孤独の太陽

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
漫画ドリーム 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
しゃアない節 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和 4thシングル 最高4位 売上34.9万枚
エロスで殺して(ROCK ON) 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
飛べないモスキート(MOSQUITO) 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
僕のお父さん 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
真夜中のダンディー 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&片山敦夫 3rdシングル 最高1位 売上71.1万枚
すべての歌に懺悔しな!! 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和 5thシングル『祭りのあと』C/W(カット)
10 孤独の太陽 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
11 太陽が消えた街 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
12 貧乏ブルース 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  
13 JOURNEY 桑田佳祐 桑田佳祐 桑田佳祐&小倉博和  

Horn Arranged by 山本拓夫(11,12)、Strings Arranged by 中西俊博(10)

リリースデータ

1994年9月23日
2001年6月25日(リマスター再発)
初登場1位 売上86.8万枚 Produced by 桑田佳祐 ビクター

桑田佳祐2ndアルバム。2期ソロ活動はサザンと並行する形で93年10月「真夜中のダンディー」からスタート。93年の7月にはサザンとして「エロティカ・セブン」「素敵なバーディー」の2枚同時発売しており、「エロティカ・セブン」は当時のサザン最高売上を記録。3ヵ月後にソロで「真夜中のダンディー」を出したと思ったら1ヶ月後の11月にはサザンとして「クリスマス・ラブ」もリリース。このようにスタートはサザンのシングルに挟まれる形だったが、94年に入ってからはソロに専念する形となり、今作の1ヵ月前に先行シングルとして「月」がリリースされている。今作発売直後にソロ初の本格的全国ツアーを開催し、ツアー中の10月には5thシングル「祭りのあと」もリリース(オリジナルアルバム未収録曲)。ツアーは年末まで続き、年明け95年にはMr.Chidrenとのコラボシングル「奇跡の地球」をリリースしているが、以降はサザンに戻り、01年までソロリリースは途絶える事となる。ソロのオリジナルアルバムとしては今作が最高売上、ベスト含めて3番目に売れたアルバム。01年にはリマスター盤が発売されている。01年リマスター盤の初回盤はスリーブケース付。

今作では小倉博和のギターをメインに制作されている。小林武史も鍵盤関係の楽器で何曲か参加しているが、鍵盤関係は他にも片山敦夫や原由子も参加しているので、1stのように大きく関わったわけではないようだ。なおサザンと小林の蜜月関係も93年のサザンの「クリスマス・ラブ」を最後に終わっている。桑田は4,6でアコギ,、8で小倉と共にエレキを弾いているのみ。8以外では全面的にハーモニカを吹いている。コンピューター関係のクレジットもあるものの、全体的に生音重視でシンプルなギター主体のバンドサウンドとなっており、ハーモニカが多用されている事もありフォーキーな香りも漂う。1,7に至っては完全に桑田と小倉の2人だけである。制作期間中に母親が亡くなったと伝えられており、さらに大衆バンドサザンとの明確な差別化がなされていた時期でもあるので、作風はパーソナル感が強く出ており、全体的にやや陰がある。かなりしゃがれた歌い方をしたり、社会派のような歌詞が並んでいたり、ブックレット写真でも口ヒゲとアゴヒゲがくっついた状態の渋いオッサン的な風貌になっていたりと他の作品とは少々様子が違う。社会風刺自体はソロ作品ではサザンよりも多く行っている印象はこの後にもあるけど、ソロ作品の中でも最も今作が「ソロ」っぽい印象。個人的にソロアルバムはどの作品も方向性が違いながらも、どれもそれぞれの良さがあって好きだが、明確にこの路線でまた聞いてみたい作品となるとダントツで今作である。何よりこのシンプルな中に圧倒的に感じられるロック魂がいい。なんでもかんでも音を足しまくってキラキラさせて大作に仕立てなくても良い作品は作れることの証明である。今作の直後に名曲「祭りのあと」も小倉とのタッグでリリースされているので、そこまで収録されていれば尚良かったのにというのは贅沢な注文か。

孤独の太陽リマスター盤  

印象度★★★★★

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