PORTRAIT

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 ラスト・トレイン 大貫妙子 山下達郎 山下達郎  
2 Crying All Night Long 竹内まりや 伊藤銀次 伊藤銀次 8thシングルB面
3 ブラックボード先生 竹内まりや 林哲司 林哲司  
4 悲しきNight & Day 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 7thシングルB面
5 僕の街へ 竹内まりや 林哲司 林哲司  
6 雨に消えたさよなら 大貫妙子 大貫妙子 乾裕樹  
7 リンダ 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 アン・ルイスへ提供 セルフカバー
8 イチゴの誘惑 松本隆 林哲司 林哲司 7thシングル 最高80位 売上1.1万枚
9 Natalie 竹内まりや 竹内まりや 告井延隆 9thシングル(カット) 最高70位 売上2.4万枚
10 ウエイトレス 竹内まりや 山下達郎 山下達郎  
11 Special Delivery〜特別航空便 竹内まりや 山下達郎 山下達郎 8thシングル 100位圏外
12 ポートレイト〜ローレンスパークの想い出〜 竹内まりや 安部恭弘 安部恭弘  

STRINGS ARRANGEMENT:乾裕樹(12)

リリースデータ

1981年10月21日(LP)
1981年10月21日(CT)
1985年2月21日(CD)
1989年11月21日(CD)
1997年6月4日(現行盤CD)
1999年5月21日(限定紙ジャケCD)
最高14位
最高17位
100位圏外
100位圏外
100位圏外
100位圏外
売上6.6万枚
売上3.7万枚
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Produced by 宮田 茂樹、村上 優、竹内 まりや RVC
RVC
RVC
BMGビクター
BMG JAPAN
BMG JAPAN

竹内まりや5thアルバム。前作から10ヵ月ぶり。前作以降の2シングル4曲を収録。さらにアン・ルイスへ提供した「リンダ」のセルフカバーを収録。12月に花王のCMタイアップとなった「Natalie」がシングルカットされた。「Natalie」B面にはNHKみんなのうたに起用された新曲の「アップル・パップル・プリンセス」が収録された。この曲は散々リリースされた非公認ベストにも未収録で未CD化のままとなっていたが、08年のシングル「縁の糸」C/Wで'08 New Remasterとして初CD化された(アルバムには未収録のまま)。先行シングルの「Special Delivery〜特別航空便」が100位圏外になるなど、チャート順位は振るわなかったが、今作は前作を上回る売上を記録した。翌年山下達郎と結婚し、休業に突入したため、今作が独身最後のアルバムとなった。

CD化以降のチャートイン記録は残っていない。またレーベルの変更等で小刻みにRCA時代のアルバムが一斉再発されてきたが、現行盤は97年盤となっている(公式サイト掲載の品番も97年盤のもの)。99年には山下達郎同様に紙ジャケット仕様の限定盤で再発もされているが、これら含めてリマスターでの再発はされていない。97年再発盤には左側にオリジナルアルバムと公認ベスト『VIVA MARIYA!!』、右側には公式サイト非掲載の非公認ベスト5作が表記されている。

復帰後はシンガーソングライター、アレンジ山下達郎でほぼ固定(一部例外あり)されるので今作は様々な作家の曲を歌っていた最後のアルバムでもある。RVC時代の最高傑作と公式で宣言しているアルバムでもある。今作はこれで関わってきた国内制作陣による安定感のある曲が並ぶ一方で、自作(特に作詞)が増えているのが特徴。特筆すべきはまだ自作のシングルA面を出していなかったのに自作曲を他者に提供していた点で、これは休業中にも提供曲でヒットを生み出していくのにも繋がっていき興味深い。全体には落ち着いたアルバムで派手さは無いんだけどこれまで以上の安定感があり、確かにここまでの集大成のようでもある。最初にRVC時代の5枚のうち聞くなら『LOVE SONGS』が鉄板だとは思うし、他のアルバムと比べて今作が飛び抜けているわけではないんだけど、今作の高い安定感は非常に心地いい。「イチゴの誘惑」のようなピーチパイのヒットをもう1度的な大人の思惑が見え隠れする感じもあるが、以降は皆無になるのでこれも御愛嬌。

Portrait97年盤  Portrait99年紙ジャケ限定盤 

印象度★★★★☆

2017.11.30更新

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