音楽は素晴らしいものだ

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 手の鳴る方へ 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ  
2 目隠しの街 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ&佐橋佳幸  
3 二人のアカボシ 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ&澤近泰輔 2ndシングル 最高10位 売上23.0万枚
4 ゆびわ(new recordings) 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ 2ndシングルC/W
5 七色の風 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ&佐橋佳幸 3rdシングル 最高14位 売上3.7万枚
6 しあわせ 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ 1stシングルC/W
7 追い風マークU 白井雄介 白井雄介 キンモクセイ 3rdシングルC/W
8 僕の行方(ストリングスは素晴らしいものだVersion) 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ 1stシングル 100位圏外
9 密室 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ&佐橋佳幸  
10 ぽっかぽか 佐々木良 佐々木良 キンモクセイ 5thシングル『車線変更25時』C/W(カット)
11 少年の頃の想い出 後藤秀人 後藤秀人 キンモクセイ&佐橋佳幸  
12 さらば 伊藤俊吾 伊藤俊吾 キンモクセイ 4thシングル(同発) 最高15位 売上2.8万枚

Strings Arrangement:澤近泰輔(4,8)、Horn Arrangement:澤近泰輔(12)

リリースデータ

2002年7月3日 初登場10位 売上8.3万枚 Produced by キンモクセイ&奥野秀樹 BMG JAPAN

メンバー

Vocal,Piano,Guitar,Organ,Chorus 伊藤俊吾
Acoustic&Electric Guitar,Chorus,Vocal 佐々木良
Electric Guitar,Chorus,Vocal 後藤秀人
Drums,Chorus,Vocal 張替智広
Electric Bass,Chorus,Vocal 白井雄介

キンモクセイ1stアルバム。アニメ「あたしンち」EDに起用された4thシングル「さらば」と同時発売。01年10月デビュー。2ndシングル「二人のアカボシ」がロングヒットして一躍ブレイク、この年の紅白まで出演した。4枚のシングルとC/W6曲のうち3曲を収録。「ゆびわ」は新録音、「僕の行方」はサブタイトル通りストリングスを加えたアルバムバージョンとなっている。「ぽっかぽか」は次のシングルのC/Wとしてカットされた。シングルでは「二人のアカボシ」のみ、アルバムでは今作が唯一のトップ10入りで最大のヒット作となった。

あの頃の匂いをキャッチコピーに7,80年代のポップスを現代風に昇華しているスタイル。昭和歌謡臭はそんなに強くなく、ニューミュージックと呼ばれていた方向性に近いんじゃないかと思う。それだけにR&B、HIP HOPやミクスチャーロック、青春パンクなどといった当時の流行とは明らかに色が違っており、落ち着いたポップなバンドスタイルが基本。バンドサウンドはまさに7、80年代のような素朴な響きでこじんまりとまとめられている。ギターが2人もいるのにギターサウンドの厚みで勝負することも無く、あくまでボーカルとメロディーが主体。やかましいギターロックについていけない年配層に向けてはドンピシャだったんじゃないかと思う。ただブレイクした「二人のアカボシ」のような哀愁漂う感じはこの中では少々浮いている。どちらかというと「七色の風」「さらば」のような明るく平和的なポップス路線が主流となっているので、そこのところがヒットが続かなかった主要因だろうか。全員でボーカルを取る曲もあったりと遊び心も満載で思いのほか楽しいアルバムになっていて「二人のアカボシ」とはまた別の魅力に気づくんだけど、当時高校3年生だった俺がそれに気づいたの発売から随分経ってからだったしなぁ…。

正直なところイレギュラーな「二人のアカボシ」こそヒットしたものの02年という時代には合っていなかったと思うけど、1枚のアルバムとしては非常にまとまっている印象だ。時代にとらわれない普遍的なサウンドは、懐かしい気分になるが決して古くはない派手な音楽に疲れた時に聞くとかなりほっとできる

音楽は素晴らしいものだ

印象度★★★★☆

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