Singles U

T
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 時代 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 30thシングル(カット) 最高22位 売上10.1万枚
2ndシングルのリメイク
2 最後の女神 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 30thシングル両A面曲
3 ジェラシー・ジェラシー 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 29thシングル 最高22位 売上6.0万枚
4 兆しのシーズン 中島みゆき 筒美京平 瀬尾一三 29thシングルC/W
5 浅い眠り 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 28thシングル 最高2位 売上105.7万枚
6 親愛なる者へ 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 28thシングルC/W
5thアルバム『親愛なる者へ』収録曲「断崖-親愛なる者へ-」のリメイク
7 誕生 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 27thシングル 最高13位 売上6.9万枚
8 Maybe 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 27thシングル両A面曲(カット)
9 トーキョー迷子 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 26thシングル 最高25位 売上3.4万枚
10 見返り美人<2nd Version> 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 26thシングルC/W
19thシングルのリメイク(当時の表記は「New Version」)

 

U
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 with 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 25thシングル(カット) 最高29位 売上1.9万枚
2 笑ってよエンジェル 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 25thシングルC/W
3 あした 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 24thシングル 最高18位 売上15.4万枚
4 グッバイガール 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 24thシングルC/W
5 涙-Made in tears- 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 23rdシングル 最高18位 売上3.2万枚 前川清へ提供(「涙」) セルフカバー
6 空港日誌 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 23rdシングルC/W 薬師丸ひろ子へ提供 セルフカバー
7 仮面 中島みゆき 甲斐よしひろ 椎名和夫 22ndシングル 最高23位 売上2.8万枚
8 熱病<2nd Version> 中島みゆき 中島みゆき 椎名和夫 22ndシングルC/W
13thアルバム『miss M.』収録曲のリメイク(当時の表記は「New Version」)
9 御機嫌如何 中島みゆき 中島みゆき 椎名和夫 21stシングル 最高14位 売上2.9万枚
10 シュガー 中島みゆき 中島みゆき 椎名和夫 21stシングルC/W

黄色=アルバム初収録&現存アルバム未収録
黄緑色=シングルバージョンアルバム初収録(オリジナルアルバムでは完全なアレンジ違いか別ミックスで収録されていた曲)
水色=アルバム初収録orシングルバージョンアルバム初収録だが現存する後のベスト盤(『大吟醸』や『元気ですか』)にも収録されている曲

※「シュガー」「あした」は廃盤になっている92年発売『中島みゆき BEST SELECTION U』にも収録。

リリースデータ

1994年4月21日
1994年4月21日(APO-CD)
2004年7月21日(現行盤)
初登場6位
初登場35位
最高264位
売上11.8万枚
売上3.1万枚
売上0.01万枚
ポニーキャニオン
ポニーキャニオン
ヤマハミュージック

中島みゆき2ndシングルコレクション。87年の『Singles』の続編。フォーマットも同じで21st〜30thの10作のシングル収録曲をリリースと逆順に全曲網羅。Tom Bakerによるリマスタリングが施されている。今作と同時発売で『Singles』も再発された。また高音質のAPO-CD仕様でも発売されていた。01年に旧作がヤマハで再発された際にはラインナップに入っていなかったが、04年に『Singles』と共にヤマハから再発され、現行カタログ入りを果たした。04年現行盤は長らく300位圏外だったが、2020年8月に264位に初ランクインを果たした。00年の『Singles 2000』が直接の続編で実質的な「3」となる。

前作ほどアルバム未収録曲は多くなく、特に表題曲は「ジェラシー・ジェラシー」くらいしか無いんだけど、それでも今作でしか現在聞けない楽曲やバージョンが多数収録されている。有名曲目当てだとやはり「時代」(93年バージョン)と1つだけ飛び抜けたミリオンヒットになった「浅い眠り」辺りになってくると思うけど、この辺り目当てなら後の『大吟醸』を聞いた方が良く、今作も資料的価値は高いけど優先度はあまり高くない(他のベスト盤かオリジナルアルバムの方がいい)といった印象。3枚組の前作より1枚少なくなり、1枚10曲ずつという構成もあって聞きやすくはなっているんだけど、いきなり聞くにはどうにも不向きだと思う。

アーリー90'sから80年代後半の楽曲が並んでいるので時代性を感じる(主に音の響きがダサい)部分も多いけど、だいぶ後のイメージに近づいてきた時期でもある。新しい時期ほど良いと思えるだけにリリースと逆順だとどんどん古くなっていってしまう構成がちょっともったいないようにも感じた。また終盤4曲は瀬尾一三に出会う前の時期の曲で、御乱心の時代とされていた時期なんだけどオリジナルアルバム単位で聞いた時と違ってシングルだけ聞いているとそんなに御乱心している感じもなく、そんなに空気が変わった感じもしない。やはりオリジナルアルバムを聞いた方が聞きごたえがあるタイプのミュージシャンだなと思う。

B000219PEO04年現行盤  B00005FQ1O94年盤 

印象度★★★☆☆

2016.1.27更新

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