The Best!〜Updated モーニング娘。〜

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 LOVEマシーン(updated) つんく つんく 平田祥一郎 7thシングル ニューアレンジ&ボーカルリテイク
2 I WISH(updated) つんく つんく AKIRA 10thシングル ニューアレンジ&ボーカルリテイク 道重以外の全員
3 恋愛レボリューション21(updated) つんく つんく 大久保薫 11thシングル ニューアレンジ&ボーカルリテイク
4 ザ☆ピ〜ス!(updated) つんく つんく 大久保薫 12thシングル ニューアレンジ&ボーカルリテイク
5 そうだ!We're ALIVE(updated) つんく つんく 平田祥一郎 14thシングル ニューアレンジ&ボーカルリテイク
6 THE マンパワー!!!(updated) つんく つんく 江上浩太郎 25thシングル ニューアレンジ&ボーカルリテイク
7 歩いてる(updated) つんく つんく 大久保薫 31stシングル ニューアレンジ&ボーカルリテイク 道重ソロ
8 恋愛ハンター(updated) つんく つんく 平田祥一郎 49thシングル リミックス&ボーカルリテイク
9 One・Two・Three(updated) つんく つんく 大久保薫 50thシングル ボーカルのみリテイク
10 ワクテカ Take a chance(updated) つんく つんく 大久保薫 51stシングル ボーカルのみリテイク
11 Help me!!(updated) つんく つんく 大久保薫 52ndシングル ボーカルのみリテイク
12 ブレインストーミング(updated) つんく つんく 大久保薫 53rdシングル ボーカルのみリテイク
13 君さえ居れば何も要らない(updated) つんく つんく 平田祥一郎 53rdシングル両A面曲 ボーカルのみリテイク
14 わがまま 気のまま 愛のジョーク つんく つんく 大久保薫 54thシングル 最高1位 売上15.8万枚
15 ウルフボーイ つんく つんく 大久保薫 新曲

リリースデータ

2013年9月25日 初登場6位 売上2.0万枚 Produced by つんく♂ Zetima

メンバー

道重さゆみ
譜久村聖
生田衣梨奈
鞘師里保
鈴木香音
飯窪春菜
石田亜佑美
佐藤優樹
工藤遥
小田さくら

モーニング娘。リテイクベストアルバム。2013年5月の田中れいな卒業後の10名のメンバーにより過去の楽曲をEDM路線に合わせてリテイク&歌い直しした作品。「LOVEマシーン」〜「歩いてる」までの7曲はアレンジャー変更をして全面的にリテイクされている。「恋愛ハンター」はアレンジはそのままのボーカル再録音だが間奏の追加などが施され曲が引き伸ばされた80年代風に言うところのロングバージョン的なリミックス処理がされている。「One・Two・Three」〜「君さえ居れば何も要らない」はアレンジはそのままでボーカルのみの再録音となる。現在の10人体制になってからリリースされた「わがまま 気のまま 愛のジョーク」は唯一そのまま収録され、最後に新曲「ウルフボーイ」が収録されている。このためリリース当時のメンバーが参加しているオリジナルバージョンの「ワクテカ Take a chance」「Help me!」「ブレインストーミング」「君さえ居れば何も要らない」はアルバム未収録となった。さらに54thシングルの両A面曲「愛の軍団」は完全アルバム未収録となった。オリジナルのシングルは連続でO社で10万を突破、3作連続1位を獲得し、メディアによる再ブレイク煽りの中で満を持してのリリースのはずだったが、シングルの売上は大量の複数商法の積み上げによるものであり、複数商法なしのアルバムをメディアに煽られて購入したリスナーはさほど増えず、前作オリジナルアルバム(13)より数千枚売れた程度にとどまった。初回盤には当時の最新シングル「わがまま 気のまま 愛のジョーク」とその両A面「愛の軍団」の別カットPV及び今作のインタビュー&メイキングが収録されている。

再評価されるきっかけになった(ことになっている)EDM路線への転向を全面に押し出した内容。「LOVEマシーン」〜「歩いてる」は正直リテイクとかアップデートというより、EDMリミックスしたと言われた方が納得がいくような仕上がり。どれも電子音のみで構成され、原曲の派手さや暖かみは失われ、ひたすら軽く冷たく機械化されたといった印象。ボイス加工された"日本の未来はWow×4"も軽さだけが残る"Ho〜ほら行こうぜ"も"努力未来A Beautiful Star"の叫びも小さくまとまってしまったようにしか聞こえず、前半はかなり残念な印象が残った。当時のメンバーよりも若い子も多いんだから、もっと若さではじけて勝負してほしかったところ。またこの流れの中で何故に楽天初年度応援歌にして全く定着せずに別の応援歌を作り直すことになった「THE マンパワー!!!」が入っているのかも地味に謎だ。2013年の楽天の好調を見越してねじ込んだならなかなか先を見ていたのかもしれない。とはいえアレンジでどうにかなるものでもなく怪作はやっぱり怪作だったという印象。日本シリーズ優勝の際には最後を決めた田中投手がジャケットPVに参加したファンモンの「あとひとつ」が大合唱され、「THE マンパワー!!!」が思い出されるような事も無かったという…。「歩いてる」は道重ソロ(その代わりに「I WISH」は残り9人で歌唱)で、例によって全面ロボボイス加工。最早道重のボーカル加工は伝統芸だが、EDM路線でサウンドが完全に電子化した中でロボボイスになっても以前ほどの面白味も無く、逆に生声で聴きたくなってくる。しかしまあ前半は単純にEDM路線がありかなしかだけの話だと思う。後半はまた事情が違う。

「恋愛ハンター」以降は最近の曲であり、この曲はまだEDM路線に完全に固まっていなかったせいか、よりサウンド面をブラッシュアップさせているが、それ以降はボーカルの再録音のみでアレンジはそのまま。聴感的にはどうにも似たような曲が続くが、EDMで路線で統一されているのでまとまってはいる。ただ原曲リリースから1年ちょっと〜最短で5ヶ月しか経過しておらず録り直すにはあまりに早い。言い換えればほぼずっとメインで歌っていた田中れいなを排除したといった形になっているのでどうにも感じが良くない(「恋愛ハンター」に関しては新垣リーダー最終曲だったので新垣のボーカルも目立っていた)。高橋愛リーダー時代など半ば黒歴史化するような最近の持ち上げた方といい、この後半部分は旧メンバーに愛着があったリスナーにとってはかなり辛い処置だ。再ブレイクの煽り方も無理やりすぎるし、今作もそんな流れで焦って出してしまった1作といった感じ。この時期を再録音するには現メンバーの成長も踏まえてもう少し待てなかったものか…。

まあ再ブレイク煽りの流れで最近の楽曲(というかアレンジ)が好印象なリスナーにとっては文句なしの決定盤になりうると思う。

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★★★☆☆

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