complete of Mi-Ke at the BEING studio

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 涙のバケーション 長戸大幸 織田哲郎 池田大介&M-Project 10thシングル 最高19位 売上8.0万枚
2 "コニー・フランシス"メドレー
Vacation
想い出の冬休み〜I'm Gonna Be Warm This Winter
夢のデイト〜Someone Else's Boy
大人になりたい〜Too Many Rules
日本語詞:漣健児
H.Hunter・C.Francis・G.Weston〜
H.Hunter・Barkan〜
A.Hosey・H.Gordon(日本語詞:浜口庫之助)〜
D.Stirling・G.Temkin
池田大介 6thアルバム『甦る60's 涙のバケーション』収録曲
コニー・フランシスのカバーメドレー
3 サーフィン・JAPAN 長戸大幸 織田哲郎 池田大介&M-Project 7thシングル 最高10位 売上11.7万枚
4 サーフィン・U.S.A. C.Berry・B.Wilson(日本語詞:瀬木佑未子) 池田大介 4thアルバム『太陽の下のサーフィン・JAPAN』収録曲
5 Please Please Me,Love 上杉昇 栗林誠一郎 栗林誠一郎 11thシングル 最高15位 売上12.3万枚
6 AND I LOVE HER John Lennon・Paul McCartney 栗林誠一郎 7thアルバム『永遠のリバプールサウンド〜
Please Please Me,LOVE』収録曲
ビートルズのカバー
7 想い出の九十九里浜 長戸大幸 織田哲郎 織田哲郎 1stシングル 最高5位 売上48.0万枚
8 好きさ 好きさ 好きさ C.White(日本語詞:漣健児)   2ndシングル(カット) 最高9位 売上5.1万枚
ゾンビーズ、ザ・カーナビーツのカバー
9 亜麻色の髪の乙女 橋本淳 すぎやまこういち   1stアルバム『想い出のG・S九十九里浜』収録曲
ヴィレッジシンガーズのカバー
10 ブルーライト ヨコスカ 長戸大幸 織田哲郎 明石昌夫 3rdシングル 最高13位 売上27.2万枚
11 ブルーライト ヨコハマ 橋本淳 筒見京平 明石昌夫 2ndアルバム『懐かしのブルーライト ヨコハマ ヨコスカ』収録曲
いしだあゆみのカバー
12 アイ・ラブ・ユー、OK 相沢行夫 矢沢永吉   5thアルバム『朝まで踊ろう 悲しきテディ・ボーイ』収録曲
矢沢永吉のカバー
13 悲しきテディ・ボーイ 長戸大幸 織田哲郎 池田大介&M-Project 6thシングル 最高10位 売上10.2万枚
14 朝まで踊ろう たちひろし 長戸大幸 池田大介&M-Project 8thシングル 最高15位 売上9.7万枚
舘ひろしのカバー
15 白い2白いサンゴ礁 長戸大幸 織田哲郎 織田哲郎 5thシングル 最高19位 売上13.1万枚
16 "OFF COURSE"メドレー
Yes-No
眠れぬ夜
さよなら
小田和正 小田和正 池田大介 3rdアルバム『忘れじのフォーク・白い2白いサンゴ礁』収録曲
オフ・コースのカバーメドレー
17 BLUE MOONのように 瀬木佑未子 瀬木佑未子 池田大介 9thシングルC/W
18 む〜んな気持ちはおセンチ 川島だりあ 織田哲郎 織田哲郎 4thシングル 最高50位 売上1.2万枚
19 Pink Christmas 長戸大幸 春畑道哉 葉山たけし 9thシングル 最高22位 売上11.4万枚
<Premium Tracks>
20 クリスマス・イブ 山下達郎 山下達郎   山下達郎のカバー 未発表音源

リリースデータ

2002年12月20日
2012年9月26日(廉価盤)
初登場110位
300位圏外
売上1.1万枚(300位集計) Produced by 長戸大幸 B-Gram Records

メンバー

宇徳敬子
村上遥
渡辺真美

at the BEING studio第6弾はMi-Ke。B.B.クィーンズのコーラス隊から派生する形で91年にデビュー。ハイペースでシングル11枚、アルバム7枚をリリースしたが、93年を最後にリリースが停止した。93年には宇徳敬子がソロデビューしており、93年後半はソロとMi-Keが並行していたものの、そのままソロ活動へ専念する形となり、当時ベスト盤もリリースされなかった。このため今作が初のベスト盤となる。シングルA面全11曲とアルバム曲、C/Wから7曲、未発表カバーを1曲収録している。他のat the BEING studio勢と異なり、同時発売で初の映像作品(DVD)『Mi-Ke CLIPS』も発売された。また07年には『BEST OF BEST 1000』シリーズでもベスト盤がリリースされ、2011年にはデビュー20周年を記念したベスト盤『Golden Hits 20th Annivesary』が発売されている。今作自体はBEING LEGENDツアーに合わせて2012年に1680円の廉価版(スリーブケースが無くなった)で再発されている。

Mi-Keの楽曲はビーイングを聞き始めるまで全く知らず、ビーイング系を意識して聞き始めてからも「想い出の九十九里浜」しか認識していなかったので、それ以外は全て今作で初めて耳にした。ボーカル面で言うとほぼ宇徳敬子1人の声しか聞こえず、残りの2人は引き立て役に過ぎないワンマンアイドルグループのようだけど、音楽的にはかなり攻めまくっていたらしい。短いスパンで出した7枚のアルバムは全てテーマが異なっていたそうで、「想い出の九十九里浜」のようなザ・昭和GS歌謡みたいな路線もあくまで最初のテーマに過ぎず、様々な80年代以前の流行音楽のカバーと徹底して研究したパロディを繰り返していたらしい。他にもベスト盤はあるが、今作が面白いのは「V・A・C・A・T・I・O・N・悲しいね♪」とパロった後に「V・A・C・A・T・I・O・N・楽しいな♪」と元ネタ曲が来たり、「サーフィン・JAPAN」の後が「サーフィン・U.S.A.」だったり、「ブルーライト ヨコスカ」の後が「ブルーライト ヨコハマ」だったりとパロディと元ネタを並べて配置している事。これが他のベストに無い大きな魅力だろう。これによりイマイチ原曲自体に馴染みがなくてもパロディだと言うことが分かりやすくなっている。またカバーも原曲をそのまま原曲の雰囲気でやるのではなく、かなり大胆に改変。「ブルーライト ヨコハマ」がダンスビート&ギターサウンド強めの楽曲になっていたり、オフ・コースの有名ヒット作がダンスミュージックみたいになってしまったり、「クリスマス・イブ」がハードロック調になってしまったりとやりたい放題。しかも「好きさ 好きさ 好きさ」ではザ・カーナビーツのアイ高野を、「亜麻色の髪の乙女」ではヴィレッジシンガーズの清水(島谷ひとみのヒット後に現れた偽物ではなく本物)がコーラス参加している辺りもシャレが利きまくり。アーリー90'sの時点では"今風にカバーしてみた"ということだったんだろうけど、90年代中盤以降の感覚で聞くと時代錯誤どころか一体いつの時代なのか分からないくらい意味不明。80年代の独特の感性から抜け切れていないアーリー90'sという時代性と徹底したパロディの融合は何とも言えない…。かなり異次元な作品だった。

コンプリート・オブ・Mi-Ke at the BEING studio   complete of Mi-Ke at the BEING studio(期間限定スペシャルプライス盤) 

印象度★★★★☆

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