flower

No タイトル
いつの日にか
恋せよ男子
MAKE ME HAPPY
だまされた
ため息が呼ぶ方へ

作詞作曲編曲プロデュース等、記載が無いため一切不明

リリースデータ

2010年3月10日 300位圏外 MASTERWORKS RECORDS

メンバー

Vocal&Guitar Rako
Guitar Rumiko
Bass Meeco
Drums miccheru

LILY OF THE VALLEYミニアルバム。インディーズデビュー作のミニアルバムだったが結果的に唯一の作品SCANDALの後輩で同じ大阪のダンス&ボーカルスクールに通う生徒が「バンド組んでみないか?」と持ちかけられて結成後に楽器を猛練習という経緯まで同じだった。女子高生バンド、平均17歳(発売時)とされていたが、2010年の4月以降ではMeecoは既に卒業している模様(ブログにおいてほかの3人に学校頑張ってと書いて自身はバイトに行くという記述があった)。ジャケットはイラストと歌詞とメンバー表記しかないため、作詞作曲者も不明でメンバーの顔すらも不明である。ただし今作に関するインタビュー記事においてわずかな情報を読み取ることができる。作詞は本人たちがやっているようだ。my spaceとブログのみで公式サイトすらなかったのでかなり情報は限られていた。また既に同名のグループlily of the valleyが存在しており、検索をかけるとそちらが上に表記されてしまうなど情報を得る事すら当時から困難だった。2018年にはLily of the valleyというアイドルグループが誕生したため検索上位は全てこのアイドルグループへと塗り替えられている。2018年結成のアイドルLily of the valleyとこのバンドLILY OF THE VALLEYは当然全く繋がりは無い

インディーズとはいえ全国に流通する作品ならもう少しクレジットしておいてほしいものだが、女子高生バンドというのもSCANDALがインディーズデビュー時に既にHARUNAが卒業していたのと同様だし、有名になるころには全員卒業しているのではないか。まあ後輩ということで経緯がまったく同じこともあり、少なくとも作曲はしていないものと思われる。楽曲的にも若さ溢れる青春ロック炸裂という感じで元気がいいロックサウンドが並んでいる。勢いが良くて短い曲が並んでいるので長さは16分程度と一気に聞ける。曲調もインディーズ時代のSCANDALが演奏していてもおかしくないようなナンバーが並ぶが唯一1曲目の「いつの日にか」だけはセツナ系ロックっぽい雰囲気で曲調が違っており、これは明確にSCANDALには無い部分である。この曲だけボーカルが違うように聞こえるがどうなんだろう?ていうか明らかにどの曲でもサビとかコーラス強めに入ってて2人以上で歌っているのにコーラス表記も無いとか…。そのくらいの情報はしっかりしてほしいところだ。インディーズ時代のSCANDALが好きな人、ロックだけどポップさ、明るさのあるガールズバンドを求める人であれば気に入る1枚だと思う。今後に期待だけど、とりあえず先輩の活動経緯をそのままなぞると2番煎じ扱いされて不遇なことになるのが必然。ボーカルは全く似ていないので方向性が確立すれば先輩の影はすぐになくなると思うが…。

結局残された作品はこの1作ポッキリ、気がつけばmy spaceは放置され、移動していたアメブロも2011年夏には早くも消滅してしまい、このバンドの足跡は完全に消えてしまった

B0032ZSMK0

印象度★★★★☆

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