生きていてもいいですか

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 うらみ・ます 中島みゆき 中島みゆき 後藤次利  
2 泣きたい夜に 中島みゆき 中島みゆき 後藤次利  
3 キツネ狩りの歌 中島みゆき 中島みゆき 後藤次利  
4 蕎麦屋 中島みゆき 中島みゆき 後藤次利・中島みゆき  
5 船を出すのなら9月 中島みゆき 中島みゆき 後藤次利  
6     後藤次利 後藤次利 タイトル無しのインスト
7 エレーン 中島みゆき 中島みゆき 後藤次利  
8 異国 中島みゆき 中島みゆき 後藤次利・中島みゆき  

※6曲目の作曲はwikipedia、ファンサイト等で後藤次利とされているのでそれに従ったがブックレットでは一括で「作詞作曲:中島みゆき」とされているのみで後藤の作曲である事を示す表記は無い。

リリースデータ

1980年4月5日(LP)
1980年4月5日(CT)
1983年9月1日(初CD化)
1986年11月5日(再発)
1989年3月21日(ゴールドCD)
1990年5月21日(再発)
2001年3月28日(現行盤CD)
2008年10月1日(限定紙ジャケCD)
最高1位
最高1位
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初登場198位
売上25.3万枚
売上7.6万枚
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売上0.07万枚
キャニオンレコード
キャニオンレコード
キャニオンレコード
キャニオンレコード
ポニーキャニオン
ポニーキャニオン
ヤマハミュージック
ヤマハミュージック

中島みゆき7thアルバム。前作はセルフカバーアルバムだったので通常のオリジナルアルバムとしては1年1ヶ月ぶり。この間にリリースされていたシングル「りばいばる」「かなしみ笑い」は未収録。『親愛なる者へ』に続いて全曲新曲のアルバムとなった。『親愛なる者へ』に続き2度目の1位を獲得し(CTチャートでの1位は初)、売上もほぼ同じだったが、前作『おかえりなさい』は下回っている。83年にCD化されて以降は何度か再発されているが現行盤は01年にヤマハから一斉再発されたものとなっている。08年には紙ジャケで限定再発もされているが、リマスターでの一般発売は1度もされていない。ただし2010年以降に1枚97,200円にてクリスタルディスクとして通販限定で発売された際はリマスターされている。さらに2012年に初期アルバム8作をBOX化して受注限定生産されている『中島みゆきBOX』(HQCD仕様)でもリマスターされている。クリスタルディスクとBOXどちらもTom Bakerがリマスタリングを担当している。今回聞いたのは01年盤。

最も暗いアルバムとされており、いきなり"うらみ〜ます〜"と恨み節からスタートするのがまず強烈。後半は完全に泣きながら歌っている圧倒的な迫力を持つこの7分半に及ぶ1曲目、そして同じアパートに住んでいた殺された外国人娼婦の思い出を基にしたとされる8分近くに及ぶ実質的なタイトルチューン「エレーン」、"百年してもあたしは死ねない あたしを埋める場所などないから"と強烈な歌詞を繰り返す9分オーバーの「異国」といったアルバムの最初と最後が特に長く暗くて強烈なのでアルバム全体の印象もかなり重くなっているが、これ以外の曲はそんなに暗くはない。というかこの時期はデフォで暗いので、暗い事は暗いんだけど、3曲以外はいつもの暗さであり他のアルバムよりも暗い曲ばかりというほどではない、という感じ。強烈さで言えば「わかれうた」や「世情」と匹敵するインパクトはあるが、あれらと違うのは基本的にアレンジで盛り上がる事が無く、演奏は恐ろしくシンプル。ひたすら歌詞と歌声だけで圧倒的な暗さを醸し出しているというところが大きな違いだろうか。圧倒的な感情表現としての「歌」それだけで十分に凄いが、個人的には確かに「うらみ・ます」「異国」は強烈に印象に残ったものの、名曲というよりもまた違う次元にある曲という感じだし、他の作品に比べて今作が良いとは思えなかった。ただ中島みゆきを聞いていく上でいずれは通っておいた方がいいという立ち位置の作品なのかなとは思う。

生きていてもいいですか01年盤  生きていてもいいですか(紙ジャケット仕様)08年紙ジャケ盤 

印象度★★★☆☆

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