VARIETY(30th Anniversary Edition)

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 もう一度 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 10thシングル 最高20位 売上10.8万枚
99年再発盤 最高35位 売上1.6万枚
2 プラスティック・ラブ 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 12thシングル(Extended Club Mixとしてカット)
3 本気でオンリーユー(LET'S GET MARRIED) 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 10thシングルC/W
94年再発盤(A面) 最高48位 売上2.3万枚
4 One Night Stand 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎  
5 Broken Heart 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎  
6 アンフィシアターの夜 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎  
7 とどかぬ想い 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎  
8 マージービートで唄わせて 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 11thシングル(カット) 最高78位 売上0.9万枚
9 水とあなたと太陽と 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎  
10 ふたりはステディ 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 11thシングルC/W(カット)
11 シェットランドに頬をうずめて 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎  
Bonus Tracks(30th Anniversary Edition追加収録)
12 赤のエナメル[Previously Unreleased] 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 未発表曲 中森明菜へ提供 セルフカバー
13 プラスティック・ラブ[12" Extended Club Mix] 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 12thシングルバージョン 最高86位 売上0.5万枚
14 プラスティック・ラブ[12" Original Length ReMix] 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 12thシングルC/W
15 プラスティック・ラブ[Karaoke]   竹内まりや 山下達郎 カラオケバージョン 29thシングル『真夜中のナイチンゲール』C/W
16 本気でオンリーユー(LET'S GET MARRIED)[Karaoke]   竹内まりや 山下達郎 カラオケバージョン 99年再発盤シングルC/W
17 アンフィシアターの夜[Previously Unreleased Karaoke]   竹内まりや 山下達郎 未発表カラオケバージョン
18 マージービートで唄わせて[Previously Unreleased Karaoke]   竹内まりや 山下達郎 未発表カラオケバージョン

Background Vocal Arranged by 告井延隆(4)
Horn Arrangement by 椎名和夫(6)
Strings Arrangement by 乾裕樹(11)

リリースデータ

1984年4月25日(LP)
1984年4月25日(CT)
1984年7月25日(CD)
1986年12月21日(CD)
1988年12月21日(GOLD CD)
1992年10月22日(CD)
1999年6月2日(CD)
2014年11月19日(30th Anniversary Edition、CD)
2014年11月19日(30th Anniversary Edition、LP)
最高1位
最高2位
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初登場13位
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売上31.6万枚
売上16.7万枚
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売上1.7万枚
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Produced by 山下達郎 ALFA MOON
ALFA MOON
ALFA MOON
ALFA MOON
ALFA MOON
MMG
ワーナー
ワーナー
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竹内まりや6thアルバム。2年半ぶりのオリジナルアルバム。結婚を機に82年から休業に入っていたが曲提供は行っていた。夫となった山下達郎が結婚・休業とほぼ同時期である82年にALFA MOONへ独立していたこともあって竹内まりやも移籍しての復帰となった。当初山下達郎は従来路線を引き継いで4曲を作家に依頼、4曲を山下達郎、4曲を竹内まりや自作、シングル曲は桑田佳祐に依頼しようかと考えていたが、書き溜めた曲を聞いてほしいと竹内まりやが渡したカセットテープに入っていた「プラスティック・ラブ」がこれまでの自作曲を越える過去最高の出来で以降の楽曲も驚きのクオリティであったため、方針を変更して全曲自作、山下達郎が全面アレンジ・プロデュースという体制となった。これに伴いシンガーソングライター竹内まりやが本格的に誕生した。4月10日に先行シングルとして「もう一度」(C/W「本気でオンリーユー(LET'S GET MARRIED)」)を発売して、今作が発売されると1位を獲得し、これまで最高だった『LOVE SONGS』を上回って過去最大のヒットを記録した。

初CD化以降何度か再発されており、92年の再発ではリマスターが施されたとされている。レーベル再編に伴い99年に再発されたのが長らく最新盤であったが、2014年に発売30周年を記念して30th Anniversary Editionとしリマスター&ボーナストラックを収録して大々的に再発された。竹内まりやによる全体解説、楽曲解説と山下達郎の全体解説が記載されている。

「赤のエナメル」は86年に中森明菜のアルバム『CRIMSON』に提供された楽曲として知られていたが、元々は今作制作時のアウトテイクで(リズム隊と仮歌の録音までで制作がストップ)、その当時の音源が収録されている。「プラスティック・ラブ」の2バージョンはシングルカットの際に12インチシングルレコードとして発売されそこに収録されていたリミックスバージョン。以降のカラオケバージョン4曲のうち「プラスティック・ラブ」「本気でオンリーユー」の2曲は過去にカラオケバージョンがC/WでCD化されているが、「アンフィシアターの夜」「マージービートで唄わせて」のカラオケは初収録のためPreviously Unreleasedの表記がついている。

これは確かに全曲自作で行く判断が下ったのも納得のクオリティの高いポップスアルバム。何故今まで書かなかったのかと山下達郎に聞かれて、そういう方向性が求められていなかったのと時間的なゆとりが無かったと答えたとの事だが、主婦業の合間のマイペースな活動というのは非常にしっくり来たようでシンガーソングライター、作家としては長年に渡ってヒット曲を生み出していく存在になった。案外このくらいマイペースでやれればもっと長期的に活躍できるミュージシャンは多いのかもしれないが、なかなかそういうわけにも行かないだろうし、山下達郎が夫になったというのは非常にラッキーな事だったのかもしれない。

今作はとにかく冒頭3曲が圧巻であり、いきなり過去最高を軽く越えていくほどの普遍的なポップスが展開。冒頭3曲があまりに強すぎるのと、今作でほぼ現在に通じる竹内まりやのイメージが確立されているので、後追いだとバラエティというほどバラエティ豊かな感じはしないところはある。それでも全体通して丁寧に作りこまれていて、普遍性の高い楽曲群はほとんど古さを感じない。色あせない名盤と呼んで差し支えない1作だと思う。

Variety (30th Anniversary Edition)30th Anniversary Edition  Variety (30th Anniversary Edition)(アナログ) [Analog]30th Anniversary Editionアナログ盤  Variety99年盤  ヴァラエティ92年盤  

印象度★★★★☆

2018.1.5更新

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