グッバイガール

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 野ウサギのように 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
2 ふらふら 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
3 MEGAMI 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
4 気にしないで 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
5 十二月 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
6 たとえ世界が空から落ちても 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
7 愛よりも 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
8 涙-Made in tears- 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 23rdシングル 最高18位 売上3.2万枚
前川清へ提供した「涙」に副題をつけてのセルフカバー
9 吹雪 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  

リリースデータ

1988年11月16日(LP/CT/CD)
1989年3月21日(ゴールドCD)
1990年5月21日(再発)
2001年5月23日(現行盤CD)
2008年11月5日(限定紙ジャケCD)
初登場1位
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初登場246位
売上13.6万枚
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売上0.06万枚
Produced by 瀬尾一三、中島みゆき ポニーキャニオン
ポニーキャニオン
ポニーキャニオン
ヤマハミュージック
ヤマハミュージック

中島みゆき16thアルバム。前作から8ヶ月でのリリース。急速にCDへの移行が進み、LPでの発売は今作が最後となった(これ以降は98年に25thアルバムを限定生産でLPでも発売している)。前川清へ提供した曲のセルフカバーとなる先行シングル「涙-Made in tears-」を収録。今作よりアレンジャーが瀬尾一三に固定された。前作までとは異なるが今回もマスタリングエンジニアは海外で行っていてIan Cooperがクレジットされている。現行盤は01年にヤマハから順次一斉再発されたものとなっている。08年には紙ジャケで限定再発もされているが、リマスターでの一般発売は1度もされていない。ただし2010年以降に1枚97,200円にてクリスタルディスクとして通販限定で発売された際はリマスターされている。2014年に9th〜18thまでの10作品が『中島みゆきBOX2』として受注限定生産で通販限定で販売されている。今回入手したのは01年盤。

御乱心の時代が終了し、現在まで続く瀬尾一三とのタッグが始まった記念すべき1作。これまでアレンジャーを時期ごとに変え、御乱心の時代とは作詞作曲における作風だけではなくアレンジ面での試行錯誤といった部分も大きかったが、以降完全固定のアレンジャーとなったわけだから瀬尾一三との出会いはかなり大きかったようだ(瀬尾一三はチャゲ&飛鳥のアレンジャーの1人としてチャゲ&飛鳥の1stアルバムから関与していたが今作の5日後に発売された『ENERGY』が最後の参加となっている)。重厚で貫禄のあるサウンドが展開しているが、時代が時代だけに音の響きなど古さを感じる部分はまだある。ドラムを機械任せにするのも時代の流れだったと思われるが、今作では3人のドラマーと一緒にドラムとしてFairlight 3 CMI、TR-707、TR-808といった名称が並んでいる。外国人ドラマーの名前ではなくこれはリズムマシンの名称であり、同時期のユーミンもそうだったが、何故かドラムのクレジットに使用したリズムマシンをドラマーとしてクレジットするというのが流行っていたらしい(ベースにはやっていない)。改めて見ると青山純、山木秀夫、長谷部徹といった錚々たるドラマーとリズムマシンの名称が同じ「Drums」枠に並んでいるクレジットは何ともシュールだ…。

なお「十二月」の歌詞は辛辣すぎて本来あった2番が削除されてしまったそうだが、1番の歌詞も冒頭から"自殺する若い女がこの月だけ急に増える"と十分に辛辣である。削除されるほど辛辣だった2番の歌詞って一体…。また御乱心の時代が終わったから明るくなったとかそういうことはなく、むしろ重厚さが増して暗くなったような気もする。90年代以降のヒット曲のイメージからするとここからが中島みゆき(音が古いのでまだ初期)っぽい感じがする1作。タイトルは御乱心の時代にグッバイを意味するのか、30代後半に差し掛かり文字通りにガールな自分にグッバイしたのか…。

グッバイガール01年盤  グッバイガール(紙ジャケット仕様)08年紙ジャケット仕様  グッバイ ガール88年盤 

印象度★★★☆☆

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