIYUのソロになった。感動的なミディアムバラードでいつになくメンバーの衣装も少し大人っぽくて綺麗な曲というイメージが強い。何故かジャケットではくしゅくしゅ濡れ髪となっていてMIYUってこんな輪郭だったの!?状態だが、PV等ではストレートヘアーとなっている。PVには元々「アイスエイジ」の映像が使用され、映像に組み込まれていたのだが、版権の関係なのかDVD化された際には全て消されている。2番冒頭で4人それぞれが画面半分の何もない壁を眺めているがこれは元々は「アイスエイジ」の映像がそこにはめこまれていてそれを見ているという設定だったためである。
★★★★☆
2ndアルバム『O
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W 一緒にいたかった
ミディアム合唱系バラード。ライブではラスト定番で、解散を前にしてあまりに未練ありすぎるから最後にこれは無いだろ?と思われていたが解散ライブでもWアンコールを飾った。そんな曲だけに涙涙の印象が強い。アルバム未収録だったのにファン人気も高くシングルA面以外を対象に「ura E」選曲のための10日間のWeb投票では1位を獲得。トリビュートのセレクトでもMAIKOが選ぶなど解散後に相次いでアルバム収録された。ただ個人的にはあまり思い入れもなく普通にいい曲程度。
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-


7th 証
証 (限定盤 2曲収録+カラオケ) 証 (通常盤) 証 (限定盤 1曲収録+カラオケ) 02年9月25日
作詞作曲:町田紀彦、編曲:高橋KATSU
ロック路線を押し出した今までとは一味違った曲。当初前作のタイミングで発売し、そのまま夏休みに行った初のツアーに弾みをつけるつもりが、タイアップの関係で発売中止になってしまっていた。結局そのツアー中にも新曲として演奏して、ツアー1ヶ月後に発売という形に。PVでは360度映像を駆使し、それをぐるぐる回せるPS2ソフト「WONDER ZONE」ではその映像の中に隠し映像を見つける仕様になっていたのでやたらめったら探し回る事となり映像が目に焼き付いた。最後のサビの後に映像ではMIYUが口パクで何か言っているが(「誰のため」)、当初は何と言っているのか明かされなかった。10代の心の叫びや葛藤を歌った曲で、とにかく今までにないカッコ良さが最高にたまらない。最終的にシングルの中でも最も硬派な1曲だったが、もしバンドとしてさらに進化してたらこういう曲ももっと出ていたと思う。その時には原点的な曲になっていたと思うだけにそこは惜しい。
★★★★☆
2ndアルバム『O
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜

C/W For Tomorrow
作詞:井田実、作曲:JUN、編曲:山原一浩
TAKAYOがメインで歌っている爽快ロック。C/Wも今までよりもバンド色の強い曲となっており、ライブでもひときわ盛り上がる1曲である。TAKAYO脱退後はTOMOKAのほぼソロ曲となった。このシングルではパッケージを豪華にした初回盤1400円、通常盤1050円、C/Wなしの500円を用意して、どれが1番売れるかをソニーが実験するとしてリリース(「めざましテレビ」の芸能コーナーでもこの実験を紹介)したが、初回盤が1番売れたので高くても豪華なのが売れるという結論になったらしい。実際のところ初回盤は開けにくいパッケージでこれといった特典があるわけでもなかったので、1400円は暴利であり無駄に高いだけの印象だったが、初回盤という響きでそれを買ってしまった。
★★★★☆
2ndアルバム『O
裏ベスト『
ura E〜Complete B side Melodies〜


8th 白い花
白い花 02年11月27日
作詞作曲:町田紀彦、編曲:大坪直樹
MIYUが楽器を持たずボーカルに専念した初めての曲。基本的に全編MIYUソロであり、TAKAYOがサビでコーラスしている程度。TAKAYO(脱退後はTOMOKA)はアコギを持っている。曲中ではエレキギターも使用されているため明らかにギターが1本足りねーよ状態になってしまうが、そもそもZONEはほとんどの楽曲が4人では再現できない。少し大人っぽいシリアスな大バラード(テンポあるけど)といった印象で最初に聞いた時は過去最高の名曲だと思った。さすがにいざ聞いてみたらそこまでの鮮烈さは無かったがそれでも好きな1曲である。3rdツアーでは披露されず、初めて聞いたのは解散ライブだった。
★★★★☆
3rdアルバム『N』(acoustic ver.)
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W 空想と現実の夜明け
作詞:千空、作曲:渡辺未来、編曲:高橋KATSU
前作同様にTAKAYOメインのロック曲。前作以上にバリッバリなロックで今回はポップさも薄れて激しい勢い重視の1曲。ZONE全楽曲で1番ロックな曲じゃないだろうか。ロックを望むファンの間での評価は高かったと思う。後にTOMOKAソロ曲となったが、この曲の時のみ常にセンターのMIYUがサイドに回り、激しいギターソロを弾くなど演奏に徹する珍しい光景も見られる。正直当時はあまり好きな曲ではなかったし、解散ライブの時も爆音で耳がやられて死にそうだったが、後でDVDで見て改めて曲の良さに気付いた。
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜』

白い花(初回) 初回盤DISC-2
2ndアルバム『O』全曲ダイジェスト+メンバー楽曲解説(23トラック)
同時発売のアルバム『O』のダイジェストと楽曲解説。この中では「証」の口パク部分で何を言っているのかの回答も明かされているのがポイントである。


9th true blue/恋々…
true blue/恋々・・・(CCCD) 03年4月16日
今作からソニーが独自に採用したコピーコントロールCD、レーベルゲートCDが導入されてしまった。04年にレーベルゲートCD2に進化した際にはわざわざ再発しているが、その数ヶ月後にはレーベルゲートCDが即刻廃止になった。一応通常CDで出荷しなおしたようだが、基本的に現在入手不可能状態である。

true blue
作詞:町田紀彦、作曲:町田紀彦、吉松隆、編曲:山原一浩
アニメ「ASTRO BOY 鉄腕アトム」OP。昔の有名アニメリメイクということで、アトムとしては歴代3作目に当たる。TVシリーズとしては20年以上のブランクがあったので21世紀に蘇る的に大々的な話題になっていた。楽曲そのものは決して不評ではなく、売上も「夢ノカケラ…」と並ぶZONE2番ヒットレベルだった。ファン人気も高い1曲だったがアトム=空を越えて〜ラララ星の彼方〜♪のイメージが強かったため、当時の新聞等には、主題歌を変えるとは何事だ!的な投書や苦情が掲載されるなど物議を醸した。そのためか、アニメ後期にはEDで「鉄腕アトム」のカバーバージョン(ストーリーの状況に応じてスカパンクとバラードの両バージョンを用意)を歌った。曲自体は実に爽快、前向きでさわやかで、ポップ。親しみやすいメロディーだし、最終的に2番ヒットである。「secret base」の次に知名度(主に当時の子供達)が高いと思われる。個人的にも大学生活の始まりに聞きまくって元気をもらった数曲の1つ。毎朝この曲をかけて起床していた思い出深い1曲である。曲調の明るさからしてもアイドルバンドとしてのZONEの最高峰だと思う。TV出演時は冒頭の英語詞の部分でのみ踊っていた。ただライブではこの部分もしっかり演奏。むしろここは演奏に徹して歌をカットしたりしていた。
★★★★★
3rdアルバム『N
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜

恋々…
作詞作曲:町田紀彦、編曲:HIKARI
フルーチェCMソング。バンドではなく打ち込み全開のダンス曲。03年の2ndツアーでしか披露されず、俺が行った04年や解散ライブでは披露されなかった上に、存在するPVもメイキング風味なのでどういう踊りなのか不明。両A面なのにTVで披露された事も無く、映像が残されていないのは残念だ。エキゾチックな雰囲気があるが…普通にバンド路線の方が好きだったので聞きまくった「true blue」に対してこっちは圧倒的に聞いた数が少ない。なお初回盤はCDレーベルが異なる2種が存在する。
★★★☆☆
3rdアルバム『N』
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜


10th H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜
H・A・N・A・B・I~君がいた夏~(CCCD) 03年7月30日
作詞作曲:町田紀彦、編曲:ha-j
10万枚限定生産。何で10万枚限定だったのか不明だが、特にレア化することもなく、当時の売上はだいたい10万程度だったのでちょうどいいくらいであった。今度の夏はアップテンポ。しかし最高に切ないメロディーがたまらない名曲。個人的にZONE史上1,2を争う曲である。主にMIYUとTAKAYOが歌っている。2番サビではMAIKOとMIZUHOがメインになり、特にMAIKOが泣きそうな声で「もう嫌だよ」と歌っているところは切なさが最高に表現されていてここでボーカリストMAIKOのファンになった人も多いんじゃないかと思う。この切なさはライブでは3割増しになっているが、武道館ライブではパート変更でMAIKOがこの部分を歌うことは無かった。
★★★★★
3rdアルバム『N
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜 TAKAYO Ocean Version
H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜 MIYU Ocean Version
H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜 MAIKO Ocean Version
H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜 MIZUHO Ocean Version
作詞作曲:町田紀彦、編曲:Ocean Born
原曲のスピード感皆無で、のほほんとした無駄に長いアコースティックバラードバージョンの4連発。それぞれがソロで歌っている。TAKAYOやMIYUはかなりボーカリストとして切なさを表現するかのように努力した形跡がある。MAIKOはこれを聞いて自分は普通に歌ってしまい失敗したと感じたらしい。非常にMAIKOらしくて柔らかい感じで好評だったと思うんだけど、他のみんながイメージを越えて曲を表現しようとしたので違うと感じたようだ。「ura E」ではスタッフが勝手に4バージョンを繋げて編集。曲自体あまりにまったりしていて、1曲通して聞くのも退屈ではあるが、各自ボーカルを堪能するのであればやはり勝手につなげたバージョンでは邪道である。
★★☆☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜』(4人のソロを繋いで合体させた編集バージョン)


11th 僕の手紙
僕の手紙 03年10月29日
作詞作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
結果的にTAKAYO最終参加楽曲。ここまで来ると王道と言うべきミディアムになっている。『証』以降は比較的驚きや新鮮さのある曲が続いていたので、この時は安定していい曲だとは思ったものの地味な印象を持った。少年目線での片思いを歌った歌詞は切なさ満点だが、やはりちょっと地味だったか。PVでは骨折で一時入院した少年が、ずっと入院していた様子の少女と親しくなり、退院後も手紙を書き続けていたがある日手紙が届かなくなり、病院に行って聞いてみると彼女は…という「世界の中心で、愛をさけぶ」を先取り(原作は当時既に発売)したような悲しいストーリーが展開する。ただ曲調には合っていたものの、曲の内容とは「手紙」以外合っていない。年末歌番組では基本的に「true blue」を歌い、Mステでは泣きマネパフォーマンスをするほどの余裕を見せた。紅白では何故か「secret base」を歌い、これにてTAKAYOは脱退した。紅白に呼ばれたのも結果的に最後だった。そのような経緯があったせいか、「10年後の8月」再結成時にMIYUは自ら好きな曲としてこの曲をセレクトして、当時「色々あった」せいで少し地味な扱いになってしまったと語っている(再結成時のインタビューではMIZUHOには会ったし参加を打診して断られたとか思い出とかで普通に触れているのにTAKAYOは名前を出さない)。
★★★☆☆
3rdアルバム『N
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W 鉄腕アトム
作詞:谷川俊太郎、作曲:高井達雄、編曲:山原一浩
アニメ「ASTRO BOY 鉄腕アトム」ED。有名アニメソングのカバーで夏にリリースされた「ASTRO Girlz&Boyz」内でカバーした際はにぎやかアップテンポなスカパンクバージョンだったが、こちらはバラードバージョン。元の曲を使えという要望にバカ正直に答えて制作したものと思われるが、その回の話の内容によってアップテンポかバラードかに使い分けていたようだ。バラードっていうのもありだし、基本的にこの曲はどう料理してもアトムだなぁと思った。が、そもそもアトム関連に興味が無かったのでいつまでアトム便乗続くの?(これ以外にもトリビュート盤に参加したりもしていた)と思っていてあまり当時聞いた記憶がない。
★★☆☆☆
アルバム未収録

C/W mind
作詞作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
地元北海道のCMタイアップで、この夏のツアーでも先行披露されていた「その気」という曲を改題。元気ポップという感じでZONEらしい曲だが、バンド色がやや薄めでポップ色が強かったり、全体的にやや薄味。間奏で各自が名前と「ZONE!」て叫ぶのも昔のアイドルっぽくて何だか好きになれなかった。なお初回盤はピクチャーレーベル仕様になっているが通常盤を見たことが無い。
★★★☆☆
裏ベスト『
ura E〜Complete B side Melodies〜


『僕の手紙』リリース後、12月になってTAKAYOが突如脱退を表明。真意については詳しく語られず、「ここから」のラストインタビューでも曖昧にぼかされている。紅白がラストステージとなった。TAKAYOはその後、インディーズで作品を残しており、08年にはMIZUHOと共に活動してライブまで行ったが、思うような活動が出来ないことに不満があったのか、何らかの不満を匂わせたままブログを閉鎖し、今度こそ完全に引退状態となってしまった。このような経緯からZONEの脱退もZONEがある程度自由な分、逆に思うようにやれない部分での不満がたまってしまったからだったのではないかと思われる。「10年後の8月」でもTAKAYOについては言及されていない。

そして新メンバーにインディーズ前のメンバーで、チュエル'sやソロ活動をしていた同じ事務所のTOMOKAが加入。ピアノは少し弾けたがギターでは出来なかったので猛練習したという。その1年後に今度はMIZUHOが辞めたいと言い出して解散になってしまったので、TOMOKAとしては大打撃だったものと思われる。


12th 卒業
卒業 (CCCD) 04年2月4日
作詞作曲:町田紀彦、編曲:ha-j
TOMOKAが加入して新生ZONE第1弾。いきなりTOMOKAがAメロのソロで歌い出すなどMIYUとツインでメインボーカルを担当しているが、実際歌唱力も抜群だった。ただいきなり加入してギターの練習が追いつかなかったようで、どっちにしてもTVでバンド演奏なんてのは基本的にアテブリなのだが、この時点でのTOMOKAはアテブリすら厳しい状況。苦肉の策と思われるが、久々にバンドル路線を解禁。それが伝説の「MステMIZUHO指揮棒事件」を生んだ。間奏まではステップを交えつつもあくまで演奏するフリをしていたのだが(まあTOMOKAの手が動いてすらいねーよとかあったが)、間奏でMIZUHOが突如演奏を放棄してスティックで指揮を取り始め、お茶の間に衝撃映像を提供。そのまま間奏開けの演奏が無いところでは曲に合っていない体操を披露し、再びバンドスタイルへ戻った。たまたま一緒に見ていたカーネル・S・マルオ氏が放った「やっぱ弾けないんじゃん」が一般視聴者代表の言葉だったと思う。ファンの間でも擁護よりも、批判が膨らんだ。今にして思えば、これが張り切っていたMIZUHOにショックを与え、脱退(というか引退)への遠因になっているんじゃないかとも思うが…指揮するの考えたのMIZUHOだと思うし。続く「ポップジャム」や「CDTV」では早速指揮を封印(演奏のない間奏明けの体操は残した)。ただしその後に開催されたアルバム「N」購入者抽選イベントでは再び指揮を披露した。その後の夏休みのツアーでは一転して完全生演奏を披露し、体操も消滅した。しかも間奏のギターソロはTOMOKAが担当していたもんだから1年での成長ぶりが泣ける。曲の方は…これまでに比べるとわりかし普通のポップロックな印象。勢いはあるけど…。むしろZONEにあまり興味が無かった弟の方が中学卒業と時期が被っていたためか、ハマっていた。
★★★☆☆
3rdアルバム『N』(イントロ前のSEが違う)
ベスト『
E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W アルバム
作詞作曲:町田紀彦、編曲:石塚知生
TAKAYOに捧げるバラード。といった感じでTOMOKAが参加せず、3人で歌っている。ファン人気は比較的高かったようだが、個人的に何度聞いてもさっぱり印象に残らなかった。初回盤はカレンダー5種のうち1種封入。確かメンバーソロと4人の5枚。ついにMIYUを引き当てたが、一瞬でファンになったTOMOKAの方が良かった!
★★☆☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜


13th 太陽のKiss
太陽のKiss   (CCCD) 04年6月2日
作詞作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
8×4のCMソング。爽快さわやかな夏先取りのサマーポップ。今回コーラスワークに気合が入っていてさわやかさを倍増させている。グアムで撮影されたPVも抜群に爽快である。ただアイドル路線に傾きつつもあったので、当時はバンドとしてはどうなってしまうんだろうかという不安も少々…。それは夏のライブで一瞬で吹き飛んだけど。初回盤は当時はまだ珍しかったDVD付でPVと新生ZONEスタートの模様を収録。後者はここでしか見れない内容。これも実験的リリースだったようでDVD付属はこれっきりだった。
★★★★☆
ベスト『E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W REAL
作詞作曲:町田紀彦、編曲:吉岡たく
MIYUのソロ曲。R&B全開のアダルト路線。元々安室奈美恵のファンを公言し、R&B系が好きだったようでこの後のソロ活動でもこの路線を突き詰めているんだけど…好きと合っているかは別というか…難しいところだ。この路線になるともっとうまい人はいくらでもいるし、R&Bが好きな人にはあまり届かない気がする。ZONEは基本的にバンドポップなのでZONEファンでも反応微妙だと思うし。
★★☆☆☆
アルバム未収録


14th glory colors〜風のトビラ〜
04年8月4日
作詞:渡辺なつみ、渡辺未来、作曲:渡辺未来、編曲:山原一浩
「熱闘甲子園」テーマ曲。この年は地元北海道が初めて甲子園優勝という歴史的快挙となったこともあり、タイミングがピタリ最高!だったのだが世間ではあまり記憶されていない。アテネオリンピックにみんな持っていかれてしまったからである。オリンピックが無い年であれば、ファンモンの「あとひとつ」までは行かなくてもそこそこ世間の記憶に残る曲にもなっていたと思うが惜しい。何故かTOMOKAがギターではなくキーボードを弾くというスタイルになっている。当時のメンバー曰く「MIYUがメインボーカル、TOMOKAがキーボードで、MAIKOがハモり、MIZUHOが髪をパーマにした」。ただし最後の武道館では何事もなかったようにTOMOKAがギター担当になっていた。「白い花」に続いてMIYUが完全単独ソロボーカル(サビでMAIKOがコーラス入れるのみ)で最後まで突き進む。久々に町田紀彦の曲じゃなかったんだけど、曲自体はいつものZONEらしい王道でわざわざ作家を変更した意味はイマイチ見えない。ただ他の曲と比べても1つ抜けていい曲だと思う。同時期に開催されたライブツアーでは紙飛行機を販売し、この曲のサビで飛ばすのが定番に。ツアー1本目に参加したのだが、紙飛行機が厚紙すぎたらしく、垂直効果して全く飛行しないかなり微妙な光景が広がった(ちなみに俺は買ってない)。その後改良して1階席に墜落しても痛くないように丸くしたりしたらしい。最後の武道館でもこの恒例行事は続けられ、相変わらずほとんどが一直線に降下してアリーナ席に絨毯爆撃みたいになっていた。またこの曲のPVは全作中初にして唯一、メンバーそれぞれ別撮りのソロカットのみで構成されており、4人そろってのシーンがない。意識していなかったはずだが結果的に次で解散となると何かの暗示だった気がしてくる。
★★★★★
ベスト『E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W Once Again
作詞作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
「一緒にいたかった」に続く合唱系ミディアム。この曲はアンコールで演奏なしのカラオケで歌われる。歌われる位置的にも印象深い曲である。みんなで合唱ということだったが、発売数日後の1本目のツアーでは観客が曲を覚えておらず、かなり微妙な空気が漂った。ていうかそもそも男ファンばかりなので、地声で合唱すると暗いんだよな…。初回盤はステッカー3種のうち1種封入だったが、これまでのメンバー写真と違い簡素なイラスト(というかもはや記号)だったので最もどうでもいい特典だった。
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜


15th 笑顔日和
笑顔日和 (通常盤) 05年3月9日
作詞:MIYU(advised by aki)、作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
MIYUが初めて作詞。ソロ活動で作詞したのでそこで得た部分らしい(よく見ると作詞アドバイザーがクレジットされたりしている)。ラストということを意識して用意した曲ではないと思うが妙に最後にふさわしい風格のある1曲。これまで以上にバンド色が強く、最初から最後まで圧倒的な勢いで突き抜けていく。最後にしてこの曲が1番好きな曲になった。PVもバンドZONEを押し出しており、楽しそうに演奏しているのが印象的。
★★★★★
ベスト『E〜Complete A side Singles〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W Two Hearts
作詞:MIYU、作編曲:高見沢俊彦
これも作詞がMIYU。漫画「NANA」のトリビュート盤提供曲で、THE ALFEE高見沢が作編曲。基本的にこの人は相手を自分色に染める提供をするので(近い時期の上戸彩がいい例)、かなりギターも激しく、ZONEらしさの薄い曲である。歌詞にNANAも登場するがそもそも漫画知らないのでよく分からず、あまり聞かなかった。どういうわけかこの後のラストツアーでも武道館でもスルーされた。まあ明らかに高見沢氏が好き放題に弾いたギターをコピーするのが困難だったのかも…しれない。
★★☆☆☆
ZONEアルバム未収録

C/W 愛花
作詞作曲:町田紀彦、編曲:genepool
MAIKOの切なすぎるボーカルとMIYUのツインボーカル。とにかく切ないがちょっと切なすぎてくどいっていう印象の1曲。これもライブでは披露されないままに終わっているが、MAIKO自身は好きな曲だったようだ
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜
ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-


 

1stアルバム Z
02年2月14日

1.風のはじまる場所
作詞:一色そらん、作曲:阿部靖広、編曲:阿部靖広・宮永治郎
ストレートパーマのCMタイアップ曲で実質的なシングル級のリード曲。そしてMIYUのソロ曲。常にストレートさらさらヘアーのMIYUが「さらさら〜」とかアピールしても全く説得力無かったのを記憶している。リバーブがかかっていることもあってかなり広がりのある雰囲気の1曲。バンドサウンドではあるが、解散ライブの時は各自のソロ曲の一環で披露されたのでカラオケだった。
★★★★☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜

2.GOOD DAYS
3.大爆発NO.1
4.世界のほんの片隅から
シングルと全くバージョンは同じである。

5.ボクの側に…
作詞:ZONE、作曲:羽岡佳、編曲:厚見玲衣
バラード曲。普通にいい曲だが、後半バラード連発になるので少々印象が薄い。
★★★☆☆

6.secret base〜君がくれたもの〜
シングルバージョンではEDが急速フェードアウトする形になっていた。あまりに不自然だったのでこれって完全版あるんじゃないかな?なんて思っていたらここで収録された。表記は無いが最後までEDが収録されたロングバージョンである。予想以上に長い。このバージョンはこのアルバムでしか聞けないが、ライブではこのバージョンで披露されていた。余韻に浸れる。

7.オレンジの夕日
作詞:町田紀彦、作曲:水島康貴、編曲:厚見玲衣
これまたバラード。これもかなりいい曲ではあるのだが…特にそこまで印象的な曲でもないか。
★★★☆☆

8.secret base〜君がくれたもの〜(Piano Ver.)
ピアノバージョンっていうからピアノバックで歌っているのかと期待したら、ドラマでも使われていたピアノインストバージョン。


2ndアルバム O
02年11月27日

1.証
シングルと同じ。

2.さらり〜まん
作詞:町田紀彦、作曲:井上ヨシマサ、編曲:高橋KATSU
おちゃらけた感じのロックンロール。ライブで歌われる機会も多かった。当時中高生だった4人にこの歌詞に若干込められた悲哀が理解できていたかは不明だ。
★★★☆☆

3.Sae Zuri
作詞:カンナ、作曲:イトウシンタロウ、編曲:知野芳彦
MAIKOのソロ曲。穏やかなバラード。解散までに格段に表現力が増したのがMAIKOで解散ライブではCD音源を遥かに越える伸びやかな歌声を披露した。当時からこの手のバラードが好きと語っていたMAIKOがその持ち味を全く生かせないロックバンドMARIAに進んでしまったのは正直もったいなかったと思う。張り上げるタイプのロックはTOMOKAの得意分野だと思うし、MARIAのMAIKOは最後まで個人的にしっくりこなかった。
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜

4.For Tomorrow
シングルと同じ。

5.GO!
作詞作曲:渡辺未来、編曲:山原一浩
MIZUHOソロ曲。当時の元気すぎるキャラクターそのままのアイドルポップ。ライブでは「L・O・V・EラブリーMIZUHO!」の掛け声が入り、この曲の披露時だけ完全にアイドルブリブリ全開な会場と化す。解散ライブで初めてこの光景を見たので正直ビックリして硬直した。
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜

6.夢のカケラ…(Album Version)
よりバンドっぽいアレンジに変更。冒頭のサビがカットされいきなりAメロから入るほか、サビの裏のコーラス(シングルの歌詞にカッコで表記されている部分)も無くなっている。なんといってもシングルで無駄に大げさにかかっていたリバーブが無くなっているので印象はかなりくっきりした感じになっている。こっちの方が好き。

7.+.−.×.÷
作詞:カンナ、作曲編曲:イトウシンタロウ
TAKAYOソロ曲。同じ事務所で1枚シングルを出したきりで解散してしまったアコースティック女性デュオ「鈴の音」の音楽や姿勢への憧れを語っていたとも言われるTAKAYOだが、それを裏付けるかのようなアコースティックバラード。
★★★☆☆

8.一雫
シングルと同じ。

9.confidentially
作詞作曲:町田紀彦、編曲:ha-j
後の「白い花」に近い壮大系のバラード。町田紀彦による10歳の頃にもらった曲だというからインディーズより前の頃にイベント等での持ち歌だったようだ。歌詞はけっこう大人っぽいのでこの当時のMIYUの年齢(中2)でもかなり背伸びしている感がある。3rdツアー時にはダンス曲として披露され、バックダンサーと化したメンバーやサポートを従えて女王のようだったのが印象的。
★★★☆☆

10.足跡
作詞:ミウラタカシ、作曲:櫻井真一、編曲:山原一浩
ほのぼのバンドポップス。アルバムを締めくくるのふさわしいラスト感漂う1曲。
★★★☆☆


3rdアルバム N
04年2月18日

1.卒業
シングルと同じだが、冒頭のSEがシングルと異なる。

2.Come to myself
作詞作曲:町田紀彦、編曲:高橋KATSU
TOMOKAとMAIKOのツインボーカル。アルバムを引っ提げての3rdツアーでも披露されなかったのでライブで聞いた記憶が無い。今作ではそれぞれがイメージと少し違う曲調にチャレンジと言っていたがMAIKOがロック調というのは新鮮だった。
★★★☆☆

3.ROCKING
作詞作曲:町田紀彦、編曲:ha-j
TOMOKAソロ曲。見た目かなりカワイイ感じでキャラも天然だったので想像がつかなかったが、タイトル通りかなり激しいロックチューン。3rdツアーでは後にMARIAになるRED WORKER'Zのバック演奏で披露、解散ライブではオケで披露された。CDでも凄いがライブだとさらにドスの効きまくった歌声で披露されるので、シングルやPVでのTOMOKAしか知らない人は驚くと思う。ただあまりにドスが効きすぎて正直ライブ会場では全く歌詞が聞き取れず、解散ライブで俺の聴力の臨界点を突破させたのも実はこの曲だった。
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜

4.Bible
作詞作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
MIZUHOソロ曲。CDではTOMOKAもコーラス参加していたがライブではMIZUHOの単独曲として披露されていた。「GO!」とは一転してこれまたロック調。こういうカッコいいMIZUHOもありだなぁと思っていたし、子供でいられなくなって辞めることを選択したMIZUHOは解散ライブではこっちを歌うかと思っていたのだが、「GO!」を選択したというのはMIZUHOなりの芸能人との決別の意味があったのかもしれない。
★★★☆☆

5.BeaM
作詞作曲:町田紀彦、編曲:高橋KATSU
バンド色は強いがアルバムの新曲で最もアイドルっぽさがあるポップソング。当時のアルバム発売抽選イベントという名のラジオ公開収録ではダンス曲として披露していていたが、夏の3rdツアーではバンド練習の成果を見せた。人気も高い曲だったがポップで耳に残る1曲だ。
★★★★☆

6.Like
作詞作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
MAIKOソロ曲。MIYUがコーラス参加。アコースティックギターを生かしたポップソング。相当な人気曲でアルバム発売抽選イベント会場入り直前にアンケートして、イベント中に発表された投票結果で2位だった(3位「BeaM」、1位「卒業」いう流れで「卒業」(指揮バージョン)を披露したのでねつ造っぽかったけど)。MAIKOは前年のライブでアコギを披露したいと考えていたが、骨折してしまったこともあり断念。この3rdツアーで念願のアコギ初披露となり、MIYUとのWアコースティック弾き語りでこの曲を披露した。そっちのバージョンもまた素晴らしかった。この路線を期待していたファンも多かったはずだし、本人も自分の適性はこれだと考えていたっぽいんだけど、解散後のMAIKOはロック路線を磨いていくこととなる。
★★★★☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜

7.prayer
作詞作曲:町田紀彦、編曲:Ocean Born
MIYUソロ。どういうわけかジャズ全開。「REAL」ではR&Bだったし、町田紀彦の幅広さにも驚くが、色々な曲調で勉強させたいという親心もあったのかもしれない。ただ…異色すぎるしあまり印象的な曲でも無い。
★★☆☆☆

8.白い花<acoustic ver.>
作詞作曲:町田紀彦、編曲:Ocean Born
MYUメインのMIZUHOハモリによるアコースティックバージョン。シングルでは元々TAKAYOがハモっていたのでMIZUHOに交代した形である。普通にシングルの方がいいと思うけど、これも切なさが増していて悪くない。

9.true blue
10.僕の手紙
11.恋々…
12.H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜
シングルと同じ。

13.secret base〜君がくれたもの〜<LIVE ver.>
TAKAYO在籍時の夏の2ndツアーで披露された音源。2ndPV集では映像化もされている。恐らくCD上ではZONEが演奏したことは無かったと思われるので(結成の経緯と、インタビュー等で演奏レコーディングについて触れたことが無くそのようなレコーディング風景が公開されたこともないため(ライブリハ映像はある)。ちなみにWhiteberryはレコーディング映像が公開されたことがあり、SCANDALは演奏レコーディングについても技術的なところでバリバリ語っている)これが貴重な生演奏音源ということになると思う。何だかCDより簡単になっている気がしなくもないが、ちゃんと演奏できることは分かる内容である。


ベスト E〜Complete A side Singles〜
05年4月13日

初回盤のみDISC-2
1.旅立ち…
作詞:町田紀彦、ZONE、作曲:町田紀彦、編曲:genepool
次のシングル用に準備されていたと説明されたが、それにしてはあまりに地味なので、慌てて書き下ろしたか残っていたストックかC/Wに回される予定だったんじゃないかと思う。正真正銘ラスト楽曲だったが最後のライブではスルーされてしまい、EDでかかっていた。う〜ん…最後という思い入れを含めても地味なバラードという以外にあまり印象は無い。
★★★☆☆
裏ベスト『ura E〜Complete B side Melodies〜

2.旅立ち…MIYU presents
3.旅立ち…MIZUHO presents
4.旅立ち…TOMOKA presents
5.旅立ち…MAIKO presents
4人それぞれのソロバージョン。アレンジ全く同じなので連続で聞くと相当かったるい。違いは歌詞のラスト1フレーズをメンバーそれぞれが書き下ろしているところである。それぞれの作詞のセンスがよく出て…いるのか…そもそも作詞自体に各自が手を出していないためよく分からない。

 

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