恋文

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 銀の龍の背に乗って 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 38thシングル 最高4位 売上21.4万枚
2 恋とはかぎらない 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
3 川風 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
4 ミラージュ・ホテル 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
5 寄り添う風 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
6 情婦の証言 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
7 ナイトキャップ・スペシャル 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
8 月夜同舟 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
9 恋文 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 38thシングルC/W 別バージョン
10 思い出だけではつらすぎる 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 柴咲コウへ提供 セルフカバー

リリースデータ

2003年11月19日
2008年12月3日(紙ジャケ仕様)
初登場10位
300位圏外
売上9.4万枚
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Produced by 瀬尾一三、中島みゆき ヤマハミュージック

中島みゆき31stアルバム。3年ぶりのシングル「銀の龍の背に乗って」とC/W「恋文」を収録。「恋文」は別アレンジとなっている。「銀の龍の背に乗って」はドラマ『Dr.コトー診療所』主題歌となりロングヒットを記録。現在のところこれがシングルでの最後の10万越えのヒット作となっている。『Dr.コトー診療所』は04年にSP版、06年に第2シリーズが放映され、シリーズ統一してずっと「銀の龍の背に乗って」が主題歌として使用された。また劇中歌として出演者である柴咲コウに提供した「思い出だけではつらすぎる」は9月に発売されたばかりだったが2ヶ月でのセルフカバーとなった。「ミラージュ・ホテル」「情婦の証言」「月夜同舟」は翌年1月に行われた『夜会VOL.13「24時着 0時発」』で使用された。05年にはこの『夜会VOL.13「24時着 0時発」』で使用された曲で構成したアルバム『転生 TEN-SEI』がリリースされており、3曲のうち「ミラージュ・ホテル」は別アレンジでもう1度収録された。

ドラマ『Dr.コトー診療所』を見ていたので「地上の星」以上にリアルタイムで接した記憶が深いのが「銀の龍の背に乗って」だ。この03年になってついに前年末の紅白出演効果で「地上の星/ヘッドライト・テールライト」が1位を獲得して大ヒットしていたので次の新曲にも注目が集まっていた時期だった。なんだかもっと派手に大ヒットしたような印象があったけど、ドラマでの使われ方も雄大で迫力があったせいだろうか。

ヒットシングルを1曲目に置いたアルバム…というのは90年代にもあったがこれまで同様あまりに名曲すぎてどうにも他に置き場が無かったような感じもある。相変わらず全体にはゆったりはしているものの前2作に比べると力強い曲もだいぶ戻っていてじっくり聞けば「銀の龍の背に乗って」だけではない深みを感じられるアルバムだと思う。「思い出だけではつらすぎる」は柴咲コウのバージョンも柴咲コウの楽曲の中では印象深い曲の1つで、柴咲コウが曲に負けていたような事は決してなかったけど、御本家の表現力ハンパ無さすぎ…

B0000CEB8Y B001HK0DU408年紙ジャケット仕様 

印象度★★★★☆

2016.5.1更新

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