短篇集

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 地上の星 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 37thシングル 最高1位 売上111.6万枚
2 帰省 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 由紀さおり・安田祥子に提供 セルフカバー
3 夢の通り道を僕は歩いている 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
4 後悔 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
5 MERRY-GO-ROUND 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
6 天使の階段 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
7 過ぎゆく夏 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
8 結婚 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
9 粉雪は忘れ薬 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
10 Tell Me,Sister 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三  
11 ヘッドライト・テールライト 中島みゆき 中島みゆき 瀬尾一三 37thシングル両A面曲

Strings Arrangement:瀬尾一三(1,2,4,8,11)
Strings & Horn Arrangement:David Campbell(9)

2000年11月15日
2008年12月3日(紙ジャケット仕様)
初登場7位 売上18.8万枚 Produced by 瀬尾一三、中島みゆき ヤマハミュージック

中島みゆき28thアルバム。00年になり新たに設立されたヤマハへ移籍。NHK『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』主題歌となったシングル「地上の星/ヘッドライト・テールライト」が移籍第1弾シングルとなり、今作が移籍後最初のアルバムとなった。「地上の星/ヘッドライト・テールライト」は当時は初登場15位だったが、今作発売時もトップ50前後で延々とロングヒットを続けていた。この影響もあって今作の売上も前作より大幅に回復し、トップ10復帰を果たした。一方の「地上の星/ヘッドライト・テールライト」はその後も延々とトップ100にランクインし続け、100週を突破し、02年の紅白歌合戦で歌唱されるとついに130週目でO社1位を獲得、139週目にミリオンを突破、最終的に174週連続トップ100ランクイン通算183週トップ100ランクインというO社のランクイン記録4つを塗り替える驚異的なロングヒットとなった(03年度よりO社の集計範囲が300位以内に拡大され、拡大後も合わせると202週ランクインした)。今作自体は前作よりは好調だったものの01年2月頃まで連続ランクインしたがその後は5月、10〜11月にかけて断続的にトップ100へ浮上するに留まった。紅白出場後の03年1月に再浮上し3月までランクインした。また今作発売の翌01年には前作までのオリジナルアルバムが段階的にヤマハから再発されていき、すべてのオリジナルアルバムがヤマハで現行盤として揃った。08年には他のアルバム同様に紙ジャケット仕様で再発されている。またクリスタルディスクとしても発売されているが、旧作と異なりリマスターはされていない。

「地上の星」で壮大かつド派手に始まるが、2曲目以降はおとなしい曲が続き、そのまま「地上の星」に匹敵したり類似するような派手な盛り上がりを見せるような曲が全く無く、「地上の星」だけがド派手すぎて浮いている、というアルバム。「地上の星」クラスはそうそう生まれないし、90年代にもミリオンヒットシングルで派手に始まるアルバムでは同様にやや尻すぼみ感があったりもしたがそれにしても今作はややしっとり気味なアルバムで、「地上の星」目当てで似たような力強い曲を期待して聞くとあれ…?となってしまうようなおとなしめな作品だ。

一方で『プロジェクトX』に始まり、『プロジェクトX』のエンディング曲で終わるので、なんだか1つの『プロジェクトX』を見たような気がしてきてコンセプトがあるようにも聞こえてくる。しかし、『短篇集』というのは全体に物語性があるわけではなく、単に一貫性が無く個々の楽曲がそれぞれで完結しているからそう名付けられたということでコンセプトがあるアルバムでは無いらしい。正直「地上の星」が聞きたいなら『Singles 2000』で聞いた方が他に盛り上がりのある派手なシングルと一緒に聞けてその方が納まりも良い。今作自体はとっつきにくさはそんなに無いので2曲目から聞いた方がアルバムとしては全体のトーンがある程度一定になって、落ち着いた作品として聞くことができていいようにも思う。

短篇集   短篇集(紙ジャケット仕様)08年紙ジャケット仕様 

印象度★★★★☆

2016.4.4更新

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